OKXとLinkedInが共同レポートを公開 | ブロックチェーン人材数が世界中で急増加

OKXとLinkedInが共同レポートを公開 | ブロックチェーン人材数が世界中で急増加
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    暗号資産取引所OKXがブロックチェーン業界の人材動向に関するレポート『2022 Global Blockchain Talent Report – Web3.0 Direction』を公開しました。

    OKXがLinkedInと共同制作した上記レポートによると、Fortuneに掲載された500の企業幹部のうち94%が「ブロックチェーンプロジェクトの計画がある」と発言。世界全体のブロックチェーン分野の人材総数は前年比から76%増加しています。

    2022年の世界のブロックチェーン人材需要の上位10 | 画像引用元:https://www.okx.com/academy/zh/global-blockchain-talent-report

    また、2020年と2021年を比較した国別ブロックチェーン分野の求人数推移に関して、アメリカ、中国、フランスがトップ3、その後ろにインドやドイツ、イギリスが続いています。

    Web3.0に向けたトップ5人材 | 画像引用元:https://www.okx.com/academy/zh/global-blockchain-talent-report

    職種に関して、トレーダーやアンチマネーロンダリングアナリストなど金融分野の人材が全体の19%を占めトップを記録。

    しかし、2021年6月 – 2022年6月にかけてテストエンジニア(+713%)や暗号技術専門家(+350%)の人材数が急成長を遂げ全体の16%を記録していることから、業界全体が金融思志向から技術志向へシフトしていることが分かります。

    また、修士号を取得している人材は全体の40%となっており、業界全体の人材の学歴が総じて高いことが数字から伺えます。

    職種別平均勤続年数。左から「金融、研究開発、事業開発、情報技術、営業」 | 画像引用元:https://www.okx.com/academy/zh/global-blockchain-talent-report

    人材の流れに関しては、主に金融企業やテクノロジー企業からブロックチェーン業界に流入し、平均勤続年数1.2年と比較的短い数字の中で離職者は同ブロックチェーン業界の他企業へ転職するケースが多い傾向があるとしています。

    世界中の大学でプロ人材の育成を目的とした様々なブロックチェーン分野のコースが開設されており、今後もその傾向は強まるとしています。

    2021年7月時点で企業評価額が330億ドル(約4兆4000億円)とされる英フィンテック企業Revolutは、昨年7月以降、暗号資産分野の従業員数を3倍にしており、今後6ヶ月間でさらに20%増やすと海外メディアBloombergは報じています。

    記事ソース:OKXBloombergCNBC

    画像:OKX

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