ビットコインが2月28日にハードフォーク!匿名性を持ったビットコインプライベート(BTCP)とは?
2018/02/13

ビットコインが2月28日にハードフォーク!匿名性を持ったビットコインプライベート(BTCP)とは?

Koishi【CRYPTO TIMES 公式ライター】

KoishiCRYPTO TIMES 公式ライター

医療工学系の研究をする傍ら、株取引に没頭。小型株ばかりイジっていたが成績が振るわず、新たなトレードとして仮想通貨取引を2016年6月から開始。翻訳やコミュニティ運営に携わる中で、取引以外の面白さにはまり、仮想通貨の情報追っかけ中。ブログ:バイオ系研究者による仮想通貨研究所

この記事の3つのポイント!

  1. BitcoinとZclassicのハードフォークでBTCP誕生!
  2. Snapshotの日程は2月28日
  3. Zcashにも利用される技術を利用した高い匿名性!

本記事引用元:Bitcoin Private HP

BTCが再びハードフォーク?

これまでビットコインはBitcon Cashを始め、Bitcoin Gold、Bitcoin Diamondなど、数多くのフォーク(分岐)を繰り返してきました。

そもそも、フォークは日本語で分岐(メディアでは分裂と頻繁に表現される)を意味し、仮想通貨におけるフォークとは仕様変更のことを指します。

この仕様変更にはハードフォークと、ソフトフォークの2種類があります。

ハードフォーク

新旧2つの完全に異なるブロックチェーンに分かれるフォークです。

ハードフォーク実行後には新しい仕様となったチェーンと、既存の仕様に基づくチェーンの2つができ、これら2つのチェーンは互換性がないのが特徴です。そのため、それぞれのチェーンで通貨ができ2種類となります。

主には開発者側の開発方向性の不一致や、大規模なアップデート、あるコミュニティが既存のチェーンを活かして他の通貨を作ろうとする場合などに起こります。

例えば既存のチェーンのブロックが緑という仕様であった場合、ブロックが橙という仕様になってしまうと、既存の仕様に従っていたノードは検証ができなくなります。

例としてはTHE DAOのハッキングにより盗まれたイーサリアムを無効にするかで揉め、ETCが誕生したイーサリアムハードフォークがあります。

ソフトフォーク

既存の仕様に新たなルールを付加する比較的小規模なアップデートを行うフォークです。

ソフトフォークでは実行された後も、既存のチェーンと互換性があるのが特徴で、アップデートされていないノードも検証作業に関わることができます。また、「ブロックチェーンは長いチェーンを信頼する」という方法を採っているため、分岐したチェーンはすぐに1本に戻り、通貨は1種類のままです。

主にはシステムのアップグレードを行う場合に起こります。

例えば先ほどと同様に既存のチェーンのブロックが緑という仕様であった場合、ブロックが緑&青という仕様になっても、既存の仕様に従っていたノードは緑であれば検証作業を進めることができます。

例としてはブロックサイズを変えずに、トランザクションのサイズを小さくするSegWitを導入したビットコインソフトフォークがあります。


これらのような仕様変更で新しく生まれるコインはフォークコインと呼ばれています。

今回のビットコインのフォークは、上に述べたハードフォークに当たりますが、これまでのハードフォークとは少し異なる、匿名性の高い通貨で知られるZclassic(ZCL)との共同ハードフォークです。

BTCP(ビットコインプライベート)とは?

BitcoinとZclassicが同時にハードフォークをすることにより生まれる匿名性を重視したビットコインです。

BTCPの大きな特徴である、高い匿名性はZclassic(Zcashのフォークコイン)の利用しているzk-snarksという匿名技術によります。

これにより誰が誰にいくら送金したのかを隠すことが可能です。

その他にも、ビットコインやその他のフォークコインと異なる部分があり、公式から比較画像も発表されています。

ブロックサイズや、ブロック生成時間にも変更が加えられているのがわかります。

ブロックサイズはビットコインの2倍の2MB、ブロック生成時間はライトコインと同じ2.5分です。

また、発行量に関してはビットコインと同じ2100万枚となっています。

ただし、フォークを行った直後は、ビットコイン(BTC)とZclassic(ZCL)の現在の流通枚数を足し合わせた1850万枚です。

BTCPの受け取り方法

今回のフォークはビットコインでもZclassicでもBTCPと1:1のフォークとなります。

そのため、BTCPの配布対象者となるには、Snapshot日時である2月28日に対応するウォレットまたは取引所でビットコインまたはZclassicを保有することが条件です。

例えば、ウォレットに15 ZCLと2 BTCを保有する場合、17 BTCPが配布されます。

同じ1:1であればZclassic(ZCL)で受け取ればお得なわけですが、Zclassicの現在の価格推移は以下のようになっています。

2017年11月には1ドル付近を推移していましたが、今年1月には高値200ドルを付け、2月現在では110ドル代を推移しています。

このように11月から考えると、ドル建てで見ると約100倍、BTC建てで見ても約60倍の上昇を見せており、BTCPハードフォーク付近は大きな価格変動が観測される可能性があるため要注意です。

対応する取引所は?

現時点で対応する取引所は公式に発表されておりません。

また対応するウォレットに関しては公式Twitterより、以下のようなツイートがありました。

 

マルチウォレットであるCoinomiWalletはBTCPの受取に対応するようです。

Koishi
匿名コインの仲間が増えますね!
Koishi
取引所もフォーク多すぎて選別が大変そうだ…笑

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