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Binanceからハッキング被害により7,000BTCが流出、顧客資産はSAFU基金により保証される

Binanceからハッキング被害により7,000BTCが流出、顧客資産はSAFU基金により保証される

大手仮想通貨取引所のBinanceは7日午前にハッカーから攻撃を受け、7,000BTC(44.7億円相当)が流出したことを発表しました。


同取引所の発表によると、ハッカーらはフィッシングやウイルスなど複数の手法を用いてユーザーのAPIキーと2FAコードを入手したとしています。

以下のトランザクションがハッカーによるものだと見られており、7,000BTCが外部に送金されているのが確認できます。この他に不審なトランザクションは現時点では確認されていません。

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流出したBTCはBinanceのホットウォレットに保管されていたもので、同取引所の保有するBTC保有量の2%に相当します。その他のウォレットは影響を受けておらず、安全と発表されています。

ハッカーらは様々な手法を駆使した上でBinanceの監視システムをかいくぐるようなトランザクションを生成しており、これらの技術に精通している人物もしくはグループだと考えられます。

今回失われた資金はBinanceのSAFUファンドから補填されるため、顧客の資産への影響はありません。

SAFUファンドとは?SAFUファンドはBinanceが2018年7月に発表したシステムで、有事に備えて取引手数料収入の10%を定期的に分配しています。

現在出金および入金は停止されており、Binanceは1週間を目安に今回の事件に関する詳細な調査報告書を公開するとしています。

今回の被害に関してのCEO CZのAMAが12時より公開されており、こちらの放送は下記より視聴することが可能です。

記事ソース: Binance, SAFU fund

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