DecentralandがVRMエクスポートに対応|アバターを外部へ持ち込み可能に
Crypto Times 編集部
NFTを活用したメタバースプロジェクトのDecentralandが、VRMエクスポートの対応を開始しました。VRMは、3Dモデルデータを扱うファイル形式で、今回の対応によってDecentralandのアバターやウェアラブルを外部のメタバースに持ち込むことが可能となりました。
Interested in exporting and using your Decentraland VRMs?
Check out this concise guide:
∙ Export your VRM
∙ Use it on a webcam for video calls or VTubing
∙ Load it into other virtual spaces (featuring @hyperfy_io and @oncyber)https://t.co/LAiJNEjpM1— Decentraland (@decentraland) July 28, 2023
VRMは、3Dモデルデータの管理と共有を可能にするファイル形式です。その利便性から、メタバースにおけるキャラクターやオブジェクトの表現に広く用いられています。
これまでDecentraland内で生成されたアバターやウェアラブルは、そのプラットフォーム内でのみ利用可能でしたが、VRMのエクスポートが可能になったことで、これらを他のメタバースやビデオ通話などでも使用できるようになりました。使用できるメタバースは、Hyperfy、Mona、ᴏɴᴄʏʙᴇʀの3つのプラットフォームでの対応が公表されています。
Decentralandは、この新機能の利用を容易にするため、公式のYouTubeチャンネルから、VRMのエクスポート方法やエクスポート後の使用方法に関する動画を提供しています。興味がある方は、YouTubeの動画を参考にしてください。
VRMエクスポートの対応は、Decentralandのアバターやウェアラブルを外部のメタバースへ持ち込む一歩であり、メタバース間の連携と相互作用の拡充を促進するものとなると期待されています。さらに、ビデオ通話やVTuberとしての利用拡充により、現実世界と仮想世界の一層の融合が進展する可能性も秘めています。
今後、Decentralandとその他のプラットフォーム間の連携が一層強化されることで、メタバースのエコシステム全体がよりダイナミックに、そして多様に成長することが期待されます。
記事ソース:Decentraland Twitter
画像:Diego Thomazini / Shutterstock.com