バドワイザーが「beer.eth」のENSとバドワイザーモチーフのNFTを計38ETHで購入
Crypto Times 編集部
米ビール最大手のバドワイザーが、「beer.eth」のENSを30ETH、バドワイザーのロゴが描かれたロケットのNFTを8ETHで購入したことが明らかになりました。購入費用の時価総額は約$124,000になります。
Budweiser paid 30 ETH for Beer.eth. That’s almost $100,000. There’s some symbolism to them flexing a rocket from @tsrocketfactory. It’s happening, everyone. 🚀 pic.twitter.com/LecJdLfz2L
— dGEN Network (@dGenNetwork) August 25, 2021
ENS(Ethereum Name Service)とは、Ethereumブロックチェーンを基盤としたオープンネーミングシステムです。英数字のみで構成されたEthereumアドレスを分かりやすい文字列へと変換することが可能となり、ドメイン(DNS)と同様に使用できることが特徴です。バドワイザーのENS購入を受けて、投機家を中心にENSに大きな注目が集まっています。
また、今回バドワイザーによって購入されたNFTは、NFTアーティストのTom Sachs氏によって作成された、Rocket Factoryコレクションの1つです。
バドワイザーの公式Twitterでは、アカウントのプロフィール写真が既にバドワイザーロケットに変更されています。
🚀🚀🚀
— Budweiser (@budweiserusa) August 24, 2021
先日も決済会社のVisaがCryptoPunksを購入したことを報告しており、多くの著名企業がNFTに目を向けていることがわかります。NFTがアートとしてだけではなく、プロモーションの1つとして活用される機会が増えてきているように感じます。
バドワイザーがEthereumを通して、今後どのような活動を進めるのか、非常に楽しみです。ビールのマーケティング戦略の1つとして活用される未来も近いかもしれません。
決済会社VisaがCryptoPunksをコレクションに迎え入れる
記事ソース:cryptoslate
画像:shutterstock