
AMA
2024/03/12ハイスループットEVM互換レイヤー1「Monad」AMA内容まとめ
並列実行により秒間10,000トランザクションの処理を可能にする「Monad」提供のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。 今回のAMAでは、Monadの強みであるハイスループット処理がどのように実現されているのかについて、チームメンバーから詳しく伺いました。 以下はAMAの内容を要約したものです。 AMA概要 日時:2024年3月6日(水)22:00 JST 場所:bb Discord AMA-Voice/Chat Giveaway:Secret Rewards 参加者:219名 スピーカー ・Fitz | Ecosystem Growth ・arata | CryptoTimes ・YURARI | bb (敬称略) AMAの内容 自己紹介 Fitz Fitz | X 2023年5月からMonad Labsでエコシステムグロースに取り組んでいるFitzです。私は創設メンバーではありませんが、Monadを立ち上げた初期の動機は、並列実行に最適化された新しいクライアントを構築しようとする試みがこれまでになかったという事実から来ています。Monadが最初に作られたとき、ほとんどのチームはレイヤー2を使ったスケーリングに焦点を当てていたため、クライアント自体の最適化という面で差別化できるポイントが多くありました。Monadの主な目的は、次世代のスケーラブルなアプリケーションを構築できるEVM互換のチェーンを作ることです。 質問トピック 「Monadのレイヤー1としての特徴的な要素を教えてください」 Monadには、MonadBFT、遅延実行、並列実行、MonadDbなど、いくつかの注目すべき機能があります。 そしてMonadといえば、EVMに並列実行をもたらしたことでよく知られています。しかしより重要なことは、Monadの構築方法によって、既存のEVMチェーンよりも桁違いに安いガス料金で1秒間に10,000トランザクションをサポートすることができるという点です。 Monad is more than a parallel EVM | X 「同じ分野の Sei や Neon EVMと比べて、Monadが優れている点は何ですか?」 Monadには以下のような優れた特徴があります。 ユーザーや開発者の体験に余計な摩擦を加えることなく、最高のパフォーマンスを提供します。他のEVM互換ブロックチェーンからのコントラクトを、コードの変更なしに、EVMツールスイートやウォレットの互換性とともにデプロイすることができます。 Monadは、分散化を犠牲にすることなく、10,000tpsを提供します。 MonadBFT合意形成メカニズムにより、アクティブなバリデーターセットの将来的なスケーリングを数千に拡大でき、地理的な分散化を維持しながらも、低いハードウェア要件を保持できます。 VCからも信頼を得ており、2023年2月にはDragonflyが主導するシードラウンドで$19Mの資金調達を完了しています。 Today Monad is announcing our $19M seed round, led by @dragonfly_xyz ! Additional participation by @placeholdervc (@cburniske), @Lemniscap, + notable angel investors such as @cobie, @hasufl, @0xMaki and others. Check out the full article here: https://t.co/SZMG9TDG0j pic.twitter.com/yVrR2Fz7QW — Monad (evm/acc) (@monad_xyz) February 14, 2023 「並列実行のワークフローを詳しく教えていただけますか?」 Monadはパフォーマンスの最適化をあらゆる角度から考慮し、昔からParallel EVMの構築に取り組んでいます。Monadのアーキテクチャを理解する上で役立つ2つの主要な概念は、並列実行とスーパースカラーパイプラインです。 並列実行とは、複数のコアとスレッドを利用して作業を戦略的に並行して実行しながら、結果を元の順序でコミットする手順です。トランザクションは「内部的に」並列に実行されますが、ユーザーや開発者の観点からは、連続して実行されているように見えます。 一連のトランザクションの結果は、トランザクションが次々に実行された場合と常に同じです。スーパースカラーパイプラインとは、作業の段階を作成し、それらの段階を並行して実行します。(スーパースカラーパイプラインに関する図を参照) 「並列処理中に競合するプロセスがあった場合はどなりますか?」 オプティミスティック実行の単純な実装では、ブロック内の以前のトランザクションが完了するまでトランザクションの再実行は起こりません。この時点で、以前のすべてのトランザクションのステート更新がマージされているため、2 回目のオプティミスティック実行が原因で前のトランザクションが失敗することはありません。 つまりトランザクションの「再実行」は結果に基づいて正しくコミットされます。 「清算等の実行の順番が重要なケースにおいても適格に実行できますか?」 Monadでは、トランザクションが並列に実行されます。最初はこれがEthereumに存在する実行セマンティクスと異なるように思えるかもしれませんが、実際にはそうではありません。 ブロック自体はEthereumのブロックと同じロジックであり、トランザクションの線形に順序付けられたセットです。ブロック内のトランザクションを実行する結果は、MonadとEthereumの間で同一です。これは、Optimistic実行のためです。 ただし現時点では、Devnetに外部アクターが参加していないため、Monad 上の MEV がどのようなものになるかを想像するのはやや困難です。今後1年間で MEV(Miner Extractable Value)とOEV(Oracle Extractable Value)がどのように進歩するかを見守る必要があります。 「パートナーシップについてはどのように取り組んでいますか?」 現時点で100以上のプロジェクトがMonadエコシステム内でのデプロイにコミットしており、これから数ヶ月でテストネットが進むにつれてさらに増加することが期待されます。 私たちは特に、スポット取引とデリバティブの両方に対する完全なオンチェーンオーダーブックなど、高忠実度のオンチェーン取引アプリケーションを構築するビルダーの支援に注力していきます。 一般的に、Monad上で注目のアプリケーションは、高いスループットと低いガス料金を活用するためにユニークに設計されたものになると予想されます。現在、私たちは初期段階にある数チームと協力し、これらの次世代アプリケーションの在り方を探っています。別途、今後数ヶ月でDeFiとNFTのエコシステム部分をより完全に構築し、時期が来たらいくつかのエキサイティングなニュースを発表します! Maintaining precise data feeds requires oracles to send _A LOT_ of updates Pyth will leverage Monad’s high throughput and low gas fees to provide best-in-class price updates More frequent updates = more accurate data = more efficient DeFi 🤝 pic.twitter.com/OlL3b4q7DZ — Monad (evm/acc) (@monad_xyz) October 12, 2023 「コミュニティが知っておくべき今後のローンチやアップデートを教えてください」 私たちは、公開テストネットのローンチを2024年第2四半期後半に控えており、ユーザーはパーミッションレスでスマートコントラクトをデプロイすることができるようになります。 この時期には、あらゆるセクターのアプリケーションに対する新しいアーキテクチャを実験することを人々に奨励します。 私たちのエコシステムが協力し、プロジェクト間の統合を見つけ、良いプロダクトを市場に出すようになり、エキサイティングな時期になることをコミュニティに知ってもらいたいと思います。 現在貢献できる方法として、ビルダーやサポーターはDiscordに参加することを奨励します。友達を作り、質問をし、コミュニティが現在持っている楽しくカジュアルな場に貢献してくれると嬉しいです。 コミュニティ質問 「性能面(TPS・ファイナリティ)ではSeiの方が優れているように見えますが。Monadが優れているのはどのような点ですか?」 Monad は、数千にスケールするバリデータセットを備えています。これにより、ノードが地理的に分散している場合でも1 秒のブロックタイムで実行でき、十分な分散化を目的としています。 テンダーミント コンセンサスを使用するブロックチェーンは、アクティブ セット内の数千のノードに拡張できず、バリデータ セットが適切に分散されている場合、短いブロックタイムを達成することは困難になります。 「一般ユーザーがノードを構築して貢献する事は可能ですか?」 夏に予定しているテストネットの後半段階でアプリケーションを再開する予定です。ノード運用は可能ですが、初期のメインネット移行段階ではバリデーターが 150 人しかいないため、短期的にはある程度の競争になるでしょう。 ■Nodeの要件 CPU:16コアCPU メモリ:32GBRAM ストレージ:2TB NVMe SSD 帯域幅:100Mb/s 「MonadのDevnet段階でバリデータは稼働しますか?」 はい、ただし外部バリデータではありません。プライベート テストフェーズであるDevnetでは、Monadチームがバリデータを実行します。 「UniswapやAAVEのようなティア1 dAppsを誘致する予定はありますか?」 私たちのチームは、新しいチェーンに展開するために投票が必要なプロトコルのガバナンスプロセスに取り組み始めています。 まとめ 並列実行を採用するブロックチェーンはいくつかありますが、中でもMonadは分散性を維持する点が最大の強みと言えそうです。初期のバリデータは150に限定されるものの、最終的には数千までスケールする計画とのことでした。 セキュリティ・分散性・スケーラビリティの3つはブロックチェーンのトリレンマと呼ばれ、同時に解決することが非常に困難とされています。この実現に向けてEVM完全互換のレイヤー1として構築している点もまたユニークです。 2024年の第2四半期後半には公開テストネットのローンチも予定されているため、今後のアップデートも注目です。 Monad Website | X (Twitter) | Discord | Telegram boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles 執筆:Taka X (Twitter) | Link3

Press
2024/03/12DOGE、SHIB、PEPEなどのトップミームコインが続々高騰、今すぐ購入したい5つのミームコインとは?
今年の4月に予定されているBitcoin(BTC、ビットコイン)の半減期の影響もあり、仮想通貨市場はブルラン(強気相場)入りをしています。 そのような中で一部の投資家は、大胆な報酬を獲得する手段の1つとして、ミームコインへ積極的な投資を行っています。 ここ最近は、ミームコイン市場が大きな盛り上がりを見せており、DOGE(Dogecoin、ドージコイン)、SHIB(Shiba Inu、シバイヌ)、PEPE(Pepe、ぺぺ)などのトップミームコインは、高騰しています。 過去24時間を見てみると、DOGEは約14%、SHIBは17%、PEPEは約34%の上昇を記録しています。 今回は、そのような市場の流れに乗って、さらに大きなリターンを得ようと戦略的な投資家たちが狙いを定めている5つのミームコインをご紹介します。 1. Smog Smog($SMOG、スモッグ)はドラゴンをテーマにゲーム要素を多く取り入れ、ドラゴンと共に敵を倒すことをコンセプトにした新しいミームコインです。 プレセールは実施せず、直接取引所で販売するフェアローンチを先月行いましたが、プロジェクト開始から数日で3,000%以上も価格が急上昇し、大きな注目を集めました。 $SMOGはSolana(ソラナ)を基盤とした仮想通貨ですが、Solana系最大規模のエアドロップ・キャンペーンを実施しており、トークンの保有者へポイントを付与してキャンペーンへの参加を促しています。 エアドロップ・ポイントを獲得するためには、$SMOGを購入・保有するか、Zealyに参加して様々なタスクを完了する必要があります。 $SMOGトークンの価格は、過去1週間で100%以上も上昇しているので、早めの参入はいい選択肢となるかもしれません。 2. Sponge V2 Sponge V2($SPONGEV2、スポンジ)は、2023年5月4日にローンチしたSpongeの新しいバージョンとして登場しました。 Spongeは100万ドルだった時価総額が1億ドルへと急増し、100倍の成長を遂げたミームコインとして去年大きな話題になりましたが、Sponge V2はそれをさらに上回る記録を目指しています。 Sponge V2は、初期段階でStake-to-Bridge(ステーク・トゥ・ブリッジ)というシステムを導入し、従来のV1(バージョン1)をステーキングしてV2(バージョン2)を獲得できるようにしました。 現在はV1の販売が終了し、公式サイトからMATIC(ポリゴン)もしくはETH(イーサリアム)でV2を購入することが可能になっています。 また、ゲームをすることで仮想通貨を稼ぐことができるP2E(Play-to-Earn、プレイ・トゥ・アーン)のシステムも導入することが決まっており、より大規模なユーザーの参加を促す戦略が取られています。 3. Scotty the AI Scotty the AI($SCOTTY、スコッティ)は、スコティッシュ・テリアをキャラクターとして設定しており、AIとブロックチェーンの技術を上手く融合させ、投資家が求めているセキュリティと信頼性に繋がる機能を提供することを目指すミームコインです。 Scotty the AIのAI能力は非常に優れており、仮想通貨の世界にある膨大で複雑に絡み合ったデータを巧みに分析し、優秀なプログラマーでも見逃してしまうようなわずかな異常を検出・対処することができます。 Scottyは、投資家にとって役立つ多様な機能を提供していますが、スムーズで迅速、そして安全にトークン交換ができるScotty Swapと、仮想通貨全般に関するサポートをAIから受けられるScottyChatの2つの機能がエコシステムを先導しています。 このように、実用的な機能に力を入れているという点において、Scotty the AIは仮想通貨業界における先駆者として期待されています。 4. Green Bitcoin Green Bitcoin($GBTC、グリーンビットコイン)は、グリーンをテーマとしたサステイナブルな(持続可能な)新しいプロジェクトです。 予測して稼ぐPredict-to-Earn(プレディクト・トゥ・アーン)というシステムを導入しており、Bitcoinの価格を予測して的中させたユーザーへ報酬を提供しています。 ユーザーが価格予測を行うためには、$GBTCをステーキングする必要があるため、現在行われているプレセールが終了したら供給ショックが起きるかもしれないと、一部の投資家は購入を急いでいます。 $GBTCはエコフレンドリーなEthereumのブロックチェーンを基盤としているため、エネルギーの使用量はわずか35Wh、環境への影響が危惧されているBitcoinよりも、エネルギー効率が1万倍優れています。 したがって、環境に対する意識が高い投資家たちの間で将来のポテンシャルが高いコインとして、大きな話題となっています。 5. eTukTuk eTukTuk($TUK、イートゥクトゥク)も、エコフレンドリーな取り組みを行う新しい仮想通貨として話題になっていますが、こちらはEV(電気自動車)分野に特化したプロジェクトです。 東南アジアなどの発展途上国で主要な交通機関の1つとなっているトゥクトゥクですが、一般車両よりも多くの二酸化炭素を排出するという点で、環境への影響が懸念されています。 eTukTukは、そのような環境問題を解決するために独自のeTukTuk EVを設計し、EVへの転換が経済的に厳しい発展途上国(スリランカを拠点)を中心に、電気自動車供給設備(EVSE)の普及を目指しています。 同プロジェクトは、パワーステーキング・システムを実施しており、$TUKトークン保有者がステーキングをすると電力供給へ出資することができます。 また、eTukTukを利用したドライバーは車両の使用料を$TUKで支払いますが、このように取引が行われると協力した地域のパートナーとトークン保有者へコミッションが渡されます。 このように、支援する国の経済活動にも貢献していることから、プロジェクトを支持する投資家は増加傾向にあります。 Press Released Article ※本記事はプレスリリース記事となります。サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。

アナウンス
2024/03/12株式会社gumi主催「web3 Futures Meetup」開催のお知らせ
株式会社gumiによるweb3ミートアップ「web3 Futures Meetup」を、boarding bridge(bb)およびCryptoTimesのサポートにより開催します。 本イベントは完全招待制です。QRチケットのない方のご入場は固くお断りいたします。 イベント概要 「web3 Futures Meetup」 日時:3月15日(金)Start 18:00 – Close 21:30 会場:CryptoLounge GOX(東新宿駅徒歩3分) 規模:60名(完全招待制) イベント内容 OSHI3の紹介 次世代推し活コンテンツプラットフォーム「OSHI3」が目指すエンタメの新しい形とは? パネルディスカッション トークテーマ「web3×エンタメの今後の展望」 ・web3ゲーム業界の現状の課題と今後について ・web2ユーザーを巻き込んで広く普及していく為に必要な要素とは? 登壇者(敬称略) Jison | 株式会社gumi Head of Blockchain Business アサカ | OSHI3 統括責任者 ゆりてぃ | web3 MC ディナーパーティー 近江牛たたき 先日のCryptoTimes&bbコミュニティミートアップでも大反響だった近江牛をご用意しました。 100%国産の黒毛和牛をお楽しみください。 提供:wagyu international 本格窯焼きピザ&サラダ 提供:PizzaK Host 株式会社gumi 「Wow the World! すべての人々に感動を」をMissionに掲げ、モバイルオンラインゲーム事業とブロックチェーン等事業の二つの事業を展開。 モバイルオンラインゲーム事業では、オリジナルタイトルの開発とともに、他社IPタイトルの開発も行う。ブロックチェーン等事業では、ブロックチェーン領域におけるブロックチェーンゲーム等のコンテンツ開発、海外を中心としたファンド投資、有力ブロックチェーンのノード運営に注力するとともに、XR領域における投資も行う。 Website | X (Twitter) | OSHI3 gumiが主体となって推進するリリースする「OSHI3」では、ブロックチェーン技術とコンテンツプラットフォームの掛け合わせでデジタル領域での“推し活” をアップデート。「作る」「選ぶ」「集める」「広げる」新たな “推し活” 体験を国内外に届ける。 Website | X(Twitter) | Discord Support CRYPTO TIMES Website | X (Twitter) | YouTube boarding bridge X (Twitter) | Discord | Link3 | Articles

DeFi
2024/03/12仮想通貨のフィッシング詐欺、2ヶ月で1億500万ドル(約155億円)の被害
ビットコインが7万ドルを超え、時価総額も約1.4兆ドルに達し、銀(シルバー)を抜き世界第8位の資産となっています。ビットコインの価格が上昇すればするほど、暗号資産への参入者は増加します。 そんな中、セキュリティ会社Scam Snifferのデータによると、2024年が始まってから2ヶ月の間にフィッシング詐欺によって約97,000人のユーザーが被害を受けたと報告されています。フィッシング詐欺による損失は1月に約5800万ドル、2月に約4,700万ドルと合計で約1億500万ドルにも及んでいます。 🚨 [1/6] ScamSniffer's February Phishing Report In February, about 57,000 victims lost approximately $47 million to crypto phishing scams. Compared to January, the number of victims who lost over $1 million decreased by 75%. pic.twitter.com/UgZk0K91lH — Scam Sniffer | Web3 Anti-Scam (@realScamSniffer) March 10, 2024 報告によると、主な犯行ががイーサリアムチェーン上で実行されており、総損失額の7800万ドルがイーサリアムやERC20トークンなどのユーザーの資産の流出に関連。盗まれた資金のほとんどが被害者が知らずに悪意のあるフィッシングプロダクトにapprove(署名)したことによるものとしています。 もしフィッシングサイトなどの悪意のあるサイトにウォレットをapprove(署名)してしまった場合、犯人はユーザーのウォレットに自由にアクセスする権利を得ることとなり、資金が盗まれる可能性があります。 直近では、数十万円〜数百万円の仮想通貨が配布されるエアドロップの事例が出てくると共に、偽サイトへと誘導する悪質な情報が増加傾向にあります。 相場が好調な昨今、ユーザーは引き続き注意が必要となります。 【注意】MagicEdenの偽ウォレットがApp Storeに掲載中 記事ソース:Dune

Web3ゲーム
2024/03/12メイプルストーリーがAvalanche登場を発表
メイプルストーリーがAvalancheに登場することが発表されました。Avalancheの公式Xのポストでは、「Subnet上のMapleStory UniverseとともにAvalancheにやってきます。」と記載されていました。 From pioneering free-to-play to championing blockchain gaming: Maplestory continues to evolve! MapleStory, one of the most legendary games from Korea’s largest game studio, Nexon, is now coming to Avalanche with @MaplestoryU on a Subnet. Maplestory was one of the first games to… pic.twitter.com/Ohv6XGp6wh — Avalanche 🔺 (@avax) March 11, 2024 Nexon Groupが所有するこの20年以上の実績のあるMMORPGは、Web3業界に参入しブロックチェーンゲームとして、進化することを示唆しています。かつてサブスクリプションモデルが主流であったMMOゲーム業界において、メイプルストーリーは無料でプレイ可能なモデルを人気にした先駆者と言われています。 Avalanche上のWeb3版メイプルストーリーでは、プレイヤーがゲーム内で報酬を得ることが可能となるとAvalancheの公式ブログで記載されていました。老舗ゲームがどのようにWeb3業界に参入し、エコシステムを構築していくのか注目です。 現在のブロックチェーンゲーム業界では、Roninネットワークを活用したゲームが目立っていますが、他のブロックチェーンを活用したゲームが台頭してくることで、業界の発展につながる可能性があります。 もし、今回のような発表が影響し、今後競争が生まれた場合、プロジェクト側、プレイヤー側の両方に影響を与えることが考えられます。 記事ソース:Avalanche Blog、Avalanche X

NFT
2024/03/12NOT A HOTELとは?NFTの特徴や将来性を解説
NOT A HOTELは、世界的な建築家やクリエイターが手がけた別荘を複数人で安価にシェア購入できるサービスです。 1泊の利用権をNFT化して二次流通を可能にするなど、これまでの不動産販売には見られない取り組みが特徴的です。NOT A HOTEL COIN($NAC)のIEOも発表されて注目が集まっています。 ・NOT A HOTELはどういうサービスなの? ・NOT A HOTELの将来性は? こういう疑問をお持ちの人に向けて、この記事ではNOT A HOTELの特徴や将来性を解説しました。最後まで読んで、NOT A HOTELの斬新な取り組みを理解しておきましょう。 NOT A HOTELとはどんなサービス? NOT A HOTELの概要 サービス名称 NOT A HOTEL サービスの内容 自宅や別荘のように資産として保有でき、相互利用可能な物件をシェア購入できるプラットフォームを提供 運営者 NOT A HOTEL株式会社 サービス開始 2022年12月 公式サイト https://notahotel.com/ 公式X https://twitter.com/notahotel_inc 公式Instagram https://www.instagram.com/notahotel_official/ 公式LINE https://lin.ee/OiWi5gH 公式YouTube https://www.youtube.com/@NOTAHOTEL/ 公式note https://note.com/notahotel_inc まず、NOT A HOTELがどんなサービスかを概観します。特徴的な部分を4つあげたので、ひとつひとつチェックしていきましょう。 NOT A HOTELとはどんなサービス? 洗練された別荘を安価にシェア購入できる 別荘を利用しない期間はホテル利用で収益が上がる NOT A HOTEL MEBERSHIP NFTで利用券を「1日単位」で購入可能 NOT A HOTEL COINがGMOコインからIEOされる予定 セカンダリー・マーケット構築を目指す「NOT A HOTEL2nd」立ち上げ 洗練された別荘を安価にシェア購入できる NOT A HOTELの主な購入可能物件(2024年3月7日時点) 名称 購入価格 1棟購入 毎年30泊 (12分の1の所有権) 毎年10泊 (36分の1の所有権) NOT A HOTEL ISHIGAKI EARTH 44億3,916万円 3億6,993万円 - NOT A HOTEL MINAKAMI TOJI 9億5,370万円 7,948万円 2,891万円 NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA IRORI 10億7,494万円 8,958万円 3,260万円 NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA BASE L 6億5,538万円 5,462万円 1,986万円 NOT A HOTELは世界的な建築家やクリエイターが手がけた別荘を、シェアして安価に購入できるサービスです。 例えば12分の1の購入の場合、購入した別荘を毎年30日利用できます。最低の購入割合は36分の1で、購入した物件を毎年10日間利用可能です。オーナーは事前に宿泊日を予約することができ、シェア購入の場合の予約は先着順です。 購入した物件は、自宅や別荘のように資産として保有することができ、譲渡や相続も可能です。家具家電などの室内設備は完備しており、メンテナンスはNOT A HOTELの運営側が行うので、オーナーが維持・管理・清掃などを行う必要はありません。 NOT A HOTELは2020年4月からサービスを開始し、全国各地に洗練された別荘を建設してきました。2024年3月現在は、石垣島、水上(群馬県利根郡みなかみ町)、北軽井沢、那須高原、福岡、青島(宮崎県宮崎市)に別荘があり、2024年夏には瀬戸内の別荘も販売予定です。 別荘を利用しない期間はホテル利用で収益が上がる 自分が利用しなかった日はホテルとして貸出し、利益を得ることができます。 例えば12分の1をシェア購入して30日利用する権利を持っており、20日しか利用しなかった場合は、10日間のホテル貸出し分の収益を得ることが可能です。 ホテル貸出し分の利益は、ホテルにゲストが実際に宿泊したかどうかにかかわらず計上されます。別荘の稼働率に左右されない安定的な収入になります。 NOT A HOTEL MEBERSHIP NFTで利用券を「1日単位」で購入可能 別荘のオーナーになるのではなく数日だけ宿泊したいという人向けには、メンバーシップ会員という仕組みがあります。 メンバーシップ会員は、メンバーシップのグレードに応じてNOT A HOTELの別荘に毎年1~3連泊することができます。 メンバーシップ会員にはNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTと呼ばれるNFTが配布されます。NFTなので譲渡や売買が可能なメンバーシップです。 NOT A HOTEL COINがGMOコインからIEOされる予定 NOT A HOTEL株式会社は、自社施設や開発用の土地を保有・運用するプロジェクト「NOT A HOTEL DAO」をスタートさせ、このDAOのネイティブコインとして「NOT A HOTEL COIN($NAC)」を発行することを計画しています。 NACのIEOによって調達した資金は、新たな開発用地の購入などに使用されます。 IEOはGMOコインから行われる予定で、2023年の11月にNOT A HOTEL株式会社とGMOコインの間で覚書が締結されています。IEOの実施日などの詳細は今後明らかになるでしょう。 セカンダリー・マーケット構築を目指す「NOT A HOTEL2nd」立ち上げ 2024年1月、物件のセカンダリー・マーケット(中古取引市場)の構築を目指すグループ会社「NOT A HOTEL 2nd」の立ち上げが発表されました。 NOT A HOTEL2ndが構築を進めるセカンダリー取引プラットフォームでは、ビッド・オファー形式による購入希望者と売却希望者の仲介に加え、自社での物件買取及び再販も予定されています。 また、保有泊数の分割売却(30泊のうち10泊だけ売却など)も予定されており、将来的には他社物件等の取り扱いも視野に入れていくとしています。 NOT A HOTEL2nd 公式ウェブサイト NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTによる1日単位の利用権発行について解説 NOT A HOTELはメンバーシップ会員の利用権をNFT化して発行しています。 別荘のシェア購入よりも安価で、利用日や利用する別荘がランダムに決まることが特徴的です。 ここからはNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの特徴について解説していきましょう。 NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTを解説 NFT化されたメンバーシップで47年間分の利用権を売買 宿泊日と宿泊場所はランダムに決定 NFTなので利用権の売買が容易 NFT化されたメンバーシップで47年間分の利用権を売買 NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの種類 メンバーシップの種類 説明 MEMBERSHIP S 47年間NOT A HOTELの別荘に毎年1泊できる MEMBERSHIP Y 47年間NOT A HOTELの別荘に毎年2連泊できる MEMBERSHIP X 47年間NOT A HOTELの別荘に毎年3連泊できる NOT A HOTELをより安く利用したい人に向けて、メンバーシップカードが発行されています。カードは物理的なものではなく、NFT化されたNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTとして発行されます。 メンバーシップのグレードはS・Y・Xの3段階です。それぞれ、NOT A HOTELの別荘に年1泊できる権利、2連泊できる権利、3連泊できる権利が含まれています(上表参照)。 利用の権利は47年間続くので、最も安価なMEMBERSHIP Sでも、47泊分の権利が含まれたメンバーシップです。 宿泊日と宿泊場所はランダムに決定 NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの特徴的な部分は、宿泊日と宿泊場所が事前に決まっておらず、ランダムに決められることです。 NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTを購入した時点では宿泊日は未決定です。購入後に宿泊日がランダムに決まり、この日付は47年間変わることはありません。 利用する別荘も事前には決まっていません。宿泊日の3ヶ月前になると宿泊場所が指定されたNFTであるTHE KEYが送られてきて、この時点で宿泊場所が確定します。宿泊先は毎年ランダムに決まるので、どこに宿泊するかは毎年変わります。 NFTなので利用権の売買が容易 NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの価格 メンバーシップの種類 Coincheck NFTでの売買価格 (2024年3月7日時点) OpenSeaでの売買価格 (2024年3月7日時点) MEMBERSHIP S 6.96~8.67ETH 2.99~5.8ETH MEMBERSHIP Y 出品なし 23ETH MEMBERSHIP X 出品なし 出品なし THE KEY 出品なし o.2~0.3ETH NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTは、発行後に売買することが可能です。実際にOpenSeaやCoincheck NFTなどのメジャーなマーケットプレイスで取引されています。 また、宿泊日と宿泊場所が特定されたNFTであるTHE KEYも、利用しない場合は売買することが可能です。 NOT A HOTELからのNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの新規販売は現在行われていないので、入手するにはNFTのマーケットプレイスを利用するしかありません。 今後NOT A HOTELのサービスがより拡充されれば、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの価値もあがる可能性があるため、資産としても意味があるメンバーシップですね。 NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTで宿泊するまでの流れ ここまでは、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの特徴を説明しました。 NFT化されているため売買できることや、利用日や利用する別荘がランダムに決まる点など、面白い特徴がたくさんありましたね。 この後は、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの入手から、実際に別荘に宿泊するまでの流れを解説しましょう。 NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTで宿泊するまでの流れ STEP1:NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTを購入 STEP2:RevealでNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTに日付を刻印 STEP3:エアドロップされるTHE KEYで宿泊予約 STEP4:NOT A HOTELアプリを使ってホテルを開錠 STEP1:NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTを購入 NOT A HOTELからのNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの新規販売は現在行われていません。次回の販売は未定なので、NOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTを入手する場合はNFTのマーケットプレイスで購入しましょう。 宿泊日が決まった状態のものも、まだ宿泊日が決まる前のものも両方出品されているので、好みに合わせて選べます。宿泊日が決まった状態のNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTを購入した場合は、次のSTEP2をスキップしてSTEP3に進みましょう。 STEP2:RevealでNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTに日付を刻印 利用日が確定していないNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTを入手した場合は、利用日の日付を確定させることが必要です。この作業を「Reveal」と呼びます。 RevealはNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTの公式ページから行うことができます。Revealが完了すると所持しているNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTに利用日が刻印されます。この利用日は47年間変わることはありません。 STEP3:エアドロップされるTHE KEYで宿泊予約 Revealが完了し、利用日が刻印されているNOT A HOTEL MEMBERSHIP NFTを所持しているメンバーには、チェックアウト日の90日前にTHE KEYと呼ばれるNFTが送られてきます。 THE KEYは、利用日と利用できる別荘とが指定された宿泊券です。THE KEYがあれば、NOT A HOTELの公式ページから宿泊予約をすることができます。 OpenSeaなどでも購入可能 THE KEYはエアドロップだけではなく、NFTのマーケットプレイスで購入することもできます。購入したTHE KEYもエアドロップで入手したものと同様に利用できますよ。 STEP4:NOT A HOTELアプリを使ってホテルを開錠 THE KEYによる宿泊予約が完了したら、利用日にあわせて指定された別荘に行き、ドアを開錠するだけです。 開錠は、NOT A HOTELアプリから行うことができます。アプリから認証コードを入手し、別荘の入り口にあるインターホンに認証コードを入力すれば、開錠されます。 NOT A HOTEL DAOとNOT A HOTEL COIN($NAC)の概要 NOT A HOTEL COIN($NAC)のスペック(予定) 名称 NOT A HOTEL COIN テッカーシンボル NAC 発行者 NOT A HOTEL DAO株式会社 IEO販売者 GMOコイン株式会社 発行日 未定 発行枚数 未定 規格 ERC-20 主な役割 NOT A HOTELの利用権の決済通貨 ステーキングによるNOT A HOTELの利用権の獲得 NOT A HOTEL株式会社は、自社施設や開発用の土地を保有・運用するプロジェクト「NOT A HOTEL DAO」をスタートさせ、このDAOのネイティブコインとして「NOT A HOTEL COIN($NAC)」を発行することを計画しています。 NACはNOT A HOTEL DAOから発行されるコインで、IEOはGMOコイン株式会社が実施する予定です。 NOT A HOTEL DAOはNACの販売利益を使って物件の購入・開発を行います。購入した物件はNACの保有者が利用できる物件になるとともに、NACの裏付けとなり、NACの価値の安定化に貢献します。 NACは別荘の利用権の取引に使用されます。またNACをステーキングしてその報酬として別荘の利用権を獲得することもできます。 NACのIEOの詳細はまだ発表されていませんが、すでにNOT A HOTELとGMOコイン株式会社の間では、IEOに関する覚書が締結されています。今後の展開には注目しておきましょう。 NOT A HOTEL DAOの公式ページはこちら NOT A HOTELの将来性 ここまで、NOT A HOTELの特徴やMEMBERSHIP NFT、NOT A HOTEL DAOとNACについて解説してきました。NOT A HOTELが何を目指しているサービスかがしっかりつかめてきましたよね。 ここからは、NOT A HOTELの将来性について考察しましょう。 NOT A HOTELの将来性 不動産のトークン化は世界的に大きなトレンド NACのIEOによる資金調達が重要なポイント 不動産のトークン化は世界的に大きなトレンド 不動産のトークン化のメリット 不動産投資の小口化による参入者の拡大 不動産売買や利益配分手続きの簡素化・低コスト化 透明性とセキュリティの向上 NOT A HOTELのMEMBERSHIP NFTやNACの発行は、不動産のトークン化の試みのひとつです。 不動産のトークン化は、不動産の所有権や価値をブロックチェーン技術を利用して分割し、NFTや仮想通貨などの取引可能な形に変換することを指します。 不動産投資の小口化による参入者の拡大や、売買・利益配分の手続きを簡素化できることなど、不動産のトークン化には多くのメリットがあります。 すでに、トークン化不動産のマーケットプレイスであるRealT(米国)や、不動産トークン化のプラットフォームであるBlacksquare(ヨーロッパ)など、多くの注目すべきプロジェクトが進行中です。 NOT A HOTELもこのトレンドに沿った動きをしており、数億円の物件を小口化して、Webサイト上のボタンひとつで販売することを可能にしています。数日単位の利用権はNFT化して二次流通が可能な資産に変わりました。 長期的に定着していくかは未知数ですが、NOT A HOTELが不動産のトークン化のトレンドにしっかり乗った注目すべきプロジェクトであるのは確かです。 NACのIEOによる資金調達が重要なポイント NOT A HOTELが今後広がりを見せるかどうかは、NOT A HOTELで利用可能なサービスが順調に拡充されていくかどうかが重要なファクターです。 利用可能な別荘が増えて、利用者の数とサービスの価値が向上し、それが再投資につながるポジティブなサイクルが回るようになれば、将来の展望は明るいものになるでしょう。 その契機となりそうなのは、今後予定されているNOT A HOTEL COINのIEOです。 NOT A HOTELはIEOで得た資金を新規の物件の購入・開発に充てることを公表しています。IEOが成功し十分な資金が獲得できれば、NOT A HOTELのさらなる成長につながる可能性は大きいでしょう。 まとめ この記事では、世界的な建築家やクリエイターが手がけた別荘をシェア購入できるNOT A HOTELについて、その特徴や将来性を解説しました。 NOT A HOTELは、1物件が数億する高額の不動産を36分の1まで分割してシェア購入でき、1泊の利用権をNFT化して流通させることができます。 不動産のトークン化によって、これまでの不動産販売には見られない斬新なサービスを提供しています。 今後、NOT A HOTEL COIN($NAC)のIEOも予定されており、ここしばらくは目が離せないプロジェクトですね。 Crypto Timesでは仮想通貨やweb3をもっと楽しむための初心者向け記事を発信しています。様々なトピックをわかりやすく解説しているので、以下の記事もぜひご覧ください。 初心者向け記事一覧|Crypto Times

初心者向け
2024/03/12メルコインとは?メルカリでビットコインの売買を行う方法を解説
大手フリマアプリ「メルカリ」で手軽にビットコイン取引ができると評判の「メルコイン」。名前や機能がややこしいことなどを理由に、初心者の方は不安を感じたり、戸惑う場面が多いかと思います。 本記事ではビットコインや仮想通貨初心者の方を対象に、メルコインの概要や使い方、評判を解説していきます。 この記事のポイント メルカリの小会社である「株式会社メルコイン」が運営するビットコイン取引サービスが開始 メルカリアプリ内の売上金やメルペイ残高、銀行口座やATMからのチャージなどで手軽にビットコインの売買が可能 メルカリアプリでのビットコイン取引の方法や始め方を画像付きで解説 メルコインのビットコイン取引の評判について解説 メルコインの概要 株式会社メルコイン(以下、メルコイン)は、大手フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリの小会社です。そんなメルコインは2023年3月にメルカリアプリ内で利用できるビットコイン取引サービスの提供を開始しました。 使い慣れたメルカリアプリ内で利用できる安心感や、シンプルな操作、手軽な取引などが評判を呼び、サービス提供開始から3ヶ月で利用者数50万人を突破したことも話題となりました。 メルコインの基本情報 運営会社 株式会社メルコイン / Mercoin, Inc. 利用条件 20歳以上75歳未満、かつ以下①②③を満たす ①メルカリアプリのアカウント登録 ②生体認証の登録 ③本人情報の確認(eKYC) 取扱銘柄 ビットコイン(BTC) 購入方法 ・メルペイからチャージして購入 ・指定金融機関からチャージして購入 ・メルカリの売上金で購入 ・メルカリポイントで購入 登録 無料 サービス利用手数料 無料 入出金手数料 無料 ※メルペイ残高より銀行へ出金する場合は所定の手数料がかかる スプレッド (購入価格と売却価格の差) あり 最小注文額 1円 公式リンク 株式会社メルコイン HP / Twitter メルコイン Twitter 詳細な取引条件や注意事項についてはこちらや公式HP等をご確認ください。 メルコインの3つの特徴 メルコインの主な特徴を3つに分けてご紹介します。 メルカリアプリ内ですべてが完結 普段から使い慣れたメルカリアプリ内で利用開始からビットコインの売買まですべてが完結します。 暗号資産に難しいイメージを持っている方でも、メルカリアプリを使用したことがある方であれば気軽に暗号資産を始めやすい仕組みになっています。 また、操作や機能も極めてシンプルであるため、暗号資産の売買が初めてという方にもおすすめです。 売上金やポイントも活用できて、1円から購入可能 メルカリで得た売上金やポイントを使ってビットコインを購入することができるうえに、最小額として1円からビットコインを購入できます。 そのため、手元にまとまった資金がなくても、売上金やポイントなどを活用して手軽に少額からビットコインの購入が可能です。 安心とセキュリティ 暗号資産というと聞き慣れない名前の企業やサービスが多い印象があるかもしれませんが、大手フリマアプリ「メルカリ」の小会社が運営を担当していると聞くと、それだけで少し安心できる方もいるのではないでしょうか。 また、メルコインにはパスワードレスの生体認証が導入されており、より堅牢なセキュリティも実現されているのもポイントです。 メルカリアプリでのビットコイン取引方法 ここからは以下の3つの手順に沿って、メルカリアプリでのビットコイン取引の始め方から売買の操作まで画像付きで解説します。 1. 認証の登録と本人情報の確認 2. サービスの申込と利用開始 3. ビットコインの売買 1. 認証の設定と本人情報の確認 まずは事前準備として、認証の設定と本人情報の確認を行います。 本人情報の確認は2通りの方法があり、それぞれの違いと注意点は以下の通りになります。 「アプリでかんたん本人確認」の方法 1. マイナンバーカード読み取り方式・・・スマートフォンでマイナンバーカードを読み取り、審査時間なしで利用を開始することが可能です。マイナンバーカードと署名用電子証明書のパスワードが必要です。 2. 自撮り方式・・・本人確認書類とご自身の顔をスマートフォンで撮影する方法で、運転免許証/運転経歴証明書/在留カード/マイナンバーカード/パスポートが利用可能です。有効性の確認までに数時間~最大5日程度を要します。 ※それぞれの詳細な手順や注意事項についてはこちらをご確認ください。 ご自身の方法に合わせて、必要な本人確認書類や情報をお手元にご準備ください。準備ができたら、さっそく手順を解説していきます。 1.メルカリアプリを起動し、「マイページ」をタップし、「ビットコイン」と表示されている箇所の右横にある「はじめる」をタップする。 2.続く画面も「はじめる」をタップする。 3.まずは認証の設定です。「認証の設定へ進む」をタップします。(つづく) 4.登録している電話番号に認証用SMSが届きますので、届いた6桁の認証番号を入力し、「認証して完了する」をタップします。 5.Touch ID/Face IDで認証を行います。 6.これで認証の設定が完了しました。次は本人情報の確認です。「本人情報の確認へ進む」をタップします。(つづく) 7.本人確認書類の選択画面です。任意の本人確認方法を選択し、指示通りに進めます。それぞれの方法ごとの手順や注意事項はこちらをご確認ください。※メルカリ及びメルペイの利用時にすでに本人確認を完了されている場合はこの手順は必要ありません。 8.本人確認の最後にパスコードの作成を求められますので、任意のパスコードを設定します。 9.パスコードの解除にTouch ID/ Face IDが設定されます。表示内容を確認し、「OK」をタップします。(おわり) これで認証の設定が完了です。 マイナンバーカード読み取り方式の場合はすぐに電子証明書の有効性確認の完了が表示されますので「OK」をタップして進みます。 自撮り方式の場合は有効性の確認に数時間~最大5日程度を要し、完了するとメルカリアプリのプッシュ通知でお知らせがきます(プッシュ通知がオフになっていると通知が来ませんのでご注意ください)。 2. サービスの申込と利用開始 次にサービスの申込を行い、利用を開始します。 1.前回の続きから「本サービスの申し込みへ進む」をタップします。審査に時間を要し画面が戻ってしまっている場合は、「マイページ」からビットコインと表示されている箇所の右側の「はじめる」をタップしてください(1.認証の設定と本人情報の確認の手順1〜2と同じ操作です)。 2.表示されている内容を確認し、「OK」をタップします。 3.Touch ID/Face IDで認証を行います。(つづく) 4.表示されている重要事項を確認し、「すべての重要事項に同意する」にチェックをつけたら、「同意して次へ」をタップします。 5.申し込み情報の入力を行い、「次へ」をタップします。 6.入力した申し込み情報を確認し、「確認して申し込む」をタップします。(おわり) これで申し込みが完了し、利用開始となります。 3. ビットコインの売買 ビットコインの売買の操作は以下の通りです。 チャージする ビットコインを購入する前に、購入するための資金をチャージする必要があります。 1. 「チャージ」をタップします。 2. チャージ方法を選択します。メルペイ残高(売上金)からチャージするか、銀行口座を登録してチャージすることも可能です。メルペイ残高(売上金)のチャージはセブン銀行ATMか銀行口座から可能ですので、詳しい手順はこちらをご確認ください。ここでは例としてメルペイ残高(売上金)からチャージします。(つづく) 3. チャージする金額を入力し、「チャージする」をタップします。 4. 「¥◯◯◯チャージしました」というメッセージが表示され、さきほどの「チャージ」の左横に現在チャージされている金額が「あと¥◯◯◯買えます」と表示されるようになります。(おわり) これでチャージが完了し、ビットコインを購入する準備が整いました。 ビットコインを買う チャージが完了したらビットコインを購入してみましょう。 1. 「買う」をタップします。 2. 購入額を入力し、「購入額の確認へ」をタップします。右上の青いトグルスイッチでメルカリポイントの使用のオンオフを切り替えることができます。(つづく) 3. 購入額を確認し、「この内容で購入する」をタップします。一定時間が経過するとレートが変化し、画面に表示される内容も更新されます。 4. 「ビットコインの購入が完了しました」というメッセージが表示され、「現在の運用額」に反映されます。(おわり) これでビットコインを購入することができました。 ビットコインを売る 次はビットコインを売ってみましょう。 1. 「売る」をタップします。 2. 売却額を入力し、「売却額の確認へ」をタップします。(つづく) 3. 売却額を確認し、「この内容で売却する」をタップします。一定時間が経過するとレートが変化し、画面に表示される内容も更新されます。 4. 「ビットコインの売却が完了しました」というメッセージが表示され、「現在の運用額」とチャージ額に反映されます。(おわり) これでビットコインを売却することができました。 ビットコインを購入したときよりも高いレートで売却することができれば、差額で利益を得ることができますね。 取引画面でできること ビットコインの取引画面は、メルカリアプリの「マイページ」の「ビットコイン」と書かれている箇所をタップしてアクセスします。 取引画面でできることは以下の通りです。 (各項目の番号は上の写真の番号と対応しています) ① 現在の運用額・・・現在保有している暗号資産の時価評価額(詳細) ② 評価損益・・・購入金額と現在の運用額との差(詳細) ③ ラインチャート・・・ビットコインのレートの変化がラインチャートで表示されています ④ チャート期間の切り替え・・・表示されるラインチャートの期間単位を時間/日/週/月/年に切り替えることができます(詳細) ⑤ 金額表示/非表示の切り替え・・・現在の運用額とチャージ額の表示/非表示を切り替えることができます ⑥ 設定・・・設定メニューを開きます ⑦ 取引履歴・・・取引履歴を確認できます 設定でできること 設定でできることについては以下の通りです。 (各項目の番号は上の写真の番号と対応しています) ① 移せる金額・・・メルペイ残高へ移すことができる金額が表示されています ② メルペイ残高へ移す・・・指定した金額をメルペイ残高へ移すことができます ③ チャージ・移したお金の履歴・・・チャージ及び移した金額の履歴を確認することができます ④ 購入時にポイントを使用・・・購入時のポイント使用のオンオフを切り替えることができます ⑤ 申し込み情報・・・申し込み時に提出した情報を確認・編集することができます メルカリでビットコイン(BTC)決済が可能 2024年2月よりフリマアプリ「メルカリ」での決済にビットコイン(BTC)を利用することが可能になりました。 これまではビットコインを日本円に換金してメルペイ残高にチャージしてからでないと決済に利用することはできませんでしたが、ビットコインのまま決済に利用することができるようになりました。 操作もシンプルでわかりやすく、決済画面でビットコインの使用を選択するだけとなります。同アプリ内のビットコイン取引機能を利用している方であれば、取引で生まれた利益を手軽に普段の買い物に使用できるのは大変便利ですね。 メルコインの評判 ここからはメルコインの評判について解説します。 不用品の売上でビットコイン投資ができる メルカリで不用品を売却した売上でビットコインを購入できるため、より手軽にビットコインを購入することができます。 とくに仮想通貨取引所を利用したことのない初心者の方でも、メルカルアプリひとつで不用品の売上からビットコインを投資を始められるというのは大きな魅力です。 ビットコインに興味はあるけれどなんだか難しそう…という方にはわかりやすい選択肢のひとつとなるでしょう。 スプレッド手数料が低い メルコインのビットコイン取引はスプレッド手数料が低く、約1.0%となっています。 メジャーな販売所のスプレッド手数料が低くて約3.0%ですので、メルコインの安さは魅力ですね。 取引所の利用はまだハードルが高いという方には、スプレッド手数料を低く抑えられる販売所であるメルコインはおすすめです。 ビットコイン以外の取引はできない メルコインでは現状ビットコイン以外の取引はできません。 ビットコインは時価総額1位、取引高もトップクラス、価格変動も比較的安定しているなど、初心者の方にもおすすめの仮想通貨銘柄のひとつです。 一方で、今後ビットコイン以外の通貨の取引を始めようと考えている方には、メルコインはベストな選択肢ではない可能性があります。 まとめ 慣れ親しんだアプリとシンプルな操作で手軽にビットコインの取引ができる「メルコイン」について、概要や特徴、使い方や評判などを解説しました。 暗号資産に難しいイメージを持っている方でもかんたんにビットコインの売買ができるうえに、メルペイ残高や売上金を活用できたり、銀行口座やATMから手軽にチャージできるのも便利ですね。 上手に売買することができれば手軽にリターンを得るチャンスがあり、増えた日本円はメルカリでの売買やメルペイ残高での決済に使用することもできますし、日本円として銀行口座へ出金することも可能です。 これを機にメルコインでビットコイン取引をはじめてみてはいかがでしょうか。 Crypto Timesでは仮想通貨やweb3をもっと楽しむための初心者向け記事を発信しています。様々なトピックをわかりやすく解説しているので、以下の記事もぜひご覧ください。 初心者向け記事一覧|Crypto Times 画像参照元:slyellow / Shutterstock.com 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)

有料記事2024/03/12
2024年2月のDeFiマンスリーレポート
本レポートは、2024年2月のDeFi市場動向をまとめたものになっています。

ニュース
2024/03/11ビットコイン、再び最高値更新|71,000ドルを記録
ビットコイン価格が最高値を更新し1 BTC = 71,000ドルを記録しました。3月8日に過去最高値を更新した直後に大きく下落を見せていたものの、現在下落幅を埋め継続的な価格高騰を見せています。 オンチェーンデータプラットフォームCrypto Quant創設者兼CEOのKi Young Ju氏によると、2022年後半から現在にかけてBTC価格の大きな調整は起こっていないことが指摘されています。 This #Bitcoin bull cycle has experienced only small corrections so far, thanks to institutional capital flows. Chart by @AxelAdlerJr pic.twitter.com/XLBScllQG7 — Ki Young Ju (@ki_young_ju) March 11, 2024 米で提供される現物型ビットコインETFへの資金流入は引き続き発生しており、先週金曜日には1日で2.23億ドルのインフローが発生しました。 現物型のETFではETF発行に際して現物のビットコインを市場から購入する必要があり、ETFの発行が増加することはビットコインの需要がその分高まることを意味します。 [1/4] Bitcoin ETF Flow - 08 March 2024 All data in. $223m positive net flow for thew day The assets of the ETFs excluding GBTC are now over $28 billion, this is now larger than GBTC's assets for the first time pic.twitter.com/5BlBTu4WLn — BitMEX Research (@BitMEXResearch) March 9, 2024 現物型ビットコインETFを提供する米投資・資産運用会社ARK Inevest創設者のキャッシー・ウッド氏は最新のインタビューの中で「(今後数年間で)ビットコインは100万ドルに達する」との予想を行っています。 ETF承認後にビットコインの市場からの見方に変化が生じたとする同氏によると、モルガン・スタンレー、メリル・リンチ、バンク・オブ・アメリカなどの大手証券会社からの流入は未だ発生していないとしています。 運用会社間の格差は拡大か 先日、バンク・オブ・アメリカやウェルズ・ファーゴはすでに現物型ビットコインETFへのアクセスの提供を開始することを発表しました。 両社は顧客(投資家)に対して特定の商品の勧誘を行わず、投資判断は顧客側が行なったとする”Unsolicited”方式をベースとしています。そのため、顧客側から特定のビットコインETF商品をリクエストする必要があります。 この場合、顧客はブラックロックやフィデリティといった大手金融企業の商品を選択する傾向が強まり、その他企業はETFの運用手数料で徴収できる収益に見合うだけのマーケティング費用をかけて顧客獲得を行う必要となる可能性が生じ、これにより今後運用会社によって格差が拡大するとの指摘が一部でなされています。 記事ソース:Youtube

レポート
2024/03/113月3日に福岡市で開催された「Fukuoka Web3 Pitch」の潜入レポート
3月3日14時から福岡市エンジニアカフェ(https://engineercafe.jp/ja)にて、「Fukuoka Web3 Pitch」が行われました。 このイベントは福岡市からの委託を受けたFracton Ventures株式会社(https://fracton.ventures/)によって開催され、「福岡拠点でWeb3領域での起業を考えている方や福岡拠点のWeb3スタートアップ」を対象として行われました。 この記事は、筆者が当イベントに参加した際のレポとなります。セッションの要約と実際の対談を織り交ぜながら、紹介していきます。(対談形式で引用している登壇者の文言や言い回しに関しては、必ずしも厳密に文字起こししたものではないことをあらかじめご承知おき下さい) ※記事執筆にあたって、Fracton Venturesよりイベント会場の写真提供を頂きました。快く提供をして下さったこと、この場を借りてお礼申し上げます。 ※登壇者及び関係者に対する敬称は、対談形式の部分では付けず、それ以外では氏をつけさせて頂いています。 開会の挨拶 ビニール氏による挨拶 まず最初に、Fracton Ventures株式会社のビニール氏より開会の挨拶がされました。 今回のイベントの全体構成及び「福岡市からWeb3グローバル人材の創出」といった目的や、スポンサー「telos」のJohn Lilic氏からのビデオメッセージが流れました。その他、パートナーの方々の紹介もされました。 セッション1:先輩起業家から学ぶ -Global Web3 Projectsの経営- 登壇者紹介(敬称略) Moriki Kamio(@0xmoriki):Sakaba Founder キクチ・マサカズ:Secured Finance AG Founder & CEO 亀井聡彦(@tolehicoJP):FractonVentures Co-Founder ※モデレーター 自己紹介とクリプトに興味を持ったきっかけについて Moriki:(イベントには)若い人も多く参加していますが、自分も若い部類かなと思っております。SAKABAでは、分散型ゲームのパブリッシュプロトコルを作っています。(弊社の)メンバーは日本だけでなく、韓国やマレーシアなど様々です。元々は、イーサグローバルハッカソンのファイナリストになったりしたところから、始まっています。 クリプトに入ったきっかけは、SaaSなどで海外進出するのが難しく、グローバル基準を考えた時に、日本にローカライズさせたものをグローバル進出させるのは難しいと思っていました。そこで、SaaSではなくクリプトに興味を持ちました。日系企業から転向という経歴もあり、皆様に興味ある話が出来ればと思います。 キクチ:Secured FinanceというというDeFiプロジェクトをしています。元々は、TradFiで働いていました。セールスもトレーダーもいて、新しい商品を作って出すという面白い世界でした。所謂日系の企業で働いたことはなく、外資で働きながら日本のマーケットを見てきました。 リーマンショックや、LIBORスキャンダルといった金融機関における中央集権的な大問題が起こりました。それをきっかけとして金融からプログラマーになろうとして、留学もして自分自身に5年間くらい投資していました。その時はハーバードにいたのですが、MITに行くとハッカソンがありました。国際視点というか、インターネットの視点で本当にやりたいことベースでやっていくことに目覚めました。それが出来る環境といえば、Web3ということになりました。 その後、エンジニアとして働き始ました。MITのハッカソンでお世話になった人もいて、何か貢献したいという思いもあり、イベントを主催するようになって、そこからアクセラレーターになっていったりしました。それで今に至るといった感じですね。 今、クリプトの世界には、「金利のトレーディングマーケット」や「債券のマーケット」がありません。その理由として、貸し借りのマーケットも小さく、まだ需要が小さいということを思いました。そこで、私は誰もがオーダーブックを通じて、誰もが金利の取引が出来るというということをやっています。 まず最初にどうやってチーム組成をやっていきましたか? Moriki:チーム組成は最初のコアメンバーと、後から必要なプロフェッショナルを揃えていくという2軸があるかと思います。自分たちの場合は、色々なハッカソンに参加し、優秀なエンジニアに投げかけていくという形をしていました。英語ができるなどといった条件もありますが、ハッカソンで探すというのがコスパがいいかなと思いました。 自分たちの領域がゲームということもあり、日本、韓国、台湾、香港といった地域の中でIPの交渉が出来る人がいるといいと思ったので、そこでIPの中で戦える人間を揃えていっていきました。 キクチ:私もハッカソンは大事だと思っています。コアな人と繋がれますし、どういった考えを持っているのかも分かります。質問を投げた時の反応もありますし、またどこかで会った時にも関係を構築できます。ハッカソンといった開かれた場所に足を運ぶっていうのも大事だと思いました。 最初のエントリーポイントを増やしていくというのも大事で、海外の優秀な人たちも、早いところから目を付けようとしてきており、ネットワークを張り巡らせているので、足をきちんと運ぶっていうのも大事だと思いますね。 調達周りについて教えて下さい Moriki:自分は2回目のラウンドを回っているところですが、文脈として、会社としてどういう方向に持って行きたいということをファーストラウンドからが分かっているのが大事と思っています。プロジェクトの課題とか諸々整理しやすいかと思います。また、VC側からしてもお金を回収しないといけないので、トークン周りとかどうなっているのかとか、どういったバリューを出せるかとか、どんなインキュベーターがいるのかなど大事かと思います。 キクチ:ナラティブが大事だと思います。波に乗って(VCに)ストーリーを提示するのが大事かなと思います。自分たちもアクセラレーターをしましたが、最初と最後では(ナラティブは)全く変わらず強化されたりといったことがありました。壁打ちが大事で、ひたすら自身のナラティブを組み立てたり、Mediumでの発信をしていると、VCの人が呼んでくれたりしますね。 VCや投資家のTierについてお話をお聞かせください キクチ:地合いが良かったというのもありますが、問題意識自体はあったので、それをナラティブにしたら、紹介の紹介の紹介という形で、どんどんtierが上がったということもありました。 Moriki:自分たちも、紹介で次に繋がったというのもありますし、コンセプトを突き詰めるところから始めるっていうのもあります。時期によって(コンセプトが)刺さるかどうかもあります。ファウンダーと投資家では、それぞれ視点が違っていたりするので、ナラティブを誰でもわかるようにするのが大事かなと思います。ファウンダー視点だけだと、製品の受け答えはできても、トレンドやナラティブが不足することがあります。 チームの規模感やどのように成長をしていったかを教えて下さい Moriki:最初は数人でアクセラレーターを回っていって、今は7人くらいです。 キクチ:ハッカソンで知り合った四人から始まりました。そこからアクセラレーターや資金調達などあり、10人まで拡大していきました。そしてシニアを雇って、そこの下にジュニアを、という形になっています。 小規模とか大規模で違ったりということはありましたか? キクチ:シニアを雇ったという話をしましたが、Web3業界は若いので、その中でシニアっていう人はいません。となると、TradFiでのシニアの人を雇うということになります。すると、優秀ではあるけれども、クリプトネイティブではなく、ギャップが出たりはしました。自分の持っているパッションと、新しくきた人のパッションが違っていて、スローダウンしてしまうというのはありました。 Moriki:こちらとしても、複数国で共同でやっているのもありますし、事業ごとに人を変えるってのはありますね。ゲームやIPの領域だとエンタープライズの事情などありますし、クリプトネイティブではなくてシンプルに仕事が出来る人を配置するということはあります。一方で、プロダクトを作る部分に関しては、クリプトからしか人を雇わないということはありますね。完全に切り分けているところはあります。チーム文化も変わってきますよね。 福岡市からグローバル人材を、という視点でとなるとどのようにすればいいと思いますか? キクチ:強みとして、また海外のペインポイントとして、日本に進出したいけど日本語ができないっていうのがあります。そこで、日本でのエコシステムに入り込むってのも大事かなと思います。何かしらのイベントがある際の候補地に、福岡が選ばれるっていうのもあるかなと思います。私自身、海外の人と交流する中で、日本の文化の紹介などをして慣れ親しんでもらったりして、海外の人が日本に来てくれたりといったことがありました。 Moriki:海外の大きいプロジェクトでも、コミュニティを作る場所を探しているという背景があります。福岡の開発者コミュニティは大きいということも伺っています。例えば、タイの経済的基盤はバンコクですが、ハッカソンだとかはチェンマイでやっていたりします。そうしたポジション取りをしていければなと思います。最低限の英語スキルさえあれば、全然、エコシステムにも入っていけると思います。エコシステムに入っておかないと、そもそも話になりませんしね。 それぞれ言い残したことや、これからWeb3に貢献しようとしている人へアドバイスなどありますか? Moriki:個人的にブルマーケットは2025年だと思っていて、今の感覚は前のDeFiサマーの前の感じかなと思っています。その時が来たらやろうと思っていることを、今のうちからやっておくというのが大事かなと思います。自分としても、作り込んでおけばもっと大きいことができたのかなと思っています。今がベストなタイミングだと思っています。やるとなれば、壁打ちでもなんでも貢献させてもらえればと思います。 キクチ:ピッチの段階で自分のプロジェクトが未成熟だなと思っていても、投資家視点だと未熟でもそれを成長の予測として好意的に見てもらえたりします。行動が大事かなと思います。スタートアップはやっぱりそういったところが大事です。投資家の側からしても、リスクが大きい一方で、リターンは初期に入れた方が大きくなります。それもあって、若い人を育てようとして、リスクをとってくれます。また、お金を入れたからには育ててくれます。海外にはそういう文化がありますし、日本でもそういった文化が広まってくれるといいなと思います。 最後に、亀井氏からの「インキュベーターの我々としても仰ってることはわかりますし、福岡市もリスクをとってくれてますし、すごくいい話だと思いました。皆で盛り上げていけたらと思っています。登壇していただき、ありがとうございました。」との言葉で締め括られました。 セッション2:Web3 Pitch 次に、事前先行を通過した、6チームのピッチが開催されました。各チーム5分間の持ち時間で、2分間の質疑応答がされました。 優勝チームと準優勝チームが選出され、閉会時にそれぞれ発表されました。 ここからは各チームのPitch内容及び質疑応答を箇条書きという形になりますが、紹介していきます。 審査員(敬称略) FUJITA TAKUYA(@peaceandwhisky):Cosmos Japan Adminエンジニア 紫竹佑騎(@79yuuki):合同会社 暗号屋代表社員 両角将太(@ryokado):F Ventures代表パートナー 大島拓也:株式会社セブン銀行ITデザイン室 担当 金光碧(@KanemitsuMidori):株式会社bitFlyer Head of Crypto Strategy Office ※オンラインにて参加 カバDAO:コーヒー好きのためのプロジェクト 問題意識:気候変動によってコーヒーの市場価格が、ドルベースで2倍、円ベースだと4倍になっている。顧客視点だとその実感はあまりないが、それはそのコストを店舗が吸収しているためである。しかし、それも最早限界であり、小売価格に転化され始めている。しかし、小売は対応できない。 提案:コーヒーカスをトークンで仕入れ、コンポストとして土壌に返して、価値を生み出す。コーヒーカスをゴミとしてではなく価値として回収するという点が特徴。一般消費者をエコシステムに巻き込むにはどうすればいいのか、現在実証実験をやっている最中。 現在の状況:上記の実現のためにプラットフォームを開発しようとしているところである。エコシステムにトークンを盛り込んでDAOの要素も入れて、来年はどこの豆を仕入れるかといった投票も可能かと考えている。参加者が増えることで、ガバナンストークンの価値が上がるというインセンティブもある。 収益について:店舗への卸販売。最初はコーヒー農園からがメインとなるが、コーヒーカスからなるリジェネラティブな商品が増えていくにつれて、高い経営効率が見込める。参加店舗が増えていくと、コーヒー豆を安く仕入れることも可能であり、良いサイクルが見込める。ターゲット市場としては、2万店舗を考えており、利益率は15%を考えている。 質疑応答 Q:ゴミを集めて収益化してDAOとして還元とあるが、そのゴミは一般家庭のものですか? A:一般家庭のコーヒーカスや店舗から出るカスを考えています。 Q:(発表の中で)競合がいくつか出てきましたが、ステークホルダーとして一緒にやっていくのが大事かなと思います。どうして競合として書いたのですか? A:競合という書き方をしましたが、将来的にはDAOのトークンホルダーになってもらえればと思っています。部分的にでも一緒になってやっていければと思っています。 Fukuoka Web3 Climate Action:Web3と脱炭素 提案:福岡市は脱炭素目標を掲げており、2040年度に、温室効果ガス排出量実質ゼロを目指している。そうした脱炭素の取り組みを、KlimaDAOのWeb3技術をベースに加速させていく。 内容:博多湾の藻が吸収するCO2をトークン化して、ブロックチェーンに移行。オンチェーンブルーカーボンをKlimaDAOのマーケットプレイスで世界中の企業や市民に販売。福岡市は二次流通によるロイヤリティ収入を獲得することも可能。 質疑応答 Q:市民側のブルーカーボン購入者は、どういう意図があると考えていますか? 本来のブルーカーボンの購入者は企業といった二酸化炭素の排出権が欲しい存在かと思うのですが、一般ユーザーの動機はなんですか? A:今後は企業だけでなく、個人が環境に貢献するというのも大事かなと思います。権利を使用していないクレジットを販売するという形も可能です。そのため、クレジットを購入して、価値が上がるのを待ってというような選択肢が生まれていくと思います。 Q:市民が手軽にクレジットを創出とありますが、リーガル面含めて難しいと思います。それはどのように対応しますか? A:ハードルは高いですが、Web3でトークンという形で売買や流通できるということで、クレジットではないけれども、クレジットポイントで対応という形になるかと思います。 ONE MINUTE:ジャックポットゲームを開発 提案:ユーザーがカジュアルゲームに参加料をベットしていく「ジャックポットゲーム」を開発。 問題意識:現在BCGでは、メインゲームにおけるユーザー争奪戦が行われている。しかし一人が同時にできるゲームは、2~3つほどである。そこでサイドゲームのポジションを狙っていく。 ビジネスモデル:サイドゲームとしてシンプルな構成にしたり、スロットに近くして成功体験を味わえる設計にすることで、競合に対する差別化を図る。収益は、アバターの売買であり、最初のコアな1000人のユーザー獲得が目標。 質疑応答 Q:ジャックポットが基本ということですが、負けを設定するのは設計上重要ですか? A:負けの設計は重要だと考えています。誰かが勝つということは、誰かが負けるということです。お金を払う第一段階は、ユーザーさんになると思います。現在の段階では、広告収入でやっていくことは難しい現状です。企業からの広告収入次第では、将来的にユーザーの負けを少なく出来るかと思います。 Q:ユーザーからの資産を集めてということですが、僕がもし作るとすると、集めた資産をDeFIなどで運用して、その運用益を勝者に渡すというようにすれば元本を崩さずにできるのかなと思いました。 A:最初からユーザーに大きな金額でプレイしてもらうというのは難しいので、最初は小さい金額からということになるかと思います。そのため、最初から大きな金額をプールに入れることは避けた次第です。ただ、今の話は検討させて頂きます。 Q:賭博にならないポイントは、リーガル面でどのようになりますか? A:今、弁護士に相談をしようとしているところです。NFTを使ったBCGでは、NFTが消耗していって新しいNFTを買ってというような仕組みが多くあります。そのため、何を払って何を渡すのかをうまく設計することができれば、法的には問題ないと認識しています。 Digital Transformation for Bass Fishing:NFT✖️バスルアーを販売 提案:バス釣りは承認欲求を求める人が多い。そして、エサ釣りではなくルアー釣りに注目をする。実在するルアーごとに番号をつけて、NFTで識別化。そのルアーを使って魚を釣り、実際に釣れた魚をデータとして紐付ける。となると、同じ種類のルアーを使った人の中で、誰が一番大きいものを釣れているかどうかを誇示することが出来る。 現在の状況:去年10月からローンチしており、200人ほどが参加中。Googleアカウントを使用して、ブロックチェーンウォレットを安全に生成している。DAO的要素は今は入れていないが、「DAOトーク」という形で、釣りに関する周辺情報(飲食店など)共有するものを作成している。将来的には、トークン発行や二次市場も予定。 質疑応答 Q:福岡市でも釣果を競うサービスを提供している企業もあったりしますが、ユーザーのリテラシーの関係もあり、新しいプロダクトに慣れ親しむという点においては難しいと思います。ユーザーに対してどのようにマーケティングしてきますか? A:ブロックチェーンというシステムは隠し、気がついたらNFTだった、というような形で徐々に慣れ親しむようにしています。(顧客の)年齢層としては、40代や50代の方達です。 ASSETY:ポイ活(エアドロ活動)プラットフォーム 問題意識:エアドロップ活動においては、Claimに至るまでのフローが困難であり、また情報共有がX中心であって常に張り付かないといけない。Xのツイートでも詐欺が多い。 提案:安全な情報をまとめエアドロップができるプラットフォームを提供。トークン事業者から広告費をもらって、広告費の一部をユーザーに渡していく。ポイ活をするようにトークン活をすることで、Web3をマスアダプションする。 質疑応答 Q:ビジネスモデル的に、自分のプロジェクトをサイトに掲載して、その掲載料の一部がユーザーに還元される仕組みかなと思うのですが、その意図について教えて下さい。 A:この点については、既存のポイ活のサイトと同じように作ってみました。 Q:広告掲載に関するプロジェクト側のメリットを教えて下さい。 A:このサイトを通して、より顧客を増やすことが出来ると思います。 NFT-SIM:NFTのシュミレーションツール 問題意識:NFTのマーケティングは難しく、また注目を浴びているのも海外のNFT。NFTマーケティングの課題は、「購入までのハードルが高く、新規顧客が少ない」こと。何が面白いのかということも分かりにくい。また、マーケティングも、SNS頼りのプロモーションしかなく、Xを頑張らないといけない。 提案:NFT-SIMでは、NFTの購入や管理をシュミレーションで学習することが出来、NFTの売買促進を目的とする。 内容:初心者は、基礎知識をインプットしていって、FXのデモトレのようにNFTの購入をシュミレーションすることができる。NFT初心者のメリットとしては、ノーコストでNFTを体験出来る。NFTホルダーや運営側のメリットとしては、自身のNFTの認知拡大が可能になる。 質疑応答 Q:NFTを体験という点では良いとは思うのですが、そもそもNFTに興味を持ってくれる人をどのように増やすのかの方が課題と思います。そこはどのように思っていますか? A:NFTに興味を持ってもらうのは難しいと思いますが、現在NFTと調べて出てくるのは、文章を主体とした分かりにくものばかりです。そこで、NFTを持っている人はそのNFTの認知を広めるための的を囲っておくことが出来ると考えています。 Q:(発表の中で)「初心者はみんな知っているNFTコレクションを作りたい」と仰っていましたが、シンプルに言うとすればどのようなものですか? A:新しく入った人が、文章の説明ではなく体験できる流れを作りたいです。 Q:NFTの市場はこれからどのようになっていくと思っていますか? A:国内のNFT市場には危ういところもあるかと思いますが、コンテンツとしては面白いと思っています。コミュニティ促進という流れも加速していくと思っています。 Q:ユーザー継続の試みとしてどのようなものを考えていますか? A:NFTを学んで実際にホルダーになった人が、自身のイラストをNFTにするというようなサイクルの仕組みを作りたいと思っています。 最後、6チームに対する参加者からの拍手によって、Pitchは締め括られました。 セッション3:Web2からWeb3への挑戦 -資金調達の経験、IEOに向けて- 登壇者紹介(敬称略) 吉村信平(@Shin_esports):株式会社Ratel代表取締役 石濵嵩博(@takachan114):Yay! (株式会社ナナメウエ)代表取締役 ビニール(@vvinyll):Fracton Venteres Operation Lead ※モデレーター 自己紹介をお願いします 吉村:Ratelという会社とシンガポールで81Ravensというブロックチェーンの会社もやっています。高校2年生くらいからF Venturesの両角さんのところででインターンをしていて、高校3年生の時に起業しました。そこからずっとeSportsをしています。eSportsは日本でも市場が成長してきていますが、自分たちはブロックチェーンのプラットフォームなどを作りながら、eSportsのエコシステム分散プラットフォームをやってます 石濱:大学3年生の時に起業しました。ナナメウエという会社をしています。2020年に「Yay!」をリリースしており、16億円の資金調達も行っています。Yay!はメディア化しない匿名性のプラットフォームであり、フラットな構造で、他人に寛容で、誰もが素を出せるSNSとして設計しています。現在、800万人ベースの登録者数がいます。 Web2の時の資金調達周りの苦労話について教えて下さい 吉村:自分たちはゲーム系なので、主要ゲーム企業の方との交流の中でソーシャルゲーム系の方達からと話を伺ったりなどありました。 石濱:初期から話すと、2013年の創業からの3ヶ月後に3000万円資金調達しました。2015年くらいに会社がつぶれかかけたときに、多くの人に助けられてまた3000万円くらい資金調達をすることができました。そこからしばらく経って、シリーズAという形で数億円、シリーズBで16億円という感じです。 苦労話としては、1つ前のラウンドはWeb2のサービスをしていましたが、Web3の波が来ているときで、当時の解像度的にも投資家さんたちに納得して頂くのには時間がかかった感じです。リードの投資家がSBIさんですが、その方のおかげでサクサクと話が進んだという背景があります。 吉村:Web2の時は、毎年1回キャッシュアウトするみたいな時がありました。前回の調達の時は2021年くらいで、当時はWeb2のアプリを作っており、2,3億円ほど調達しました。そこから2週間後Web3にピボットして、お金を全てつぎ込みました。最近も調達をしていて、6億円ほど集めようと思っています。去年1年のうち半年くらいはキャッシュアウトしていて、1.5億円くらいお金を借りて生き延びていました。生き延びたおかげで、こちらに有利な投資契約が結べました。去年のお金を借りている時が、非常に苦しかったです。 Web2での企業の中での大変さもあるかと思います。Web3という分野を事業に活かすということを考え始めたきっかけを教えてもらいたいです。 吉村:インターンをしていたときに、ブロックチェーンを知りました。実は、高校生の時には、最初クリプトで起業をしていました。ただ当時はL2がなくて、コストが高かったので、うまくいきませんでした。その時は、渡辺創太さんが福岡に来ていた時に色々と話をしたりしていました。そこから、eSports業界に入っていったていう感じです。 石濱:まず、Web2のサービスは起業をする隙間がどんどん減ってきていて、世の中が便利になってきています。便利になる文脈でいくと、いろんなサービスで担保されていっています。困っていることがありますか? と言われても、思いつきません。SNSにおける差異もほぼないです。家電でも同じことが言えます。 そうした中でも、後発のサービスでガツンと勝ち抜けたのが、Paypayでした。クレカもsuicaも既にマーケットがある中で、Paypayが突出していきました。その理由が、100億円還元キャンペーンでした。それで一気に広まって、そのキャンペーンが収まった今でも、みんながPaypayを使っています。それだけ金銭的なインセンティブは大きいです。しかし、Paypayの場合は、ソフトバンクというバックアップがありました。1000億円とかの元金がありました。 そうした中で、トークノミクスという概念が出てきました。Yay!の中でトークンを出して、そのトークンに価値がつけば、ユーザーに対して還元することができます。スタートアップは1000億円借りることはできません。しかし、トークンなら自分で発行することが出来るので、大きなことができます。そこで、Web3に熱中した感じです。 −−−−−−なるほど、トークノミクスという視点は興味深いですね。吉村さんは今後、トークノミクス以外だとどういったところが注目ですか? 吉村:esportsが面白い思います。スポーツのトップ選手の移籍金や収入は数十億だったりしますが、esportではトップ選手でも数億円ほどしかありません。なぜそうなるかというと、サッカーの場合作った人は儲かっていません。一方で、esportの世界は中央集権な性質もあって、ゲーム会社が1番利益をとります。サッカーの世界は色々と分散しています。そうした分散の意識を持ってこれると、面白いなと思っています。 最近ブロックチェーン業界が盛り上がっています。bFでの(Yay!の)IEOも控えています。これからのプロダクトやブロックチェーンの展望をどのように考えていますか? 石濱:最初にWeb3全体の展望という形で言えば、ユーザー視点で言えばもうこれ以上のものは…..という中で、Paypayみたいなサービスを打てる可能性があります。これはWeb3のサステナブルなトークノミクスがあるというのが大前提です。また、オープンソースなものも増えてきていて、コストも掛からなく作れるようになってきています。となると、既存のWeb2サービスと入れ替わるようなことがあるかと思います。となるとやはり、サステナブルなトークノミクスが大事であり、それが問われると思います。このためには、流動性が大事です。取引所でどれだけのプライスで取引できるかというところが大事かなと思います。そうした中で、海外も含めて、大きな流動性を担保としたサステイナブルを作っていきたいなと思います。 −−−−−−確かに、Yay!のホワイトペーパーの完成度すごいですよね 石濱:それにまずは、マスに遡求して使いやすくすることが大事です。今は複雑で、口座開設してイーサリアムを用意してウォレットに移してNFTを買ってみたいなことをしていたら無理だと思います。Paypayもダウンロードという障壁がありましたが、それは金銭的なインセンティブで乗り越えられます。それくらいのレベル感で出来るかどうかが鍵だと思っています。 吉村:個人でもトークンを出せるというのがとても大事かと思います。また、1本のゲームを作る際の費用や時間のコストも、非常に抑えてゲームを開発できるような時代にもなってきています。ゲームも含めてプロダクトもそうですが、個人発信者も増えてきていて、トークンを渡すといった形でマーケティングをミニマムに行うことが出来るようになってきています。Web3では、(Web2よりも)もっと少数単位で良いプロダクトを作っていくことが出来ます。コンテンツ周りが非常に熱いと思います。 最後に締めの一言をお願いします 吉村:Web3は非常に面白いと思いますが、コンテンツ領域で成功しているWeb3のプロジェクトはほぼないなと思っています。コンテンツを極めて、これまで自分たちが触ったことが何ようなものも作れる気がしています。起業家たちだけでなく、クリエイターにとっても面白いと思います。起業家とアーティスト・クリエイターの境がなくなっているようにも思いますし、そこの融合が面白いと思っています。 石濱:ここから、ガラガラポンが起こると思っています。20%とか30%の還元がもらえますよというようなサービスが起これば、一気にそっちに動くと思います。今はそんなにコストをかけることなく作れますし、起業するには良いタイミングだと思います。また、クリプトの世界そのものがインターネットレベルの大きな成長を遂げると思っています。Web2で既にあるサービスであっても、インセンティブを備えられるWeb3のコンテンツを作ることができれば、良いものになるのではないかと思っています。 最後、ビニール氏のまとめの言葉でセッションは締め括られました。 閉会へ向けて Web3 Pitchの優勝・準優勝が発表 準優勝チーム:ブロックチェーンルアーズ(Digital Transformation for Bass Fishing) 選出理由:福岡は元々、自然を活かしたサービスが多く、それにマッチしている領域である。発表された中でも、将来への絵を大きく描いており、ステークホルダーに対する設計も良かった。 優勝チーム:カバDAO 選出理由:地域創生のDAOという視点に留まらず、福岡のコミュニティを中心を広げていこうとしており、これから始まる合同会社DAOという仕組みともマッチしている。日本初の上手くいっている合同会社DAOが福岡から始まってほしい。それに、FUKUOKA DAO CAMPにも参加されており、そうしたところから、こういう素晴らしい取り組みが生まれたというのも良かった。 ※審査員には、前回のFUKUOKA DAO CAMPの情報は未共有のままで行われました。 審査員からの全体講評 最初に、オンラインで参加していた金光氏から全体への講評が行われました。 「Web3の世界では法規制などもあり、日本の法規制の中でやっていくか、いっそグローバルに出るとかといった考えがあるかと思います。皆様の発表の中では、トークンのシステムやKYCなど考えないといけないところもあり国ベースでとなると大変ですが、福岡市がサンドボックス的に対応してくれるというのはすごく良いと思います。さまざまな法規制の問題もあり対応していくのは1人では難しいですが、こうしたコミュニティがあって、Fractonさんもおり、助けてくれるというのはとても良いです。何かあれば、bitFlyerにも相談して頂けたらと思っております。」 その他、各登壇者の方々の今回のイベントに対する総評を箇条書きにて紹介していきます。(敬称略) 藤田:業界の中にいる身として普段はトレンドを追いかけていますが、だからこそ、自分の好きなことが講じてWeb3で戦略を立てていこうという感じが、すごく素敵だと思いました。ブロックチェーン自体もまだまだ発展段階なので、これから一緒にブロックチェーンの技術のトレンドを一緒におっていける存在になっていけたらなと思っています。 柴竹:こういう機会があると非常に良いと思いますし、福岡市が主催してくれているということでWeb3フレンドリーだなと思います。福岡にはWeb3の関係者が実はたくさんいますし、遠慮なく声をかけていただければと思います。 両角:若手起業家向けの育成支援はこれまでしてきましたが、福岡は昔からスタートアップが生まれる都市です。Web3という分野でたくさんの起業家の方々が生まれてきているのは、福岡の発展にとっても良いと思っています。新しい分野に取り組んでいけることはポジティブですし、こうした取り組みが台風の目のようになっていくと、新しい起業家も生まれて集まってくると思います。そういった渦を一緒に作っていけたら嬉しいです。 大島:日本の事業会社がなぜWeb3を使いにくいかというと、ブロックチェーンを使用することで良いことがあると言われても、既に良いサービスがあり、それには勝てないということが背景としてあります。そうした中で、ルアーやコーヒーカスといった専門知識を背景として、そこにWeb3のプロダクトをあてていくというのが、日本でビジネスをしていく上では大事かと思っています。福岡から面白いプロジェクトが生まれることを楽しみにしています。 閉会の言葉 最後に、クロージングとして、亀井氏から挨拶がされました。 「まずは、Pitchに登壇してくださった方に向けて拍手をお願いいたします。今回の目的として福岡市で活動している方をフックアップする機会の提供ということがありました。この後も、SNSを通じて皆様をサポートして頂けたら幸いです。こういったイベントやエコシステムは重要ですし、こうした取り組みは定期的にやることが大事かなと思います。ここにおられる方々が、コントリビューターとなって、福岡市のエコシステムに対してちょっとしたイベントでも良いので、やっていただけるとモーメンタムになるかと思います。 今日、Pitchしてくださった学生さんも含めて、良い雰囲気が醸成されたと思います。年齢は関係ないにしろ、クリプトの世界はあまりに速度が速いこともあり、時間があり固定概念に囚われない若手にチャンスのある領域だと思っています。是非、これを機会に発信やコミュニティ育成を一緒に出来ればと思っています。今日は一日ありがとうございました。」 また、福岡市創業支援課の岩崎氏からも挨拶がされました。 「本日はお集まり頂いてありがとうございました。先ほど亀井さんの方が我々よりも福岡市のミッションを詳しく説明してくれましたが、アイデアやプレイヤーの掘り起こしが目的でした。イベントの企画をした時には不安もありましたが、6組も出ていただき、いずれも素晴らしいアイデアでした。ご登壇してくださった方々もありがとうございました。福岡市は昨年にもWeb3のイベントを開催しており、実際にスタートアップしてくださった方もおり、徐々に成果も出てきているのかなと思います。今回の6組の方々のスタートアップのチャレンジも勿論、他にも参加頂いた皆様の中で何か新しいチャレンジが生まれることを期待しております。本日は参加してくださってありがとうございました」 この締めくくりの後、イベントはネットワーキングへと移り、閉幕しました。 筆者は、昨年の福岡市主催のWeb3イベントに全て参加し、記事化をしてきました。 昨年から始まったWeb3に興味がある人向けのエコシステムの醸成に始まり、今年はPitchへと進んでおり、福岡市からスタートアップを育成するという目標に向かって着実に進んでいる印象を受けました。 スタートアップといえば起業家ばかりが注目されがちですが、事業をサポートする方々の存在も欠かせません。今回のイベントは、起業家たちとサポートを行う人たちの両面を垣間見える良い機会となりました。 今後も福岡市主催でWeb3イベントが開催されるかもしれません。その際にはまた是非取材し記事化をしていければと思っています。福岡市の今後の取り組みに注目が集まります。 (謝辞) 今回のイベントを主催するにあたって尽力して下さった福岡市職員の皆様。私の突然の取材を快く受け入れて下さるだけでなく写真提供もして下さったFracton Venturesの皆様。興味深いお話をして下さった登壇者の皆様。イベントに来て下さった来場者の皆様。その他全ての方々に、この場を借りて改めてお礼を述べさせて頂きます。ありがとうございました。












