ビットコイン交換所マウントゴックスの元社長、改めて無罪を主張

ビットコイン交換所マウントゴックスの元社長、改めて無罪を主張

仮想通貨ビットコインの巨額消失事件で3億4000万円余りを着服した罪などに問われているマウントゴックスの元社長の男の裁判で、弁護側は27日に最終弁論を行い、改めて無罪を主張しました。

ビットコイン交換所マウントゴックスの元社長マルク・カルプレス被告人は、顧客資金を管理していた会社名義の口座から3億4000万円あまりを着服したとして業務上横領罪に問われています。

また、会社のシステムのデータを改ざんして口座残高を水増ししたなど、様々な罪にに問われており、検察側は懲役10年を求刑しています。

27日の裁判で弁護側は、送金行為は会社の業務の一環で、会社の経営破綻はハッキングによるビットコインの消失が原因だとし、起訴内容について無罪を主張しました。

最後にカルプレス被告人は、ハッキングを防げなかったことに対して謝罪しながらも、改めて無罪を主張しました。

審理は今回ですべて終了しており、判決は来年3月15日に言い渡される予定です。

記事ソース:NHK NEWS WEB

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