Ripple(リップル)CEOが米財務長官の会見内容にコメント「米国でのイノベーションを潰さないように」
2019/07/17・
Yuya
ニュース
Steve Mnuchin米財務長官が今月15日に行なった暗号資産規制に関する記者会見に対し、Ripple(リップル)社CEOのBrad Garlinghouse氏はツイッター上でコメントを投稿しました。
Garlinghouse氏はMnuchin財務長官の意見に概ね同意し、「クリプトが法定通貨を代替する可能性は低い」とした上で、暗号資産業界は都度規制当局と協力する臨機応変さが必要だとの見解を示しました。
フェイスブックの暗号通貨「リブラ」に関し同氏は、決済手段としての役割を担うリブラは他の一般的な金融機関と同様の規制に準拠すべきだとしました。
その上で、リップルのXRPは安価で高速な外国送金を可能にするための特別な通貨であるとし、同社はすでに規制当局や銀行、その他の金融機関と協力していると述べました。
しかし、米国政府の「なぜクリプトの普及が必要なのか」という問いかけに対しては、Garlinghouse氏もフェイスブックと同じく「米国でのイノベーションを潰し、他国に先を取られることのないように」というスタンスをとっています。
If not, we risk squashing innovation here in the US, and letting foreign interests take control of this new sector of our global economy. (7/7)
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) 2019年7月15日