Telegram(テレグラム)がPublic Sale中止、すでに十分な資金を調達したため
2018/05/03・
Crypto Times 編集部
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この記事の3つのポイント!1.テレグラムがパブリックICOを中止
2.理由はプライベートICOで十分な資金を調達できた為
3.プライベートICOでの調達額が累計1870億円
2.理由はプライベートICOで十分な資金を調達できた為
3.プライベートICOでの調達額が累計1870億円
引用元:Cointelegraph
今月2日ウォール・ストリートジャーナルはTelegram(テレグラム)が実施を予定していたICOを中止すると報じました。ICO中止の理由として、テレグラムはすでに2回のプライベートICOを行なっており、すでに十分な資金を調達できたとしています。
テレグラムは2回のプライベートICOで1870億円を調達
匿名の情報源によると、テレグラムはプライベートICOで合計17億ドル(約1870億円)を調達し、予定されていた一般向けのICOの中止を決定しました。プライベートICOには100万ドルの資産があるか20万ドルの収入がある者という条件がありましたが、第1回で81人、第2回では84人の投資家が参加しました。
今回のプライベートICOで調達した資金は今後のテレグラムアプリの開発に使われる他、ブロックチェーンを用いたプラットフォームのテレグラム・オープン・ネットワークの立ち上げに使われるとのことです。
テレグラムのプライベートICOに参加した投資家のうちの一人としてロシア人大富豪のロマン・アブラモビッチ氏が報じられており、彼は3億ドル(約329億円)を投資したとされています。アブラモビッチ氏の関係者は金額については否定していますが、投資の有無についてはノーコメントとしています。
他にも資金決済サービスを展開するQiwi創業者のセルゲイ・ソローニン氏やウィル・ビル・ダン・フーズの創業者のデビッド・ヤコヴァシュヴィリ氏はプライベートICOに参加したことを公表しています。
kaz
あれだけ大型ICOって騒がれていたのにパブリックセールはなし…