
アダルト業界向け仮想通貨決済サービス「スパンクチェーン」がサービス開始

Crypto Times 編集部
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アダルトサービス業界向けプラットフォームを展開する「スパンクチェーン」が、仮想通貨でアダルトコンテンツの決済が行えるサービス「スパンクペイ」を発表しました。
スパンクチェーンは、イーサリアムを基盤として開発されたアダルト業界向けのプラットフォームであり、今回ローンチが発表されたスパンクペイの他にも、SkypeやDiscord等のチャットツールを介してモデルがコンテンツを配信できるプラットフォーム「SkyPrivate」などを提供しています。
新しい決済サービスのスパンクペイは、「ユーザーがアダルトコンテンツで楽しむためのシンプルかつシームレスで低コストな方法を提供する」ことが狙いとされ、ユーザーはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)を始めとした、複数の仮想通貨で決済できる模様です。
スパンクペイは加盟店に0.5%の手数料を課すことで収益を得る見込みです。0.5%という手数料は、一般的なクレジットカードの加盟店手数料である3.24%と比べても、加盟店の売り上げを圧迫せず、導入に踏切りやすい手数料率となっています。
今回、スパンクペイの導入が決定した事業者の1つで、アダルトコンテンツのファンサイトを展開する「JustFor.Fans」の創業者であるDominic Ford氏は、「スパンクチェーンでは、アダルト系事業者という理由で決済サービスを断られる心配をしなくて済む。アダルト業界を嫌悪する事業者よりも、私たちの仲間であるアダルト向けサービスプロバイダーを支援していきたい。」と述べました。
以前より、アダルトコンテンツを扱う事業者は、決済サービス事業者のサービス提供先の審査基準に抵触してしまうことにより、クレジットカードを始めとしたキャッシュレス決済やオンライン決済手段の導入が困難な状況にありました。
PornHubが仮想通貨決済サービスPumaPay(プーマペイ)と提携 – CRYPTOTIMES
2018年8月に発表された、大手アダルトサイトのPornHubの仮想通貨決済導入を起点として、仮想通貨のアダルト業界への実装が進みつつあると言えます。
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