【地方創生】奈良県奈良市にて「奈良市 x 万博コラボNFT」が実施

2024/11/30・

Crypto Troll

【地方創生】奈良県奈良市にて「奈良市 x 万博コラボNFT」が実施

現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。

それは一般企業だけにとどまらず、各自治体においても同様であり、Web3プロジェクトが活発化してきています。また、Web3技術以外でも、メタバースなど最新技術を活用した取り組みが行われています。

Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体主導プロジェクトを紹介していきます。

今回の記事では、奈良県奈良市が実施した「奈良市 x 万博コラボNFT」やメタバースNFT美術館「MANA Nara City Museum of Photography」について紹介していきます。

奈良市とは

引用:Map-It

奈良市は、奈良県の北部に位置しており、県庁所在地および中核市に指定されています。

かつて奈良時代には平城京が置かれ、古代日本の政治・文化の中心地として繁栄を極めました。東大寺や興福寺といった多くの寺社仏閣、国宝級の文化遺産を有しており、国際的な観光都市として知られています。気候は盆地に位置しているため、朝晩の寒暖の差が激しいのが特徴です。

観光業だけでなく農業もさかんであり、南部や東部の山間部では傾斜地を利用した水田、茶畑が多く、「大和茶」が特に広く知られています。

奈良市はNFTに関連した取り組みを多数実施

奈良市は、かつては平城京として日本の首都として機能しており、古代からの多くの遺産を有していますが、一方で、多くの最先端の取り組みを行っている自治体でもあります。

今回は、「奈良市 x 万博コラボNFT」とメタバースNFT美術館「MANA Nara City Museum of Photography」を取り上げます。

奈良県奈良市観光センターNARANICLE(ナラニクル)で「奈良市 x 万博コラボNFT」を配布

引用:PR Times

奈良市は、2023年11月23日~12月3日の期間限定で、「奈良市×万博コラボNFT」を配布しました。

このコラボNFTは、2025年大阪・関西万博公式のウォレットアプリ「EXPO 2025 デジタルウォレット」の「つながる機能」を活用し、奈良市観光センター「NARANICLE(ナラニクル)」に設置する専用の二次元コードを読み取ることで獲得可能となっていました。

2025年の万博開催に向けて、万博会場内外の連携イベントや観光地など様々な場所でコラボNFTが配布される予定となっていますが、今回の奈良市におけるコラボNFTは大阪府外では初の実施となりました。

NFT獲得による特典などはないものの、奈良市内においても万博開催に向けて関心を増す取り組みとなりました。

メタバースNFT美術館「MANA Nara City Museum of Photography」

引用:PR Times

奈良県奈良市は、入江泰吉奈良市写真美術館と共同でメタバースNFT美術館「MANA Nara City Museum of Photography」を実証実験として取り組んでいます。

入江泰吉は、日本を代表する写真家の1人であり、故郷の奈良大和路の風景、仏像、行事など約半世紀にわたって撮影しました。入江泰吉奈良市写真美術館は、入江の作品約8万点を収蔵し、デジタルアーカイブとしての作品保存を進めています。

今回のメタバースNFT美術館は、仮想空間メタバース上のブロックチェーンプロジェクトDecentraland上で開設されており、入江の作品から厳選した20数点を写真展「古都奈良―春夏秋冬」として、2022年11月30日から2023年1月9日の間、展示しました。

まとめ

今回の「地方創生」記事では、奈良県奈良市が実施した「奈良市 x 万博コラボNFT」とメタバースNFT美術館を紹介しました。

奈良市はその古い歴史を有しながら、最先端の技術を活用したプロジェクトを行っていることが特徴です。また、今回はEXPO 2025 大阪・関西万博に向けた取り組みということもあり、日本全国だけでなく全世界に対する発信が期待されています。この他にもメタバースにも注力していることから、常に最新技術の活用に余念のない自治体と言えるでしょう。

奈良市の今後の取り組みに注目が集まります。

奈良市公式サイト:https://www.city.nara.lg.jp/

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