シャープリンク、イーサリアムを大量追加購入|約100億円分

シャープリンク、イーサリアムを大量追加購入|約100億円分

オンラインゲーム会社シャープリンク・ゲーミング (SharpLink Gaming) がイーサリアム(ETH)の大規模な購入を継続していることがブロックチェーン上データから明らかになりました。

同社は2025年7月15日の午前3時頃に新たに24,371 ETH、金額にして約7321万ドル相当を追加購入しました。これにより、過去6日間で購入したイーサリアムの総量は84,953 ETH、合計で約2億5,500万ドルに達し、市場関係者から大きな注目を集めています。

シャープリンク・ゲーミングは2025年7月8日に企業戦略の一環としてイーサリアムの保有を積極的に拡大していく方針を発表していました。今回の連続した大規模購入はこの発表を実行に移すものであり、同社の強い意志を示すものと見られています。

7月14日までの5日間ですでに60,582 ETH(約1億8000万ドル)を同社は取得しており、今回の追加購入でその勢いをさらに加速させました。特筆すべき点として購入したイーサリアムのうち10,000 ETHはイーサリアムのエコシステムを支える中核組織であるイーサリアム財団から直接購入されたものであるとの報告が挙げられます。

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同社の戦略は、単にイーサリアムを資産として保有するだけではありません。シャープリンクは保有する全てのイーサリアムを分散型金融(DeFi)のプロトコルで運用する計画を明らかにしています。分散型金融(DeFi)とは、ブロックチェーン技術を活用して、銀行や証券会社といった仲介者なしに金融サービスを提供する仕組みのことです。

同社はこの仕組みを利用し、イーサリアムのステーキングやリステーキングを通じて利回りを生み出し、新たな収益源を確立することを目指しています。この動きは従来の企業財務戦略とは一線を画すものでありテクノロジー企業がデジタル資産を事業収益に直接結びつけようとする、より広範な市場の傾向を反映しているとの指摘もあります。

また、シャープリンクは仮想通貨戦略における透明性の確保を重視しており、その一環として「ETH Concentration」という独自の指標を導入しました。この指標は希薄化後の株式1000株に対して、企業がどれだけの量のイーサリアムを保有しているかを示すものです。株主や投資家に対して、企業のデジタル資産戦略の規模と進捗を分かりやすく開示することで信頼性の向上を図る狙いがあると考えられます。


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