ステーブルコイン大手テザー社、「金」産業への投資を検討か

ステーブルコイン大手テザー社、「金」産業への投資を検討か

ステーブルコイン「USDT」を発行するテザー社が金(ゴールド)産業への投資を協議していることが英フィナンシャル・タイムズの報道で明らかになりました。今年上半期だけで57億ドルの利益を上げた同社がその豊富な資金を伝統的な実物資産に向けようとしています。

同社は金の採掘、精製、取引、さらにはロイヤルティ(採掘権益)事業に至るまで、金産業のサプライチェーン全体への投資を検討しているとのことです。

テザー社はすでに、USDTの裏付け資産の一部としてスイス・チューリッヒの金庫に87億ドル相当の金を保有しています。さらに、金への関与を強めており、今年6月にはカナダ・トロントに上場する金ロイヤルティ会社「Elemental Altus」の少数株主持分を1億500万ドルで取得。さらに最近、同社に1億ドルを追加投資したことも報じられています。

同社のパオロ・アルドイノCEOは金を高く評価しており、金を「自然のビットコインだ」と表現。また「金はどの国の法定通貨よりも安全な資産であるべきでビットコインを補完する存在になり得る」との見解を示しています。

今回の動きはデジタル資産の世界で大きな影響力を持つテザー社が、伝統的な実物資産である金への投資をさらに本格化させる可能性を示唆しています。


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記事ソース:ft.com

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