スナップショットを実施したLayerZeroがシビル活動に関しての対処を発表

スナップショットを実施したLayerZeroがシビル活動に関しての対処を発表
ct analysis

オムニチェーンプロトコルの「LayerZero」が、5月1日23:59:59にスナップショットを実施したことをXにて発表しました。

LayerZeroはブロックチェーン間で接続するインターオペラビリティプロトコルであり、開発者がシームレスなオムニチェーンアプリケーション、トークン、エクスペリエンスを構築できるようになります。現在90以上のプロトコルに実装されています。

LayerZeroは2023年春にシリーズBのラウンドで30億ドルのバリュエーションで1.2億ドルを調達しており、a16z crypto、Circle Ventures、OKX Ventures、OpenSea Ventures、Samsung Next、Sequoia Capitalなどから資金調達を実施しており、クリプトユーザーからのエアドロップの期待値も非常に高いことで有名でした。

今回、LayerZeroはユーザーに対して、シビル活動への対処をブログにて発表しています。主なポイントとしては以下の通りになります。

  • LayerZeroは公平なトークンの配布を行うために、シビル活動のユーザーを特定することが重要だと考えている。
  • シビル活動の例としては、大量のアドレスを使った行動、無価値なNFTの移動、流行のシビルファーミングアプリ(Merkly、L2Pass、L2Marathon など)の使用、少額のブリッジングなどが挙げられる。
  • シビルユーザーには14日以内の自主報告を促し、報告した場合は本来の割当額の15%を付与する。
  • 自主報告期限後、LayerZeroは特定したシビルユーザーリストを公開し、報告がなかった場合は割当を行わない。
  • その後、一般からのシビル活動の詳細報告を受け付け、成功報告者には報告したシビルユーザーの割当額の10%を付与する。
  • 自主報告の方法はウェブサイトでウォレットを接続し、所有の証明のためメッセージに署名することで行う。

LayerZeroのFounderであるBryanも下記のようにツイートしています。

今回のLayerZeroのエアドロップ発表はクリプトユーザーからすると、長い事待たされたことから非常に期待値の大きいものであるとともに、シビル活動に関しては非常に物議を醸し出すものとなっています。

記事ソース : Layer Zero Medium

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