Tether・USDTの26%は裏付けなし 顧問弁護士が認める
2019/05/02

Tether・USDTの26%は裏付けなし 顧問弁護士が認める

Yuya【CRYPTO TIMES公式ライター】

YuyaCRYPTO TIMES公式ライター

分散型台帳技術の技術・応用両側面を幅広く学んでいます。

Tether社の米ドルステーブルコイン・USDTの26%フィアットまたは同等物によって裏付けされていないことが、同社顧問弁護士のStuart Hoegner氏が米国裁判所に提出した供述書からわかりました。

Hoegner氏によれば、Tetherは4月30日時点で計21億ドル相当の現金および短期証券を保有しており、その額はUSDTの流通総額の74%にあたるといいます。

Tetherはすでに、BitfinexのCrypto Capital Corpをめぐる8億5千万ドル紛失問題に対し、Bitfinexに約6億ドルを貸し出した疑いでニューヨーク州司法長官から追われています。

どちらのケースも、投資家が事前に告知を受けたなったこと・欺かれたことが大きく問題視されています。

Tetherの代理人を務めるZoe Phillips氏は、USDTが100%裏付けされているのは誤解で、実際の信用規定(裏付けレート)はビジネスの観点から見て合理的な値に決められると述べており、USDTが100%裏付けされていないことはポリシー変更後よりTetherウェブサイト上で告知していることにも触れました。

近年疑われ続けてきたUSDTのずさんな監査状況は徐々に明るみに出てきています。また、同通貨は数々の市場操作に用いられたことも疑われており、米国関連当局からの調査を受けています。

記事ソース: Stuart Hoegner Affidavit 4-30 (CoinDesk)

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