トロン、初の現物ETF申請|ステーキング機能搭載で承認なるか

2025/04/19・

Crypto Troll

トロン、初の現物ETF申請|ステーキング機能搭載で承認なるか
ct analysis

米国の資産運用会社Canary Capitalが、暗号資産トロン(TRX)の現物ETF(上場投資信託)設立を米国証券取引委員会(SEC)に申請しました。

18日に提出された申請書類(S-1)によると、この「Canary Staked TRX ETF」はTRXの価格変動へのエクスポージャーに加え、ステーキング機能も提供することを目指しており、TRX関連としては初のETF申請となります。

申請されたETFは、現物のTRXトークンを保有し、その保管はBitGo Trust Companyが担当する予定です。承認されれば、投資家は伝統的な現物保有だけでなく、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)ブロックチェーンネットワークであるトロンのステーキング機能を通じた利回り獲得の機会も得られる可能性があります。

しかし、米国で上場される暗号資産ETFにステーキング機能を組み込むことは、依然として規制上の大きな課題となっています。

SECはこれまで、イーサリアム(ETH)やトロン(TRX)のようなPoSネットワークのセキュリティと運用に不可欠なステーキングについて、ETP(上場取引型金融商品)への組み込みを認めてきませんでした。過去には、イーサリアム現物ETFの申請において、当初含まれていたステーキング機能がSECの審査過程で削除を求められた経緯があります。

Canary Capitalによるステーキング機能付きTRX ETFの申請は、暗号資産ETFの新たな可能性を探る動きですが、SECがステーキングに関する規制上の懸念をどのように判断するかが最大の焦点となります。今後のSECの決定、特に6月までに予定されている関連判断が、今回の申請の行方にも影響を与えそうです。


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情報ソース:SEC

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