アブハジア共和国がマイニング施設を一時閉鎖、冬の電力供給に備えるため

アブハジア共和国がマイニング施設を一時閉鎖、冬の電力供給に備えるため

東ヨーロッパ・ジョージアに隣接するアブハジア共和国が、マイニング施設を一時的に閉鎖すると発表しました。今回一時閉鎖されるマイニング施設は15施設で総電力容量は8,950kWtにのぼります。これは1,800世帯に相当する電力容量です。

電力事業を担当する国営企業Chernomorenergoによると、冬季期間は電力消費量が高くなるため、家庭や重要な社会施設・生産施設の電力供給を保証する必要があると説明しています。

マイニング施設は政府の命令を遵守しており、この措置を受け入れているようです。

アブハジア共和国は2008年にロシアにより独立が承認された国家です。仮想通貨などに対する規制がまだ整っておらず、電気代が安価なことからマイニング施設が多く集まっています。

しかしながら、マイニングは電力網に大きな負荷をかけるため、政府はマイニング施設を政府監督下に置くことを検討しているようです。

記事ソース:The FINANCIAL

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks