イーサリアム建玉200億ドル目前、さらなる急増か警戒サインか？

イーサリアム（ETH）の建玉が過去最高を更新し価格も大きく上昇しています。市場では強気な見方が広がる一方、レバレッジ主導の動きには警戒感も漂います。

This is INSANE! 🤯🚨

Open Interest on Ethereum just hit an all-time high: 7.18M ETH in futures, worth ~$19.1B. pic.twitter.com/xr2ULFjdcy

— Maartunn (@JA_Maartun) May 27, 2025

CryptoQuantのデータによれば、イーサリアムの建玉（未決済のデリバティブ契約総数）は過去最高の191億ドルに達し200億ドルの大台に迫る勢いです。ETH価格も上昇し、約2,700ドルで取引されています。この価格上昇と建玉の急増はイーサリアムが強気トレンドにあることを示唆しています。

しかし、今回の価格上昇はレバレッジ主導である点に注意が必要です。このような市場の動きは、その後に価格が全戻しするケースも多く必ずしも楽観視できる状況ではありません。100eyes Crypto ScannerはETH価格は主要なレジスタンスレベルに近づいていると指摘しています。

🚨 Crypto alert:
[#ETH–#USDT] Near Horizontal Resistance (1h) pic.twitter.com/lckE7xcAsn

— 100eyes Crypto Scanner 🌐 (@100eyesCrypto) May 27, 2025

こうした市場環境の中、ナスダックに上場するSharpLink Gaming（SBET）は4億2500万ドル規模のイーサリアム準備戦略を開始すると発表しました。この戦略はConsensysを含む複数の投資家からの資金調達によって実現したものです。

建玉の上昇や大手投資家の動きが盛んとなる中、ETHの価格動向に関心が集まります。