アルゼンチン大統領ミレイ氏、自身も宣伝に関与した仮想通貨詐欺疑惑に対して弁明

2025/02/16・

Crypto Troll

アルゼンチン大統領ミレイ氏、自身も宣伝に関与した仮想通貨詐欺疑惑に対して弁明

引用元: Matias Lynch / Shutterstock.com

アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、自身が支持を表明していた仮想通貨$LIBRAにインサイダーによるラグプル(詐欺的な売り抜け)疑惑が発生したことを受け、「政治的な攻撃だ」と弁明しました。

これはミレイ大統領がXの固定ポストにて、$LIBRAを「アルゼンチンの中小企業を支援し経済成長を促進するプロジェクト」として宣伝したことに端を発します。

ミレイ氏の投稿を受けて$LIBRAは国際的な関心を集めました。$LIBRAの時価総額は45億ドルに達したものの、その数時間後$LIBRA運営チームに関連する8つのウォレットが1億700万ドル相当のトークンを売却し、価格は暴落しました。

今回の事件を受けて、$LIBRAのローンチに関わったとされるプロジェクトにも疑義がおよび各プロジェクトは火消しに走っています。

取引所Jupiterの一員であるKash Dhanda氏は、「Jupiterチームは$LIBRAのローンチには関与していない」とXにて表明し、Web3企業KIP ProtocolのCEOジュリアン・ペー氏は$LIBRAへの関与を認めながらも「KIPはプロジェクトに関わっているが、我々の主な役割はアルゼンチン企業への資金配分をサポートすることであり、トークン側にはあまり関わっていない」と述べました

トランプ氏による公認ミームコイン$TRUMPを皮切りに、中央アフリカ共和国ではミームコイン「$CAR」が発行されるなど政府関係者のトークン発行がトレンドとなっていました。今回の$LIBRAラグプル疑惑はそうしたトレンドの負の側面と言えるかもしれません。

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