アップル、グーグル、アマゾン等|株式トークンがソラナで取引可能に
Crypto Times 編集部

引用元: gguy / Shutterstock.com
トークン化された株式プロダクトサービスである「xStocks」が本日正式にローンチされました。このサービスにより、投資家は24時間365日、ブロックチェーン上で主要企業の株式をトークンとして取引できるようになります。
xStocks are going LIVE
Available today on @krakenfx, @Bybit_Official and being rolled out on @solana, this is the next step for internet capital markets.
Real assets, real value, for real people. pic.twitter.com/NQ1dKEfNjD
— xStocks (@xStocksFi) June 30, 2025
60種類以上の株式がトークン化されて登場
Backedが手掛けるxStocksではApple(AAPLX)、Amazon(AMZNX)、Microsoft、NVIDIA(NVDAX)、Tesla(TSLAX)、Meta(METAX)、Google(GOOGLX)といった大手テック企業の株式に加え、Coinbase(COINX)、Circle(CRCLX)、MicroStrategy(MSTRX)などの暗号資産関連企業の株式も含む、60種類以上のトークン化された株式が提供されます。
主要取引所とDeFiプラットフォームで利用開始
大手暗号資産取引所のBybitはxStocksアライアンスに参加し、以下のスケジュールで取引ペアを順次上場していきます:
- 6月30日:COINX/USDT、NVDAX/USDT
- 7月1日:CRCLX/USDT、AAPLX/USDT
- 7月2日:HOODX/USDT、METAX/USDT
- 7月3日:GOOGLX/USDT、AMZNX/USDT
- 7月7日:TSLAX/USDT、MCDX/USDT
すべての取引ペアは入出金がSOLネットワーク経由で利用可能となり上場時にSpot Grid Botsを介した取引も可能です。
Krakenとソラナエコシステムでも展開
Krakenも190カ国以上でこれらの資産を上場することを発表しており、グローバルなアクセスが実現されます。
また、Solanaブロックチェーン上では以下のプラットフォームを通じてxStocksが利用できます:
- Kamino
- Raydium
- Jupiter

Kaminoのプロダクト画面。SOLでトークン化されたテスラ株を購入可能
Raydiumの流動性プールでは現状多くの流動性が確保されておらず、分散型取引所における大規模な取引には現状対応していないといえます。
記事執筆時の主要銘柄/プールの流動性
- TSLAx – USDC:$642,229
- NVDAx – USDC :$889,464
- CRCLx – USDC:$613,403
- AAPLx – USDC:$4,701
xStocksの本格運用開始により従来の株式取引とブロックチェーン技術の融合が具体的な形となりました。今後、他の金融機関や取引所の動向、および投資家の反応が注目されます。
ロビンフッド、SpaceXとOpenAI株式トークンを世界初公開
記事ソース:BACKED