豪新政権、暗号資産の種類や用途をまとめた「トークン・マッピング」の実施を計画

豪新政権、暗号資産の種類や用途をまとめた「トークン・マッピング」の実施を計画

オーストラリア政府が国内の暗号資産保有量の把握を目的に、通貨の種類と用途をまとめた目録の作成(トークン・マッピング)を実施予定であることが分かりました。

上記取り組みは世界初の事例となり、豪政府は今回の施策を規制の対象や方法を決めるプロセスの第一歩として認識しているとしています。

オーストラリア財務大臣のジム・チャルマーズ氏は今回の取り組みに関して下記コメントを公開しました。

“「暗号資産の普及がますます進み、大きなスポーツイベントには暗号資産の広告が貼られているのを見ることができるほどで、暗号資産に関わる顧客には十分な情報を提供し、保護する必要があります。 – 引用元:Reuters」”

オーストラリアでは今年5月、下院の総選挙にて野党・労働党が前首相のスコット・モリソン氏率いる与党・保守連合を破り、2013年以来9年ぶりの政権交代が起こりました。

前保守党政権は、暗号資産の所有者の保護を目的とした広範な規制の導入を過去に提言。対する新政権は今回発表されたトークン・マッピングを「改革アジェンダの最初のステップ」と表現し、暗号資産への規制をおこなっていくとしています。

現首相アンソニー・アルバニージー氏(上記ツイート参照)率いる野党・労働党が中心の豪新政権は、今年初めに発表された同国税務局の決定に従いながら、暗号資産からのキャピタルゲインを優先分野の1つとして掲げています。

記事ソース:ReutersBBC NewsBitcoin.com

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