ブラジルや韓国、フィリピンなどの国際銀行計6行が、IBMが提供するStellar(ステラー/$XLM)ベースのプラットフォーム上でステーブルコインを発行する計画であることがわかりました。
RippleNet(リップルネット)に似た銀行間通信サービスを提供するIBM Blockchain World Wireは、今回の6行を加えて計44行の国際銀行が参加しています。
ステーブルコインを発行する銀行のうち、今回IBMが名前を明かしたのは以下の3行です。
- ブラジル(レアル): Banco Bradesco
- 韓国(ウォン): 釜山銀行
- フィリピン(ペソ): Rizal Commercial Banking Corporation
他の3行の名前はまだ明かされていませんが、取り扱う法定通貨はユーロとインドネシアのルピアであることが明らかになっています。
IBM Blockchainのサービスはリップル社と同様、法定通貨の異なる国の銀行間の送金に際し発生する仲介プロセスをブロックチェーン技術を用いて効率化する、というものです。
2社の大きな違いはIBMは仲介通貨としてStellar社のXLMトークンを使っているのに対し、リップル社は自社開発の暗号通貨XRPを使っているという点にあります。
記事ソース: IBM Blockchain is Live and Bank-Issued Stablecoins Are On Their Way
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