Baseネットワークで初となるマルチチェーン・ミームコインBase DawgzがDEXへ上場

Base（BASE、ベース）ネットワークで初となるマルチチェーン・ミームコインBase Dawgz（$DAWGZ、ベースドーグズ）が9月5日に、DEX（分散型取引所）に上場しました。

$DAWGZは上場後の最初の数分で強気な動きを見せましたが、一部のプレセール参加者による利益確定によって価格が下落しました。

エクストリームスポーツであるベースジャンプをテーマとした$DAWGZは、BaseチェーンとSolana（SOL、ソラナ）チェーンの独立したトークンコントラクトで開始され、投資家に2つの流動性プールの選択肢を提供しました。

$DAWGZの価格は、メインのBase/ETHペアで取引開始後すぐに0.005610ドルに到達しました。SOLペアの詳細は、Dexscreenerで確認可能となっています。

初期の売却トレンドの後に、力強い買い戻しが予想されています。

プレセール購入者は、購入した$DAWGZのバージョンに応じて、EVMまたはSOLウォレットにエアドロップを通じてトークンを受け取りました。

プレセール購入者は最初の購入価格を平均化しようとしているかもしれませんが、新規投資者は、現在の0.001622ドルあたりの価格で$DAWGZを購入して大きなリターンを狙おうとするかもしれません。

Base Dawgzは、プレセールで335万8012ドルを調達し、多くの投資家が今回のDEX上場を心待ちにしていました。

DAWGZの長期的な成長を示すステーキング機能の利用者急増

今回の$DAWGZトークン上場時の売り圧力は最小限に抑えられたとする意見が専門家から上がっていますが、これはプレセールで販売されたトークンの39.9％がステーキング機能にロックされたことが要因だとされています。

ステーカーは報酬を得るために、トークンを移動または取引することができない7日間のロック期間を待たなければならず、市場の$DAWGZ供給量が上手くコントロールされています。

プレセール購入者は、BaseチェーンとSolanaチェーンの両方でステーキングが可能でしたが、現在はBaseチェーンのみとなっています。

$DAWGZの主要な機能は、WormholeとPortal Bridgeの技術を使用したマルチチェーン機能で、基盤となるBaseの他に、Ethereum（ETH、イーサリアム）、Solana、Avalanche（AVAX、アバランチ）、BNBスマートチェーン（BSC）など複数のチェーンで取引をすることができます。

仮想通貨市場は現在低迷期が続いていますが、Base Dawgzは強気なパフォーマンスを見せており、その強力な実用性と最近成長が著しいBaseチェーンを組み合わせたチームの戦略がプロジェクトを成功へと導いています。

Baseチェーンの総ロック値（TVL）は現在14億ドルを超えており、特にミームコイン市場でその影響力を強めています。

アメリカのトップであるCoinbase（コインベース）取引所が2023年8月に立ち上げたBaseは、Ethereumのレイヤー2チェーンで、市場参加者から高い評価を得ています。

その短いライフサイクルにおいて、他の多くのチェーンが価値を失っているのに対して、BaseのTVLは現在のレベル付近で安定しており、優れたチェーンの1つであることが証明されています。

また、Brett（$BRETT、ブレット）などのコインがBaseチェーン上で取引を活性化させたことで、Baseは取引量で上位に踊り出て、トップチェーンの仲間入りを果たしました。

Base DawgzがBaseを基盤としたことは、賢い選択だったと多くの投資家が称賛しており、今後もプロジェクトが盛り上がることが予想されています。

8月だけを見ても、Baseの取引量は167億ドルに達し、Ethereumの520億ドルに続いて5位にランクインしています。

さらに、Base Dawgzはマルチチェーンデザインのため、ユーザーは$DAWGZトークンを購入するだけで、Solana（8月の取引量420億ドル）、BNBチェーン（206億ドル）、そしてEthereumにも簡単にアクセス可能になります。

Baseネットワークのトップミームコインを目指すDAWGZ

Baseネットワークは、これまでに市場で際立ったプロジェクトを多く輩出してきました。

仮想通貨のデータサイトであるCoinGeckoは、$BRETTを時価総額約7億ドルで7位にランク付けし、BrettはBase系ミームコインの代表格となっています。

6ヶ月前の史上最安値で$BRETTを購入した投資家は、今頃8000％を超えるリターンを享受していることでしょう。

一方で$BRETTは、史上最高値の0.1933ドルから60％以上も下落しているということにも、注目しておきたいところです。

このことは$BRETTにはまだ成長余力が残されていることを意味し、$DAWGZのような注目度の高いBase系ミームコインの早期参入者は、再び市場が強気相場に入った場合に大きなリターンを得られる可能性が高いといえるでしょう。

犬のミームコインが不足するBaseネットワークで期待されるDAWGZ

興味深いことに、Baseネットワークのミームコインには犬をテーマにしたトークンがほとんどないため、柴犬をテーマにした$DAWGZトークンに投資家たちは期待感を高めています。

例えば、Solanaでトップ2のミームコインはDogWifHat（$WIF、ドッグウィフハット）とBonk（$BONK、ボンク）ですが、どちらも犬をテーマにしています。

確かに、pump.funに相当するbase.funのような、簡単にミームコインを作成できるプラットフォームはありますが、市場の投資家たちは高い品質にこだわるようになってきており、Base Dawgzのような実用性の高いプロジェクトが選ばれるような傾向に変わりつつあります。

Base Dawgzは、マルチチェーントークンとして豊富な流動性を利用できるため、単一チェーンに限定されたトークンと比較して圧倒的な優位性があります。

今後数週間で$DAWGZの価格が上昇すれば、CEX（中央集権取引所）への上場も実現するかもしれないため、投資家はBase Dawgzの動向を注視しています。

Base Dawgzの公式サイトは、X（旧Twitter）もしくはTelegramからご確認いただけます。

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