OKcoin japan(オーケーコインジャパン)の手数料は高い?入出金・取引手数料を取り扱い通貨とともに紹介!
さっちゃん
OKcoin japanは中国の大手取引所が日本向けに提供しているサービスです。
世界的に見ても大手の取引所が提供しているということもあり、セキュリティ面やシステム面などが優れています。
ですが、大元が中国の取引所ということもあり「取引手数料は高くない?」「取り扱い通貨ごとの送金手数料はどうなっているの?」と疑問の方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではOKcoin japanの手数料について、入出金手数料から取引手数料、送金手数料などなど、幅広く紹介していきます。
ぜひとも参考にしていただき、自分に合った取引所なのかチェックしてみましょう。
目次
OKcoin japanの手数料を一挙に紹介!
取引内容 | 手数料 |
---|---|
口座管理手数料 | 口座開設:無料 口座維持:無料 |
日本円入出金手数料 | 入金:無料 出金:400円~1,320円 |
暗号資産入出庫手数料 | 入庫:無料 出庫:通貨によって異なる |
暗号資産利用者間振込手数料 | 無料 |
暗号資産現物取引手数料 | メイカー手数料:~0.07% テイカー手数料:~0.14% |
OKcoin japanの手数料をざっとまとめると上記の通りです。
大元が中国の取引所ではあるものの、日本で提供されているため、他の日本の取引所と比べて大きな違いはありません。
強いて言うなら、暗号資産の利用者間振込が無料でできる点や、暗号資産の出庫手数料が他の取引所に比べて優れています。
ただし、現物取引の手数料が少しだけ高いのがデメリットともいえるでしょう。
それぞれの手数料について詳しく解説していきますね。
- OKcoin japanの手数料一覧
口座管理手数料
口座管理内容 | 手数料 |
---|---|
口座開設 | 無料 |
口座維持 | 無料 |
口座管理手数料とは、仮想通貨取引所で口座を持つうえでかかってくる手数料のことです。
OKcoin japanのみならず、他の仮想通貨取引所も、基本的には口座開設・口座維持ともに無料となっています。
日本円入出金手数料
取引内容 | 手数料 |
---|---|
入金 | 無料(振込手数料は自己負担) |
出金 | 出金額100万円未満:400円 出金額100万円以上 1,000万円未満:770円 出金額1,000万円以上:1,320円 |
日本円入出金手数料はその名の通り、日本円をOKcoin japanの口座に入金する、もしくはOKcoin japanの口座から別の口座に日本円を出金する場合にかかってくる手数料です。
入金手数料が無料で、振込手数料が自己負担となるのは、仮想通貨取引所としては一般的です。
なお、入金先の口座はPayPay銀行となるので、自分もPayPay銀行から入金を行えば振込手数料を節約できます。
出金手数料は出金する口座に関わらず、一定額発生するので注意しましょう。
暗号資産入出庫手数料
OKcoin japanの暗号資産入出庫手数料
取引内容 | 手数料 |
---|---|
入庫 | 無料 |
出庫 | BTC:0.0005~0.02 ETH:0.007~0.2 ADA:1~2 AVAX:0.01~0.02 BAT:20~100 BCH:0.001~0.2 DEP:800~4000 DOT:0.1~0.2 ENJ:20~100 ETC:0.01~0.2 IOST:1~500 LSK:0.5~2 LTC:0.001~0.2 OKB:2~10 PLT:8~10 QTUM:0.01~0.02 TRX:1~10 XLM:0.1~0.2 XRP:0.1~5 ZIL:0.2~1 |
入庫手数料はかからず、出庫の際に手数料が発生します。
他の仮想通貨取引所と同じく、通貨の種類によって手数料は大きく変わります。
OKcoin japanはIOSTの板取引ができるメリットがありますが、そんなIOSTの出庫手数料は1IOSTからです。
つまり時期にもよりますが1円ほどで仮想通貨の出庫ができるということになります。
出庫手数料に関しては非常に優れている取引所と言えるでしょう。
暗号資産利用者間振込手数料
取引内容 | 手数料 |
---|---|
入庫 | 無料 |
出庫 | 無料 |
暗号資産利用者間振込手数料とは、OKcoin japan内で仮想通貨を移動するためにかかる手数料のことです。
他の仮想通貨取引所やウォレットに移すのではなく、OKcoin japan内で移動をするのであれば入庫・出庫ともに手数料はかかりません。
暗号資産現物取引手数料
直近30日間の取引量 | 手数料 |
---|---|
100万円未満 | メイカー:0.07% テイカー:0.14% 販売所:無料 |
100万円以上 | メイカー:0.06% テイカー:0.12% 販売所:無料 |
1,000万円以上 | メイカー:0.05% テイカー:0.10% 販売所:無料 |
1億円以上 | メイカー:0.04% テイカー:0.08% 販売所:無料 |
5億円以上 | メイカー:0.03% テイカー:0.07% 販売所:無料 |
15億円以上 | メイカー:0.02% テイカー:0.06% 販売所:無料 |
30億円以上 | メイカー:応相談 テイカー:応相談 販売所:無料 |
暗号資産現物取引手数料とは、取引所にて仮想通貨を購入・売却する際にかかる手数料のことです。
大まかに言えば、指値注文はメイカー、成行注文はテイカーと考えて良いです。
POINT注文後にすぐに約定されることなくオーダーブックに並べばメイカーで、既に板に並んでいる注文を約定させるのがテイカーとなります。そのため、厳密には指値注文でもテイカーになることがあります。
メイカーだと手数料がかかるどころか、逆に受け取れる仮想通貨取引所も中にはあります。
OKcoin japanは取引量に関わらず、メイカーでも常に手数料がかかるため、取引手数料に関しては優れているとは言えないでしょう。
なお、販売所の手数料は他の一般的な仮想通貨取引所と同様に、無料となっています。ただし、売値と買値の差であるスプレッドがかかるので価格相場を確認してくださいね。
OKcoin japanの手数料を抑えるコツ
OKcoin japanの手数料を抑えたいなら、以下のコツを実践しましょう。
それぞれのコツを理解していれば、大幅にお得に利用できますよ。
- OKcoin japanの手数料を抑えるコツ
できるだけ取引所を利用する
これはOKcoin japanに限った話ではありませんが、基本的に仮想通貨取引所は販売所ではなく、取引所の利用をおすすめします。
販売所は手数料無料としていますが、代わりにスプレッドが大きく設定されています。
スプレッドとは買値と売値の差のことです。
仮想通貨取引所が提供している販売所は、手数料を取らない代わりに、仮想通貨を高く売って安く買い取る、つまりスプレッドを広くすることで利益を出しています。
取引所での利用なら、このようにスプレッドを広く設定されて損をすることがないので、お得に仮想通貨の運用ができます。
スプレッド=手数料と考えるのであれば、取引所で仮想通貨の運用を行うようにしましょう。
PayPay銀行から入金をする
入金はPayPay銀行から行うことをおすすめします。
OKcoin japanに入金するのに手数料はかかりませんが、振込手数料は自己負担となります。
つまり、実質的に振込手数料が入金の手数料と考えて差し支えありません。
振込手数料は、振込をする銀行によって変わりますが、一番安く抑えるのならPayPay銀行の利用をおすすめします。
OKcoin japanに入金する際の振込先は、PayPay銀行となっているので、自分もPayPay銀行からの振込であれば振込手数料無料で入金を行えますよ。
暗号資産の送金や日本円の出金は慎重に行う
OKcoin japanでの暗号資産の送金や日本円の出金は慎重に行いましょう。
まず、暗号資産の送金に関しては、基本的にはIOSTで行うことをおすすめします。
IOSTは送金手数料は1IOSTなので、ほとんど手数料をかけることなく移動ができます。他の暗号資産で送金をする場合は、よく考えて利用してくださいね。
また、日本円の出金も、100万円以下の場合は常に400円の手数料が発生します。
何度もこまめに出金をしていると手数料だけで大きな負担となるので、出金のタイミングはしっかりと見極めましょう。
OKcoin japanの手数料を他社主要取引所と徹底比較!
最後にOKcoin japanの手数料を、他の主要取引所と比較して解説していきます。
手数料面で自分に合っている取引所はどこなのかチェックしてみましょう。
- OKcoin japanと他社主要取引所の手数料の違い
入出金手数料は一般的
仮想通貨取引所 | 入金手数料(銀行振込) | 提携金融機関 | 出金手数料 |
---|---|---|---|
OKcoin japan | 無料 | PayPay銀行 | 400円~1,320円 |
bitFlyer | 無料 | 住信SBIネット銀行 | 220円~770円 |
coincheck | 無料 | GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行 | 407円 |
GMOコイン | 無料 | 住信SBIネット銀行 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行など | 無料(大口出金は400円) |
入出金手数料は他の国内取引所に比べて、ごく一般的な内容となっています。
すぐに開設できて、利便性が高いPayPay銀行が提携になっているのは大きな魅力です。
そのため、PayPay銀行を持っているのであれば特におすすめの選択と言えるでしょう。
送金手数料が安くてお得
OKcoin japanと他社取引所の送金手数料
仮想通貨取引所 | 最小送金手数料 |
---|---|
OKcoin japan | 1IOST |
Huobi japan | 1IOST |
IOSTの送金手数料に関しては、Huobi japanと並んで最も安い取引所となりました。
仮想通貨の送金は、海外取引所へどれだけお得に資金を移動できるかがカギです。
そのため基本的には、日本円を送金手数料が安いIOSTかXRPにすべて変換して、そしてそれらを海外取引所へ送金します。
IOSTの板取引ができて、なおかつ送金手数料が1IOSTなのは、OKcoin japanとHuobi japanだけです。
1IOSTは時期によって変化しますが、記事執筆時点ではおおよそ1円ほどなので、非常にお得に仮想通貨の送金が行えますよ。
取引手数料は安くないため注意
OKcoin japanと他社主要取引所の取引手数料
仮想通貨取引所 | 取引手数料 |
---|---|
OKcoin japan | メイカー手数料:~0.07% テイカー手数料:~0.14% |
bitFlyer | 0.01~0.15%(取引量によって異なる) |
coincheck | メイカー手数料:0.000~0.05% テイカー手数料:0.000~0.1% |
GMOコイン | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
取引手数料に関してはOKcoin japanは特別安いとは言えないので注意しましょう。
とはいえ、OKcoin japanは板取引ができる仮想通貨の数が多いというメリットを持ち合わせています。
取引手数料が安い代わりに、板取引ができる通貨数が少ない仮想通貨取引所は数多くあるので、手数料だけでなくその他の特徴も良く比較して選ぶようにしましょう。
まとめ
OKcoin japanの手数料は特別安いということはありません。
ですが、海外取引所へ資金を移すために重宝するIOSTの送金手数料が安く、板取引も可能となっているのが大きな魅力です。
仮想通貨取引所の特徴は手数料だけでは語れないので、他の特徴もしっかりと理解したうえで、自分に合ったサービスを選んでくださいね。