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2024/08/06ビットコインETF、カストディの取得単価は65,000ドル
ビットコインETFのカストディウォレットのビットコイン取得単価が現在のビットコイン価格を大きく上回る1BTC = 65,000ドルであることが明らかになりました。 #Bitcoin Cost-Basis: • ETFs/Custody Wallets: $65K • Binance Traders: $55K • Mining Companies: $45K - Below this level in past downturns (May 2022, March 2020, November 2018) confirmed a bear market. • Old Whales: $22K - Never breached historically. pic.twitter.com/knIycXuObD — Ki Young Ju (@ki_young_ju) August 5, 2024 CryptoQuantの創設者兼CEOのKi Young Ju氏によると、1 BTCのコストとしてバイナンスのトレーダーが55,000ドル、マイニング事業者が45,000ドル、古参の大口が22,000ドルとなっています。 8月5日には、米現物型ビットコインETFから1.68億ドルの資金流出が発生。現在のETFでの保有分は、時価総額全体の4.51%となっています。 現状のビットコインETF取引の多くは個人投資家によるものだと予想されるなか、資産運用会社Off The Chain CapitalのCEOであるブライアン・ディクソン氏は以前、政府系ファンドや年金基金といった機関投資家によるデューデリジェンス(投資判断のための調査)には8ヶ月から1年以上かかることも珍しくないと述べました。 ビットコインETFは今年1月に承認されました。デューデリジェンスの結果、大口のプレイヤーがビットコイン投資へのポジティブな姿勢を取った場合、今夏から年末にかけてこれらの機関投資家の資金がビットコインへETFを通して市場に流入する可能性があります。 その場合、上記プレイヤーの取得単価は現時点の価格よりも高くなり、それに伴いビットコインの価格が上昇する可能性も予想されます。 関連:ビットコイン、年内に史上最高値更新か|Bitwise最高投資責任者が予測
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2024/08/06Circle社、Flowチェーン上でのUSDCサポートを9月に終了
ステーブルコインUSDCを手がけるCircle社は、Flowチェーン上でのUSDCのサポートを9月3日(現地時間)をもって終了することを発表しました。 Circle is discontinuing support for USDC on the Flow (Cadence) effective September 3, 2024 at 3 a.m. ET due to network changes taking effect on the chain. Read the details for actions that USDC on Flow holders should take here:https://t.co/zDNdTTv8Jb — Circle (@circle) August 5, 2024 Flowチェーン上でのUSDCの発行は8月27日まで継続され、9月3日の締切までにCircle社はFlow上のUSDCを凍結し、すべてのUSDC残高のスナップショットを実施予定。その後、スナップショットに基づき償還を行うとしています。 現在、Circle社はEthereumやSolana、Polygon、Arbitrum、Optimism、Baseなど合計15のチェーン上でUSDCを展開しています。 今年4月にはEthereumのレイヤー2であるZksyncに対応。また、今年2月には国内取引所CoincheckとUSDCの国内上場へ向けた提携を発表するなど様々な取り組みを進めています。 【プレスリリース】 米Circle社とコインチェック、日本でのUSDCへのアクセス拡大に向けた提携を発表https://t.co/g47cUNMghC — Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) February 27, 2024 最大手のステーブルコインUSDTの時価総額は記事執筆時16兆5528億円であるのに対し、USDCは4兆8898億円となっており約3.4倍の差となっています。 先日、ユーロペッグ型のステーブルコイン$EURCをEUで発行開始するなど革新的な取り組みを進めるCirlce社の今後の動向に注目です。 関連:EUでステーブルコイン発行開始のCircle、今後の展望語る 記事ソース:Circle
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2024/08/06Hut8、7月のビットコインマイニング量は僅かに増加
ビットコインマイニング事業を手がけるHut8 Mining社は、7月の事業報告を公開しました。 July highlights - Continued realizing the impact of optimization efforts; average energy cost has declined materially since bringing Salt Creek online and completing the planned deployment of our curtailment software - Announced plans for a site in the Texas Panhandle with 205… — Hut 8 (@Hut8Corp) August 5, 2024 同社の先月のビットコインマイニング量は105BTCとなり、6月よりも増加しました。ハッシュレートや管理下にあるマイナーの数なども6月比で僅かながら向上しています。 Hut 8のCEOであるAsher Genoot氏によると、米カリフォルニア州のソルトクリークエリアでの施設を稼働開始し計画的に削減ソフトウェアの導入を完了して以来、当社の平均エネルギーコストは大幅に低下。同社はさらなる効率化と利益率の拡大を推進するため、データサイエンスプラットフォームの構築と改良を続けているとしています。 堅調な成長をみせるなか、市場の影響を受けてか同社の株価は直近24時間で約7%下落しています。 記事ソース:Hut 8
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2024/08/06現物型イーサリアムETFに約70億円流入、ビットコインETFとは対照的な結果に
8月5日、現物型イーサリアムETFには4873万ドル(約70億円)の資金が流入しました。これは、同日に1.68億ドルの資金流出が発生したビットコインETFとは対照的な結果となっています。 📊 Ethereum ETF Tracker | 2024-08-05 🟩 Daily Total Net Inflow +$48.73M 💰 Total Value Traded $715.19M 🏦 Total Net Assets $6.70B 📊 ETF Market Value Ratio 2.29% 🥇 Net Inflows/Outflows for Each ETF 🟩 ETHA +$47.09M 🟩 ETHV +$16.62M 🟩 FETH +$16.15M 🟩 ETH +$7.59M 🟩 ETHW… pic.twitter.com/xHJREU0R2x — SoSoValue Research (@SoSoValue) August 6, 2024 グレースケール社が元々投資信託商品として提供し、先日ETFへと転換された$ETHEからは4680万ドルが流出しました。しかし、同社のスピンオフ製品である$ETHやブラックロックの$ETHA、フィデリティの$FETH、VaneCkの$ETHVなどには合計で約9600万ドルが流入しています。 7月下旬に米SECによって承認された現物型イーサリアムETFにおいて、資金流入額が資金流出額を上回ったのは今回で4日目となります。1日あたりの取引額は先週よりも多く、比較的維持されています。 Coinbaseの機関投資家向けリサーチ責任者であるDavid Duong氏は、グレースケール社のETH ETFからの資金流出がGBTCよりも先行していると指摘しています。その理由として、GBTCの場合、売却を裁判所の承認まで制限されていた大規模な事業体がいくつかあったのに対し、グレースケールのETH ETFにはそのような制限がない点を挙げています。 引き続き市場の動向に注目が集まります。
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2024/08/06ビットコインETF、1日で245億円の資金流出
昨日8月5日に米国で提供されている現物型ビットコインETFから1.68億ドル(約245億円)の資金が流出したことが明らかになりました。 📊 Bitcoin ETF Tracker | 2024-08-05 🟥 Daily Total Net Inflow -$168.44M 💰 Total Value Traded $5.24B 🏦 Total Net Assets $48.43B 📊 ETF Market Value Ratio 4.51% 🥇 Net Inflows/Outflows for Each ETF 🟩 BTC +$21.81M 🟩 HODL +$3.00M 🟩 BITB +$2.90M ⬜️ IBIT $0 ⬜️ BTCO $0 ⬜️ BTCW $0… pic.twitter.com/oH69CGKzjc — SoSoValue Research (@SoSoValue) August 6, 2024 グレースケール社のスピンオフ製品である$BTCやVanEckの$HODL、Bitwiseの$BITBにはそれぞれ数百万ドル規模の資金が流入したものの、フィデリティやアークインベスト、グレースケール社の3つのビットコインETFから合計で1.96億ドルが流出しており、全体では大幅な資金流出となりました。 昨日、ビットコイン価格が一時50,000ドルを割り込むなど、大幅な下落が発生しました。ETFを通してのビットコインへの投資姿勢が弱気であることが、今回の資金フローから窺えます。 ブルームバーグのETFアナリストであるEric Balchunas氏は今回の流出額はビットコインの運用資産総額のわずか0.3%に過ぎないとコメントしています。 -$168m is nickel-dime relative to the face melting selloff. That’s like 0.3% of total bitcoin aum. Which leads to the q: who the hell is selling all their bitcoin nonstop for 3 days? Bc it sure as sht ain’t the boomers. — Eric Balchunas (@EricBalchunas) August 6, 2024 Bitwiseの最高投資責任者は、顧客から仮想通貨ETFに関する問い合わせは発生しておらず、顧客は仮想通貨のボラティリティを理解した上で投資を行っていると述べています。
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2024/08/06ビットコイン、年内に史上最高値更新か|Bitwise最高投資責任者が予測
仮想通貨市場が大きく価格を下げ、ビットコインも一時50,000ドルを割り込むなど、不安定な状況が続いています。そんな中、米国で現物型仮想通貨ETFを提供するBitwiseのCIO(最高投資責任者)であるMatt Hougan氏は、CNBCのインタビューに対し「ビットコインは今年中に再び史上最高値を更新する」との予想を示しました。 Hougan氏は、先日の仮想通貨市場の急落は、2020年3月12日に新型コロナウイルスの世界経済への影響が懸念された時の状況に似ていると指摘。当時、ビットコインは37%下落したものの、翌年には10倍以上に価格が上昇したことを挙げました。 今回の急落の要因については、世界の資本市場の流動性が低い週末に発生し人々がリスク回避のために他の選択肢がなく仮想通貨を売却せざるを得なかった状況があったことを同氏は挙げました。 関連:仮想通貨市場が大暴落|ビットコインは一時5万ドル割れ またHougan氏は、COVID-19のパンデミック以降、ドルはその価値の25%を失っている一方で、ビットコインは数百%上昇している点を指摘。長期的な視点で見れば、仮想通貨は優れたヘッジ資産として機能すると主張しました。 現在の仮想通貨市場が底を打ったかどうかについては「まだ断言できない」としつつも、市場の下落局面では先物市場での清算が発生し、それがさらなる下落を招く連鎖が起こると説明。一部の企業が経営難に陥る可能性にも触れ、市場が底を打ったかどうかを判断するには慎重な姿勢が必要であることを示唆しました。 その上で、中央銀行や機関投資家が資金投入を開始するかどうかが、今後の市場動向を予測するうえで重要になると指摘。FRBの利下げや世界的な金融緩和策が実施されれば、市場は回復に向かう可能性があるとしました。 Hougan氏によると、Bitwiseのクライアントからは仮想通貨ETFに関する問い合わせはほとんどないとのこと。ETFを通じて仮想通貨に投資している人々はポートフォリオの数%を割り当てているに過ぎず、価格変動の大きい資産であることを理解していると同氏は述べています。 記事ソース:CNBC
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2024/08/061BLOCK x コンバース、コラボ製品がNFTプラットフォームで発売
Web3クリエイティブスタジオ「1BLOCK」と人気シューズブランド「CONVERSE(コンバース)」のコラボ製品の販売情報が公開されました。 A timeless street icon since its founding in 1908. 1BLOCK, through 3 years and 5 months of IGYB's efforts, has reached this milestone announcement. Our creation of culture through phygital is just beginning👟 For more details, join our Discord! IGYB⚔8.15#MetaSamurai #IGYB pic.twitter.com/NuOWcGSNAM — 1BLOCK STUDIO®︎ (@1block_official) August 5, 2024 今回のコラボ製品は、LINEヤフーの子会社が手がけるNFTプラットフォーム「DOSI」にて、8月15日(木)12:00より販売開始となります。販売は2段階に分かれており、「ウェーブ1」は8月15日(木)12:00から24時間、「ウェーブ2」は8月16日(金)15:00から24時間を予定しています。 購入対象者は、ウェーブ1が「MetaSamuraiシリーズ」を10シリーズ以上保有しているユーザー、ウェーブ2が「MetaSamuraiシリーズ」を少なくとも1つ保有しているユーザーとなり、両ウェーブ共、対象ユーザーのスナップショットは既に終了しています。 購入希望者は公式Discordで発表されるアナウンスに従いアドレスの提出が必要で、申請期限は2024年8月7日(水)23:59 JSTまでとなっています。 販売価格は約30,000円で、発行数は50点と希少性の高いアイテムとなっています。決済方法はLINE Payやクレジットカードなど、国内販売専門となっています。 また、販売期間終了後には別途スナップショットが実施され、条件を満たし応募したユーザーに今回のコラボレーションによる特注フィジタル搭載バッグがエアドロップされる予定です。 詳細な情報は、1BLOCKの公式Discordで随時発表されます。
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2024/08/06仮想通貨リップル、第2四半期レポートを公開|米政治支援団体に2500万ドルの寄付
リップル社は、2024年第2四半期XRP市場レポートを公開しました。 The Q2 ’24 XRP Markets Report is now live – while overall crypto markets saw high volatility over the quarter, institutional adoption remained front and center through RWA tokenization and key regulatory milestones such as MiCA going into effect. https://t.co/UTL5NQSWHk — Ripple (@Ripple) August 2, 2024 第2四半期は、イーサリアムの現物ETFが米国で承認されるなど、機関投資家による暗号資産への関心の高まりが見られました。この動きは、ビットコイン現物ETFの成功に続くもので、市場の成熟を示すものとして歓迎されています。一方、マクロ経済指標の影響を受け、ビットコインとS&P500の相関は高まり、暗号資産市場は不安定な値動きを見せました。XRPの1日平均取引量は、第1四半期と比較して20%減少したとしています。 リップル社はSECとの訴訟で勝利を収めてから1周年となる7月13日について改めて言及。この訴訟の結果、XRPは証券ではないと判断され、米国内での規制の明確化につながりました。リップル社は、2020年12月より前に機関投資家向けに行った販売に関する救済措置について、裁判所の最終的な判断を待っている状況です。 2024年の米国選挙は、米国の暗号資産の将来を左右する重要なイベントとなります。リップル社は、暗号資産に友好的でイノベーションを支持する政治候補者を支援する団体「Fairshake」に2500万ドルを寄付し、総額で5000万ドルの貢献を行いました。 XRPの市場動向としては、取引量はバイナンス、Bybit、Upbitの3つの取引所が全体の65%以上を占めているとしています。 XRPL (XRP Ledger) の開発では、相互運用性を高めるために、Axelarをサイドチェーンへのブリッジとして採用することが発表されました。また、信頼性の高いデータフィードを提供するオラクル機能や、複雑なトークン構造の作成を可能にするマルチパーパストークン(MPT)標準などの重要な機能が追加される予定です。 🚨 @Ripple and @Axl_Foundation are 🤝, supporting a pioneering step forward for XRP Ledger 🚨 🧵 👇 pic.twitter.com/1WPrAisMoL — Axelar Network (@axelarnetwork) February 27, 2024 さらに、リップル社は、年内にステーブルコイン「Ripple USD」を発行する計画を発表しました。Ripple USDは、米ドル預金、短期米国債、その他の現金同等物によって100%裏付けられ、XRPLとイーサリアムのブロックチェーン上で利用可能になる予定です。 記事ソース:Ripple
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2024/08/05仮想通貨先物市場、24時間で10億ドル以上が清算
大きな下落を見せた仮想通貨市場では、記事執筆時直近24時間で10億ドル(約1420億円)を超える先物ポジションが清算されました。ビットコインは3.7億ドル、イーサリアムは3.5億ドルが清算されており、イーサリアムは現物型上場投資信託(ETF)の承認期待から、大きなポジションが積み上がっていたことがうかがえます。 清算の内訳を見ると、ビットコインはロングポジションが3.1億ドル、ショートポジションが0.6億ドルに。一方、イーサリアムはロングポジションが3億ドル、ショートポジションが0.5億ドルとなっています。 仮想通貨デリバティブデータを提供するcoinglassのデータによると、主要取引所におけるOI(未決済建玉)は24時間で27%減少しました。機関投資家が多く参入していることで知られるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)でも21%の減少が見られました。現在のOIの合計は97億ドルで、これは今年2月以来の水準となっています。 [caption id="attachment_118871" align="aligncenter" width="914"] 画像引用元:coinglass[/caption] 現物型イーサリアムETFの承認や米大統領選などで大きな注目を集めていた仮想通貨。引き続き相場の動向に注目が集まります。
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2024/08/02ビットコイン、イーサリアムETFに資金流入続く|グレースケール低手数料商品に人気集中
8月1日のデータによると、現物型ビットコインETFとイーサリアムETFの両方で資金流入がプラスとなりました。特に、グレースケールが先日リリースした低手数料ビットコインETF「Grayscale Bitcoin Mini Trust (BTC)」への資金流入が顕著です。 現物型イーサリアムETF全体では、合計で2670万ドルの資金流入が発生し、現物型ビットコインETF全体では、合計で5060万ドルの資金流入が8月1日に発生しています。注目すべきは、グレースケールの「Grayscale Bitcoin Mini Trust (BTC)」に、8月1日付で19.1億ドルの資金が流入した点です。 同商品は現在米国で提供されているビットコインETFの中で最低水準の手数料(0.15%)に設定されています。 [caption id="attachment_118686" align="aligncenter" width="924"] 画像引用元:https://farside.co.uk/[/caption] グレースケール・インベストメンツのリサーチ責任者であるZach Pandl氏は「私たちは、投資家がどこにいても、彼らのニーズを満たし、投資家が規制された安全な方法で暗号通貨にアクセスするための完全な商品スイートを提供しようとしている。GBTCは一部の投資家に適しており、新しいBTC商品はさらに多くの投資家に適していると信じています」とコメントしています。 ビットコインETFとイーサリアムETFの違いについて、Coinbaseの機関投資家向けリサーチ責任者であるDavid Duong氏は、グレースケール社のETH ETFからの資金流出がGBTCよりも先行していると指摘しています。その理由として、GBTCの場合、売却を裁判所の承認まで制限されていた大規模な事業体がいくつかあったのに対し、グレースケールのETH ETFにはそのような制限がない点を挙げています。 記事ソース:CNBC