ビットコイン、下落の兆候?1.3兆円規模の大口が売却準備か
Crypto Times 編集部

2025年7月15日、ビットコイン市場において極めて大規模な資金移動が観測され市場参加者の間で緊張が走っています。
UPDATE: The Bitcoin OG with 80,009 $BTC($9.46B) has transferred 40,009 $BTC($4.68B) to #GalaxyDigital.
And #GalaxyDigital has directly deposited 6,000 $BTC($706M) into #Binance and #Bybit.https://t.co/8Z4m7CAQ0i https://t.co/4fpZhBM5uY pic.twitter.com/gdl6f8wSZw
— Lookonchain (@lookonchain) July 15, 2025
2011年頃からのビットコインの保有者 (OG) として知られる大口アドレスが大量のビットコインを移動させたことが明らかになりました。この動きは市場への大規模な売り圧力につながる可能性が警戒されており、今後の動向が注視されています。
対象のOGアドレスの動きとして最初に観測されたのは、9,000BTC(約10.6億ドル相当)が、暗号資産金融サービス大手の「Galaxy Digital」のウォレットへ送金された動きです。このOGはビットコイン黎明期から大量のコインを保有し続けてきたことで知られており、その動向は常に市場から注目されていました。
その後、この動きはさらに加速し、追加で7,843BTC(約9.27億ドル相当)が同じくGalaxy Digitalへ送金されました。この時点で送金されたビットコインの合計は16,843BTC(約20億ドル相当)に達し、市場ではその意図を巡って様々な憶測が飛び交い始めました。
取引所への入金と売却への警戒
事態がさらに深刻に受け止められたのは、ビットコインOGから資産を受け取ったGalaxy Digitalがその一部を大手暗号資産取引所へ入金し始めたためです。一般的に個人ウォレットから取引所への大規模な資金移動はその資産を市場で売却するための準備段階と見なされます。
報告によると、Galaxy Digitalの関連アドレスからまず2,000BTC(約2.36億ドル相当)を世界最大級の取引所である「Bybit」および「Binance」に入金しました。この動きは単なる資産の再配置ではなく、流動性の高い市場での売却を視野に入れたものであるとの見方を強め、ビットコイン価格への下落圧力を懸念する声が広がりました。
オンチェーンデータ分析チームのLookonchainはこのOGアドレスから最終的に40,009 BTC (46.8億ドル:約6900億円)がGalaxy Digitalに送金されたと報告しています。
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