ソラナのレイヤー2を開発するSolaxyが2,800万ドルを調達、開発チームは最新の技術アップデートを公開

ソラナのレイヤー2を開発するSolaxyが2,800万ドルを調達、開発チームは最新の技術アップデートを公開

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Solana(SOL、ソラナ)は、仮想通貨市場全体の時価総額ランキングで、現在6位にランクインしていますが、そんなソラナ上でレイヤー2ネットワークを開発しているのが、Solaxy($SOLX、ソラクシー)です。

Solaxyは、ネイティブトークンである「$SOLX」のプレセールを行っていますが、先日2,800万ドルのマイルストーンを達成し、3,000万ドル突破が近づいています。

本記事では、Solaxyのプレセールと、開発チームが公開した最新の技術アップデートに関する情報をお届けします。

ソラナのレイヤー2を開発するSolaxy、プレセールで2,800万ドルを調達

Solaxyが現在実施している$SOLXトークンのプレセールは、資金調達総額が2,800万ドルを超え、取引所への上場に向けて大きく前進しました。

今月中旬には、日本国内で25万ドル近くの$SOLXトークンを購入するクジラ(大口投資家)の取引も確認されており、戦略的な投資家からも注目されていることがわかります。

本稿執筆時点では、1トークンあたり0.001676ドルで取引されていますが、プレセールは時間の経過とともに価格が少しずつ上昇する方法で進められています。

開発チームは最新の技術アップデートを公開

Solaxyの開発チームは、今回の2,800万ドル達成と合わせて、レイヤー2を始めとする各種機能に関して、最新の技術アップデートを公開しました。

公式X(旧Twitter)によると、主なアップデートは以下の通りです。

  • Sovereign SDKによる最新のシーケンサー実装を完了
    ソラナブロックチェーンで承認される前に取引を仮確定できるため、取引にかかる時間が大幅に削減された。
  • ロールアップ・パフォーマンスの向上
    ロールアップとは、取引の一部をオフチェーン(ブロックチェーンの外)で処理することで、ネットワーク混雑を解消する技術のこと。Solaxyは今回、Sovereign社の協力を得て、新しいキャッシュメカニズムの導入や、データのオーバーヘッド(取引にかかる負担)削減によって、TPS(1秒で処理可能な最大取引数)を向上させた。
  • ブリッジUIの改善
    Hyperlane社とのパートナーシップを強化し、テストネットの段階にありながらも、バリデーター(取引の検証)の設定を安全に実行できるようにした。これにより、他のブロックチェーンへの資産移動が可能になった。

今回の技術アップデートは、今月2回目となっており、開発チームがレイヤー2のリリースに向けて積極的に取り組んでいる様子が理解できるでしょう。

ソラナの採用が過去最高へ、Solaxyの重要な役割とは

ソラナブロックチェーンは、ネットワークの採用数が過去最高を記録したことが報告されました。

一部の仮想通貨アナリストによると、3月20日時点でSOLを保有するウォレット数が、約1,109万となり、ソラナ史上最高を記録しました。

別のデータでは、7,200万ドル以上のEthereum(ETH、イーサリアム)が、ソラナへブリッジされていることが確認されており、ウィークリーアクティブアドレスでは、ソラナが1,700万を記録、イーサリアムの180万を大幅に上回るタイミングもありました。

ソラナは、スピーディーかつ低コストな取引を強みに、主にゲームやDeFi(分散型金融)分野で利用者を急増させています。

ソラナの共同創設者兼CEOであるAnatoly Yakovenko(アナトリー・ヤコベンコ)氏は、優秀なレイヤー1(ブロックチェーン)は、補助ネットワークとなるレイヤー2を必要としないと発言しており、ソラナの実用性の高さを強調してきました。

しかしながら、ソラナの人気が急上昇して、ボットなども多く出回るようになると、ネットワークが過剰に混雑し、取引エラーが多発する事態となりました。

今年1月に、トランプコイン($TRUMP)と呼ばれるソラナ系ミームコインが、トランプ大統領によって発表されると、同ネットワーク上に購入が殺到し、取引が一時不可能になるなど、スケーラビリティの問題が公になりました。

これらの問題を解決するために、ソラナの開発チームは機能のアップデートを行うなど、取引環境の改善を試みていますが、レイヤー2ネットワークの必要性が高まっているという意見も出ています。

そこで登場したのがSolaxyで、ソラナ上に独自レイヤー2を構築して、取引処理をオフチェーンで行い、結果のみを戻して記録するという方法で、ネットワーク混雑解消に貢献しようとしています。

このレイヤー2技術によって、ソラナは取引環境を向上させ、Web3ゲームでの取引やDeFiの稼働がスムーズになり、ブロックチェーンの信頼性が回復すると見られています。

Solaxyはまた、イーサリアムのERC-20トークンとして稼働しており、同チェーンとのブリッジ機能を備えているため、大規模な流動性と高度なセキュリティ機能を取り入れることもできます。

ソラナの成長をサポートする重要な役割を担うSolaxyは、SOLの成長とともにエコシステムを拡大していくと考えられています。

Solaxyの公式サイトは、X(旧Twitter)もしくはTelegramからご確認いただけます。

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