登録者950万人を誇り、ゲーマーにデータの所有権と収益機会を提供する「CARV」AMAレポート
boarding bridge
執筆:summerchon
ゲームとAI分野で最大規模のIDとデータレイヤーを構築し、950万人以上の登録ユーザーと900以上の企業を統合する「CARV」のAMAを、CryptoTimes公式コミュニティであるboarding bridge(bb)にて開催しました。
今回のAMAでは、プロジェクトの概要やユーザーがCARVを利用するメリット、今後のロードマップなどについて詳しく伺いました。
以下はAMAの内容を要約したものです。
目次
- 1 AMA概要
- 2 AMAの内容
- 2.1 自己紹介
- 2.2 CARVがどのようなプロジェクトか教えてください
- 2.3 CARVの主な機能や特徴を教えてください
- 2.4 ユーザーがCARVを利用することでどのようなメリットが得られますか?
- 2.5 $CARVのエアドロップについて教えてください
- 2.6 今後のロードマップを教えてください
- 2.7 CARVは人気のゲームプラットフォームとどのように統合されますか?
- 2.8 今後、著名な企業やプロジェクトとのコラボは予定していますか?
- 2.9 ヒロアカで1番好きなキャラクターは誰ですか?
- 2.10 ノードオペレーターはエアドロップをもらえますか?
- 2.11 CARVを始めたきっかけは何ですか?
- 2.12 CARVネットワーク上のノード オペレーターの主な責任は何ですか?
- 2.13 Upbitに上場した反響はどうですか?
- 2.14 CARVのチームは、どのようなゲーマーが多いですか?
- 2.15 CARVノードの実行により予想される運用コストと収益はどれくらいですか?
- 2.16 主要なパートナーシップによる CARVの成果について教えてください
- 2.17 プロジェクトの収益モデルは何ですか?
- 2.18 CARVのモジュラーデータレイヤーと他との違いは何ですか?
- 3 まとめ
- 4 関連リンク
AMA概要
日時:2024年10月18日(金)21:00 JST
場所:bb Discord AMA-Voice X(twitter)
Giveaway:$100USDT × 5名
登録者950万人を誇りゲーマーにデータの所有権と収益機会を提供する「CARV」のAMAを開催✈️
⏰ 10月18日(金)21:00
🎁 Giveaway:$100USDT × 5名✅ Like, RT & Follow ↓@carv_official & @bb_jpdao
✅ Join AMA
メイン会場 ▶️ https://t.co/bEK7ely4lb
同時配信 ▶️ https://t.co/NtpmRF9LI5💁♂️… pic.twitter.com/2SvBRNTcP2
— boarding bridge (@bb_jpdao) October 11, 2024
スピーカー
・Paul Delio | Chief Business Officer
・MOLYA | Guest
・AKI | boarding bridge
(敬称略)
AMAの内容
自己紹介
私はCARVのチーフビジネスオフィサーのポールです。主に、プロジェクト、投資家、KOLとの戦略的パートナーシップの確立を担当しています。CARVで働き始めてから2年以上が経ちました。日本のアニメのヒロアカが好きです。
MOLYAです。Web3には2021年頃から触れ始めました。Web3ゲーミングコミュニティでは古参のJapanGamingGuildをCo-Founderとして初期から運営し、今年卒業しました。その知見を活かして今は国内外様々なプロジェクトをサポートしています。幅広く情報は追うようにしていますが、元々クールジャパン的な日本の文化が好きで、Web3ゲームに一番時間を使っています。
CARVがどのようなプロジェクトか教えてください
CARVは、主にゲームとAIの分野で活躍するプロジェクトで、「個人が自分のデータをもっと自由に管理できるようにすること」を目指しています。具体的には、自分のデータを使って利益を得たり、そのデータを安全にやり取りしたりできる仕組みを作っています。
CARVプロトコル
これは、データを企業や個人が安全にやり取りするための技術です。プライバシーを守りながら、データをスムーズに交換できる仕組みを提供します。
CARV Play
ゲームで遊ぶことで報酬を得られるプラットフォームです。プレイヤーがゲーム内での活躍に応じて報酬をもらえるので、ゲームを楽しむだけでなく、仲間とのつながりも強くなります。
CARV Labs
5000万ドルの資金を使って、新しいゲームやAIプロジェクトを支援するプログラムです。特にスタートアップやゲーム開発者に必要なサポートを提供して、新しいアイデアが形になるのを助けています。
CARVは「データを自由に使いこなし、ゲームを通じて楽しみながら利益を得られる未来」を目指しているプロジェクトです。
CARVの主な機能や特徴を教えてください
CARVには、次のような重要な機能があります。
CARVプロトコル
これは、データを安全に管理したり、共有したりできる仕組みです。ユーザーが自分のデータをしっかりコントロールできるようにします。
CARV Play
プレイヤーがゲームで活躍すると、報酬や特典がもらえるプラットフォームです。ゲーム内での成果に基づいてインセンティブが提供されます。
CARV ID
ゲームごとのプロフィールやデータを一つにまとめて管理できる仕組みです。これにより、複数のゲームをまたいで自分のデータを所有し続けることができます。
CARV AIエージェント
AI(人工知能)に力を入れていて、CARVが集めたデータを使ってAIモデルの開発をサポートしています。これにより、開発者やユーザーにとって役立つAIが生まれます。
これらの機能が組み合わさって、ユーザーや企業、開発者が一緒に働きやすく、かつ報酬も得られる仕組みを作り上げています。
ユーザーがCARVを利用することでどのようなメリットが得られますか?
CARVを利用することで、ユーザーは次のようなメリットを得られます。
データを使ってお金を稼げる
普通は企業が皆さんのデータで利益を得ますが、CARVを使うと、自分のデータを自分で管理し、それを使って収益を得ることができます。
ゲームを遊んで報酬がもらえる
CARV Playを使うと、ゲーム内での成果が現実の報酬に変わるので、遊びながら特典をゲットできます。
プライバシーが守られる
自分のデータを誰と共有するか、自分で決めることができ、プライバシーも守られます。
特別な機会が得られる
ゲーム会社やAI開発者との特別なイベントや新しい製品に、他の人より早くアクセスできるチャンスがあります。
$CARVのエアドロップについて教えてください
$CARVのエアドロップは、エコシステムのユーザーにトークンを報酬として配るイベントであり、3シーズンにわたって実施されます。これは、初期のサポーターや活発に活動している参加者に感謝し、コミュニティをさらに盛り上げることを目的としています。
全体のトークン供給量の10% がエアドロップ用に割り当てられています。その内訳は以下の通りです。
TGE(トークン生成イベント):4%
トークン発行時に、初期のコミュニティメンバーに配布されます。これで、ローンチ時から参加できるようになります。
シーズン2:3%
次のシーズンに向けて、エコシステムに積極的に関わるユーザーへの報酬として配布されます。
シーズン3:3%
シーズン2と同様に、継続して参加するユーザーに報酬を与えます。
エアドロップの対象になるには
$CARVトークンをステーキングしたり(預けて増やす)、ネットワークに貢献したり、CARV Playに参加したりするなど、様々な活動を通じてエコシステムに積極的に関わることが必要です。
シビルアカウント問題への対応
一部のユーザーが不正アカウント(シビルアカウント)として誤ってラベル付けされたことへの懸念がありましたが、CARVはこの問題に対処しています。外部の検証サービス(Nansenなど)と協力し、正しくユーザーを識別するための基準を見直しています。ユーザーの大部分がこの解決策に同意しており、不正ラベルを削除する方向で進めています。
最終的な目的
$CARVトークンは、ゲームやAIの分野でユーザーが自分のデータをコントロールできるようにするための重要な役割を果たします。このエアドロップは、透明で公平なデータ経済を実現するための一歩です。
今後のロードマップを教えてください
CARVには、今後多くのエキサイティングな計画があります。重要なポイントを以下にまとめます。
パートナーシップの拡大
もっと多くのゲームプラットフォームや開発者、AI企業と協力して、CARVのエコシステムをさらに広げていきます。
Infinite Playの立ち上げ
ゲーム開発者がユーザーのデータを使って、より良いゲーム体験を作り、ユーザーを引きつけたり、長く遊んでもらったりするためのプラットフォームです。
トークンユーティリティの拡張
$CARVトークンを使って、ステーキング(トークンを預けて利益を得ること)や、ガバナンス(プロジェクトの運営に参加すること)など、トークンの使い道が増えます。
データ交換の改善
異なるプラットフォーム間で、よりスムーズで安全にデータをやり取りできるように、CARVのプロトコルを改良しています。
Web3インフラストラクチャとの統合
より分散化されたサービスを提供するために、Web3技術との連携を進めています。
これらの計画によって、CARVはさらに大きく成長し、期待が高まります!
CARVは人気のゲームプラットフォームとどのように統合されますか?
CARVプロトコルではユーザーがSteamアカウントをCARV ID(ERC 7231)にリンクできます。以前は、ポイントを稼いだり、SOULをファームしたりすることができました。SOULは先週、$CARVに変わりました。将来的には、このデータを使って収益を得ることができます。
例えば、ユーザーのデータがアクセスされるたびに(ユーザーの同意のもと)、その収益の一部がシェアされるようになります。新しい統合を行うには、プロダクトチームがリサーチや実装を進める必要があります。
今後、著名な企業やプロジェクトとのコラボは予定していますか?
はい!もうその話を進めています。私の夢は、バンダイナムコやセガと協力して、「進撃の巨人」のIPを使って何か一緒にできることです!
ヒロアカで1番好きなキャラクターは誰ですか?
すごく迷いますが、やっぱりカッチャンですね。
ノードオペレーターはエアドロップをもらえますか?
ノードオペレーターはエアドロップを受け取りました!今、メインネットでノードを動かしている場合、1日に約12 veCARVをもらえます。veCARVは、1:1の比率で$CARVに変換でき、一定の請求期間があります。
CARVを始めたきっかけは何ですか?
私がCARVに参加した理由は、分散化とプライバシーを信じているからです。これらはCARVが力を入れている分野で、私自身のゲームへの興味ともぴったり合っています。
CARVネットワーク上のノード オペレーターの主な責任は何ですか?
私たちのネットワークを分散化することです!ネットワークのプライバシーを確保する上で重要な役割を果たしています。
Upbitに上場した反響はどうですか?
韓国から素晴らしいポジティブな価格の動きと盛り上がりを見ました。今、価格は安定しています。0.2ドルでローンチして、現在は約0.85ドルです。Upbitに上場できてとても感謝しています!
CARVのチームは、どのようなゲーマーが多いですか?
私たちのチームには、Mihoyo、EA、Tencent、Garenaなどで働いていたメンバーがいます。私たちはいろんなゲームを楽しんでいます。私は個人的に、ポケモン(初代が一番!)、ウィッチャー3、スカイリム、スライ・クーパー、ジャック&ダクスター、大乱闘スマッシュブラザーズ(Melee)、NBA 2K、エルデンリング、FIFA、最近ではアメイジング・スパイダーマン2をプレイしています。
CARVノードの実行により予想される運用コストと収益はどれくらいですか?
コストは低く、最小限の手数料で委任するか、自分で運用することができます。現在、1日あたり約12 veCARVのリターンがあります。
主要なパートナーシップによる CARVの成果について教えてください
私たちは600万人のユーザーに成長し、しばらくの間、どのアプリよりも高いユニークアクティブユーザー数を記録し、900以上のパートナーがいます。一番誇りに思っているのは、素晴らしいコミュニティを作り上げたことです。
プロジェクトの収益モデルは何ですか?
私たちはB2BとB2Cの両方で収益を上げています。B2Cでは、今年だけで900万ドル以上の収益がありました。これは、ユーザーが.play nsなどのB2C製品を購入したことで得られたものです。B2Bでは、さまざまなキャンペーンやUA手数料が収益の成長を支えました。短期的な目標は、CARV IDをもっと多くのゲームやパートナーに導入することです。
CARVのモジュラーデータレイヤーと他との違いは何ですか?
これまで、ブロックチェーン技術は基本的にウォレットに限られており、取引状況しか分かりませんでした。しかし、私たちの「アイデンティティとデータレイヤー」によって、プロジェクトはユーザーについてもっと知ることができるようになります。ユーザーの同意が大切です。
まとめ
今回のAMAでは、CARVプロジェクトのビジョンやその重要な機能について詳しく説明されました。
CARVは、主にゲームとAI分野で活躍し、個人が自分のデータを自由に管理し、さらには収益化できる仕組みを提供するプロジェクトです。CARVの中核を成すのは、データの安全なやり取りを可能にする「CARVプロトコル」、ゲーム内での活動に基づいて報酬を提供する「CARV Play」、そしてスタートアップやゲーム開発者を支援する「CARV Labs」の3つの柱です。
また、ユーザーはCARVを通じて、データを使って収益を得たり、ゲームを遊ぶことで報酬を獲得したりすることが可能です。エコシステムの一部として$CARVトークンが発行され、エアドロップも行われました。今後も、パートナーシップの拡大や新機能の導入が予定されており、Web3インフラとの統合も進行中です。
CARVは、透明性を重視しつつ、データを自由に活用できる未来を目指しています。日本のプロジェクトとも協力する予定があるとのことなので今後の動向に期待です。
関連リンク
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