20億ドル相当のTRX(トロン)のバーンが完了。Atlasに関する発表も
Crypto Times 編集部

Tron財団のCEO兼創業者でもあるジャスティン・サン氏はビットトレントとの共同プロジェクト、Atlas(アトラス)の進展について話すべく、ライブストリームを行いました。ジャスティン氏はTronトークンのバーンにも触れ、ERC20トークンの98%に相当する970億トークンのバーンが完了したと述べました。
同氏はTronのメインネットがローンチされてからの95日間で成長を続けているとし、Tronが獲得したユーザーはイーサリアム(ETH)が2015年に最初の95日間で獲得したユーザー数よりも多いと発言しました。
現在までにバーンされたTRXは現在の市場価値で19.4億ドル(約2200億円)に相当します。これらのトークンは操作する事のできない特定のアドレスに送られ、実質的に総供給量から排除されます。
また、ジャスティン氏はアップデートされたiOS、Android向けのウォレットを公開した他、 Tronネットワーク上で展開される二つのDAppsも紹介しました。
また、ジャスティン氏はBitTorrentをTronに統合するためのコードネームであるProject Atlasに関する進展に関して、TRX20トークンの統合を進め、インセンティブシステムを向上させるとしています。
「ビットトレントはより早いダウンロード速度、より多くのシード、マイニングなし、後方互換性を備えるようになる。モバイルからの接続、透明性など現代の世界に適応している。私たちは、最終的には中間者を排除し、コンテンツを直接配布できるようにする事で、全てのクリエイターを後押ししたい。」
これらの新たな特徴はモバイル、デスクトップ、サードパーティのトレントクライアント全てに対して適用されます。そして、ビットトレントのサービス自体も利用料は無料のままだとしています。
記事ソース:AMB Crypto