アルゼンチン大統領、仮想通貨$LIBRAの詐欺疑惑で告訴

アルゼンチン大統領、仮想通貨$LIBRAの詐欺疑惑で告訴

引用元: Facundo Florit / Shutterstock.com

記事の要点

▪️ アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領がミームコイン$LIBRAに関する詐欺容疑で告訴
▪️ $LIBRAはミレイ氏の宣伝で急騰後、運営関連ウォレットの売却で暴落
▪️ トランプ夫人の$MELANIAと$LIBRAに関連性がある可能性が指摘


アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領がミームコイン$LIBRAに関する詐欺容疑で告訴されました。AP通信によると、今回の告訴は複数の弁護士やアルベルト・フェルナンデス前政権下でアルゼンチン中央銀行総裁を務めたクラウディオ・ロサノ氏らによって行われています。

$LIBRA発行後、ミレイ大統領は自身のXで「アルゼンチンの中小企業を支援し、経済成長を促進するプロジェクト」として宣伝しました。この発言を背景に$LIBRAは国際的な注目を集め時価総額は一時45億ドルに到達。しかし、その数時間後、$LIBRAの運営チームに関連する8つのウォレットが1億700万ドル相当のトークンを売却し、その後価格は急落しました。

$LIBRAの価格チャート|画像引用元:DEX Screener

ミレイ氏は「プロジェクトの詳細は知らされていなかったため、後に宣伝をやめる判断をした」と弁明し、一連の批判に対しては「政治的な攻撃である」とのコメントを発表。自身の$LIBRAに関する過去の宣伝投稿をすでに削除しています。

刑事司法当局は現地時間2月19日(月)にも本件の担当判事を任命するか、さらなる捜査のため検察に送致する見込みです。

今回の$LIBRA問題は別の政治家関連のミームコインにも影響を及ぼしています。

データ分析サービス企業Bubblemapsによると、トランプ大統領夫人が発行したミームコイン$MELANIAは、$LIBRAと同じチームによって開発された可能性があるとのことです。Bubblemapsは「確固たる証拠はないものの、クロスチェーン転送とタイミングパターンを分析した結果、$LIBRAと$MELANIAの関係性に確信を持っている」と指摘しています。

政治的影響力を持つ人物がミームコインを利用する事例は増えており、BitMEX創業者のアーサー・ヘイズ氏は「ミームコインはラジオ、テレビ、SNS、Podcastに続く新世代の選挙ツールになる可能性がある」との見解を示しています。

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記事ソース:AP通信

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