ブラックロックのイーサリアムETF、ステーキング導入の申請
Crypto Times 編集部

世界最大の資産運用会社ブラックロックが運用するiShares Ethereum Trust(ティッカー:ETHA)に「ステーキング」機能の追加が検討されていることが米国証券取引委員会 (SEC) に提出された書類から明らかになりました。
今回の申請によると、トラストが保有するイーサリアム(ETH)の「すべてまたは一部」を1つ以上の信頼できるステーキングプロバイダーを通じてステーキングすることが提案されています。ステーキングとは、保有する暗号資産をブロックチェーンのネットワークに預け入れることでネットワークの維持に貢献しその対価として報酬を得る仕組みです。
現在、認可されている現物型イーサリアムETFではこのステーキング機能は認可されておらず、イーサリアム (ETH) を保有する際の一つのメリットとも言えるステーキングによる利回りの獲得がETF経由での投資だと得られていないのが現状となっています。
ブルームバーグETFアナリストのジェームズ・セイファート氏は、今回のブラックロックの申請に対する判断の最終期限は2026年4月頃になるとしているものの、他のETH ETFのステーキング機能に関する申請の最終期限は今年10月下旬となっており、これらの一連の申請に対する承認は今年の第4四半期までに行われる可能性が高いとの見解を示しています。
昨日7月17日、米国の現物型イーサリアムETF(上場投資信託)への資金流入額が6.02億ドルを記録し、現物型ビットコインETFの流入額を上回ったことが明らかになりました。
企業によるETHの購入事例も増加するなか、ETFにおけるステーキング機能が承認された場合、ETHに関する注目度はさらに高まる可能性があります。米国市場の動向に引き続き注目が集まります。
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