【仮想通貨】BitZeny/ $ZNY の特徴・将来性を解説!取引所・チャートまとめ
Crypto Times 編集部
2017年CPUでマイニングできるとして有名になったBitZeny、聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。
こちらの記事ではそんなBitZenyの特徴や将来性などについてまとめています。
「ただの草コインでしょ?」と思っている方は、この機会に是非BitZenyについて詳しく知っておきましょう。
目次
BitZeny(ビットゼニー/ZNY)の概要と時価総額
BitZenyの概要
通貨名称 | BitZeny |
---|---|
ティッカー | ZNY |
総発行枚数 | 250,000,000枚 |
システム | PoW |
公式サイト | https://bitzeny.tech/ |
BitZeny(ビットゼニー/ZNY)の4つの特徴を確認しよう
ここからは、BitZenyの特徴を4つ紹介します。
CPUでマイニングができる
BitZenyの最大の特徴は、CPUマイニングができるという点です。
BTC(ビットコイン)などの通貨は、グラフィックボード(GPU)や、ASICなどの専用のマイニング機材が必要ですが、BitZenyはYescryptという認証アルゴリズムを採用しているため、普通のパソコンに搭載されているCPUでマイニングすることができます。
YescryptはアンチASICアルゴリズムのGlobalBoost-Yを改良したもので、GPUやASICでのマイニングが全く出来ないというわけではありませんが、不向きに作られています。
また、BitZenyのマイニングは個人で行うこともできますが、収益性があまり良くないため、一般的にマイニングプールで行われます。
VPSマイニングとは?特徴やメリット・デメリット(注意点)を解説! – CRYPTO TIMES
国産の仮想通貨である
BitZenyは国産の仮想通貨であるということも大きな特徴の1つです。
初の国産仮想通貨としてモナコインが有名ですが、それに次いで人気のある国産仮想通貨がこのBitZenyです。
投げ銭ができる
BitZenyの特徴として、投げ銭ができるというのも挙げられます。
りん姫というツイッターアカウントが作られており、それを用いてBitZenyの投げ銭をすることができます。
ぜにぃ姫の妹(非公式)にしてBitZeny投銭botですっ
ぜにぃ姫のバックアップとしてどうぞ(?)ソース(突っ込んでくれると嬉しいです)https://t.co/aYtqjzKgL8
— りん姫@BitZeny投げ銭bot (@zenytips) 2017年12月16日
かつて、ぜにぃ姫というキャラクターがおり投げ銭に使われていましたが、サービス終了に伴ってぜにぃ姫の妹、りん姫が生まれました。
ぜにぃ姫サービス終了のお知らせ https://t.co/qyfXT6iwcY
— ぜにぃ姫@BitZeny投銭Bot (@zenyhime) 2018年2月7日
これらは、BitZenyのコミュニティの有志の方によってイラストが描かれ運営されており、BitZenyファンが増える理由のひとつになっています。
コミュニティが活発
BitZenyはコミュニティが非常に活発であるのも特徴です。
BitZenyフォーラムというユーザー同士が意見を交換することのできる出来る掲示板があり、活発なコミュニケーションが行われています。
また、2018年2月にはBitZenyのロゴ・BGM・動画のコンテストが開催されました。
ロゴのコンテストには400点近い作品が寄せられ、二次投票まで行われました。
かつて左のロゴだったBitZenyですが、ロゴコンテストで最優秀作品になったものが今のロゴになっています。
応募された作品の数からも、コミュニティの活発さを伺うことができます。
今後の価格は?BitZeny(ビットゼニー/ZNY)の将来性
同じ国産仮想通貨であるモナコインとよく比較されるBitZenyですが、どちらもコミュニティ、キャラクター性といったビットコインなどの他の通貨にはない魅力があります。
2014年から3年間、開発者と連絡がとれず有志の方によって支えられていましたが、2017年12月に開発者が再び現れ公式に開発が再開となりました。
たぶんBitZenyの開発者です。少しずつですが活動を再開したいと思います。これまでBitZenyを支えていてくれたコミュニティの方々に感謝します。3年間放置して続いていたとは…ブロックチェーンって本当にすごいですね!
— bitzeny (@bitzeny) 2017年12月20日
開発進捗については先ほど紹介したBitZenyフォーラムや、暗号通貨BitZenyまとめWiki、公式Twitterーなどで確認することができます。
開発がどのように進むかが今後の鍵となりそうです。
BitZeny(ビットゼニー/ZNY)のチャート・価格推移
ZNYの円建てチャートです。
2017年12月に50円近くまで上昇したものの、現在は1円以下で推移しています。
BitZenyは現在TradingViewには対応していないため、リアルタイムのチャートは取引所で確認しましょう。
BitZeny(ビットゼニー/ZNY)の取り扱い取引所・購入方法
BitZenyの取引所一覧
国内取引所 | 海外取引所 | DEX |
---|---|---|
なし | Cryptopia STEX Trade satoshiなど | CryptoBridgeなど |
BitZeny取引できる取引所のまとめです。
BitZenyは半数以上の人がCryptoBridgeで取引しており、次いでCryptopiaやTrade satoshiで多く取引されています。
かつて、草コインの取引で有名なC-CEXやNovaexchangeという取引所でも取引されていましたが、現在上場廃止や閉鎖によりできなくなっています。
日本産の通貨であるにもかかわらず、日本の取引所で取引できないのが少し残念なところです。
BitZeny(ビットゼニー/ZNY)のウォレット
BitZenyのウォレットは以下の2つがあります。
公式ウォレット
公式ウォレットは、BitZeny公式サイトにてダウンロードすることができます。
Windows版、Mac版、Linux版などが用意されているため、OSに合わせて選ぶことが可能です。
公式のウォレットのためセキュリティ面などは一番安心できますが、デスクトップウォレットのため利便性が少し悪いのが残念なポイントです。
BitZeny Wallet
BitZeny Walletはウェブウォレットとなっており、こちらよりユーザー名、パスワード、メールアドレスを設定することで使うことができます。
ウェブウォレットのため使い勝手は良いですが、公式ウォレットよりもセキュリティ面において疑念が残ります。
取引所上にも保管可能ですが、ハッキングなどによりGOXする危険性があります。BitZenyに限らず、仮想通貨はウォレットに移して保管するようにしましょう。
まとめ
今回はBitZeny(ビットゼニー/ZNY)の特徴や将来性、取引所の情報についてまとめました。
BitZenyは売買が海外の取引所でしかできず、流通量があまり多くないなど、同じ国産仮想通貨であるモナコインと比較して少し残念な点が多いです。
ですが、これからさらに開発が進み、コミュニティが活発になっていけば再度注目され価格が大きく上がるかもしれません。
皆さんもぜひ、BitZenyのマイニングや投げ銭、してみてはいかがでしょうか。