Binanceが4通貨を上場廃止!Bytecoin / BCNは、22%の下落を記録
Crypto Times 編集部
Binance(バイナンス)は今月9日に公式ブログやTwitterを通して、Bytecoin(BCN)、ChatCoin(CHAT)、Iconomi(ICN)、Trigger(TRIG)を上場廃止にする事を発表しました。上場廃止の主な理由は「ユーザーの利益を保護するため」と説明されています。
Binance Will Delist $BCN, $CHAT, $ICN, $TRIGhttps://t.co/B9KccEH4IQ pic.twitter.com/JgVgRME3zD
— Binance (@binance) 2018年10月9日
この発表を受けてBytecoinは最大で22%ほど下落しており、その影響の大きさが伺えます。
先週は0.0022ドルから0.0021ドル付近で取引されていたBytecoinは安定しているかのように見えましたが、上記のBinanceの発表の直後に0.0017ドル付近まで一気に下落しています。
これによりBytecoinの時価総額は8700万ドル(約98億円)減少し、361億円ほどとなっています。一方で150万ドル(約1.7億円)程度だったBytecoinの取引高は10倍に急増し、記事執筆時点では1500万ドル(約17億円)を超えています。
また、Binanceは上場廃止について以下の理由も発表しています。
- プロジェクトへのコミットメント
- 開発活動のクオリティとレベル
- ネットワークおよびスマートコントラクトの安定性
- パブリックコミュニケーションのレベル
- Binanceのデューデリジェンスへの対応の速さ
- 非道徳的、詐欺行為の証拠
- 健全で持続可能な仮想通貨エコシステムへの貢献度
今回上場廃止が発表された4通貨は差はあれども軒並み下落しています。中でもBytecoinは2012年から存在する古参の通貨なのでBinanceとしては思い切った決断だったのではないでしょうか。
Binanceは2018年5月にBytecoinの上場を行い、わずか5ヶ月あまりでの上場廃止となっています。
史上最大規模のPUMP!?BytecoinのBINANCE上場を徹底検証 – CRYPTO TIMES
記事ソース:Coinmarketcap, Binance