EthereumのスケーリングにおけるソリューションであるRaiden Networkが今月11日、新たなバージョンのテストネットを公開しました。
今回のバージョン0.50のテストネットは『Tanacetum』と名付けられており、今年の夏のメインネットリリースに向けて着々と開発が進められています。
『Tanacetum』アップデートにおいて注目すべきポイントは、これまでのテストネットとの互換性を絶ったという点で、以前の0.4x版のテストネットを利用しているユーザーは、新たなデータベースのフォーマットやスマートコントラクトなどにより、ソフトウェアのアップデートが必須となっています。
また、その他にはリカバリースナップショットの数値の最適化や、リスタート時のTXsをより円滑に行うアップデートが施されているようです。
Raidenはビットコインなどのライトニングネットワークと同様にオフチェーンで機能するソリューションで、現在Ethereumでは日々増加するDAppsの数などからもスケーリングのソリューションが求められています。
競合するPlasmaやShardingなどのソリューションもある中で、Raiden Networkがどのように採用されていくかがこの問題の肝になりそうです。
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