【地方創生】愛知県犬山市にて「デジタル城下町プロジェクト」が実施

2025/01/16・

Crypto Troll

【地方創生】愛知県犬山市にて「デジタル城下町プロジェクト」が実施

現在、DAOやNFTといったブロックチェーンを活用するプロジェクトが、Web3分野に対する関心の高まりとともに、徐々に増えています。

それは一般企業だけにとどまらず、各自治体においても同様であり、Web3プロジェクトが活発化してきています。

Crypto Timesでは「地方創生」をテーマとして、そうした自治体主導のWeb3プロジェクトを紹介していきます。

今回の記事では、犬山市が実施した「デジタル住民票NFT」について紹介していきます。

犬山市とは

引用:Map-It

犬山市は、愛知県の最北端に位置しており、市の北を流れる木曽川の一帯は名勝に指定されており、1300年の歴史を誇る伝統的な鵜飼も行われています。

深い歴史を有していることで知られており、古代から小集落が発展し東之宮古墳や青塚古墳などの古墳が残されているだけでなく、戦国時代には織田氏の所領となり、江戸時代には尾張藩付家老である成瀬氏の城下町として発展しました。

明治から数次の合併を経て、昭和29年4月1日に犬山町、城東村、羽黒村、楽田村、池野村の1町4村が合併することで犬山市となり、現在に至っています。

犬山市は「デジタル城下町プロジェクト」を発表

引用:PR Times

犬山市は、その深い歴史を活用して、「犬山デジタル城下町プロジェクト」を行なっています。

デジタル城下町民の証となる10,000枚の「デジタル城下町民証」を発行・配布することで、デジタル城下町民コミュニティの構築を行っています。これにより、デジタル城下町民の一人として、専用SNSアプリ「デジタル城下町」での交流や、犬山城限定コミュニティへの参加ができます。

取得したデジタル城下町民証は、アプリ内で簡単にトークナイズ(NFT化)することが可能です。国内のLINEアカウントがあれば利用することができるため、暗号資産になじみがないユーザーでも気軽に参加することができます。

NFTには犬山城の絵柄がランダムで描かれています。今後、様々なイベントにおいて枚数限定で配布されることが発表されており、お城を訪れたり、プロジェクト支援をすることで絵柄がグレードアップする仕組みとなっています。

おわりに

今回の「地方創生」記事では、愛知県犬山市が行った「デジタル城下町プロジェクト」を紹介しました。

犬山市の「デジタル城下町プロジェクト」は歴史資源の有効活用の一例と言えるでしょう。日本には戦国時代をはじめとして、人気のある歴史が複数・各地域にあるため、犬山市の取り組みが他自治体の参考事例になることが期待されています。

犬山市の今後の取り組みに注目が集まります。

犬山市公式サイト:https://www.city.inuyama.aichi.jp/

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