約250億円調達の「EigenLayer」、メインネット公開

約250億円調達の「EigenLayer」、メインネット公開
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リステーキングプロジェクトEigen Layerとロールアップなどの実行レイヤーの土台となるEigen DAがメインネットでローンチされました。

EigenLayerはEthereumのリステーキングサービスを提供するプロジェクトで、リステークによって得られたセキュリティを他のアプリケーションやプロトコルへ提供するソリューションを実現しています。同プロジェクトはこれまでにa16zやPolychain Capitalなどから総額1億6450万ドル(約250億円)の資金調達を行ってきました。

サイドチェーン、DAレイヤー、オラクル、ブリッジなどを指しEigenLayerエコシステム内の重要な概念であるAVS (Actively Validated Services)では、通常独自でコストをかけてセキュリティを確保したり、何かしらのトレードオフを許容したシステムを構築する必要があるなかでEigenLayerの活用でそれらを省略可能となります。4月10日時点でのEigenLayerのTVL (Total Value Locked) は4,124,359 ETH(約2.2兆円)にのぼっています。

引用元:Eigen Layer

今回、EigenLayerと合わせてメインネットでのローンチが発表されたEigen DAは、EigenLayerエコシステムの最初のAVSとなります。”DA”とは、ロールアップなどの実行レイヤーの土台となるDAレイヤーを指しており、CelestiaやAvailなどが同ジャンルに分類されます。

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今回のローンチによりEigenLayerとEigen DAにて以下の3つの機能が使用可能となりました。

  • リステイカーは、ステーキング資金を全て自分が選択したオペレーターに委任可能
  • オペレーターはEigenLayerに登録し、AVSを運営を選択可能
  • AVSはEigenDA(現在ベータ版)からプロトコルに登録可能

公式によると、これまでEigenLayerでのリステーキングは単にLST(リキッドステーキングトークン)を入金したりする行為を指していたものの、今後アクティブなリステーカーは、AVSを稼動させているトップ200のオペレーターのいずれかに委任(デリゲート)することを意味すると説明されています。

今後、AVSにはAltLayer、Celo、Espresso、Hyperlane、Polyhedraなどのプロジェクトが登場予定。今後数週間で新しいオペレーター、デリゲーション、AVSがオンラインとなるためトップ200のオペレーターの入れ替わりが激しくなることが予想されるとし、委任する際は十分な情報を得た上で決定することが公式より推奨されています。

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記事ソース:EigenLayer

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