仮想通貨の「闇」、なぜ詐欺コインがこんなに多い?
   公開日 : 2018/01/28

仮想通貨の「闇」、なぜ詐欺コインがこんなに多い?

Crypto Times 編集部

ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES編集部です。CRYPTO TIMESのニュース、コラム、インタビューなど全ての編集を行っています。 元エンジニア出身なので、ブロックチェーンのノードを建てたり、簡単なスマコンの実装まで対応できます。Twitterもよろしく。

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Crypto Timesをご覧の皆様、いつもお世話になっております。

今回、Crypto Timesにてコラムを寄稿させて頂く、草コイン愛好家のedindinです。

Crypto Timesでは、学生やライティングの経験のない方でも気軽に寄稿できるように、率先して他メディアでは出来ないようなエンタメ要素の強い(悪くいえば俗物的な)内容を書かせていただきます。

無から生成!詐欺コイン錬金術

仮想通貨はそのほぼ全てがソースコードが公開されている状態であり、あらゆる通貨が簡単に複製品を生み出せる状況となっています。

ブロックチェーンの仕組み自体を理解していなくても新たなコイン・トークンを発行できる状態となっており、4個のパラメーターを設定するだけでイーサリアム上にトークンを発行できるサービスなんかもあります。

※引用元:https://tokenfactory.surge.sh/

後はこうやって作成したトークンやコインを、ツイッターやBitcoinTalkで宣伝して売り捌くだけの簡単な錬金術となっております。

そして売り捌いて得たお金を使って取引所に上場することで「更に広範囲で裏事情を知らない投資家達からお金を集める」という賢者の石が完成します。

詐欺だと分かっていながら投資するイカれた投資家も

「詐欺案件は最初に入ると儲かる」という噂があります。

マルチ商法もとりあえずピラミッドの上にさえいれば、自身が運営側ではなくても儲かるように、仮想通貨でも同様に「実現不可能だと理解していながら、実現不可能という事を理解していない人が後から入ってくることを期待して投資」というイカれたスタイルの投資方法が存在しています。

しかし、いつ逃げるかわからない開発陣、いつまでも上場しないコイン、ビットコインを送ったのにコインが届かない、質問をするとブチ切れる開発者・・・etc etcと挙げればキリが無いほどのリスクが存在しています。

その点では現在停止中の「CoinsMarkets」や「Stocks.Exchange」、「CryptoBridge」等はニューヨークのスラム街で24金ネックレスを付けたラッパーが経営している露天のような、怪しさ丸出しの取引所は正に詐欺の温床とも言えるでしょう。(私はニューヨークに行ったことは無いので、勝手な想像です)

詐欺だろうと、裏にマフィアが絡んでいようと、少しのお金を払えば上記の取引所へは上場できてしまいます。(CoinsMarketsに関しては無料で上場可能)

最後に

「大いなる力(ブロックチェーン)には大いなる(自己)責任が伴う」と、スパイダーマンの叔父さんであるベンおじさんも言っていました。

仮想通貨の仕組みはブロックチェーンという技術を採用している以上は、事実上は規制することが非常に困難な存在です。

既存のシステムである「中央集権」というのは、手間やコストが発生する分「利用者保護」という大きなメリットがありました。ブロックチェーンを採用した「非中央集権」は、その手間とコストを排除できる代わりに、我々に「自己責任」というリスクが発生してきます。

詐欺に騙されても自己責任、それが「仮想通貨の闇」です。

あなたは自身が投資するコインについて本当にちゃんと調べられていますか?調べていない?そんなお金をシュレッダーに突っ込むような不毛な遊びは終わりにして、ちゃんと「仮想通貨投資」を行いましょう。

皆様も詐欺に騙されないように、又は詐欺を行わないように、最新の注意を払って健全な仮想通貨投資を楽しんで下さい。

 

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