最近書いた記事
ニュース
2024/09/25Circle、ブロックチェーン向け新コンプライアンスソリューション発表
ステーブルコインUSDCを手掛けるCircle社は、ブロックチェーン技術を活用したビジネスを展開する企業にとって複雑化するコンプライアンス要件への対応が喫緊の課題となっていることを受け、包括的なソリューションとなる新サービス「Compliance Engine」を発表しました。 🚀 Compliance Engine for Programmable Wallets is now live on Circle Console! Compliance Engine, the latest feature added to our infrastructure platform, helps businesses protect their users with ease through customizable, automated compliance checks. pic.twitter.com/4jUhBXFHKS — Circle (@circle) September 24, 2024 Compliance Engineでは、リスクの高い取引をリアルタイムで検出する機能や疑わしい行動パターンを特定する機能、国際的な送金ルールであるトラベルルールへの準拠を支援する機能などが統合されており、企業は金融犯罪リスクを効果的に抑制し規制当局の要請にもスムーズに対応できるようになるとしています。 Compliance Engineは、Circleの提供するマルチチェーン対応のスマートウォレットサービス「Circle Programmable Wallets」とシームレスに連携し、開発者は既存のシステムにCompliance Engineを容易に統合が可能。これにより、コンプライアンス対策にかかる時間とコストを大幅に削減することが可能になるとしています。 さらに、Compliance Engineは詳細な取引ログやコンプライアンスデータへのアクセスを提供し、企業は自社の取引を詳細に監視・分析することもでき、企業はコンプライアンス体制を強化しながらステークホルダーからの信頼獲得につなげることができる模様です。 Circleは、Compliance Engineの提供を通じてブロックチェーン技術の健全な発展と普及に貢献し、より安全で透明性の高いデジタル金融エコシステムの実現を目指すとしています。 記事ソース:Circle
ニュース
2024/09/25インド政府、独自ブロックチェーンフレームワークで社会変革目指す
2024年9月4日、インド政府は電子情報技術省 (MeitY) 主導の下、国家ブロックチェーンフレームワーク (NBF) を発表しました。このフレームワークは、官民の協力を通じてブロックチェーン技術の普及と応用を促進することを目的としています。 Tiger Researchによるレポートでは、このNBFがインドのデジタル社会改革に向けた重要なステップであると強調されています。 🇮🇳India’s Blockchain Revolution: Unveiling the National Blockchain Framework by @ItsChiAnh How is one of the most populated countries in the world adopting blockchain technology? 🧵 pic.twitter.com/oagOtA1k4W — Tiger Research Inc. (@Tiger_Research_) September 25, 2024 レポートによると、NBFはビットコインやイーサリアムのようなパブリック型ブロックチェーンとは異なり、特定の権限を持つ参加者のみが取引を検証できる「パーミッション型ブロックチェーン」を採用。この特徴により、政府サービスに必要なセキュリティ、プライバシー保護、そして管理強化を実現すると分析されています。 NBFの中核には、インドの研究機関によって開発された技術スタックがあります。Tiger Researchは、この技術スタックが提供するインフラにより、政府や企業がブロックチェーンアプリケーションを簡単に構築・運用できることが技術の広範な導入を後押しすると結論付けています。さらに、土地登記や医療、サプライチェーンなど多様な分野での導入事例も既に確認されているとしています。 重要な仮想通貨規制のリリースを予定 インド政府は経済問題省 (DEA) の指導の下、仮想通貨規制の将来像を描くことを目的とした包括的な協議文書の発表を準備しています。 2024年末までに発表が予定されているこの文書は、仮想通貨業界やインド準備銀行 (RBI) やインド証券取引委員会 (SEBI) などの規制当局を含む利害関係者からの意見を集め、より体系的な規制枠組みを確立することを目的としています。 インドでは仮想通貨は仮想デジタル資産とみなされており、取引による利益に対して30%の税金が課せられるなど厳格な規制が敷かれています。引き続き同国の動向に注目が集まります。 記事ソース:Tiger Research
ニュース
2024/09/25ドルの流動性増加でビットコイン投資加速か|FRB利下げの影響
先週、米連邦準備制度理事会(FRB)が50ベーシスポイントの利下げを発表し緩和サイクルを開始したことを受けてか、ビットコインは8%以上上昇しました。この動きは、米国経済が景気後退に陥ることなく減速するという「ソフトランディング」への期待を再燃させました。 暗号資産データ分析企業Kaikoの最新レポートによると、FRBの発表から24時間以内にビットコインは5.2%上昇。9月18日午後6時(UTC)のFRBの声明発表直後、ビットコインのCVD(スポット市場における買いと売りの圧力の尺度)は急上昇し、アジア市場が開場した午後11時(UTC)頃にはオフショア取引所での買い圧力がさらに強まったとしています。 Our latest Data Debrief is out now. We broke down the impact of the Fed's 50 bips rate cut on markets, among other things. Check it out below 👇https://t.co/x9NcXfyT0w — Kaiko (@KaikoData) September 23, 2024 デリバティブ市場ではBybit、OKX、Binanceにおけるビットコインの建玉は9月16日から19日の間に約12%増加し、120億ドルに到達したとしています。 Kaikoは「FED以外にも欧州中央銀行(ECB)やイングランド銀行(BoE)が今年すでに利下げを実施しているものの、これらの発表後のビットコインの反応は限定的であった」と指摘。その理由として米国の金利低下は通常米ドル安に繋がることを前提に、ビットコインの取引はドル建てで主に行われるため、FEDの緩和政策がビットコイン価格を押し上げやすく、また、米ドルやドル連動ステーブルコインの取引シェアが市場の93%(8月時点)を占めていることを挙げています。 [caption id="attachment_122197" align="aligncenter" width="788"] 利下げ発表後のビットコインの価値推移|画像引用元:Kaiko[/caption] 同社は、ドルの流動性増加がビットコインなどの代替資産への投資を促進していると結論付けています。 記事ソース:Kaiko
ニュース
2024/09/25仮想通貨投資、2024年は転換点となるか|VC投資も回復傾向
仮想通貨市場の規模は2.3兆ドルに達し、機関投資家を含む、幅広い投資家にとって無視できない存在となっています。 金融サービスを手がけるギャラクシー・デジタル社は最新レポートの中でビットコインとイーサリアムが市場をけん引する構造は変わらないものの、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)などの新興分野への投資も拡大していると指摘しています。 同社によると、2024年第2四半期における仮想通貨およびブロックチェーン関連企業へのベンチャーキャピタル投資は、前四半期比28%増の32億ドルを記録したとしています。 投資家は、仮想通貨へのエクスポージャーを確保する方法として、直接保有、ファンド投資、ベンチャー投資、株式投資という選択肢を持っています。 2024年5月時点で世界の成人の約6.8%が暗号資産を保有しており、これは、2023年から33%増加する結果に。一方で、機関投資家にとっての直接保有は、依然としてセキュリティや保管に関する懸念が残っているとし、レポートでは、セキュリティ対策の強化や規制の明確化が機関投資家の直接保有を促進する鍵になると指摘しています。 仮想通貨の関連ETPは世界で220を超え、その運用資産総額(AUM)は790億ドルを超えています。 2024年8月末時点で仮想通貨関連事業を行う上場企業は世界で323社存在し、その合計時価総額は今年8月時点で21兆ドルに到達。企業のバランスシートにビットコインを保有する上場企業は40社を超えており、その保有総額は200億ドル相当に達しているといいます。 今後、規制の明確化やインフラ整備が進み伝統的金融機関の参入が加速することで市場はさらに拡大していくと予想されます。 記事ソース:Galaxy Digital
ニュース
2024/09/25関心高まるRWA市場、DeFi統合も進みさらなる成長へ
現実資産 (RWA) が、従来の金融の枠組みを超えた新たな投資分野として注目を集めています RWAとは、不動産や貴金属、美術品といった実物資産や債権、株式などの金融資産をブロックチェーン上でデジタル証券に変換するソリューションを指す言葉です。これにより、従来の金融市場における非効率性や流動性の低さ、参入障壁の高さが解消され、よりオープンでアクセスしやすい金融システムの構築が可能になると期待されています。 CoinMetricsの最新レポートによると、イーサリアムを中心に、不動産、コモディティ、株式など多岐にわたる資産のトークン化が進展しており、DeFiプロトコルとの統合や新たな取引所の登場も相まり市場はさらなる成長を遂げようとしています。 In this week's issue of @coinmetrics' #StateOfTheNetwork, we explore the emergence of the real-world asset #tokenization sector, examining the current landscape, sectors and networks gaining adoption, regulatory implications and market opportunities. Read the full >>>>… pic.twitter.com/pPv63TksCj — CoinMetrics.io (@coinmetrics) September 24, 2024 レポートでは、ブラックロックが機関投資家向けに米ドル建て短期国債に投資するファンドをトークン化し、イーサリアム上で発行した事例(BUIDL)を挙げ、伝統的な金融機関がRWA市場に参入する動きが顕著化していると指摘。また、融資プラットフォームAaveを改良した形のSpark Protocolは、RWAを担保としたローンやRWAへの流動性提供による利回り獲得機能の提供を検討していること、ステーブルコインDAIを発行するSky(旧MakerDAO)が最大10億ドルを米国債や社債に投資することを決定したことを例に挙げ、DeFiプロトコルがRWAトークン化市場へ本格的に参入する流れが加速していると分析しています。 Announcing the Spark Tokenization Grand Prix, an open competition to onboard $1 billion in tokenized real-world assets to @MakerDAO. The Grand Prix is open to all innovators and issuers interested in competing to shape the future of tokenized public securities and their place in… pic.twitter.com/YnHXcNWH4r — Spark (@sparkdotfi) July 11, 2024 さらに、セキュリティトークンに特化した取引所であるtZEROやSecuritizeがRWAトークンを含むセキュリティトークンに対応した市場を構築していることやFigure MarketsではFTXの破産債権がトークン化され、透明性の高いオーダーブック形式で売買が行われていることなど新興取引所の登場も市場の成長を後押ししていると同社は述べています。 今後の成長分野として、CoinMetricsは、Parclが不動産市場、Ostiumが金利スワップ市場においてブロックチェーン技術を活用した新たな金融商品を提供し、従来は複雑でアクセスが難しかった金融商品をより透明性・効率性・アクセス性の高い形で提供することが可能になると指摘。また、Aevoへの転換を果たしたRibbon Financeが提供するオプション戦略を自動化し様々な暗号資産で利回りを生み出す「theta vaults」は、不動産やコモディティといったRWAにも応用できる可能性があり、投資家にとって新たな利回り獲得機会を提供すると期待されているとしています。 UniswapやCurveといった分散型取引所(DEX)がトークン化されたRWAの統合を検討しており、24時間365日稼働する流動性の高い市場が生まれるポテンシャルを持っています。RWAは、従来の金融システムが抱える課題を解決し、よりオープンでアクセスしやすい金融サービスを世界中の人々に提供する可能性を秘めている分野として、引き続き注目が集まります。 記事ソース:Coinmetrics
ニュース
2024/09/25イーサリアム現物ETFのオプション取引、SECが判断を11月中旬に延期
米証券取引委員会(SEC)は、ブラックロックとビットワイズが申請したイーサリアム(ETH)の現物ETFのオプション取引開始について、判断を11月中旬まで延期すると発表しました。 当初はブラックロックに関して9月26日(現地時間)に判断が下される予定でしたが、SECは「提案を検討するために更なる時間が必要」として、判断の延期を決定しました。ブラックロックのイーサリアム現物ETF「iShares Ethereum Trust ETF」のオプション取引開始については11月10日、ビットワイズの「ETHW」については11月11日が新たな判断期限となります。 ブラックロックは9月20日、ビットコイン現物ETF「iShares Bitcoin Trust (IBIT)」のオプション取引開始についてSECから承認を得ています。これを受け、ブルームバーグのシニアETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、ビットコインETFにとって「大きな勝利」だとし、より多くの流動性と「大口投資家」を呼び込むだろうと述べています。 記事ソース:SEC
NFT
2024/09/25The Sandbox、人気アニメ『進撃の巨人』とコラボ!仮想空間の土地販売を開始
NFTを活用したメタバースプロジェクト「The Sandbox」は、Adventure WorldのDefender District LANDセールを9月26日より開始します。 Adventure WorldのDefender District LANDセール開始! 💥 スタンダードLAND 213個 💥『進撃の巨人』 プレミアムLAND 14個 💥 オークション 7区画 が販売されます。 詳細は下記をチェック 👇https://t.co/b43XU81Opq pic.twitter.com/kK8wdHiVHN — 【公式】The Sandbox (ザ・サンドボックス) (@TheSandboxJP) September 25, 2024 Adventure Worldは、3つの異なるエリアで構成されるデジタルテーマパークです。今回販売が開始される最初のエリア「Defender District」では、人気アニメ『進撃の巨人』の世界観を体験できます。LANDを購入したユーザーは、『進撃の巨人』の近隣住民として、メタバース空間での新たな生活を始められます。 今回のセールでは、スタンダードLANDが213個、『進撃の巨人』 プレミアムLANDが14個、オークションによる販売が7区画となっています。 LAND購入者には、Defender DistrictのオリジナルTシャツがプレゼントされます。さらに、『進撃の巨人』プレミアムLAND購入者には、Defender DistrictのTシャツに加え、『進撃の巨人』のオリジナルTシャツとクリエイターアセットパックが贈呈されます。 また、LANDセール販売を記念したキャンペーンも実施予定です。The Sandboxのメールマガジンに登録したユーザーの中から抽選で、『進撃の巨人』オリジナルTシャツまたは『進撃の巨人』×The Sandboxのポスターがプレゼントされます。 記事ソース:The Sandbox
ニュース
2024/09/25ブラックロック幹部「ビットコインはリスクオフ資産」
世界最大の資産運用会社ブラックロックのデジタル資産責任者、ロビー・ミッチニック氏は、ブルームバーグのインタビューに応じ、ビットコインはリスクオフ資産とみなされるべきだと主張しました。 ミッチニック氏は、ビットコインは国特有のリスクや従来のカウンターパーティリスクを持たない、希少でグローバルかつ分散型の非主権的な資産であると指摘。これらの特性は、通貨の印刷や通貨切り下げリスク、政治・財政・持続可能性の課題に対する懸念が高まっている世界において、投資家にとって魅力的であると説明しています。 ミッチニック氏は、ビットコインが株式などの他のリスク資産と同様に取引されるという見方には疑問を呈しました。ビットコインのファンダメンタルバリューに影響を与える出来事は、1年に2、3回程度しか起こらず、株式市場の動向とは根本的に異なる要因で動いていると述べています。 さらにミッチニック氏は、米国で暗号資産に対する明確な規制の枠組みが整備されることに期待を示しました。超党派でデジタル資産の重要性が認識されつつあり、米国がこの技術をリードしていく上で、建設的な枠組みが実現すると楽観視しています。 ビットコインETFについては、iShares Bitcoin Trust のオプション上場が承認されたことを歓迎しつつも、イーサリアムETFと比較して機関投資家にとっての投資の意義がまだ明確に伝わっていないとの見方を示しました。今後、デジタルゴールドとしてのビットコインの投資ケースがより理解されることで、機関投資家の資金流入が加速する可能性があると期待されています。 記事ソース:Bloomberg
ニュース
2024/09/25FTX関連裁判、親会社元CEOに懲役2年の実刑判決
仮想通貨取引所FTX関連の裁判で、アラメダ・リサーチの元CEOキャロライン・エリソン氏は投資家、金融業者、顧客から数十億米ドルを盗んだ詐欺に関与したとして懲役2年の実刑判決を受けました。 裁判官や検察は、エリソン氏が捜査官との話し合いに協力的であり、自らの有罪を認め、昨年11月の裁判ではサム・バンクマン=フリード氏に不利な証言をしたことは評価に値すると述べたといいます。 元連邦検察官のポール・タッカーマン氏は、ガイドラインに則った場合100年以上の懲役の可能性があったエリソン氏について「政府にとって重要な証人であり、その協力姿勢が非常に印象的だった」とコメント。さらに、エリソン氏は私生活が暴露されるなど平均的な協力者よりも多くの苦しみを味わったとし、量刑は比較的軽くなるとの予想をしていました。 エリソン氏への処遇が決定するなか、サム・バンクマン=フリード氏(SBF)は、詐欺罪の有罪判決を不服として控訴しています。サム氏は、無罪推定の原則が守られず、陪審員はFTXの崩壊に関するすべての事実を知らされなかったと主張しています。 タッカーマン氏は、サム氏が非常に有能な新しい弁護士チームを結成しており、彼らが第二巡回区控訴裁判所で多くの成功を収めていることから、上訴にも一定の勝算があると予想しています。 記事ソース:Bloomberg、CNBC
NFT
2024/09/25ステップンGOとアディダスがコラボ|約22万円の限定スニーカーNFTが抽選販売
Move-to-Earnアプリで知られるSTEPN GOは、スポーツブランドのadidas(アディダス)とのコラボレーションを発表しました。今回のコラボレーションでは、限定GenesisスニーカーNFTが1,000個提供されます。 STEPN GO x adidas - WE’RE SO BACK! 👊 We’re teaming up again with @adidas to break web3 a second time ⚡️ This new edition we’re taking things to the next level with a brand new edition of 1,000 co-branded Genesis Sneakers, exclusively on STEPN GO 🤯 Featuring 4 unique designs,… pic.twitter.com/2FxAM8c0Kd — STEPN GO (@Stepnofficial) September 23, 2024 Genesisスニーカーは、adidasの人気モデルであるadiZero Adios Pro 3、Ultraboost 5X、Supernova Rise、adiStar BYDからインスピレーションを得た4種類のデザインで展開されます。 9月25日から9月30日にかけて、Mooarマーケットプレイスにて合計996個のGenesisスニーカーが抽選販売されます。販売はSTEPNのエコシステムトークンである$GMTで行われ、抽選チケット1枚の価格は10,000 GMT(現在価格約22万円)です。当選に至らなかった場合は、$GMTが返金されます。 なお、残りの4足のGenesisスニーカーは、STEPNチームとALT by adidasにそれぞれ贈呈される予定です。 記事ソース:collect.adidas.com