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2024/10/18仮想通貨ワールドコイン(WLD)とは?登録方法や無料配布、デメリットについて解説
仮想通貨/Web3業界では様々なサービスが提供されていますが、その中でも注目を集めているのがワールドコイン(Worldcoin/$WLD)です。*現在は「ワールド」にリブランディングを実施済 ワールドコインでは、虹彩認証を行いWorld IDを登録したユーザーに無料で仮想通貨$WLDが配布されます。 今回の記事では、ワールドコイン(Worldcoin)の概要や登録方法、$WLDの無料配布について紹介していきます。 注目の仮想通貨であるワールドコイン ($WLD) は、仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)に上場しています。 [caption id="attachment_120184" align="aligncenter" width="1003"] Bitgetの公式サイト[/caption] Bitgetでは、ワールドコイン ($WLD)の現物取引だけでなく、最大レバレッジ20倍の先物取引も可能です。興味がある方は、ぜひこの機会にBitgetも登録しておきましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら ワールドコイン(Worldcoin)とは? [caption id="attachment_109071" align="aligncenter" width="737"] 画像引用元:https://worldcoin.org/[/caption] OpenAI共同創設者であるSam Altman氏によって設立 ワールドコインは分散型オープンソースプロトコルであり、Alex Blania氏とChatGPTを手がけるOpenAI共同創設者であるサム・アルトマン(Sam Altman)氏によって共同設立されました。 開発はTools for Humanityが行っており、運営はワールドコイン財団によって行われています。 現在、ワールドコインは分散型 World IDとワールドコイントークン(WLD)を中心に構築されています。また、総ユーザー数は2024年8月時点で652万人を超えているとのことです。 仮想通貨ワールドコイン ($WLD) のチャート/値動き $WLD(Worldcoin)の価格は、ここ数ヶ月で劇的な動きを見せています。2024年3月には11ドルを超えるピークを記録しましたが、その後急落し、5月には3ドル以下に低迷。その後も下落は続き、8月には1.28ドルという底値をつけました。 8月以降、価格は徐々に回復し、現在(10月18日時点)では2.17ドル付近で推移しています。短期的な反発の兆しは見られるものの依然として低迷した水準を脱するための決定的な要因は見られません。 今後の価格動向は回復基調を維持できるかが焦点となり、市場の全体的なセンチメントや外部要因が重要な役割を果たすでしょう。 World ID登録者は無料で仮想通貨$WLDが獲得可能 後述のWorld IDを登録すると、仮想通貨$WLDが無料で獲得できます。 2024年8月26日時点では、登録直後には6.18 $WLD(約1,400円)が獲得でき、以降毎月$WLDが獲得できます。 獲得できる$WLDの総量は、早く登録したユーザーであるほど多くなるので、興味がある方は早めに登録を完了させましょう。 1億ドル以上の大規模な資金調達を行う [caption id="attachment_96196" align="aligncenter" width="648"] 画像引用元:それぞれのVCのTwitterのアイコンより[/caption] ワールドコインは既に多くのVCから資金調達を達成しています。 2023年5月には、Blockchain Capitalが主導するシリーズCラウンドで、1億1500万ドルを調達しています。他には、a16z、Bain Capital Crypto、Distributed Globalといった名だたるVCが参加しており、その注目度は極めて高いことが窺えます。 Blockchain CapitalのゼネラルパートナーであるSpencer Bogart氏は、「機械と人間を簡単に区別できる能力によって、インターネットのUXを改善し、無数の新しい機能やアプリケーションを有効にしデジタルコミュニティの信頼を回復するのに役立つ」と述べています。 5月に調達された資金は、ワールドコインプロジェクトと ワールドコインエコシステム初の暗号通貨ウォレットである「World App」の研究開発と成長を加速するのに使われています。 ワールドコイン (Worldcoin) の2つの目的 [caption id="attachment_96195" align="aligncenter" width="604"] 画像引用元:https://www.investopedia.com/terms/b/basic-income.asp[/caption] ワールドコインの目的は大きく2つあります。 人間かAIかを識別する ユニーバーサルベーシックインカムの試み:AIによる雇用減少に対処 それぞれを詳しく見ていきましょう。 人間かAIかを識別する Tools for Humanity(ワールドコイン開発チーム)の CEO 兼共同創設者であるAlex Blania 氏は、「AI の時代に突入するにあたり、プライバシーを保護しながら人間であることを証明する機能が不可欠である。そうすることでAI が提供しようとしている経済的利益を、誰もが確実に実感できるようにすることが出来る」と述べています。 そして、ワールドコインはその識別のために、人間特有の情報である生体情報を活用しています。具体的には虹彩を活用しているのですが、これに関してはまた詳しく後述致します。 ユニーバーサルベーシックインカムの試み:AIによる雇用減少に対処 2022年は非常に多くのAIサービスが登場した年となりました。例えば、ChatGPTといったテキスト生成AIや、MidjournyやStable Diffusionといったイラスト生成AIなどが挙げられます。 一方で、それぞれの分野から反発が起きたことも事実です。日本では特にAI関連サービスへの反発に関する盛り上がりが大きく、著作権の問題だけでなく、イラストレーターという職業そのものがなくなるのではないかといった議論もおきました。 こうした実例は現代だけのものではありません。機械(技術)の発展の結果、人間の需要が減少し、雇用が減り、機械(技術)に対して反発が起きるという事例は昔から存在しています。その中の一つは、産業革命時のラッダイト運動ですが、似たような流れがAI技術でも起きるかもしれません。 そうした中で、より多くの人間を包摂する取り組みとして、ユニバーサルベーシックインカムがワールドコインの目的の一つとなっています。 先に述べたように、ワールドコイン共同設立者であるサム・アルトマン氏は、ChatGPTというAIサービスを提供するOpenAIの共同設立者でもあります。AIという人間の雇用を奪うかもしれない技術を提供する人間が、AIによる雇用減少を危惧しそれに対応したサービスを提供するという構図になっており、非常に興味深いものとなっています。 ワールドコイン(Worldcoin)の特徴 先ほど、ワールドコインの目的として「ユニーバーサルベーシックインカム」について言及しました。これは、ワールドコインプロジェクトの一環として配布される仮想通貨「ワールドコイントークン(WLD)」によって実現されます。 公式サイトによると、ワールドコイントークン(WLD)は「唯一の個人であることを証明するだけで、人々にグローバルかつ無料で配布される最初のトークン」と述べられています。 CEOのサム・アルトマン氏によると、こうしたワールドコインのアイデアは2019年には既に考えていたとのことです。 では、ワールドコインはどのような手段で持って、それを実現しようとしているのでしょうか? ひとつひとつ見ていきましょう。 World ID [caption id="attachment_96208" align="aligncenter" width="818"] 画像引用元:https://worldcoin.org/blog/announcements/introducing-world-id-and-sdk[/caption] ワールドコインは「World ID」を発行しており、Proof of Personhood(PoP)クレデンシャルを使用することで、オンライン上で、個人がAIではなく人間であることの証明のために使われます。 これはいわば、ユーザーが身元証明のためにスマートフォンに保存できる「グローバルデジタルパスポート」であると考えられます。また、プライバシー保護のためにゼロ知識証明を活用していることも特徴です。 World IDの発行それ自体は、World Appなど、World IDと互換性のあるIDウォレットで作成することが出来ますが、完全に検証されたWorld IDを発行するためには、「オーブ」という生体認証デバイスで、実際に自身の虹彩をスキャンする必要があります。これにより、個別のハッシュが生成され、その人個人である証明のために使われます。 ここからはワールドコインにおいて最も重要な技術でありデバイスでもある「オーブ」について詳しく解説していきます。 オーブ(Orb):虹彩を利用した生体認証 This is the Orb. pic.twitter.com/vieY9WDUml — Worldcoin (@worldcoin) November 29, 2023 ワールドコインの生体認証の要は、オーブです。これは人の頭以上の大きさをしており、最先端の虹彩生体認証技術が導入されています。 生体認証に使われる人間の部位は様々ありますが、虹彩を利用する理由として、虹彩認証は顔認証よりも1万倍以上精度が高く、理論的には数十億人の人間を区別すること可能であることが挙げられます。 [caption id="attachment_96160" align="aligncenter" width="656"] 画像引用元:https://twitter.com/theapplehub/status/1669576731651620864?s=20[/caption] 従来(及び現在)の生体認証といえば指紋でした。その次に開発された生体認証は顔認証です。そして、将来的な生体認証として、虹彩が注目されています。 虹彩スキャンに対するワールドコイン以外の取り組みでは、アップルの「Optic ID」があります。これはアップルが開発したヘッドセット「Vision Pro」に搭載されている技術であり、ヘッドセットというデバイス上、キーボードやマウスではなく虹彩によってユーザー認証するシステムが採用された次第です。 このように、人を個別に認識する手段として虹彩は現在非常に注目されています。そして、それを活用したのがオーブとなるのです。オーブは虹彩をスキャンしますが、プライバシー保護のためにその虹彩データは保存されることはなく、ゼロ知識証明を活用することでユーザー個人の情報の安全性を保つ仕組みになっています。 1/ A brief look inside the Orb
pic.twitter.com/VnM2QGfaaQ — Worldcoin (@worldcoin) May 18, 2023 前提として、World IDはその人個人が誰なのかではなく、人間かどうかを判断するための仕組みである点には注意が必要です。オーブによって虹彩のコードが作成され、それは他のすべてのオーブによって以前に生成された他のすべての虹彩コードと比較されます。それにより重複があるかどうか、つまり同一人物が二度登録されていないかどうかを確認する仕組みになっています。 あるユーザーが初めて認証される場合、そのユーザーのWorld ID(これは虹彩画像から生成されたものではなく、その人のデバイス上で生成されたものです)が、認証されたWorld IDのリストに追加されます。虹彩認証をしたユーザーは互換性のあるデジタル・ウォレットで個人であることを証明するクレデンシャルを受け取ることが可能です。 ワールドコインの方針として、オーブに関する技術は可能な限りオープンソースにされる予定です。既に現在のバージョンに関連する全てのハードウェア関連のエンジニアリングファイルがGitHubリポジトリで公開されており、Eagle(PCB)をダウンロードしてファイルを閲覧したり、AutodeskのCADビューアを無料で使用できます。 また、全てのファイルはMITオープンソースライセンスを基本として、ワールドコイン使用ライセンスの下で公開されています。ファームウェアは、セキュリティを損なうことなく可能な限りオープンソース化されるか、将来的には特定のライセンスの下でリリースされる予定とのことです。 オーブで虹彩をスキャンすることで仮想通貨WLDを入手することが可能。 [caption id="attachment_96197" align="aligncenter" width="817"] 画像引用元:https://worldcoin.org/worldcoin-token[/caption] ワールドコインは初期ユーザーにオーブを30個配布しました。オーブを受け取った人は、他の人を勧誘することで報酬を得ることが出来ます。 オーブでユーザーの眼球を撮影すると、その情報に基づいて固有のコードが生成されます。撮影された人は、そのコードを使うことで仮想通貨ワールドコイントークン(WLD)を無償で受け取ることが出来ます。 同社は、合計で100億枚のWLDを発行する計画であり、そのうち80億枚は全世界のユーザーに、残りの20億枚は、ワールドコイン財団及び投資家に回されるとのことです。 ワールドコインのウォレット「World App」 [caption id="attachment_96199" align="aligncenter" width="820"] 画像引用元:https://worldcoin.org/world-app[/caption] 「World App」は、2023年5月に発表されたワールドコインのウォレットです。公式によると、World Appは使いやすいように主要な機能のみで構成されているとのことです。 World AppはPolygonベースのベータ版を経て、現在はイーサリアムL2であるOptimismネットワークをサポートしています。MoonpayやRampといった取引所と提携することで、電話番号や仮想通貨アドレスを利用したスムーズな入出金にも対応しています。 2024年3月時点では、仮想通貨の入出金についてはUSDC.eとWLDの2種類にのみ対応しており、アプリ内での仮想通貨の売買に関してはBTC、ETH、WLDの3種類に対応しています。未だ対応している仮想通貨の種類は少ないですが、将来的に新しい銘柄が追加されていく予定です。 World Appの機能全てを利用するには虹彩認証が必須 また先ほど、オーブを使った虹彩認証及びWorld IDの登録について述べましたが、このWorld Appウォレットでは、World IDを登録すると、送金に必要なガス代は無料になります。また、ベーシックインカムと [caption id="attachment_96162" align="aligncenter" width="493"] 画像引用元:https://worldcoin.org/token-reservations[/caption] して配布されるWLDの受け取りの申請も行うことが出来るようになります。 現在、World Appウォレットを導入した方には、25WLD(記事執筆時の価格にして180ドルほど)のGenesis Grantが配布されています。しかしながら、これをClaimするためには、虹彩の認証が必須となっています。 また、World IDはウォレットとは連動していない点には注意が必要です。World IDは、生体認証チェックが行われる前に、ユーザーのデバイス上で生成されます。生体認証はその人のWorld IDを確認し、(必要であれば)それを回復するためにのみ使用され、データが第三者と共有されることはないです。 ワールドコイントークン(WLD)が取引所にて上場 It's time. 24.7.23 pic.twitter.com/9oHW4DIMJX — Worldcoin (@worldcoin) July 23, 2023 ワールドコイントークン(WLD)は7月24日に各取引所にてローンチされています。 記事執筆時点(2024年3月)でWLDはおよそ7.14ドルとなっています。 OpenAIのCEOが開発するWorldcoin(ワールドコイン)がバイナンス等の主要取引所に上場 ワールドコイン(Worldcoin)のデメリット/懸念事項 ワールドコインは現在、その人がAIではなく固有の人物であることの証明手段として虹彩を使用した生体認証を用いていますが、これは物議を醸しています。 オーブの説明をする際に、虹彩を利用した他の製品の例として、アップルのVision Proの虹彩認証を挙げました。このように虹彩認証自体は、様々な企業によって導入され始めているのですが、Appleのものと比べてWorldcoinの虹彩認証には、各方面から疑義が出てきています。 ここでは、虹彩認証やワールドコインが抱える懸念事項に関して記述していきます。 中国ブラックマーケットに虹彩スキャンデータが流出 ワールドコインプロジェクトの根幹は虹彩認証ですが、これが中国で悪用されているのでは?というツイートが注目を集めました。 Worldcoin is going viral especially in mainland of China,even though the region can't register the app crypto users are finding a new way:buying "iris"($30 or cheaper)to register the worldcoin app and get the reward($20). These iris are from Cambodia village、Africa... pic.twitter.com/BQlGCpob1W — BlockBeats|We're hiring! (@BlockBeatsAsia) May 18, 2023 ワールドコインではトークン受け取りのために虹彩スキャンによって得られる個人認証コードが必要ですが、これがブラックマーケットで販売されているとの情報が報道されました。 上記報道をしたBlockbeatsによると、カンボジアのKYC加盟店から虹彩スキャンが30ドル以下で提供されており、他にもケニアなどのアフリカ諸国から提供されている可能性があるとのことです。しかし、それら虹彩データが本物であり、ワールドコインに使用されたものなのかは未だ不明です。 中国ではインターネット規制が行われており、外国のソーシャルメディアアプリとそのユーザーデータの収集を厳しく制限されています。そのため、World Appを中国本土で利用することは出来ないのが現状です。 中国では、そうした規制を背景としてブラックマーケットが存在しており、虹彩スキャンのデータも20ドルほどで売買されているとのことです。また、タオバオ(中国版Amazon)では、ワールドコインにアクセスするためのリストが出回っており、アプリダウンロード(9.9人民元)から、完全なKYC認証(499人民元)まで、様々なオプションが販売されています。 これらの報道に対して、ワールドコインは、本当の身元を確認するための検証プロトコルであるWorld IDに関しては数百件の詐欺を検出したと述べ、セキュリティの強化およびユーザーのワールドIDの新しい回復プロセスを作成するための措置を講じたと述べました。 各国当局によるワールドコインに対する活動停止要請や調査 Statement on Worldcoin. pic.twitter.com/HiAMAoEXYL — Ministry of Interior | Kenya (@InteriorKE) August 2, 2023 ワールドコインはその正式サービスを開始してから、一週間で50万人以上増加し、2023年8月初頭にはオーブによって虹彩認証が完了したユーザー数は210万人を超えています。 ワールドコインの利用者や虹彩認証はこれからも伸びていくものと思われた矢先でしたが、ケニア政府は2023年8月、ワールドコインの活動の一時停止を決定しました。キンディキ内相は「安全性へのリスクを評価するため」と説明し、ワールドコインが収集したデータの活用方法についても調査すると述べています。 また、2024年3月にはスペインのデータ保護当局(AEPD)より個人情報保護の観点から活動停止が要請されました。情報提供が不十分であること、同意撤回が不可能であること、未成年のデータ収集などに対する懸念が背景にあるようです。 さらに、2024年2月には香港の個人情報保護委員会(PCPD)が事務所への立ち入り調査を実施し、同年3月には韓国の個人情報保護委員会(PIPC)が調査開始を発表するなど、世界各国でワールドコインに対する懸念が相次いで噴出しています。 価値をどのように実現するのか ここまで、ワールドコインを取り巻くセキュリティやプライバシーの問題について言及してきましたが、そもそもどのように価値創造をしていくのかというビジョンが不明瞭との指摘も存在します。 ワールドコインは、ユニバーサルベーシックインカムを試みており、それはWLDの定期的な配布によって実現されます。即ち、一般ユーザーが受け取れる金銭はWLDの価値に依存しています。となれば、WLDの価値が長期的に保たれなければ、ベーシックインカムの役割を果たすことは出来ません。仮にその価格が下がってしまい無価値になってしまえば、WLDはただの電子情報に過ぎなくなります。 ワールドコインが将来的にどのようなエコシステムを構築しようとしているのか、例えばWLDや虹彩認証を活用して新たなビジネスに繋げるのか、それともウォレットサービスや取引所サービスを充実させる方向で利益を出していくのか、そういったことは未だはっきりとは分かっていないのが現状です。 上記のことを踏まえると、現在のワールドコインおよびWLDの価値は、サム・アルトマン氏自身やワールドコインの将来性に対する期待を反映しているものと考えられるため、確固とした実態がある訳ではないと言えます。 ユニバーサルベーシックインカムという理想を実現するためのワールドコインの価値創造に対して、非常に注目が集まります。 Worldcoinが手がけるレイヤー2も登場 Worldcoinは、2024年10月に独自のレイヤー2ブロックチェーン「World Chain」を公開しました。 World Chain is now open to every human
pic.twitter.com/5lVdVM9Em0 — World (@worldcoin) October 18, 2024 World ChainはEthereumのレイヤー2チェーンとして開発されているブロックチェーンで、日常生活に役立つDeFiやID分野のアプリケーションを中心としたエコシステムが構築される予定です。 手数料の支払いはWLDで行えたり、前述のWorld ID認証ユーザーはトランザクションが優先(一部ガス代無料)されるなど、World ChainはWorldcoinを密接に関わりを持っているレイヤー2となっています。 Optimism、Alchemy、Uniswap、Safe、Dune、Etherscanといったブロックチェーンサービスやアプリも、World Chain立ち上げと同時にサポートを開始しています。 ワールドコインの登録方法|実際に触ってみよう [caption id="attachment_96204" align="aligncenter" width="541"] 画像引用元:https://worldcoin.org/blog/announcements/worldcoin-orb-going-on-tour-globally[/caption] 虹彩認証をするにはオーブを利用しなければなりません。現在(2024年10月)日本国内で利用可能な主要な場所をご紹介します。 会場ごとに予約が必要な場合がありますので、もし実際に行かれる場合は事前に確認されることをおすすめします。 Crypto Lounge GOX(東京/東新宿) 店舗名 Crypto Lounge GOX 公式サイト https://cryptoloungegox.com/ 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/groove_on_x?s=20 住所 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-19-15 てなむタウンビル6階 最寄り駅 東新宿駅 (A1出口) 営業時間 平日11:00~17:00 / 土日祝11:00~17:00 ※不定期で営業をしない日があります。 予約方法 World Appより要予約 東京新宿にあるCrypto Lounge GOXでは、他の拠点と異なりWorldcoinのガイド(紙)やその他の特典を受け取れます。 実際にオーブを使用し$WLDを獲得しても、$WLDを仮想通貨取引所に送金し実際に日本円にするまでの手順は、仮想通貨初心者にはハードルが高いのが現状です。 Crypto Lounge GOXでは、そんな初心者の方に向けて具体的な手順が記されたガイドが配布されているのでおすすめの拠点となっています。 【Worldcoin】#Worldcoin の認証どこにしようかなと迷っている方 ぜひ新宿にあるGOXにお越しください! GOXで認証するとこんな特典が!!
Worldcoinガイド -$WLDを日本円にするまで-
GOXのコワーキング利用1日券(平日)
専用サポートオプチャ 認証時間14~20時(要予約)#GOXTOKYO pic.twitter.com/DTO1L9QvWM — Crypto Lounge GOX | 「GOX PRO」サービス開始! (@groove_on_x) March 1, 2024 その他拠点 NOX Gallery(東京/代々木・恵比寿) 店舗名 NOX Gallery 公式サイト https://noxgallery.art/ 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/NoxGallery 住所 富ヶ谷:〒151-0063 東京都渋谷区富ケ谷2-44-12 代々木コーポラス1F 恵比寿:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2丁目5−1 セゾン代官山 最寄り駅 富ヶ谷:代々木八幡駅(南口)、代々木公園駅 (1番出口) 恵比寿:恵比寿駅(2番出口)、渋谷駅(新南口) 営業時間 公式サイトにて掲載なし 予約方法 World Appより要予約 EDGE off(東京/代官山) 店舗名 EDGE off 公式サイト https://edgeoff.xyz/ 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/EDGEoff135?s=20 住所 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町13−5 135ビル 1F 最寄り駅 渋谷駅(新南口)、代官山駅(北口)、恵比寿駅(2番出口) 営業時間 記載なし(定休日は月曜日、木曜日) 予約方法 World Appより要予約 Singularity Tokyo(東京/渋谷) 店舗名 Singularity Tokyo 公式サイト https://www.singularitytokyo.com/ 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/SingularityTYO 住所 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-20-8 パークウェイテラス3F 最寄り駅 渋谷駅(公園通り地上出口) 営業時間 13:00~23:00(不定休) 予約方法 World Appより要予約 横浜 Japan Rabbit(横浜) 店舗名 Japan Rabbit 公式サイト https://japanrabbit.com/ 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/japanrabbitcom 住所 〒231-0801 神奈川県横浜市中区新山下1-15-11 コクサイエアロマリン新山下倉庫2階 最寄り駅 元町・中華街駅 営業時間 記載なし 予約方法 World Appより要予約 名古屋 RELiC digital art gallery bar(名古屋) 店舗名 RELiC digital art gallery bar 公式サイト https://relic758.com/ 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/relic758 住所 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内二丁目18-20 B1F 最寄り駅 丸の内駅 営業時間 記載なし 予約方法 World Appより要予約 京都 UNKNOWN KYOTO(京都) 店舗名 UNKNOWN KYOTO 公式サイト https://unknown.kyoto/ 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/relic758 住所 〒600-8118 京都市下京区平居町55番地1 最寄り駅 清水五条駅 営業時間 記載なし 予約方法 World Appより要予約 大阪 The DECK(大阪/本町) 店舗名 The DECK 公式サイト https://thedeck.jp/ 公式X(旧Twitter) https://twitter.com/thedeck_jp 住所 〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町2-1-1 本町サザンビル1F 最寄り駅 堺筋本町駅 営業時間 平日(月~金)9:00 - 18:00[最終受付 17:30]、休日(土日祝)9:00 - 18:00[最終受付 17:30] コワーキング月額会員は 7:00 - 22:00 で利用可能 ※イベント日程により営業時間が変更になる可能性があります。 予約方法 予約不要 Free space39 OSAKA(大阪/難波) 店舗名 Free space39 OSAKA 公式サイト なし 公式X(旧Twitter) なし 住所 〒556-0011 大阪市浪速区難波中2丁目8-65親光ビル3F 最寄り駅 大阪メトロ難波駅、南海なんば駅、近鉄大阪難波駅 営業時間 記載なし 予約方法 World Appより要予約 福岡 The Company キャナルシティ博多前店(福岡) 店舗名 The Company キャナルシティ博多前店 公式サイト https://thecompany.jp/multi-location/hakata/ 公式X(旧Twitter) なし 住所 〒812-0038 福岡県福岡市博多区祇園町8−13 第一プリンスビル 1F 最寄り駅 櫛田神社前駅 営業時間 記載なし 予約方法 World Appより要予約 The Company 福岡PARCO(福岡) 店舗名 The Company 福岡PARCO 公式サイト https://thecompany.jp/multi-location/parco/ 公式X(旧Twitter) なし 住所 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目11-1 福岡PARCO新館5F 最寄り駅 天神駅、西鉄福岡(天神)駅 営業時間 記載なし 予約方法 World Appより要予約 まとめ 今回の記事ではワールドコイン(Worldcoin/$WLD)の紹介をしました。 ワールドコインはクリプト業界の中でも一際異色なサービスを提供しており、比較対象がないため、将来性を推し量ることは非常に難しいと言わざるをえません。 しかしながら、仮に成功すれば、今後似たようなサービスが誕生していき、それらのモデルケースとなる可能性もあります。取り組みの内容も含めて、総合的には非常に注目なプロジェクトと言えるでしょう。 興味があればWorld Appのダウンロードやオーブをぜひ実際に体験してみて下さい。 Crypto Timesでは仮想通貨やweb3をもっと楽しむための初心者向け記事を発信しています。様々なトピックをわかりやすく解説しているので、以下の記事もぜひご覧ください。 初心者向け記事一覧|Crypto Times
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2024/10/10ゲームで稼げるWeb3プロジェクト「CARV」とは|革新的なIDソリューションを提供
現在、暗号資産の市況が改善していくにつれて、Web3ゲームに対する注目が増しています。 スペースオペラWeb3ゲーム「Space Nation」はソフトローンチを発表し、世界最大のMMORPG「EVE ONLINE」を開発するCCP Gamesは、Web3ゲーム「EVE Frontier」を発表しました。 多くのAAAゲームプロジェクトが徐々にローンチへとロードマップを進めていくにつれて、ゲームインフラを提供するプロジェクトにも多くの注目が集まり始めています。 その代表格が、分散型ゲームIDソリューションを提供する「CARV」です。 この記事では、CARVプロジェクトの概要から独自トークン$CARVのエコシステムまでを紹介していきます。 CARVとは? CARVはゲーム・AI向けのモジュール型データレイヤーとして、様々なソリューションを提供するプロジェクトです。 以下では具体的なソリューションや特徴について紹介していきます。 CARV ID:ゲーム領域に特化したIDソリューション CARVは、ゲーム領域に特化したIDソリューション「CARV ID」を提供することで、ID集約とデータ管理を行っています。 CARV IDはERC-7231標準に基づいて構築されています。ERC-7231は、Web2とWeb3のIDを1つのNFTベースのプロフィールに統合する技術です。 CARVはこの他にも、抽象化アカウントソリューションを採用するなど、従来のインターネットユーザーの参入障壁を大幅に下げ、クロスチェーン決済やその他のウォレット操作を容易にしています。 [caption id="attachment_123072" align="aligncenter" width="763"] 従来のIDとCARV IDの違い[/caption] CARV IDによって、ユーザーはプライバシーを保護したオールインワンのIDを所有することが可能となります。 従来IDの問題点に対処 従来のWeb2インターネット環境では、プラットフォームごとにIDが管理される関係上、ユーザーIDは断片化してしまいます。また、中央集権的な環境で管理されるため、ユーザーはデータを自身で管理できません。 こうした状況によって、ユーザーは自分のIDを1か所に集約して管理できず、データの所有権と制御はサーバー管理者によって独占されているため、プライバシーにリスクが生じます。また、ユーザーはデータ交換等で価値を共有出来ません。 CARV IDはこの問題に対応するものであり、Web2およびWeb3プラットフォーム間でデジタルIDを安全かつプライベートに制御、共有、収益化できるようにしています。 .play Name Service .play Name Serviceは、ブロックチェーン上の複雑なアドレスを覚えやすく使いやすいシンプルな名前に置き換えることができるサービスです。 .playは、毎年の更新をする必要もなく、プロフィール欄からゲーム実績や所有権などが表示されるようになっています。 Data-to-Earn CARV独自の取り組みとして、「Data-to-Earn」(D2E)と呼ばれる、ユーザー主導のデータ所有権と収益化を可能にする仕組みがあります。 CARV IDによってユーザーの情報が一元的に管理されますが、その個人データがブランドや開発者によってオプトインされ利用された場合、ユーザーに収益が付与されます。これにより、ユーザーはP2Eゲームによって能動的に報酬を獲得するだけでなく、個人データが使用されることによる受動的な収入も獲得することが可能となります。 この仕組みは高品質なユーザーデータの獲得に活用されるため、ユーザーだけでなく、開発者やブランド側にもメリットをもたらします。 スマホアプリでもサービスを提供 [caption id="attachment_123028" align="aligncenter" width="989"] Google Play[/caption] CARVは、ブラウザだけでなくアプリでもサービスを提供しており、幅広いユーザーに訴求できるようになっています。 合計5000万ドルの大規模な資金調達を実施し、包括的なパートナーシップを締結 We are thrilled to announce we've raised 50M in total funding! CARV is building the most expansive modular data layer for AI and gaming, enabling people to own, control, and monetize their data while empowering businesses with superior data.
pic.twitter.com/5FGhRDFesq — CARV (@carv_official) July 1, 2024 CARVは、HashKey Capital、Consensys(Metamask開発元)、IOSG Ventures、Tribe Capital、Animoca Brandsといった多くの主要VCやプロジェクトから1500万ドルの資金調達を完了しています。 また、機関投資家だけでなく個人からの注目も極めて高く、3500万ドル相当のノードセールも完了しました。 資金調達に留まらず、CARVは、多くのプロジェクトやプロトコルとパートナーシップを締結しています。 CARVエコシステムを拡大する戦略的イニシアチブの一環として「Carv Labs」が発足しています。Carv LabsはTON上で、クリックゲーム「BANANA」をローンチしています。 TONでの展開だけでなく、Roninと統合しRonin Walletのログインサポートを提供し、分散型クラウドコンピューティングネットワークAethirとの統合によって、ユーザーエンゲージメントを奨励するエアドロップキャンペーンを開始し両方のエコシステム間で相互に報酬を提供するなどしています。 CARVの主要プロダクト CARVは、ID管理ソリューションだけでなくプラットフォームの提供など、多角的な製品展開を行なっています。 CARV Protocol CARV Protocolは、分散型のIDおよびデータレイヤー(IDL)となっており、ユーザー、特にゲーマーが自分のデータを安全かつプライベートに制御、共有、管理、収益化できるようにしています。 以下の5つの主要レイヤーで構成されています。 アイデンティティレイヤー:CARV IDによって、ユーザーが自律的にデジタルIDを管理できるようにしています。 データストレージレイヤー:柔軟でスケーラブルなデータストレージソリューションを提供しています。 コンピュテーション&トレーニングレイヤー:AIモデルのトレーニングやデータ処理などの複雑なタスクをサポートしています。 実行レイヤー:ユーザーとのインタラクションの結果に基づいて報酬を配分し、分散型で公正なシステムを維持します。 検証レイヤー:クロスチェーン通信やデータの整合性など、IDL内のすべてのプロセスが正しく機能していることを検証します。 この5層のモジュラーアプローチを採用することにより、CARV Protocolは、IDLの安全性やプライバシーを保護するだけでなく、スケーラブルで幅広いアプリケーションに適応することを可能にしています。 Carv Play Carvは、独自プラットフォーム「Carv Play」を立ち上げています。Carv Playは、複数のゲームに統一されたインターフェースを提供する仕組みとなっています。 PCゲームを主に利用する多くのユーザーはSteamやEpic Gamesなどを利用していることが多いですが、ユーザーはCarv Play上で、それらアカウントをCARVプロフィールにリンクさせ複数のゲームで実績を表示することが可能です 既に数百のゲームタイトルやキャンペーンが用意されており、ユーザーはゲームイベントやソーシャルアクティビティに参加することで、USDTやゲーム内アイテム、グッズなどの報酬を得ることが可能です。 CARV Portal CARV Portalは、ゲームパートナー向けのツールキットです。CARV Playとの統合管理を効率化する一元化されたプラットフォームを提供しており、ゲームパートナーは自社のゲームをCARVプロトコルとシームレスに統合可能です。 また、データ分析ツールも提供されるため、ゲームパートナーはプレイヤーのエンゲージメントを追跡し、ゲーム機能を最適化することが可能です。また、デジタル資産やプレミアム コンテンツの販売など、収益化の機会を増やすことにも繋がります。 CARV AI Agent 「CARA」と呼ばれるCARV AI Agentは、Telegramのエコシステムを利用して作成したチャットボットです。 CARAは、ユーザーがCARVエコシステムやWeb3の世界を探索するのを支援するために設計されました。「CARV Playで最も人気のある活動は何か?」や、「より多くの報酬を獲得する方法」など、CARVに関する質問に対して、効果的な返答を得ることが可能となっています。 また、特定の暗号資産の価格や時価総額の問い合わせにも対応しており、Web3初心者へのゲートウェイとして活用されています。 $CARVトークンエコシステム この章では、CARVエコシステムの基盤となっている独自トークン$CARVを解説していきます。 多くのユーティリティを有する$CARV|10月10日に取引開始 $CARVには、以下のようなユーテリティが付与されており、CARVエコシステム全体での活用が期待されています。 ガバナンスへの参加 マルチチェーンのガス決済、ゲーム資産の購入といったプレミアム利用 ブートストラップCARVプロトコルへのインセンティブ ステーキングにより1:1の比率で$veCARVに変換 $veCARVは、ガバナンス(投票や委任)や、ネットワーク保護およびノードオペレーターへのインセンティブに使用されます。 10. 10. 2024. 8 AM UTC. It is about time we lead the gaming and AI fronts
This is the tweet. pic.twitter.com/k53UZU5kLF — CARV (@carv_official) October 7, 2024 また、$CARVは、2024年10月10日からBybit、Bitget、BingX、KuCoin、MEXCといった主要取引所にて取引開始であることが予告されています。 veTokenシステムを導入|$CARV値上がりへの期待 CARVでは、Vote Escrowed Token(veToken)のメカニズムが採用されており、投票権獲得のためには、$CARVをステーキングして$veCARVを獲得しなければなりません。これは、Curveで発生した流動性戦争を彷彿とさせます。 Curveでは、報酬の排出率の優先権を決めるために、veCRVによる投票システムが採用されていました。ユーザーは自身が流動性を提供するプールの排出量を増やすために、veCRVを大量に確保する必要がありました。これによりCRVへの需要が増加し、CRVの価格だけでなく、Curveエコシステム全体が大きな活況を見せました。 Curveと同様のことがCARVでも発生した場合、$CARVの価格上昇だけでなく、CARVプラットフォーム上のゲーム全体の認知度やエンゲージメントへの高まりといったエコシステム全体の活況に繋がることが期待されます。 「Infinite Playキャンペーン」による新たな収益機会を実現 CARVでは、毎月「Infinite Playキャンペーン」が開かれており、ユーザーはこれに参加し$SOULを預けることで収益化の機会を増やすことが可能です。($SOULは、$CARVが登場する前のゲーム内報酬。$CARVと一定の比率での変換が予定) ユーザーが、$SOULをステーキングすると、追加の利回りが発生し、投票チケットを受け取ることができます。その後、獲得したチケットを使用して好みのゲームに投票することで賞金プールの割り当てが変化します。 キャンペーン終了時の報酬は投票とユーザーのゲーム内アクティビティの2つの要素に基づいて支払われます。 [caption id="attachment_123002" align="aligncenter" width="1103"] 投票画面の様子[/caption] 最も得票数の多いゲームには、賞金総額が多く配布されるようになっており、そのゲームに参加したユーザーに分配されます。また、積極的に投票し、タスク(リーダーボードへの参加など)を完了したユーザーには、各賞金プールから最も多くの収入が割り当てられるようになっています。 $CARVは、CARVエコシステム内の決済や売買といった用途だけでなく、veTokenシステムやInfinite Playキャンペーンによる収益といった要素を組み合わせることで、多くの需要が生み出される試みがされており、トークン価格の維持・上昇に余念がないメカニズムが構築されています。 バイバックによってノードライセンス保有者に還元 CARVは、CARVエコシステム内で長期的なコミットメントと積極的な参加を示したノードライセンス保有者に対して報酬を与えるプログラム「Up to 100% Buyback Program」を開始予定です。 このプログラムは、70%以上の参加率を維持し、$veCARVの報酬を$CARVに引き換えていないノードライセンス保有者に対して行われます。 適格なノードライセンス保有者は、$CARVによる100%のノード買い戻し(ノード購入時のUSDT建てのノード価格)、またはETHによる80%の即時買い戻し(購入時のETHのノードスナップショットの価格と同等の額)を受け取ることができます。 また、このプログラムを促進するためにトレジャリーからの1000万$CARVの排出が予定されており、プロトコルやゲームだけでなく、ノードライセンス保有者も含めたCARV全体でのエコシステム構築に注力していることが窺えます。 CARVの競合他社 先進的で多角的なソリューションを提供しているCARVですが、同分野での競合プロジェクトも存在します。 筆者の視点で2つのプロジェクトをピックアップし、両者の違いなどを解説していきます。 MOCA [caption id="attachment_123036" align="aligncenter" width="1124"] Mocaverse[/caption] CARVはIDに注力するプロジェクトですが、同分野でのIDソリューションを提供するプロジェクトとして、NFTプロジェクト「Mocaverse」による「MOCA ID」が挙げられます。 しかしながら、CARVとMOCAの決定的な差別化要因として、自社製品以外とのID管理が挙げられます。 MOCA IDはあくまでも、Mocaverseエコシステム内のゲームIDの管理に特化しており、その他ゲームIDとの管理も包括的に行なっているわけではありません。一方で、CARV IDは、Web3だけでなくWeb2(SteamやEpic Gameなど)のID管理も行うことが可能となっています。 また、MOCA IDの獲得にはMoca NFTが必要ですが、Moca NFTは現在(記事執筆時)1.5ETHのフロアプライスで取引されており、非常に高額となっています。また、発行枚数も8888に限定されており、多くのユーザーに対して開かれているソリューションではありません。 多くのユーザーに開かれた、複数のプラットフォーム間での包括的で一元的なゲームIDの管理という点においては、CARV IDのほうが優れていると言えるでしょう。 XAI [caption id="attachment_123037" align="aligncenter" width="1175"] XAI[/caption] XAIは、ゲームに焦点を当てた分散型ゲームプラットフォームです。ユーザーがウォレットを使用することなく、ゲーム内アイテムを所有し取引することが可能となっています。また、誰でもノードを運営し、ネットワーク報酬の受け取り、ガバナンス参加が可能です。 XAIの特徴としてユーザービリティに特化していることが挙げられます。しかしながら、ユーザーに密着したID管理を行い、高品質な情報提供システムを構築することでユーザーとブランドの双方にメリットを提供しているという観点からは、CARVに軍配が上がるでしょう。 また、XAIのサービスは自身のプラットフォームに限定されている一方で、CARVは広範なインフラを提供し、複数のゲーム環境にわたってユーザーエンゲージメントを促進していることも差別化の要因となっています。 まとめ 今回の記事では、CARVの概要から$CARVトークンエコシステムを紹介しました。 CARVは、従来のWeb2プラットフォームでは断片化してしまうID管理に対して、優れたソリューションを提供しています。Web3領域でもID管理のソリューションは多く出てきましたが、ゲーム分野に特化しており、Web2領域も含めた包括的な試みを行なっているという点で、他プロジェクトと大きな差別化をしていると言えるでしょう。 また、$CARVを中心としたエコシステムも綿密に組み上げられており、Data-to-EarnやveTokenシステムを導入することで、ゲーム側、ユーザー側、CARV側の全てにメリットを生み出せるような継続的なメカニズムを構築しています。 $CARVの取引開始が目前に迫っています。これをきっかけにしてCARVエコシステムに参入してみては如何でしょうか? CARV各種information 公式サイト:https://carv.io/ X:https://x.com/carv_official Telegram:https://t.me/carv_official_global Medium:https://medium.com/carv-official Docs:https://docs.carv.io/ Sponsored Article by CARV ※本記事はCARV様よりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。
プロジェクト
2024/10/07LINE&Kakao共同プロジェクト「Kaia」、420万ドル相当のエアドロップキャンペーンを実施中!|稼ぎ方まで徹底解説
日本と韓国で最も有名かつ多くの人が使用しているメッセージアプリは「LINE」と「Kakao」です。今年8月、その両社が共同開発するレイヤー1ブロックチェーン「Kaia」のメインネット立ち上げが発表されました。
Exciting news! We are thrilled to share that Kaia Mainnet is now live, introducing the world’s fastest and most efficient EVM-based blockchain. Kaia delivers processing speeds of approximately one second and remarkably low gas fees. With strong backing from Web3 leaders… pic.twitter.com/VZDZO6LR7I — Kaia (prev. Klaytn & Finschia) (@KaiaChain) August 29, 2024 そして現在、Kaiaはエコシステム参加者に対して、独自トークン$KAIAを3000万枚(記事執筆時420万ドル相当)配布するエアドロップキャンペーンを実施しています。 この記事ではKaiaの簡単な概要からキャンペーンの詳細、エアドロップ取得方法まで包括的な解説を行います。 $KAIAのエアドロップキャンペーンに参加する Kaiaとは? アジア主要メッセージアプリが共同で推し進めるブロックチェーン Kaiaは、KakaoのKlaytnとLINEのFinschiaの合併に伴って誕生したレイヤー1ブロックチェーンです。合併は今年2月に決定していましたが、ついに8月メインネットの立ち上げが行われました。
Exciting news! We are thrilled to share that Kaia Mainnet is now live, introducing the world’s fastest and most efficient EVM-based blockchain. Kaia delivers processing speeds of approximately one second and remarkably low gas fees. With strong backing from Web3 leaders… pic.twitter.com/VZDZO6LR7I — Kaia (prev. Klaytn & Finschia) (@KaiaChain) August 29, 2024 Kaiaは既に2億5000万人の潜在的なユーザーを獲得済み LINEは元々、Kakaoを開発した韓国NHN株式会社(現:ネイバー株式会社)の日本法人NHN Japan株式会社によって開発されたアプリであり、LINEとKakaoは極めて近しい仲でした。 Kakaoは韓国人の96%が使用するメッセージアプリであり、対するLINEは日本、台湾、タイで主要なメッセージアプリとなっています。両者のユーザーベースは合計で2億5000万人以上とされており、Kaiaチェーンには潜在的にそれだけのユーザーを獲得できるポテンシャルがあります。 また、Kaiaには、数百のDAppサービスと45社以上のガバナンスメンバーを有していることもあり、アジア最大のWeb3エコシステムの構築の実現が期待されています。 東アジア版TONへの期待 「メッセージアプリとブロックチェーンの融合」という観点からは、テレグラムとTONの関係を彷彿とさせます。 Kaiaは自社のNEXT WEB SDKを通じて開発者がLINEメッセンジャー上にミニdAppsを作成できるようにし「テレグラムスタイルのネイティブアプリ統合」を実現することを目標としています。 [caption id="attachment_122789" align="aligncenter" width="939"] Kaia Wave|Medium[/caption] また、開発者支援も積極的に進めており、支援プログラム「Kaia Wave」を立ち上げ、NEXT WEB SDKを使用するチームに対してビジネスサポートを行う旨を発表しています。 Kaiaは東アジアTONと言える独自の立ち位置を築くかもしれません。 $KAIAのエアドロップキャンペーンに参加する KAIA Epoch 1キャンペーンの概要【420万ドル規模】 現在、「KAIA Epoch 1」と名付けられた大規模なエアドロップキャンペーンが実施されています。以下ではその詳細を紹介していきます。 420万ドル相当の$KAIAをエアドロップ|期間は3ヶ月 KAIA Epoch 1は、3000万$KAIAを配布するエアドロップキャンペーンであり、記事執筆時の価格で420万ドル相当の大規模なものとなっています。 キャンペーン期間は3ヶ月間を予定しています。順次、追加のエアドロップや新たなプロジェクトが追加されていくだけでなく、ポイントプログラムにはブースト機能が付与されるため、早期参加することで多くのポイント(報酬)を稼ぐことが可能となっています。 KAIAポイントだけでなく、その他の報酬4重取りも可能 今回のKaiaキャンペーンに参加することで、KAIAポイントだけでなく参加プロジェクトからのポイントも獲得可能であり、主には以下の報酬が挙げられます。 KAIAポイント 参加プロジェクトからのポイント D2Iプログラム報酬 DeFiプロトコルからの利益 ポイントを稼ぐことはもちろん、一般的なDEXと同様、流動性提供による報酬も獲得可能です。 [caption id="attachment_122781" align="aligncenter" width="1049"] Kaia上のDeFiプロトコル「Capybara」の画面[/caption] 例えば、Capybaraの場合、USDTステーブルコインを預けることで、KLAYの報酬分も含めて15%のAPRを獲得することが可能です。 また、KAIAポイントだけでなく、CAPYポイント、WOMPETSポイント(Wompetsのゲームクレジット)も獲得でき、ポイントと報酬の四重取りが行えます。 取引所やウォレットに資金を預けておくのではなく、Kaia上の各種dAppsに預けることでより効率的に資産増加の機会に出会えることになります。 参加プロジェクトへの流動性提供でポイント稼ぎが可能 現在、「Capybara」「Dragonswap」「Kaiaswap」のいずれかのDEXを利用することで、参加者はポイントを稼げます。 流動性提供の関係上、Kaiaチェーンに資金を移動させなければなりません。ブリッジの方法や流動性提供に慣れ親しんでいない方向けに、その方法を次の章で詳しく解説していきます。 「Kaia」エアドロップキャンペーン参加方法 報酬を獲得するには、Kaiaエコシステム上のDEXに流動性提供を行わなければなりません。 ここでは各種DEXとプロジェクトへの触り方を解説していきます。 Kaiaチェーンに資金をブリッジ まずはKaiaチェーンに資金をブリッジを行うため、Kaia Portalにアクセスしてください。後述する各プロジェクトへの参加もこちらの「Missions」タブから把握することが容易となっています 上部タブの右から二番目の「Bridge」をクリックすると、WormholeとStargateが表示されます。これらを利用することで、資金をKaiaチェーンに移動可能です。 WormholeやStargateでのブリッジ方法 [caption id="attachment_122777" align="aligncenter" width="2948"] Wormholeのブリッジ画面[/caption] Wormholeを利用してブリッジをする際、送付元の送付したいチェーンとトークン(今回はUSDC)を選択します。 Wormhole:https://portalbridge.com/ 送付先のネットワークでKaiaを指定するためには、①「Other」からネットワーク選択タブへ移動し、②の欄に「Kaia」と入力すれば指定可能です。 最後に、送付元と送付先のウォレットを接続し、任意のトークン量を送付すれば、Kaiaチェーンで利用が可能となります。 [caption id="attachment_122778" align="aligncenter" width="1024"] Stargateのブリッジ画面[/caption] また、Stargateでも、UIに若干の違いはあるものの、Wormholeと同様に送付元と送付先のチェーンを指定することで、任意のトークンを送付することが可能となっています。 Stargate:https://stargate.finance/bridge Kaiaチェーンに移動させた資金を利用して、次に紹介する3つのDEXでのポイントを稼ぐことが可能です。 ※流動性提供の関係で、複数トークンが必要になる場合がありますが、その際には一度ブリッジしたトークンを各種DEXでSwapすることで用意すると良いでしょう Capybara:ステーブルコイン単体での預け入れも可能 Capybara(@CapybaraDEX)は、Wombatチームによって開発されているDEXです。 流動性提供は通常、2つのトークンペアを用いて行いますが、Capybaraでは1つのトークンのみで流動性を提供可能なため、気軽に行えます。 まずは以下のURLからCapybaraへアクセスしてください。 Capybara:https://dex.capybara.exchange/en Capybaraで流動性を提供する Capybara公式サイトにアクセスし、上部タブの①「Trade」から「Pool Liquidity」を選択します。 すると流動性提供が可能なトークンの一覧が表示されるため、任意のトークンを選択し②「Liquidity」から預けたいトークン量を選択すれば、流動性の提供を行えます。 DragonSwap:Kaiaに特化したDEX DragonSwap(@dgswap)は、V2およびV3の流動性提供機能を持っているDEXで、現在ネイティブトークンは存在していません。 流動性提供として、V2とV3(集中流動性)の好きな方を選べるのが特徴となっています。 まずは以下のURLから、DragonSwapへアクセスしてください。 DragonSwap:https://dgswap.io/ DragonSwapで流動性を提供する DragonSwap公式サイトにアクセスし、上部タブの①「Trade」から「Liquidity」を選択します。 次に、②「Add Liquidity」をクリックします。 DragonSwapでは、流動性の提供の仕方としてV2とV3を選択できます。 V2の場合、③のタブから流動性を提供したいトークンペアを選択し、それぞれのトークン価格が同一となるように数量を選択すれば、流動性を提供可能です。 V3で流動性を提供する場合、トークンペアの選択まではV2と同様であるものの、流動性を提供する価格帯を選択することが可能です。 ④の欄から、現在の価格帯からどれだけの範囲(%表記)まで流動性を提供するかを選択します。 流動性提供範囲(%)が狭いほどAPRは高くなり、それは⑤の欄から参照できます。しかしながら、トークンの価格変動が大きくなり設定した価格を超過した場合には、どちらか一方のトークンに全額変換される仕組みとなっています。 獲得できる報酬よりも、大きな価格変動による損失が上回る場合があるため、利用する際には注意が必要です。 KaiaSwap:iZUMi Financeによって開発 KaiaSwap(@KaiaSwap)は、iZUMi Financeによって開発されているDEXです。iZUMi FinanceはKromaやTaikoチェーンにも対応するなど、既に幅広く使用されているプロジェクトです。 ネイティブDLAMMを搭載していることが特徴であり、これは流動性供給者が流動性を特定の価格帯に集中させることを可能にするものです。 まずは以下のURLから、KaiaSwapへアクセスしてください。 KaiaSwap:https://kaiaswap.org/home KaiaSwapで流動性を提供する KaiaSwap公式サイトにアクセスし、上部タブの①「Pools」を選択します。 すると流動性提供が可能なトークンの一覧が表示されるため、任意のトークンを選択し②「Add Liquidity」へと進みます。 DragonSwapのV3のように、③の欄から流動性を選択する範囲を選択し、④「Create」をクリックすれば、流動性の作成が可能となります。 まとめ 今回の記事では、Kaiaの概要からエアドロップキャンペーン及び参加方法を紹介しました。 「メッセージアプリと独自ブロックチェーンの融合」という観点で、テレグラム発のプロジェクトであるTONブロックチェーンの盛り上がりに多くの注目が集まっています。 テレグラムは主に欧米でシェアを確立していますが、東アジアではKakaoとLINEが台頭しています。そんな両社が開発するブロックチェーンということもあり、Kaiaには今後のさらなる進化が期待されています。 現在、メインネットは立ち上げられたばかりであり、エアドロップキャンペーンも始まったばかりです。今回紹介した3つのDEXだけでなくさらなるdAppsが追加されていく予定とされており、将来的にKaiaエコシステムが盛況となることが予測されます。 今回のエアドロップキャンペーンをきっかけとして、Kaiaエコシステムに参入してみては如何でしょうか? Kaia各種information 公式サイト:https://www.kaia.io/ X:https://x.com/kaiachain_jp Discord:https://discord.com/invite/kaiachain Telegram:https://t.me/kaiachain_jp Medium:https://medium.com/kaiachain Kaia Portal:https://portal.kaia.io/?ref=46a03e3f Kaia Portal Docs:https://portal-docs.kaia.io/ Sponsored Article by Kaia DLT Foundation ※本記事はKaia DLT Foundation様よりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。
プロジェクト
2024/09/22次世代Web3プラットフォーム「Infinex」|NFTセール参加権獲得イベント開催中!
過去10年間でハッキングや法規制、杜撰(ずさん)な資産管理体制などを理由に仮想通貨業界の中心となるプラットフォームは「Mt.Gox」「Bitmex」「FTX」など、めまぐるしく移り変わってきました。 ユーザーは中央集権的なプラットフォームを利用する際、利便性と引き換えに資産の紛失リスクや革新的なWeb3ソリューションへのアクセス機会を失います。一方、資産を完全に自己管理する場合、仮想通貨のトレーディングやDeFi(分散型金融)サービスの利用において全権限を握れるものの、ユーザー体験を犠牲にしなければなりません。 本記事で紹介する「Infinex」は、中央集権型サービスと完全な自己管理の間にあるギャップを埋めることでこのジレンマを解消し、次世代の仮想通貨プラットフォームのスタンダードを目指します。 「Infinex」= Web3向けUXプラットフォーム Infinexはトランザクションの署名、ガス代の支払い、資産のブリッジ、ウォレットの管理といった煩雑な操作を排除し、あらゆるWeb3アプリケーションにシームレスにアクセスできるUXプラットフォームです。 ユーザーはアカウントに仮想通貨を入金するだけで、通貨の交換やブリッジ、運用、ローンチパッドへの参加など多岐にわたるWeb3アクティビティにアクセスできます。 Swap on @infinex_app Powered by @CurveFinance pic.twitter.com/dGIe3Zk9Pq — Infinex (@infinex_app) August 8, 2024 現時点でInfinexは分散型取引所Curve Financeと統合しており、ユーザーはInfinexプラットフォーム上でUSDCのスワップ(交換)を簡単に行えます。今後、さらに多くのDeFiプロトコルとの統合を進めユーザーにシームレスなWeb3体験が提供される予定です。 セキュリティと利便性の最適なバランスを実現 Infinexは、中央集権型取引所のセキュリティ(アカウンリカバリー、二要素認証等)とオンチェーンのセキュリティ(透明性・耐検閲性、分散化等)を兼ね備えています。 中核部分であるプロトコルレイヤーでの検閲耐性を最大化しつつ、それ以外の部分については「常にオンラインである」と楽観的 (Optimistic )に仮定することで柔軟で使いやすい設計を実現。従来のオンチェーンのみでステート(アカウント残高やシステム内のデータ状態)を保存するアプローチでは、ユーザー体験が悪化することがありますが、Infinexはこの問題を回避し、重要なセキュリティは確保しながらもユーザーにとって快適な操作性を提供しています。 上記を実現する具体的な機能として「Infinexアカウント」「パスキー/ターンキー (Turnkey)」があります。 Infinexアカウント Infinexアカウントは、ユーザーがInfinexプラットフォームを通して様々なWeb3アクティビティを行う上でハブとなる重要な要素です。ユーザーは仮想通貨をInfinexアカウントに入金し、そこから様々なWeb3サービスにアクセスします。 [caption id="attachment_122076" align="aligncenter" width="571"] Infinex アカウントの仕組み[/caption] Infinexアカウントは、Solidityで書かれたスマートコントラクトやRustで書かれたSolanaプログラムとしてEVMチェーン上に実装されています。Infinexのスマートコントラクトの設計にはERC-4337(Account Abstraction)との共通点があるものの、Infinexのオンチェーン実装全体は独自設計となっています。 パスキー/ターンキー (Turnkey) Infinexでは、従来のウォレット管理で必要とされる秘密鍵やシークレットフレーズの代わりに生体認証やパスワードでアクセスできるパスキーを採用しています。万が一、パスキーでのアクセスができなくなった場合においてもあらかじめ登録していたアドレスで資金を回収するためのトランザクションに署名できます。また、AppleやGoogleのソーシャルサインオンにも対応しておりクリプトに詳しくない人であっても資産へのアクセス回復が可能です。 [caption id="attachment_122077" align="aligncenter" width="447"] 生体認証等でInfinexにアカウントし資産管理が可能[/caption] 資産のリカバリー時にはあらかじめ設定していたリカバリーアドレスにのみ資産を転送でき、後から送金先を変更することはできません。この仕組みにより例え悪意を持った第三者がリカバリーを試みて資金を盗み出そうとしても実行できないようになっています。 さらに、Infinexでは公開鍵と秘密鍵のペアを安全に保持し、ユーザーに代わってトランザクションに署名するノンカストディアルなウォレットインフラ「Turnkey」を採用。これにより、手動でのトランザクション操作を不要とし、オンチェーンアクションの自動化を実現しています。 デジタルコレクタブル (NFT) が期間限定で販売中 Infinexでは、限定デジタルコレクタブル「Patron NFT」の販売が行われています。 Patron NFTセールは4つのウェーブに分かれており、現在 (9/22時点) はウェーブ3が行われています。このウェーブには、既にPatronセールへのアクセス権を持っているユーザーのみが参加可能です。 9月24日からはウェーブ4が開始し、これが最後の販売となります。ウェーブ4に参加したい場合は、Bullrun(後述)に参加して資格を得る必要があります。 セールはInfinexの専用サイトで行われ、対象となるのはInfinex GP、Patronチケット、Patronパス、Patron NFT IOUを保有しているユーザーです。Patron NFTの販売価格は5,000ドル、3,000ドル、1,250ドルと3つのプランが用意されています。 5,000ドルの「Liquid Patron」:配布後すぐに引き出しや転送が可能 3,000ドルの「Linear Patron」:配布後12か月にわたって徐々に解放される 1,250ドルの「Locked Patron」:配布後12か月間ロックされ、その後24か月にわたって徐々に解放される 最後のセールアクセス権獲得イベント「Bullrun」が開催中 Infinexでは、過去に「Speedrun」と「Craterun」という2つのイベントを通じてPatron NFTへのアクセス権が提供されました。そして、現在は最終イベント「Bullrun」が開催中です。 Speedrun 30日間にわたり開催 Ethereum、Solana、Arbitrum、Base、Polygon、OptimismのネットワークからUSDCを入金することで参加 合計3.77億GP(ガバナンスポイント)が配布され、上位のGP獲得者にはPatron NFTへの優先アクセス権が付与された Craterun 6月25日から7月30日まで開催されたPatron NFTセールの前身イベント 資産をステーキングしてクレート(箱)を獲得し、パトロン賞やエコシステム賞が得られた 50%の確率で報酬が得られ、報酬にはPatron NFTやパス、チケット、エコシステムパートナーのトークン ($SOLや$Wなど)が含まれていた \\\\\ Bullrun ///// (←現在開催中) トップ30の仮想通貨を使ったカードゲーム 毎日、自分のカードコレクションから5枚の手札を選び、各トークンの市場価格の変動に基づいて得点を競う 各ゲームは24時間ごとに開始(UTC0:00) ポイントはリアルタイムで計算され、選んだ通貨の価格が1%上昇すると+100ポイント、1%下落すると-100ポイント 期間内に最も多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者 相場の状況によっては、優勝者がマイナスポイントになる場合もある Bullrun betaでは、各日の上位3名にPatron NFTが贈られる シーズン1の開始前に新しい賞品や追加の賞品が発表予定 参加にはInfinexアカウントの作成と最低50ドルの入金が必要(スターターパック10枚が開けられる) Bullrunの参加方法については、以下のサイトでも解説しているので、こちらも合わせてご覧ください。 INFINEX | オンチェーンベースのUXレイヤー|CandyDrops Infinexの今後のロードマップ Infinexは、Patron NFTのセール終了後に、今後の成長に向けた重要なロードマップを予定しています。 シーズン03(2024年10月):統合シーズン シーズン03では、Infinexが初期のユーザー基盤と資産管理、そして口座機能を確立した段階から、中央集権型取引所(CEX)と競い合うための新機能の展開が始まります。このフェーズは3〜6か月かけて行われ、サポートするネットワークの数を増やし、毎週新たなネットワークを追加することが目標となっています。 Infinexが予定している主な機能は次のとおりです: カストディ機能 スポット取引およびスワップ機能 信用取引 貸出機能 パーペチュアル取引 オプション取引 ステーキング NFT取引 ローンチパッド イールドファーミング これらの機能は、コミュニティの監督とガバナンスのもとで開発が進められるため、ユーザーの意見が優先順位の決定に影響を与えるとしています。 まとめ Infinexは、中央集権型取引所の利便性とセルフカストディのセキュリティを両立させた、次世代の仮想通貨プラットフォームを目指しています。 Patron NFTの販売や様々なイベントを通じて、ユーザーにシームレスで安全なWeb3体験を提供することを重視しており、今後もDeFiプロトコルの統合や新機能の展開を予定しています。 また、Bullrunのようなゲーム形式のイベントを通じて、仮想通貨でのアクティビティを楽しく、かつ直感的に行える仕組みを提供しており、さらなるユーザーの拡大が期待されます。 Infinex 公式リンク 公式サイト:https://infinex.xyz/ Bullrun:https://infinex.xyz/bullrun X (Twitter):https://x.com/infinex_app Discord:https://discord.gg/infinex ※本記事はInfinex様のプロモーション案件です。
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2024/08/23Astar zkEVMがStartaleとソニーグループ開発の「Soneium」に移行|$ASTRの価値向上へ
レイヤー2として展開されていたAstar zkEVMが、Startaleとソニーグループの合弁会社Sony Block Solution Labsが開発するレイヤー2「Soneium」へと移行することが発表されました。 Astar Evolution Phase 1 Astar zkEVMを、Startaleとソニーグループの合弁会社であるSony Block Solutions Labsが開発するSoneium L2へ移行することを発表します。Astar Evolutionフェーズ1は、Astarエコシステムの可能性を大きく広げる戦略的な取り組みです。 詳細は以下のスレッドを確認
pic.twitter.com/ia75UrG1wF — Astar Network Japan
(@AstarNetwork_JP) August 23, 2024 今後、Astarエコシステムの拡大が世界的企業であるソニーグループとの戦略的提携の強化により期待できるだけでなく、$ASTRホルダーへの恩恵がさらに増すインセンティブの付与も行われる予定とされています。 Astarエコシステムの発展を加速させる戦略「Astar Evolution」の重要なステップとして実施されるSoneiumの取り組みについて、深く掘り下げていきましょう。 Soneiumとは?= Sony Block Solutions Labsが開発するブロックチェーン Astar zkEVMが移行するSoneiumは、世界的企業であるソニーグループとStartaleの合弁会社のSony Block Solution Labsが開発するイーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンです。 Introducing #Soneium by #Sony Block Solutions Labs building a public Ethereum layer 2 next-generation blockchain ecosystem designed to invoke emotion and empower creativity. Soneium aims to connect Web3 with everyday internet services, making blockchain technology more… pic.twitter.com/I7zAIbB5Td — Soneium
(@soneium) August 23, 2024 今回の取り組みの最大の目的として「ソニーグループとの戦略的提携の強化」が挙げられており、これはAstar Networkの主要開発企業であるStartaleを通して行われます。 Soneiumの開発には「OPスタック」と呼ばれる開発フレームワークが使用されています。これにより他のOPスタックベースのブロックチェーンとの相互運用性が高まります。 知っておきたい「Superchain構想」 OPスタックで開発されるブロックチェーンプロジェクト同士をシームレスに接続し、資産やデータ等の共有を可能にすることを目的とした構想。現在、OPメインネット、Base、Mantle、Mode、Zoraなど、複数のレイヤー2がOPスタックを用いてブロックチェーンを構築している。SoneiumもSuperchain構想に参加することになる。 Astarエコシステムが進化|キックオフ計画「Astar Evolution」 今回のAstar zkEVMからSoneiumへの移行は「Astar Evolution」と呼ばれる、Astarエコシステムを次のレベルへ押し上げるためのキックオフ計画の中で進められています。 Astar Evolutionは2つのフェーズで構成されており、今回の取り組みはフェーズ1の重要なステップとされています。 フェーズ1の取り組みの一環として、Astar Networkは渡辺 創太氏(Astar Network創設者)がCEOを務めるStartaleの開発下におかれることが発表されており、これまで別々に機能していた各リソースが統合、連携強化され、Astarエコシステムの成長が促進されます。 渡辺 創太氏は、昨年、今後3-5年のマスタープランを公開し、Web3プロダクトにおける垂直統合の重要性について言及しながら、10億人のためのWeb3のマスアダプションを目指すと述べていました。 Astar Evolutionはそれだけで完結する単一の取り組みではなく、Astarエコシステム全体が有機的に連携しながら、同社の将来的なビジョンに向けて機能していることが分かります。 ここまでの重要なポイント ・Astar Networkの開発元であるStartaleとソニーグループとの戦略提携が強化 ・Astar zkEVMがSoneiumに移行 ・SoneiumはSony Block Solution Labs開発のL2 ・SoneiumはOPスタック使用で相互運用性が促進 ・Astar zkEVMのSoneium移行はAstar Evolution計画の一部 AstarエコシステムとSoneium:相互連携とシナジー効果 Astarでは現在、PolkadotのParachainとして構築されるレイヤー1の「Astar (L1)」とEthereumのレイヤー2として構築される「Astar zkEVM」の2つのブロックチェーンが展開されています。 Astar zkEVMのSoneium移行後もChainlink CCIPやLayerZeroといったクロスチェーンソリューションを通して、Astar Network(レイヤー1)- Soneium間で$ASTRのブリッジが行えるため、新たなユーザー層のAstarエコシステムへの取り込みが期待されます。 また、Soneium上のオンチェーンアクティビティにより発生したガス収益の一部がAstarエコシステム発展のために利用されるなど、仕組みの部分でも連携が強化されます。 今回のAstar zkEVMからSoneiumへの移行をきっかけに、従来以上にAstarエコシステムやその周辺のコネクションが強固になり、さらなるスケールアップが予想されます。 万全な対策によるスムーズなSoneium移行プロセス Astar zkEVMからSoneiumへの移行に関して、ユーザーの資産を保護しつつ、Soneiumへのスムーズな移行のために万全な対策が用意されています。 Soneiumが公開されたタイミングでネイティブブリッジ、Stargate、Bifrost、LayerSwap、Relay.link、Owltoなど全てのブリッジでAstar zkEVMへの入金が停止される予定です(出金は可能)。それと同時に移行方法に関する明確なガイドラインが公開されるとしています。 Astar zkEVMが完全に閉鎖となるタイミングは、残留する流動性を観察しながら慎重に決定され、全てのユーザーが資産を移行するための十分な期間が設けられます。また、Astar zkEVM完全閉鎖後も、税務申告などを考慮しエクスプローラーの使用やトランザクション履歴の閲覧などは行える状態が維持される予定です。 事業者について、Astar zkEVM上で展開される主要プロジェクトは、今回のSoneiumのローンチと移行について事前に説明が行われており、ユーティリティが付属したNFTの移行に関しても既に準備が進められています。 Soneiumへの移行期間中のセキュリティ対策としては、Astar zkEVMでのガス代を調整することで不当なトランザクションを防ぎ、資産の引き出しに必要なトランザクションのみが処理されます。 また、Soneium移行後は、複数のトランザクションをまとめて処理したり、トランザクションやブロックの順序を決定するプロセスの間隔を延ばすことで、Astar zkEVMの運営コストを最小限にするための仕組みも導入されます。 Soneiumにおける$ASTRの役割と将来性 Ethereumのレイヤー2であるSoneiumでは、ガス代として$ETHが使用されます。 しかし、Astarエコシステムを支える通貨である$ASTRがSoneiumの主要なエコシステムトークンとして位置付けられており、従来以上に$ASTRホルダーへの恩恵や$ASTRのユーティリティの拡大、価値向上の機会が設けられることになります。 今回の公式発表では「ASTRトークンホルダーが今後打ち出される様々なSoneium L2上の取り組みからリワードを得ることができるようになり、詳細はSoneiumエコシステムのさまざまな段階で公開される」と述べられています。また、Astarエコシステムの進化戦略「Astar Evolution」のフェーズ2の施策としてSoneiumのトークンが発行される可能性も考えられ、$ASTRホルダーにさらなる恩恵がもたらされるかもしれません。*Soneiumのトークン発行に関しては現時点で予定されていないようです。 Soneium上で展開されるdAppsの多くで$ASTRが採用される予定で、DeFiプロダクトにおいても、$ASTRでの流動性提供やインセンティブプログラムが実施され、高利回りのファーミングインセンティブが提供されます。 さらに、複数のリキッドステーキングプロジェクトがSoneium上での展開に向けて準備を進めており、$ASTRのステーキングを行うための環境が整えられる予定です。 渡辺 創太氏は今回の発表に際して「Astar NetworkのFounderとして、AstarコミュニティとASTRトークンの価値を最優先事項として置いている」とし、Soneiumへの移行はエコシステムを拡大し、Web3のマスアダプションを推し進める目標において、大きなステップであるとコメントを残しています。 まとめ 今回のAstar zkEVMからSoneiumへの移行は、Astarエコシステムのさらなる拡大や$ASTRホルダーへのさらなる恩恵の付与が期待できる重要なステップであることが分かります。 現在、レイヤー2プロジェクトは乱立しており、トークンの時価総額は高いものの、明瞭なユーティリティを提示できていないプロジェクトも多く存在します。 そんな中、ソニーグループという世界的大企業をバックに抱えるSoneiumは、独自のアプローチを取っていると言えます。また、既存のAstar Networkと強固に連携することで、従来のプロジェクトには無い豊富なユーティリティが$ASTRでは実現しつつあります。 時価総額の観点で言えば、ビットコインやイーサリアムなど一部プロジェクトを除き、数年単位でトップのプロジェクトは変化しています。今回のSoneiumへの移行で、Astarエコシステムのさらなる価値向上に繋がる可能性があります。 Astar Evolutionのフェーズ2の準備が進められる中、Soneiumへの移行に関しても多くのインセンティブプログラムが実施予定となっており、$ASTRホルダーをはじめとするエコシステム参加者は今後の動向に目が離せません。 公式リンク Soneium X (Twitter):https://x.com/soneium Discord:https://discord.gg/soneium Telegram:https://t.me/SoneiumAnnouncement 公式サイト:https://soneium.org/ Astar Discord (コミュニティ) :https://discord.com/invite/astarnetwork Sponsored Article by Startale ※本記事はStartaleさまよりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。
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2024/08/16【仮想通貨】Manta Networkとは?注目点や使い方を解説|ミームコインやRWA分野でも注目!
クリプトのマスアダプションに向けて市場が拡大するにつれて、ブロックチェーンのスケーラビリティやプライバシー等に関する様々な課題が浮かび上がっています。 そんな中、Celestia DAを使用する最初で最大のモジュラー型レイヤー2ブロックチェーン「Manta Network」は、ZK(ゼロ知識証明)に焦点を当てながらこれらの問題解決を図っています。 レイヤー2として初めてMultiDAの仕組みを導入するなど、先進的な取り組みを続けるManta Networkでは、トレンドである「ミームコイン」や「RWA」分野の最先端注目プロジェクトも登場しています。本記事で理解を深め、是非Mantaのエコシステムに参加してみましょう。(→Mantaの注目プロジェクトをチェック) Manta Networkの概要 要点
Manta Networkは、プライバシー保護に重点を置いたブロックチェーンプロジェクト
Manta AtlanticとManta Pacific(L2)を展開
PacificはCelestia DAを採用した初のモジュラー型チェーンとして注目 Manta Networkは、2020年にスタートしたプライバシー保護に焦点を当てたプロジェクトです。Mantaでは現在2つのブロックチェーンが展開されています。 1つ目は、Polkadotのパラチェーンとして機能するレイヤー1チェーンの「Manta Atlantic」。もう1つは、2023年にメインネットが公開されたEthereumのレイヤー2チェーンである「Manta Pacific」です。 DeFiLlamaのデータによると、Manta AtlanticのTVL(Total Value Locked)は18万ドルである一方、Manta PacificのTVLは1.3億ドルと大きく上回っています。そのため、現状ではManta PacificがMantaの主流チェーンと言えるでしょう。 Manta Pacificは、Celestia DAを組み込んだ設計(後述)を採用する最初で最大のモジュラー型レイヤー2ブロックチェーンとしても大きな注目を集めています。 Mantaはプロジェクトのテーマとして、*ZKP(ゼロ知識証明)を挙げており、様々な技術を組み合わせることで新たなソリューションを提供しています。 *ZKP(ゼロ知識証明)とは? 1985年に初めて定式化されたコンセプト。ある人が特定の情報を知っていることを、その情報の中身について一切明かさずに、相手に証明する暗号技術 Manta Networkの基本構造と特徴 Mantaは2種類のチェーンにおいて、異なる技術やソリューションを組み合わせています。 Ethereumの元CTO兼共同創設者が率いるチームによって開発されたブロックチェーン開発フレームワーク「Substrate」で開発されるManta Atlanticの根幹部分には、レイヤー0として機能するPolkadotのリレーチェーンが存在します。 [caption id="attachment_119741" align="aligncenter" width="402"] Manta Atlanticの構造イメージ[/caption] Polkadotによってセキュリティの担保を行うManta Atlanticでは、プライベートアドレスシステムを基盤としたプライバシー保護機能が実現。SBT(Soulbound Token)やペイメント、KYCなど様々なユースケースにおいて、ユーザーはプライバシーを保護しながら安全なトランザクションを実行できます。 対して、Polygon CDKを活用したManta Pacificは、Ethereumで証明や状態(state)のやり取りを行い、トランザクションデータはCelestiaのデータ可用性 (DA) レイヤーで処理することで、高いセキュリティとスケーラビリティを実現しています。 [caption id="attachment_119704" align="aligncenter" width="428"] Manta Pacificの構造イメージ[/caption] 先日には EigenDA、nuffle、0G、Nubit、Dillを統合したMultiDAを導入。複数のDAレイヤーを利用することで、稼働時間と回復力、コスト効率の向上やセキュリティの強化が実現するとしています。
#MantaPacific, the largest Modular L2, introduces MultiDA, a first-of-its-kind innovation to enhance network resiliency. MultiDA builds redundancy by leveraging top DA services including @CelestiaOrg @eigen_da @nufflelabs @0G_labs @nubit_org and @dill_xyz_. pic.twitter.com/DjAXPhtKYg — Manta Network (
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) Meme-ta Szn (@MantaNetwork) August 13, 2024 また、Manta Pacificでは「Universal Circuits (2.0)」と呼ばれるSolidity(プログラミング言語)向けのライブラリが活用でき、開発者はこのライブラリを使用することで、わずか数行のコードでZK機能を既存のアプリケーションに統合可能。これにより、Solidity開発者は専門的な知識を必要とせず、プライバシーとセキュリティが強化されたアプリケーションをユーザーに提供できます。 合計6,000万ドル以上の資金調達実績を持つ ハーバード、MIT、アルゴランドなどの機関の経験豊富なチームメンバーによって開発が進められるManta Networkは、これまでにPolychain CapitalやBinance Labsなどの主要投資機関から6,000万ドル以上の資金調達を実施してきました。 エコシステムを支えるネイティブ通貨の$MANTAは、BinanceやBybit、Bitgetなどの主要取引所に上場済で、その時価総額は*2.7億ドルに及びます。*記事執筆時 複数のレイヤー2チェーンが登場し、似た特徴を持つプロジェクトが乱立するなか、Manta NetworkではミームコインやRWA分野における最先端のプロジェクトが登場しています。(→Mantaの注目プロジェクトをチェック) 5,000万ドル規模のファンドでエコシステムを拡大 Manta財団はエコシステムの成長促進を目的に5,000万ドル規模のファンドを立ち上げています。 The Manta Foundation's $50 million EcoFund supports early-stage projects and includes: • $35M for direct investment in projects on #MantaNetwork • $10M for grants in #DeFi, #AI, #ZK, Gaming, Memecoins, and more • $5M for hackathons and events to grow the Manta community pic.twitter.com/pPBymhZbc2 — Manta Network (
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) Meme-ta Szn (@MantaNetwork) June 13, 2024 同ファンドは、Manta上で展開されるアプリケーションや技術パートナーに対して以下の配分で投資や助成金の付与を行っています。 投資:3,5000万ドル (70%) 助成金:1,000万ドル (20%) イベント&ハッカソン:500万ドル (10%) エコシステムの発展には、開発者や多くのプロジェクトの参加が必要不可欠です。Mantaは上記のような取り組みを通して、エコシステムに参加するインセンティブをしっかりと用意していることが分かります。 Manta Network (Pacific) の使い方 →Mantaの注目プロジェクトをチェック ブリッジの方法 最初にManta Pacific上でのあらゆるアクションに必要となる$ETH(ガス代)をブリッジする必要があります。 Manta Pacificへ資産をブリッジする手段には、公式ブリッジとサードパーティ製ブリッジアプリケーションの2つの方法があります。 公式ブリッジはEthereum⇄Manta Pacificのブリッジに対応しています。Manta Pacificへは*約40秒ほどでブリッジできますが、Manta PacificからEthereumに戻すのには約1週間かかります。公式ブリッジのメリットは、やはり安心感があるという点でしょう。*記事執筆時 一方、サードパーティ製のブリッジアプリケーションを利用する方法もあります。これらのサービスでは、対応チェーンや通貨の種類が豊富であったり、引き出しも短い期間で完了するメリットがある一方で、1回のブリッジ可能金額に上限が存在したり手数料が高額となる可能性があるというデメリットがあります。 そのため、複数のサービスにアクセスし、ブリッジしたいチェーンと金額をテストとして入力し、表示される手数料などを比較しながら最適なプロダクトを選ぶことが重要です。 サードパーティ製ブリッジアプリケーション Rhino、Meson、LayerSwap、Celer Bridge、Owlto、Orbiter、Polyhedra(zkSBTをブリッジする際に使用) 公式ブリッジの使い方 1、https://pacific-bridge.manta.network/ にアクセス 2、「Connect Wallet」をクリックし、使用したいウォレットを選択 3、ブリッジしたい通貨と数量を選択(最初は$ETHをブリッジしましょう) 4、「Deposit」をクリックし数十秒待てばブリッジ完了 Manta Pacificの公式ブリッジでは、Ethereum ⇄ Manta Pacificのみで通貨の移動が可能です。*Manta Pacificのネットワークをウォレットに追加していない場合は、「Deposit」の下にある「Add chain to (Metamask) 」をクリックし、追加しておきましょう Manta Pacificから引き出す際は、1週間程時間を要するため注意が必要です。 Rhinoの使い方 Rhinoを使ってETHをブリッジするには、まずブラウザでhttps://app.rhino.fi/ にアクセスし、Rhinoのプラットフォームにウォレットを接続します。次に「Bridge」ページを開き、ドロップダウンメニューからブリッジ対象の資産と出発元のチェーンを選びます。その後、目標チェーンとしてManta Pacificを選択し、通貨の数量を入力します。最後に「Bridge」をクリックし、表示される手数料等を確認後、ウォレット上で取引を承認すれば完了です。 Mesonの使い方 Mesonを利用する場合は、https://meson.fi/ にアクセスし、ウォレットを接続します。「Swap」ページで、元チェーンと通貨、目標チェーンにManta Pacificを選択し、交換したい通貨の数量を入力します。設定を確認後、「スワップ」をクリックし、ウォレット上で取引を承認すれば完了です。 LayerSwapの使い方 Layerswapでブリッジする際は、https://layerswap.io/ にアクセスし、表示画面中央右上からウォレットを接続します。次に、送金元チェーンと通貨、目標チェーンであるManta Pacificを選択します。ブリッジしたい通貨の数量を入力し「Swap now」をクリックし、ウォレット上での認証を行ったら完了です。 Celer Bridgeの使い方 Celer Bridgeを使ってETHをブリッジするには、https://cbridge.celer.network/ にアクセスし、ウォレットを接続します。送金元チェーンと通貨、数量を選択します。目標のチェーンとしてManta Pacificを選択した上で「Transfer」をクリックしましょう。 Owlto Financeの使い方 Owlto BridgeでETHをブリッジする場合は、https://owlto.finance/bridge にアクセスし、ウォレットを接続します。FromとToで送金元のチェーンとManta Pacificを選択したら、Manta Pacificに送金したい通貨と数量を入力し「Send」をクリックします。最後にウォレット上で取引内容を確認し、承認すれば完了です。 Orbiter Financeの使い方 Orbiter Financeを利用する場合、https://www.orbiter.finance/ にアクセスし、ウォレットを接続します。ドロップダウンオプションのTokenで通貨と送金元のチェーン、数量を選択したら、送金先として「Manta」を選択し、送金したい通貨の金額を入力します。「SEND」ボタンをクリックし、表示される内容を確認後、ウォレット上で取引を承認すればブリッジが完了します。 Polyhedraの使い方(zkSBTのブリッジが可能) Polyhedraを使ってzkSBTをブリッジする場合は、https://www.zkbridge.com/zknft にアクセスし、送信元のブロックチェーンを選択します。zkBridge パートナーのNFT用のコントラクトアドレスとトークンIDを自動入力します。もしポップアップウィンドウに目的のNFTが表示されない場合は、コントラクトアドレスとトークンIDを手動で入力してNFTのインポートが可能です。 受け取り先として「Manta Pacific」を選択して、受信者のアドレスを入力します。トークンを承認し、「Transfer」をクリックすれば完了です。 サードパーティ製ブリッジを選ぶ上での注意点 サードパーティ製のブリッジアプリケーションを選ぶ際には、まず複数のサービスのウェブサイトでウォレットを接続してみましょう。そして、実際にブリッジしたい資産と数量を入力し、受け取り可能額や手数料を比較することをおすすめします。 Manta Pacificでは、$ETHがガス代として使用されます。$ETHは多くのブリッジで対応しており、複雑なブリッジルートを辿る必要がないというメリットがあります。そのため、資産を保有しているチェーンでブリッジしたい通貨を$ETHにスワップし、Manta Pacificにブリッジ後Manta Pacific上のDEXでステーブルコインや元々の通貨に交換することも可能です。 手数料と対応状況の確認を忘れずに ブリッジサービスによって手数料や対応状況が大きく異なる場合があります。事前にしっかりと確認せずにブリッジしてしまうと、高額な手数料が発生したりブリッジが成功しても資産が大きく減ってしまう可能性があるので注意が必要です。 Manta Pacific上の注目プロジェクト 注目プロジェクト ・Gull Network ・Mountain Protocol Manta Pacificへのブリッジが完了したら、実際にプロダクトを触ってみましょう。 Manta Pacific上で展開されるトレンドを抑えた注目プロジェクトを紹介します。 Gull Network Gull Networkは、Manta Network上に構築されたDEX(分散型取引所)です。 Manta Networkとパートナーシップを提携しているGull Networkは、単なる仮想通貨取引プラットフォームではなく、ファーミング機能などの一般的なDeFi機能に加えて、コードレスプール機能によりDeFiプロダクトの作成と管理の簡素化を実現しています。 Gull Networkは、50以上のミームコインプロジェクトが同プラットフォーム上で脚光を浴びたことを記念し、TGE後にネイティブトークン$GULLへと変換可能な$esGULLを獲得できるトレードキャンペーンを開催しています。 Week 3 of the epic #GullNetwork Meme Edition Trade-to-Earn is in full swing!
Keep trading these pairs to earn our esGULL rewards:
$PONK / $ETH
$₩ / $ETH
$KIF / $ETH
$MeMe / $ETH https://t.co/aIk0t6IbEZ — Gull Network (@GullNetwork) August 8, 2024 ユーザーは、Gull上で下記のいずれかのペアを取引することで、$esGULLを獲得できます。 $PONK / $ETH $₩ / $ETH $KIF / $ETH $MeMe / $ETH 最近では米大統領選挙に関連する銘柄が急騰するなど、仮想通貨市場においてミームコインは常に盛り上がりを見せている分野の一つです。ミームコインのブームはチェーン毎に発生する傾向があり、Gull NetworkはManta Pacificの今後の盛り上がりを支えるプロジェクトとなる可能性があるでしょう。 Gull Network 公式リンク Website: https://gullnetwork.com Twitter (X) : https://twitter.com/GullNetwork Telegram: https://t.me/GullNetworkPortal Mountain Protocol Mountain Protocolは米ドル建て資産で裏付けられた利回り型ステーブルコイン$USDMを手がけるRWAプロジェクトです。同プロジェクトは先日、シリーズAでMulticoin CapitalやCoinbase Venturesなどの主要投資家から800万ドルの資金調達を実施しました。 1/ Today we are thrilled to announce our $8M Series A, led by @multicoincap, with participation from @CastleIslandVC, @cbventures, @BanklessVC, @deptofxyz, @borderless_cap, @Aptos and others pic.twitter.com/IxgeH6JqNV — Mountain Protocol (@MountainUSDM) June 6, 2024 Mountain ProtocolはManta Pacific上で、利回り型ステーブルコイン$wUSDMを展開中。$wUSDMはMantaエコシステム内のShoebill Finance、Zerolend、Aperture Financeなどで運用可能で、ユーザーは通常の$wUSDMの利回りに加えて報酬が獲得できます。 今年6月には、$wUSDMが世界最大の金融大手ブラックロックのBUIDLファンド(BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund)の支援を受けることが発表されました。
wUSDM on #MantaPacific via @MountainUSDM is now backed by @BlackRock’s BUIDL Fund, managed through @Securitize. Holders benefit from BUIDL’s institutional-grade security and transparency while earning yield. Learn more:https://t.co/W0qHaNKGnB pic.twitter.com/phYl5MAnCN — Manta Network (
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) Meme-ta Szn (@MantaNetwork) June 27, 2024 RWA分野は現在仮想通貨市場で注目を集めている分野の1つです。ETFの台頭などにより、既存金融からの仮想通貨への関心も高まりつつあるなか、Mountain Protocolは是非注目しておきたいプロジェクトの一つと言えるでしょう。 Mountain Protocol 公式リンク Website: https://mountainprotocol.com/ Twitter: https://twitter.com/MountainUSDM Medium: https://medium.com/@MountainUSDM Github: https://github.com/mountainprotocol LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/mountain-protocol Telegram: @MountainUSDM まとめ ZKPに焦点を当て、レイヤー2として初めてMultiDAの仕組みを導入しているManta Networkは、今後さらに注目が高まる可能性を持ったプロジェクトです。 前述したようなトレンドに沿う先進的なプロジェクトも続々と登場してきており、引き続き目が離せません。 是非、本記事を参考にManataのエコシステムに参加し、最先端のWeb3プロダクトに触れてみましょう。 Manta Network 公式リンク 公式サイト:https://manta.network/ X(日本語):https://x.com/MantaNetworkJP X(英語):https://x.com/MantaNetwork Discord:https://discord.com/invite/mantanetwork Youtube:https://www.youtube.com/@MantaNetwork Medium:https://mantanetwork.medium.com/ Docs:https://docs.manta.network/docs/Introduction Sponsored Article by Manta Network Japan ※本記事はManta Network Japanさまよりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。
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2024/08/09Atleta Network徹底解説|エアドロップが迫るスポーツ特化ブロックチェーン
現在、Web3分野では多くのブロックチェーンが登場しています。 AribitrumやOptimismといった従来のレイヤー2から、SolanaやAvalancheといったレイヤー1が既に有名ですが、RWAやゲームなど特定の分野に特化したチェーンの開発も盛んとなっています。 そうした中で、一際異彩を放っているチェーンが「Atleta Network」です。 Atleta Networkはスポーツ分野に焦点を当てたブロックチェーンであり、Web3プロジェクトとしては珍しいものとなっています。 また、TGEを9月に控えており、エアドロ活動が本格化していることから一般ユーザーからもその関心は高まっています 今回の記事では、Atleta Networkのプロダクト詳細から、エアドロに向けたテストネット活動までを解説していきます。 スポーツ×ブロックチェーンで新たな世界を拓くAtleta Network まずは、Atleta Networkの周辺情報を紹介していきます。 スポーツ産業をリードするブロックチェーンへ Atleta Networkは、スポーツ業界に特化したEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンです。 革新的なDeFiアプリ、シームレスな相互運用性、そして安全かつ大規模なデータレイヤーを提供することで、スポーツ界に新たな進歩を生み出そうとしています。 Atleta Networkは、サッカー界の次世代育成や選手キャリア支援などを行うBlockchain Sportsエコシステムの中核技術として、AI分析、パフォーマンストラッキングセンサー、VR、ブロックチェーン技術を融合させ、スポーツ運営の改善や新しい選手のパフォーマンス発掘の機会を提供しようとしています。 Blockchain Sportsとは? [caption id="attachment_118793" align="aligncenter" width="1439"] Football|Blockchain Sports[/caption] Blockchain Sportsは、Atleta Networkの構築に加え、ブラジルでの3つのフットボールアカデミー設立・運営に1000万ドルを投資しているプロジェクトです。 既に400人以上の選手たちがプロのコーチの指導と最新技術を活用し、世界トップレベルのサッカー選手を目指して日々トレーニングに励んでいます。 Blockchain Sportsは、ブロックチェーンといったデジタル分野だけでなく、実世界においても積極的な活動をしていることが特徴であり、かなりの包括的な取り組みをしていることが窺えます。 Blockchain Sportsは多くのパートナーシップを実施 Blockchain Sportsは、Cookie3やBonusBlockといったWeb3プロジェクトと提携することで、プロダクト品質を高めています。
Zico Officially Joins Blockchain Sports We are super exited to announce that the Brazilian and global football legend Zico is now an official ambassador for Blockchain Sports!
This moment brings immense opportunities for our project!
Zico needs no introduction! He is… pic.twitter.com/TwkDh5yMVA — Blockchain Sports (@blockchainsprts) May 29, 2024 また、ジーコ、ロマーリオ、マテラッツィ、ゼ・ロベルトといった数多くの著名プレイヤーがブランドアンバサダーを務めており、幅広いマーケティングを行なっていることが窺えます。 Atleta Networkの技術的詳細 ここからはAtleta Networkの詳細を紹介していきます。 Atleta Networkは、Substrateベースのモジュール式EVM互換レイヤー1ブロックチェーンプラットフォームです。 パラチェーン、XCM+、クロスチェーン相互運用性、NPoSを組み合わせた独自のアーキテクチャを持ち、スポーツ組織や個々のユーザーに様々なメリットを提供します。 Atletaの構成 Atletaは、実行、相互運用性、ストレージの3つのレイヤーで構成されています。 実行レイヤー(EL): EVM互換のスマートコントラクトプラットフォームであり、トランザクションと分散型アプリケーションの開発を可能にします。 相互運用レイヤー(IO):クロスチェーン通信を担当する「レイヤー0」であり、アセットとメッセージの転送にリレーポイントを使用します。 ストレージレイヤー(SL):ビデオ、テキストファイルなどの任意のタイプの情報を分散型で保存するためのデータレイヤーです。 これら3つのレイヤーはすべて相互接続されており、ノードネットワークによって管理されています。 将来性を意識したAtletaのアーキテクチャ Atletaは、Web3技術の進化と新たな計算パラダイム(AI、LLM、量子コンピューティングなど)の到来に対応できるようなアーキテクチャを採用しています。 モジュール性: コンポーネントを個別に改良できるため、システムの柔軟性と適応性が高まります。 データ可用性(DA):Atletaは、他のネットワークのDAレイヤーの役割を果たすことができるように設計されています。 量子耐性: 量子コンピューティングの脅威に対応するため、社会的介入(social intervention)とアップグレード性の2つの観点から量子耐性ソリューションを導き出しています。 上記の特徴により、現在における必要要件を満たすだけでなく、将来的な拡張や脅威への対策といったことまで見据えた設計がされていることがわかります。 基本的な性能も優れており、2gweiという低い手数料や、ブロックごとに即座に実行されるファイナリティといった仕組みも実装されています。 $ATLAのトークノミクス $ATLAはPoSの仕組みが採用されており、ネットワークは主に$ATLAを担保としてセキュリティを確保しています。 また、$ATLAには以下のユーテリティが用意されています。 アカウントユニット(Unit of Account):ATLETA上のアクティビティはすべて$ATLAで表示されるようになっています。 決済:トランザクションコストは$ATLAで支払われます。 コンセンサスとガバナンス:ユーザーは$ATLAを用いることで、ガバナンスに参加可能です。 パラチェーンの展開:パラチェーンのスロットを確保するには、参加チェーンのネットワークオペレーターが一定量の$ATLAをロックする必要があります。ロックされた$ATLAは、違反時のセキュリティフォールバックなどに用いられます。 これらの他にも、バーニング・メカニズムを実装することで、$ATLAの安定的な価格維持を実現しようとしています。 Atleta Olympiaテストネットが公開中 2024年5月31日に開始されたAtleta Olympiaテストネットは、1か月半で23万ウォレット、400万トランザクションを達成しました。 現在も1000人以上のユーザーが毎日75000件の$ATLAトランザクションを行っており、その勢いは右肩上がりに上昇しています。 エアドロップが期待されるテストネット Atleta Olympiaテストネットが盛んな理由として、エアドロップへの期待が挙げられます。 Atleta Olympiaテストネットの参加者はXPポイントを貯めることができ、メインネットローンチ時には、このポイントがエアドロップに繋がるとしています。 TGEは9月を予定|短期決戦型エアドロ活動が可能 テストネットのアクティビティに準じたエアドロップ活動は、Atleta Network以外にも実施されていますが、Atleta Networkが多くのユーザーに選ばれている理由として、TGEを来月9月に予定しており、短期決戦で結果が出ることが挙げられます。 多くのWeb3プロジェクトは、TVLの維持や、アクティビティ量を高めるために、TGEの延期が数多く行われています。そうした中で、TGE予定が9月と明瞭になっているAtleta Networkは極めて珍しいWeb3プロジェクトと言えるでしょう。 トークノミクスの公開はまだされていませんが、エアドロップへの割り当てはおおよそ6%と噂されており、一般ユーザーにとって非常に魅力的なプロジェクトとなっています。 エアドロップへ向けたテストネット活動解説 ここからはエアドロップへ向けた具体的なテストネット活動を紹介していきます。 これまでテストネットに触ったことがないユーザーだけでなく、ウォレットにも馴染みのないユーザーにもわかりやすく解説していきます。 Atleta Olympiaへアクセスし、ウォレットを接続 まずは以下のURLから、テストネットへアクセスします。 Atleta Olympia:https://app-olympia.atleta.network/ 画像右上の「Connect」から自身のウォレットを選択して、接続して下さい。 ※ウォレットを持っていない場合は、以下のURLからウォレットを作成してください。今回はRabbyウォレットを使用します。 Chrome拡張:Rabbyウォレット Rabbyウォレットを徹底解説|メリットからアカウント作成、メタマスクとの連携方法まで【初心者・DeFiユーザー向け】 ウォレットを繋ぐとチェーンの選択画面が表示されます。 ①「Atleta Olympia」を選択し、②「Add」をクリックして、Atleta OlympiaをRabbyに追加して下さい。 テストネット用$ATLAを入手する 次に、テストネット用の$ATLAを入手します。 ①「Faucet」の欄をクリックします。 すると上記のような画面へと移行します。 ①「Send me $ATLA」をクリックすることで、自身のウォレットに$ATLAを送付することができます。 一度に送付出来る量は25$ATLAですが、②の欄からメールアドレスを登録することで、10倍にあたる250$ATLAを送付することが可能です。 ステーキング まずは、オンチェーン活動の基本となるステーキングを解説します。 ステーキングとは、自身が持っているトークンを預け入れることです。 まずは、①「Staking」から、②「Stake now」をクリックします。 ステーキングしたい$ATLAの数量を①の欄に入力します。 ②の欄に表示されているのは、自身が持っている$ATLAの数量です。この数の範囲内で$ATLAを預け入れることが可能です。 今回は100$ATLAをステーキングするので、①には100と入力しました。 ③「Stake now」から、④「Confirm」をクリックすることで、$ATLAのステーキングは完了です。 ステーキングした$ATLAを引き出したい場合 ステーキング状況は、Staking画面の下部に表示されます。 ステーキングしている$ATLAを引き出したい場合は、「Unbond」をクリックします。 また、この$ATLAの引き出しが完了するには、一定の時間が必要であり、すぐに完了しないことには注意が必要です。 ※引き出し中の$ATLAは、Unbondingとして表示されます ①の欄に引き出したい$ATLAの数量を入力します。 ②「Continue」から取引内容の確認をし、③「Confirm」をクリックすれば、引き出し申請は完了です。 ガバナンス 次にガバナンスのタスクを解説していきます。 ガバナンスでは自身でいくつかの提案(proposal)や投稿(post)を行うことで、ポイントを稼ぐことが可能です。 まずは、赤枠部分「Governance」をクリックして下さい。 この画面から、自身や他のユーザーが行った提案やポストを確認することが可能です。 左上赤枠「Create Proposal」から、自身で提案およびポストを作成してきます。 提案やポストには3種類ありますが、今回の記事では「Tresury proposal」と「Discussion post」の2つを紹介していきます。 Tresury proposal 「Create Proposal」をクリックし、提案選択画面を表示させます。 ①「Tresury proposal」から、②「Next」をクリックします。この際、10$ATLAが必要なことには注意して下さい。 ①の箇所が最初はYesとなっていますので、「No」に変更して下さい。 ②は提案の詳細を記入する箇所ですが、今回はテストなので適当な文章で大丈夫です。 上記が終わり次第、③をクリックします。 ④の箇所には、現在使用しているウォレットとは違うウォレットアドレスを入力しなければなりません。 Rabbyで新しいウォレットを作成し、そのアドレスを入力して下さい。 ⑤「Next」をクリックし、最終確認画面で「Confirm」をクリックすれば、Tresury proposalは完了です。 Discussion post 次は、Discussion postの解説をします。 「Create Proposal」をクリックし、提案選択画面を表示させます。 「Discussion post」をクリックします。 ①の欄は詳細を記入する箇所ですが、今回はテストなので適当な文章で大丈夫です。 ②「Create Post」から内容を確認した後、③「Submit」をクリックすれば、Discussion postは完了です。 リーダーボードを開放する Atleta Olympiaテストネットにおけるポイント活動は、これまでに紹介してきたステーキングやガバナンス提案を継続的に行うことでXPを稼ぐものとなっています。 自身が稼いだXPは、リーダーボードから詳細を確認することが可能です。 「Leaderboard」の欄から、4段階のアカウント認証を進めることで自身のリーダーボードを確認できます。 4つ目の「Invite Code」に悩むかもしれませんが、Atleta Network公式ディスコードの「Invite Codes」の部屋から、入手することが可能です。 Discord:https://discord.com/invite/atletanetwork 認証が完了すると以下のような画面が表示されます。 左上の220XPが、実際に筆者が獲得したポイントとなります。 実際にタスクをこなしてからポイントが反映されるまで、多少の時間はかかることには注意が必要です。 今回紹介したのは「Staking」と「Governance」ですが、将来的にDEXタスクも用意されるため、多様な方法でXPを稼ぐことが可能になります。 まとめ ここまでAtleta Networkを紹介してきましたが、如何でしたでしょうか? Atletaは、スポーツ業界に特化したブロックチェーンとして、そのユースケースと将来性において大きな可能性を秘めています。 RWAやゲームなどの特定分野に特化したブロックチェーンが登場する中でも、スポーツに特化したプロジェクトは非常に珍しく、Web3プロジェクトの中でも頭ひとつ先行しているプロジェクトと言えるでしょう。 また、現実世界のスポーツ育成も実施しており、Web3にとどまらない現実にも拡張したAtletaエコシステムを実現していることも魅力の一つと言えるでしょう。 そして現在、TGEを9月目前に控えており、短期決戦型のエアドロ活動が行えることも、一般ユーザーにとって魅力的なものとなっています。 もし興味を持たれた方がいれば、ぜひ、テストネットのエアドロップ活動から参入してみて下さい。 Atleta各種infomation X:https://x.com/Atleta_Network 公式サイト:https://atleta.network/ Atleta Olympiaテストネット:https://app-olympia.atleta.network/ ディスコード:https://discord.com/invite/atletanetwork
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2024/08/02Lava Network:Web3領域のRPC問題を解決する革新的なブロックチェーンネットワーク
Lava Networkは、ユーザーがあらゆるブロックチェーンとシームレスに接続するためのRPCインフラストラクチャを提供するプロジェクトです。先日、メインネットとネイティブトークン$LAVAのローンチを発表し、業界の注目を集めています。 Introducing Lava Public Mainnet. This is a radical new approach to launching a blockchain in the modular era. - Market-derived FDV - Focused airdrop to 70k users - Dex-first on Uniswap v3, Arbitrum (LIVE NOW) Eruption.https://t.co/8bxbUvXXTp pic.twitter.com/CESxFeWIwd — Lava Network
(@lavanetxyz) July 30, 2024 すでに30以上のネットワークで500億以上のRPCリクエストを処理し、Google Cloudなどの大手企業もLavaテストネットでノードを運用しています。NEARやFilecoinなど、トップエコシステムとのパートナーシップも実現しており、約500万トークンがインセンティブプールに集まっています。 本記事ではそんなLava Networkについて解説していきます。 前提:Web3領域におけるインフラ問題 モジュラースタックやRaaS(Rollup-as-a-Service)の登場により、ブロックチェーン業界では多くの新しいチェーンやロールアップが生まれています。しかし、これらのプロジェクトはRPCに関する課題に直面しています。 RPC (Remote Procedure Call) は、アプリケーションやユーザーがブロックチェーンと通信するために不可欠なソフトウェア通信プロトコルで、我々が普段行っているトランザクションは、特定のチェーンのRPCノードを呼び出しデータを取得することで実行されています。 信頼性の高いRPCノードを運用し、データリクエストやトランザクション送信を処理する必要があるなかで、新しいチェーンやロールアップを手がけるプロジェクトは大手プロバイダーと高額な契約を結ぶかパフォーマンスや信頼性に欠ける小規模なノード運営者に頼らざるを得ない状況となっており、その結果「トラフィックの中央集権的な制御」「メンテナンス不足による信頼性の低いパブリックRPC、特定ベンダーへの依存」など、様々な問題が生じています。 LavaはこのようなRPCインフラに関する問題に対するソリューションを提供しています。 Lavaの概要と仕組み:モジュール式データアクセスレイヤーとは Lava Networkは、モジュール式データアクセスレイヤーとして機能するブロックチェーンネットワークです。データの可用性に焦点を当てたCelestiaとは異なり、LavaはRPCやAPIなどに焦点を当てています。 Lava Networkに参加することで、データプロバイダー(RPCノード運営者やインデクサー等)はより多くの開発者にリーチし、既存のインフラストラクチャを収益化できます。一方、コンシューマー(開発者、ウォレット、dApps、取引所等)は、Lavaプロトコルを通じて最適なノードとペアリングできます。 Lavaのブロックチェーンは、Cosmos SDKをベースにしたアプリケーション特化型のレイヤー1のPoSブロックチェーンです。ネイティブトークンである$LAVA保有者は、Lavaチェーンの維持のためにトークンをステークすることで、報酬として$LAVAを受け取れます。また、バリデーターは、新しいブロックの作成やトランザクション実行、重要事項への投票などを行い、その対価として$LAVAを獲得します。 Lava Networkを構成する主なプレイヤー コンシューマー:Lavaプロトコルを通じて提供されるブロックチェーンデータやサービスにアクセス プロバイダー:トークンをステークし、コンシューマーにサービスを提供。Lavaに参加することで、サービスの質に応じてインセンティブプールから毎月報酬を獲得 バリデーター:LAVAをステーキングし、ネットワークを保護。ブロックの作成、トランザクションの実行、重要事項への投票を実施 $LAVAホルダー:LAVAトークンを保有するユーザー。トークンのデリゲート(委譲)やガバナンスへの参加、報酬の獲得などが可能 コントリビューター:RPCやAPIの仕様やソフトウェアを作成・保守。報奨金や貢献を通じてコミュニティに参加するLava Networkにおける開発者に該当 Lavaの仕組み①:インセンティブ付きパブリックRPC(ipRPC) Lavaの特徴的な仕組みの一つに、インセンティブ付きパブリックRPC(ipRPC)があります。 ipRPCは、ノードプロバイダーが特定のブロックチェーンにサービスを提供することで報酬を得られるインセンティブプログラムです。Lavaに参加したいチェーンはLava上にインセンティブ付きRPCプールを作成し、任意のトークンを預けます。このインセンティブプールは、ネイティブトークン、ステーブルコイン、ミームコインなど、さまざまなトークンで構成可能です。 チェーンやロールアップ側は、Lavaに簡単な仕様書("specs")を追加するだけで、必要なインフラサービスを定義できます。 この仕組みにより、質の高いノードプロバイダーが報酬を得るためにネットワークに参加し、結果として、対応するブロックチェーンへの信頼性の高いアクセスを提供するインフラが作られます。 パフォーマンスが改善された事例 2023年後半、NEARは多くのRPCプロバイダーがトラフィックの増加に対応できなくなり、ブロックチェーン自体はダウンしなかったものの、NEARのノードインフラの課題が浮き彫りになりました。 そこで、今年1月にNEAR ipRPCエンドポイントがLavaでローンチ。その結果、NEAR上のdappsは安定したパフォーマンスを実現できるようになったことが報告されています。 従来のRPCプロバイダーは、高額な契約と引き換えにノードを運営するだけで、コミュニティのノード運営者に報酬は還元されませんでした。しかし、Lavaでは、ノード運営者はRPCリクエストに対応することで、Lava上の任意のインセンティブプールから$LAVAとプール内のトークンで報酬を受け取ることができます。 チェーンやロールアップがLavaに参加する流れと効果 1、チェーン側がインセンティブ付RPCプールを作成し、トークンを預け入れる 2、データプロバイダーがLavaに参加し、データコンシューマーが利用できるようにする 3、インセンティブRPCプールはパフォーマンスの高いサービスに報酬を与えることで、プロバイダーを引き付け、規模を拡大 4、既存のノード運営者も現在のインフラを収益するために参加できる 5、開発者、Dapps、データ消費者に対し、料金制限のあるRPCアクセスが提供される 6、提供されたデータ量に応じて、参加するすべてのプロバイダーにオンチェーンでインセンティブが分配されるため、ベンダーロックインが排除される(特定のデータプロバイダーに縛られなくなる) Lavaの仕組み②:サブスクリプション Lavaは、計算リソースの割り当てを円滑に行うために、サブスクリプションの仕組みを導入しています。Lavaのサブスクリプションは、購入後のブロックから月単位で動作する、時間で区切られたパッケージとなっています。 この仕組みにより、プロバイダにとっては予測可能な収益が保証され、コンシューマにとっては消費超過の可能性を気にすることなく、安定した予見可能なサービスを定期的に受けることができます。 サブスクリプションプランが購入されると、コンシューマはそのプランの範囲内でプロジェクトを作成できるようになります。 Lavaの仕組み③:リステーキング Lavaでは、昨今のWeb3領域でのトレンドの1つであるリステーキングの仕組みも導入されています。 リステーキングは、デリゲーターが最適なプロバイダーを選択し、それに対する報酬を獲得できるようにすることを目的としています。 さらに、ネットワーク上のセキュリティ料金を下げる効果も期待されています。 リステーキングでは、トークン保有者は、プロバイダーが提供する仕様 (spec) にトークンを委譲(デリゲート)します。そして、その見返りとして、選択したプロバイダーに与えられる報酬の一部を請求することができます。つまり すべてのリステーカーは、プロバイダーの利益の一部を受け取ることが可能となっています。 $LAVAトークンと経済システム Lavaトークンの最大供給量は1,000,000,000 LAVAで固定されており、そのうち991,750,000 LAVAがすでに供給されています。(参照) トークンの配分は、今後の取り組みや報酬準備金として25%、プロトコルのメンテナンスや開発、プログラム費用として31%、初期サポーターへの還元として17%、初期貢献者やコアチーム、アドバイザーなどに27%が割り当てられています。 注目すべきは、トークンの56%がエアドロップや将来のイニシアティブを含め、コミュニティに還元される点です。さらに、供給量の6.6%は「プロバイダードロップ」と呼ばれる報酬メカニズムに充てられ、Lavaプロトコルに早期から参加するプロバイダーに、その貢献度に応じて毎月LAVAが配布されます。毎月の報酬額はLavaサービスへの有料需要に応じて変動し、需要が高ければ高いほど、早期参加者への報酬は増加します。 コンシューマーはサブスクリプションプランを購入することで、Lavaプロトコルを介して多様なAPIにアクセスできます。 Lavaでは、以下5つの要素を対象に報酬として$LAVAが設定されています。 サブスクリプション インセンティブ付RPCプール ブロックリワード プロバイダードロップ プロバイダーとバリデータのコミッション 4.プロバイダードロップは、ネットワークの初期成長段階において、サービスを提供するプロバイダーを誘致するための報酬準備金です。準備金からの支払いは、4年間にわたって分配される予定です。 まとめ Lava Networkは、モジュール式データアクセスレイヤーと独自のインセンティブ設計を通じて、Web3におけるRPCインフラ問題の解決を目指しています。 開発者やプロジェクトは、信頼性が高くスケーラブルなRPCサービスにアクセスできるようになり、ノードプロバイダーは貢献に見合った報酬を得られます。 先進的な仕組み実現しているLava Networkの今後の動向に注目が集まります。 Lava Network 公式リンク Webサイト:https://www.lavanet.xyz/ X:https://x.com/lavanetxyz Discord:https://discord.gg/4GJbnzSU4w ブログ:https://www.lavanet.xyz/blog Docs:https://docs.lavanet.xyz/
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2024/07/19【エアドロップ実施中】ゲーム性を伴う先物取引DEX「ZKX」とは?
仮想通貨$ZKXのエアドロップを実施中の注目の先物取引DEX「ZKX」。 最先端技術AA(Account Abstraction)を採用するZKXは、ゲーム性を伴うトレード体験を提供する革新的なDeFiプラットフォームです。 本記事ではそんなZKXについて、概要や特徴はもちろん、入出金や実際の取引方法まで徹底解説していきます。 \\ ZKXを利用してエアドロップを獲得する // 「ZKX」とは?=ゲーム性を伴う先物取引DEX ZKXは、仮想通貨の永久先物取引が行えるDEX(分散型取引所)プラットフォームです。 難解なDeFi領域へのスムーズなオンボーディング(ユーザーの参加)を目標に掲げ、資金管理の主権をユーザー側が確保しながら、シームレスなUXで手軽に仮想通貨の先物取引ができるように設計されています。 独自チェーン採用で高水準な取引体験を実現 ZKXは、複数のブロックチェーンネットワーク間の相互運用性を提供するオムニチェーンである「ZKX Appchain」を独自に設計・採用しています。 ZKX Appchainにより、従来の先物取引DEXで課題となっていた取引注文にかかる時間を大幅に短縮し、CEXに匹敵するスムーズなトレーディング体験をユーザーに提供します。 $ZKXのエアドロップが実施中 ZKXでは、トークン総供給量の15%の$ZKXがエアドロップで配布されます。 4つのフェーズで行われるZKXのエアドロップイベントですが、フェーズ1は既に終了しており、現在フェーズ2が進行中です。 Airdrop 2.0
We will be airdropping 4M $ZKX Tokens in our second round of airdrop! The eligibility is based on: • Number of OG Trade NFTs • Number of Clan NFTs • Galxe Campaign • Referred Volume More details here: https://t.co/EbMAW11Ezw 6/9 pic.twitter.com/AKYtkVVQdC — ZKX (@zkxprotocol) June 19, 2024 フェーズ2では、後述のOGトレードで獲得できるバッジを保有するか、リファラルプログラムでトップレベルとなると$ZKXのエアドロップが獲得できます。 $ZKXのエアドロップに参加する ZKXの7つの特徴 ZKXの7つの特徴: 特徴①:「2つのトレーディングモードを搭載」 特徴②:「ZKXアカウントで安全かつスムーズな利用が可能」 特徴③:「"ZKX Appchain"採用で高速取引を実現」 特徴④:「ユーティリティ豊富な$ZKXを活用」 特徴⑤:「強力なリファラルプログラムが用意」 特徴⑥:「StarkNet DeFi Springでリワード獲得可能」 特徴⑦:「$ZKXステーキングで報酬獲得可能」 特徴①「2つのトレーディングモードを搭載」 ZKXでは、初心者から上級者までそれぞれのニーズに対応する2種類のトレーディングモードが用意されています。 2種類のトレーディングモード 1.OGトレード 2.Proトレード 1. OGトレード: ・スキャルピングやスイングトレードなどの短期的な取引を行うトレーダー向けの取引プラットフォーム ・取引通貨ペア、注文数量、レバレッジ倍率、Up/Downのみを選択するだけで取引が行える ・時間毎に用意される賞金プールからの報酬獲得を目指し、他のユーザーと損益や取引ボリュームで競い合えるゲーム性が搭載 2. Proトレード: ・上級者や大口トレーダー向けの取引プラットフォーム ・通常のCEXと同様に指値/成行注文、利食い/ストップロスなどが可能 対応通貨ペア *7月時点 BTC/USDC、ETH/USDC、STRK/USDC、SOL/USDC \\ ZKXの公式プラットフォームにアクセス // 特徴②「ZKXアカウントで安全かつスムーズな利用が可能」 ZKXでは、Starknetのアカウント抽象化とStarkwayのL1-L2ブリッジを活用した独自のアカウントが作成されます。 ZKXアカウントにより、ユーザーは秘密鍵を記録する必要がなくなり、よりスムーズなオンボーディングが可能となります。 アカウントは、Ethereumレイヤー2のセルフカストディアカウントとして運用され、ユーザーはStarkNetへのシームレスなブリッジを介して、ZKX Appchainでのガスレス取引をスムーズに開始できます。 特徴③「"ZKX Appchain"採用でガスレス取引実現」 ZKX Appchainは、SubstrateとStarknet ZK-rollupを活用して構築されたZKX独自のチェーンです。将来的には、オープンなパーミッションレス・バリデーションによって管理される予定となっています。 特徴 ガスレス取引:L2とAppchainでの処理を分割、または即時同期することで、CEXのようなハイパフォーマンスな取引を堅牢なリスク管理と共に実現 APIの統合:機関投資家によるDeFiへの容易なアクセスを実現するためにAPIの統合も可能 統一された流動性:複数のL1やロールアップにまたがる設計により、統一された流動性が確保 特徴④「ユーティリティ豊富な$ZKXを活用」 ZKXは、ガバナンストークンである$ZKXを先日ローンチしました。 Announcing the biggest milestone in this incredible journey
The $ZKX token is now LIVE! Today is not just a big day for us; it's a significant moment for everyone in the ZKX community. Full announcement here: https://t.co/o8J1K0Syvx Scroll to read more! 1/9
pic.twitter.com/pvqi2fV5GC — ZKX (@zkxprotocol) June 19, 2024 現在、$ZKXはBitget、Kucoin、Gate.ioに上場済みで、様々なユーティリティを持っています。 $ZKXのユーティリティ ガバナンスへの参加:$ZKXをステーキングすると、ZKX DAO内でのガバナンスパワーに影響を与えるZKXのデジタル株式(Soulbound)へのアクセスが可能になります。ステーキングされた$ZKXの数量と期間によって、ガバナンスパワーは変動します。 ステーキングにより$USDCを獲得:タイムロックプールに$ZKXトークンをステークすることで、プロトコルの収益シェアにUSDCでアクセスできます。収益シェアは、ステーキング期間、ロックされたトークンの量、およびコミュニティが決定するステークプールに分配されるプロトコルの収益の割合に依存します。 コミュニティへの還元:トークンの供給量は100,000,000で固定されており、コミュニティの長期的な利益が保証されています。 アクティビティのインセンティブ:ZKXに搭載された、トレードの結果によって報酬が配布されるゲーム性を伴うアクティビティの仕組みにおいて、$ZKXがインセンティブとして利用されます。 トークン分布: ・投資家: 25% ・コミュニティ取引インセンティブ: 18% ・DAO Treasury: 17% ・コア貢献者: 15% ・コミュニティエアドロップ: 15% ・流動性の提供: 8.5% ・アドバイザー: 1.5% \\ ZKXの公式プラットフォームにアクセス // 特徴⑤「強力なリファラルプログラムが用意」 ZKXでは、他のユーザーを招待することで、自身がUSDCで報酬を得られるリファラルプログラムが展開されています。 紹介されたユーザーの累積取引量に基づき、5%~15%のキックバックが獲得できます。また、紹介された側は取引手数料が5%割引されます。 報酬システム 招待したユーザーの取引量に応じてキックバックの割合が変動します。 紹介者に発生した手数料から割合に応じて計算された収益が、毎月末にZKXアカウントに直接加算されます。 さらに、リファラルプログラムを通じてエアドロップ2の資格も獲得できます。 \\ ZKXのリファラルプログラムに参加 // 特徴⑥「StarkNet DeFi Springでリワード獲得可能」 [caption id="attachment_117567" align="aligncenter" width="673"] 画像引用元:CryptoFX / Shutterstock.com[/caption] ZKXは、StarkNetが開催中のDeFiプロジェクトを対象とした報酬プログラム「StarkNet DeFi Spring」に参加しています。 このプログラムでは、ZKX上での取引活動と建玉残高に基づいて計算された$STRKが報酬として配布されます。対象マーケットは、BTC、ETH、SOL、STRKです。 特徴⑦「$ZKXステーキングで報酬獲得可能」 ユーザーは、$ZKXを3、6、12、36、60ヶ月の期間を選択してステーキングすることで、$USDCで報酬が得られます。 ステーキング期間が長くなるほど、獲得できる収益の割合が増加します。 期間と倍率: ・3ヶ月: 1倍 ・6ヶ月: 2倍 ・12ヶ月: 4倍 ・36ヶ月: 8倍 ・60ヶ月: 16倍 プラットフォームの1日の収益の20%がコントラクトに入金され、ステーキング量に基づいて全てのステーカーに分配されます。比例配分計算が採用されており、各ユーザーが受け取る収益シェアはステーキング金額とステーキング期間に比例します。 \\ ZKXのステーキングに参加する// ZKXの使い方 ①:アカウント作成方法 ②:入金方法 ③:OGトレードの使い方 ④:Proトレードの使い方 ⑤:出金方法 ⑥:その他各種機能の使い方 ZKXの実際の使い方を解説していきます。 ZKXは多機能なDeFiプラットフォームとなっているので、以下で詳細を確認しましょう。 アカウント作成方法 ZKXの利用を開始するにあたり、アカウントの作成と入金を行う必要があります。以下の手順に従い行なっていきましょう。 1. 公式サイトにアクセスして画面右上の「Login」をクリック 2. 「Dive In」→ 「Create New」を選択 3. *パスワードを入力 *数字、特殊文字、8文字以上の条件有 4. シークレットフレーズを記録して、指定された順番の単語を選択 5. ディスプレイネームを設定してアカウントの作成完了 入金方法 ZKXへの入金はEthereumまたはStarkNetから$ETHまたは$USDCで行えます。ここではMetaMaskを使ってEthereumからの入金する方法を紹介します。 1. アカウントを作成した後に表示される画面で「Continue」→「Ethereum、MetaMask」を選択 →「Continue」 2. 通貨を選択して「Continue」をクリック、MetaMask等のトランザクション確認画面を経て「Finish」を選択 上記のようなアカウント画面が表示されれば完了です。*入金には1分ほど時間がかかります。 OGトレードの使い方 初心者向けの取引プラットフォームであるOGトレードでは、通貨が上がるか下がるかを選択し成行注文でトレードを行います。以下の流れでトレードが行えます。 ①:通貨ペアを選択 ②:取引量を入力 ③:下のバーを調整してレバレッジ倍率を設定 ④:「Up」か「Down」を選択 OGトレード対応取引ペア(最大レバレッジ倍率) BTC/USDC(20倍)、ETH/USDC(20倍)、STRK/USDC(10倍)、SOL/USDC(10倍) ポジションを取った後に、確認すべき表示は以下です。 ①:STATS(ステータス) 画面左側に表示されるSTATSでは「PROFIT(利益)」「VOLUME(取引ボリューム)」「LOSS(損失)」における上位2名のユーザーと自身のランキングが確認できます。 ZKXでは、上記3つのカテゴリー(全通貨ペアのトータルで算出)の数値に基づき上位*50~500人のユーザーに報酬が配布されます。報酬は上位3名が最も多く受け取り、それ以外は同額の報酬を得ます。 報酬プール額は、1カテゴリー毎に120$ZKX用意されており、30分に1回のペースで新しいプールに移行します。 *参加者と報酬配布人数の基準 50人未満のトレーダー:50人全員に報酬配布 51~100人のトレーダー :上位50人に報酬配布 101から1000人のトレーダー:上位500人に報酬配布 1001人以上のトレーダー:上位500人に報酬配布 ②:TIME(タイマー) 画面中央上に表示されるタイマーは、30分に一度行われるゲームの残り時間を示しています。 前述の通りZKXでも、通常のトレードに加えたゲーム性が採用されており、30分に一度賞金プールからトレーダーに報酬が配布されます。 このゲームでは、30分に一度の時間制で区切られており、終了間際にはチャートが大きく動く場合もあるので、タイマーはよく確認しておきましょう。 ③:TRADE(トレード) 画面右側に表示されるTRADEゾーンには、下記の主な情報が表示されます。 購入力 (Buying Power) 注文数量 (Enter Amount) レバレッジ (Leverage) 買い/売り (Up/Down) 手数料 BTCとETHの取引ペアではレバレッジは最大20倍、STRKとSOLの取引ペアでは最大10倍で設定可能です。 ポジションを持つと清算価格も同エリアに表示されます。大きなレバレッジをかけてる場合などは常に意識する必要があります。 また、TRADE画面の上部には、トレード参加者の売買のバランスを確認できるので、こちらも活用してみましょう。 Proトレードの使い方 中上級者向けの取引プラットフォームであるProトレードモードでは、一般的な先物取引が行えます。取引開始にあたり最初に確認すべき主な項目は下記です。 ①:通貨ペアを選択 ②:チャートを確認 ③:ポジション数量やレバレッジ、注文方法を選択して売買 Proトレードモードでは、Tradingviewから参照されたチャートが表示されています。上部メニュー右側の歯車設定マークを選択し「Advanced」を選択すると、チャート画面を最大化したUIに変更が可能です。 画面右側 (③) のエリアでは、Limit(指値注文)やMarket(成行注文)の2種類の注文方法が選択可能で、より自由度の高いトレードが行えます。 ZKXでは、クロスマージンモードが適用されます。クロスマージンモードでは、アカウントにある資金が全ての取引の証拠金として使用されます。1つの通貨ペアのポジションで利益が出ていても、別のポジションで損失が出た場合は相殺されるため注意しましょう。 OGトレード対応取引ペア(最大レバレッジ倍率) BTC/USDC(20倍)、ETH/USDC(20倍)、STRK/USDC(10倍)、SOL/USDC(10倍) トレードの注文を行った後に確認すべき表示や機能は下記です。 ①Positions(ポジション) 画面中央下部にあるポジション画面では、自身のポジションが表示されます。 ポジションを取れていたと思っていても、注文が通っていない場合や急激な価格変動により注文が刺さっていないケースは十分起こりうるため、注文後はしっかりと自分が意図するポジションを取れているか確認しましょう。 ②Close(クローズ) 画面右側のクローズ機能エリアでは、自身のポジションを閉じるアクションが取れます。 [caption id="attachment_117517" align="aligncenter" width="406"] 「TP/SL」を選択すると利食い/ストップロス注文を選択できます[/caption] 指値/成行でポジションを閉じるパターンの他に利食い/ストップロス注文も可能なので、自身に合った方法でポジションクローズの設定を行いましょう。 出金方法 ZKXでは取引口座とZKXアカウントの口座の2種類があり、自身のウォレットへ資金を戻す際は「取引口座→ZKXアカウント→外部ウォレット」の順番で2段階の作業が必要となります。 1. Proトレード画面右側に表示されるアカウント情報から「Withdraw」を選択 2. 通貨と数量 (①)、出金先のZKXをアカウント (②) を入力/選択し「Continue」をクリックし承認作業を進めて完了 3. 再びZKXアカウント画面に戻り外部ウォレットに送金したい通貨/数量を選択し「My Payees」からAdd a New Payee (①)をクリック 4. 出金先となるネットワーク(StarkNetまたはEthereum)を選び、アドレスを入力して「Add」からTx実行で出金作業は終了 その他各種機能の使い方 画面上部メニューのProfileからは、$ZKXのリワードやNFTの請求が行えます。 トレードに応じてもらえる報酬は、獲得するためにこちらから請求する必要があるため、定期的にチェックしておきましょう。 また、画面上部のメニュー画面右側からは、通知設定や言語設定が行えます。 通知設定 (①) では、通知機能のON/OFF(右側)が行えます。左側のアラートマークをクリックすると、自身のポジションに対する通知が可視化されたUIが表示するため複数ポジションを保有している方などはぜひ活用しましょう。 また、言語設定 (②) ではZKXを日本語仕様に変更できます。「英語表記が不安」という方はこちらで言語設定を変更してみましょう。*一部不自然な日本語が反映されるため注意 ZKXを実際に使ってみて ZKXはEthereumとの連携がスムーズでクリプトネイティブユーザーにとっても使いやすいプラットフォームです。 Perp系DEXは現在、様々なチェーン上に登場していますが、普段使っているチェーンから資金を移動する手間がかかることが多いのが現状です。ZKXでは入出金をEthereumで行えるため非常に使いやすいと言えます。 また、記事で紹介したOGモードのゲーム機能は従来のトレードとは異なる報酬獲得を目指した新鮮な体験を提供してくれます。 $ZKXトークンのエアドロップも当面の間継続されるので、興味を持たれた方はぜひ一度ZKXを利用してみてはいかがでしょうか。 革新的なDEX「ZKX」を利用する Sponsored Article by ZKX ※本記事はZKXよりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。
プロジェクト
2024/06/28Aleph Zero|大規模エアドロップキャンペーンを実施中のプライバシー特化レイヤー1ブロックチェーン
現在、クリプト分野の技術革新や投資拡大に伴って多くのチェーン開発が進んでいます。 ArbitrumやOptimismに代表されるようなイーサリアムレイヤー2から、SolanaやAptosといったレイヤー1など、各チェーン毎に特徴や得意とする用途など様々あります。 そうした中で、独自の存在感を放っているブロックチェーンとして「Aleph Zero」が挙げられます。 Aleph Zeroは、プライバシーを重視しているレイヤー1ブロックチェーンです。また、2018年から開発が進められてきた古参のチェーンであり、その実績は折り紙つきです。最近では初のエアドロップキャンペーンを実施するなどしており、積極的にエコシステム拡大に取り組んでいます。 今回の記事では、Aleph Zeroのプロジェクト概要から最新キャンペーン「Alephoria」までを掘り下げていきます。 Aleph Zeroプロジェクト概要 [caption id="attachment_116198" align="aligncenter" width="917"] 画像引用元:Press Kit[/caption] Aleph Zeroとは? Aleph Zeroは、高速性、データ機密性、開発の容易さを特徴とするレイヤー1ブロックチェーンです。 Web2システムに匹敵する効率性を実現し、ZK-SNARKsとMPCを用いた強固なデータ保護基準を維持しながら、WASMベースのRust環境とEVMベースのSolidity環境でのWeb3開発のための包括的なツールセットを提供しています。 2018年から開発が進み、専門家も多数在籍する「Aleph Zero」 [caption id="attachment_116205" align="aligncenter" width="1092"] 画像引用元:Cardinal Cryptography公式X[/caption] Aleph Zeroは、2018年から、ポーランドの研究開発チームであるCardinal Cryptographyによって開発が進められています。 Aleph Zeroのチームは、学術界や産業界で経験を積んだ専門家で構成されており、ACM ICPC World Finals(プログラミングコンテスト)、International Mathematics Competition(国際数学コンペティション)、Simons Institute(研究所)などで活躍したメンバーも含まれています。 独自コンセンサスアルゴリズム「AlephBFT」を採用 [caption id="attachment_116206" align="aligncenter" width="1000"] 画像引用元:公式ブログ[/caption] Aleph Zeroは、独自のコンセンサスアルゴリズムであるAlephBFTを採用しており、有向非巡回グラフ(DAG)技術とプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を組み合わせることで、効率的で分散化されたシステムを実現しています。これにより、他のブロックチェーンと比較し、高速なトランザクション処理、低い手数料、高いスケーラビリティを実現しています。 [caption id="attachment_116430" align="aligncenter" width="1197"] 主要チェーンとAleph Zeroの比較[/caption] Aleph Zeroは、企業がプライベートインスタンス(スポーク)を持ち、メインの分散型台帳とやり取りできる「ハブアンドスポーク」モデルを採用しています。これにより、企業は独自のプライベートネットワークを維持しながら、パーミッションレスな方法で効率的かつ安価に相互作用することができます。 多様な「Aleph Zero」エコシステムを構築 Aleph Zeroのエコシステムは、主に以下の要素で構成されています。 AlephBFTコンセンサス:独自のDAGプロトコル Aleph Zero Cloud:IPFSでサポートされる分散型ファイルストレージソリューション Common:パーミッションレスなユニバーサルウォレットを備えた分散型取引所(DEX) zkOS:Aleph Zeroにブリッジするすべてのネットワークで使用可能なマルチチェーンプライバシーレイヤー Aleph Zero EVM:イーサリアム仮想マシン(EVM)互換のソリューション これらの要素は、相互に連携し、Aleph Zeroのエコシステムを形成しています。Aleph Zeroは、分散型金融(DeFi)、ゲーム、NFT、サプライチェーン管理など、さまざまな分野での活用が期待されています。 「Aleph Zero」はプライバシー技術に特化 Aleph Zeroの注目点の1つが、Substrateスタックとの統合を特徴とするプライバシー強化パブリックブロックチェーンである点です。 プライバシー強化のためにAleph Zeroで採用されている技術としては「ゼロ知識証明」と「マルチパーティ計算」が挙げられます。以下でそれぞれの技術を紹介します。 ゼロ知識証明(ZKP) ゼロ知識証明は、あるステートメントが真実であることを、ステートメント自体に関する他の情報を明かすことなく証明できる暗号化方法です。 Aleph Zeroでは、ZKPを使用して、検証者にデータを開示せずにプライベートデータに対して正しい計算のみを実行していることを証明できます。 マルチパーティ計算(MPC) マルチパーティ計算は、複数の当事者が、他の当事者の秘密の入力や計算自体について何も知ることなく、計算を実行し、その結果を知れる暗号化方法です。 Aleph Zeroでは、MPCを使用して、過半数または全会一致の合意なしにデータにアクセスできないようにし、データ保護を実現しています。 ゼロ知識プライバシーシステム「zkOS」を先日発表 [caption id="attachment_116201" align="aligncenter" width="1000"] 画像引用元:公式Blog[/caption] Aleph Zeroの製品開発は現在も積極的に続けられており、今月6月には初のEVM互換ZKプライバシー・レイヤーを発表し、現在はテストネットが稼働しています。 また、「zkOS」と名付けられたクライアント側でチェーンに依存しないゼロ知識プライバシーシステムの開発も発表されており、Aleph Zeroエコシステム拡大のための長期的な戦略を有していることが分かります。 Aleph Zero、1秒未満の証明時間を備えた初のEVM互換ZKプライバシー・レイヤーを発表 独自トークン「$AZERO」を発行 [caption id="attachment_116200" align="aligncenter" width="869"] 画像引用元:Press Kit[/caption] Aleph Zeroでは、独自トークン$AZEROが発行されています。ユーザーは$AZEROを活用することで、ステーキング報酬の受け取りや、取引手数料の支払いが可能です。 また、後述するエアドロップキャンペーンでも活用でき、Aleph Zeroエコシステム全体で多くの利益を求めて活用することが可能です。 他プロジェクトとの比較 Aleph Zeroは、他のブロックチェーンプロジェクトと比較して、以下の点で優れています。 高速性:Aleph Zeroは、独自のDAGコンセンサスアルゴリズムにより、非常に高速なトランザクション処理を実現しています。 スケーラビリティ:Aleph Zeroは、高いスケーラビリティを備えており、ネットワークの負荷が増加しても安定したパフォーマンスを維持できます。 プライバシー:Aleph Zeroは、ゼロ知識証明(ZKP)とマルチパーティ計算(MPC)を採用し、ユーザーデータのセキュリティとプライバシーを強化しています。 開発者フレンドリー:Aleph Zeroは、Substrateフレームワークを採用しており、開発者は使い慣れたツールやライブラリを使用してdAppsやWeb3サービスを開発できます。 Aleph Zeroのさまざまな取り組み Aleph Zeroは、古参のプロジェクトということもあり、既に多くのパートナーシップや、エコシステムを構築するための試みを行なっています。詳細を紹介していきます。 多くのパートナーシップを確立 Aleph Zeroは、JUN Capital、PetRock Capital、Genblock Capital、Node Kapitalなど、著名なベンチャーキャピタルファンドやDAO、コミュニティファンド、インフルエンサーグループ、個人投資家などから資金調達を実施しています。 これらのパートナーは、Aleph Zeroの技術開発、マーケティング、ネットワーキング、ビジネス開発などを支援しています。 また、Aleph Zeroは昨年、ドイツに本社を置く上場企業「ドイツテレコム」の子会社(ドイツテレコムMMS)との提携を実現しました。
Let’s give a warm welcome to Deutsche Telekom as it joins the Aleph Zero ecosystem to contribute to its security, governance, decentralization—and more!
https://t.co/1yqlc1DUUW
Dive into the thread and the article below! pic.twitter.com/TxDtl6dK1O — Aleph Zero (@Aleph__Zero) November 2, 2023 上記提携により、ドイツテレコムMMSはAleph Zeroのメインネット/テストネットにバリデーターノードを設立し、セキュリティやガバナンス、分散化に貢献するインフラを提供しています。 ドイツテレコムはAleph Zeroに対して「Ethereum,、Polygon、Polkadot、Chainlink、Energy Web、Q、Celo、Flowと並び広く知られており信頼を得ている数少ない存在の一つとして際立っている」と評価しており、その期待度の高さが窺えます。 助成金制度を実施・運用 Aleph Zero Foundationによって、Aleph Zeroプロトコルの普及や、Aleph Zeroブロックチェーンとそのエコシステムの持続可能な開発が奨励されています。 Aleph Zero Foundationは、エコシステムプロジェクトや外部パートナーへの助成金提供、戦略的なOTC販売、トークン取引、他のプロジェクトへの投資など、さまざまな活動を行っています。 また、透明性、説明責任、監査が重視されており、定期的に財務活動に関する詳細な報告書を作成し、内部監査を実施しています。 Aleph Zeroでは現在、「Alephoria」キャンペーンが実施中 Aleph Zeroはこれまで指摘した通り、古参のプロジェクトではあるものの、現在も積極的に多くの試みを行なっています。
Aleph Zero Launches Alephoria: Exciting Airdrops, Tournaments, and Rewards Await!
Alephoria invites web3 users to the Aleph Zero ecosystem with an interactive campaign of rewards as projects launch on the network.
Stake AZERO to unlock a whole new world of benefits… pic.twitter.com/O6L4f8uyCC — Aleph Zero (@Aleph__Zero) May 17, 2024 具体的な例としてAleph Zeroでは、「Alephoria」キャンペーンが実施されています。 Alephoriaキャンペーンは、エアドロップやプロモーション活動を通じて新規ユーザーをエコシステムに呼び込むことを目的として行われており、Aleph Zeroエコシステム上で開発されている有望なプロジェクトを取り上げ、ユーザーがDeFi、Web3アイデンティティ、リキッドステーキング、RWAトークン化、コンテンツ作成、ゲームなどの分野における最先端のソリューションに触れる機会を提供しています。 Aleph Zero初のエアドロップキャンペーン「Common Drops」 [caption id="attachment_116189" align="aligncenter" width="1000"] 画像引用元:Common[/caption] 「Common Drops」は、5月21日に開始されたAleph Zero初の主要エアドロップキャンペーンです。 分散型取引所「Common AMM」のローンチと同時に開催され、ステーキングや流動性マイニングに参加するユーザーに報酬が提供されます。 [caption id="attachment_116188" align="aligncenter" width="841"] 画像引用元:Alephoria[/caption] Alephoriaでは、Common Drops以外にも、以下のような様々なWeb3プロジェクトとのコラボレーションキャンペーンが予定されています。 DRKVRS:革新的なメカニズムを備えたWeb3マルチプレイヤーアクションRPGゲーム。ユーザーはTRANSRAAD DAOのプリセール・ホワイトリストに登録することも可能です。 Upcade:$AZEROを活用したWeb3ゲームハブ。ユーザーは70,000$AZEROの報酬プールがあるFPPゲームトーナメントに参加出来ます。 Kintsu:リキッドステーキングプロトコル。OGロールは初期ユーザーがすでに入手可能となっており、エアドロップの可能性があります。 The Commoners:$AZEROホルダー向けのThe CommonersコレクションからNFTを入手できます。 この他にも多種多様なプロダクトが存在しています。こちら(alephoria.com)から詳細を確認することが可能です。 まとめ Aleph Zeroは、革新的なプライバシー特化パブリックブロックチェーンです。 独自のコンセンサスアルゴリズム、プライバシー技術、そして強力なパートナーシップにより、Web3時代の到来とともに、ますます重要な役割を果たすことが期待されています。 現在でも、zkOSの開発やAlephoriaキャンペーンを実施するなどして、積極的なエコシステムの拡大を試みており、これからの成長に期待ができるプロジェクトと言えるでしょう。 Aleph Zero各種Information 公式ウェブサイト:https://alephzero.org/ X(Twitter):https://x.com/Aleph__Zero Alephoriaキャンペーン:https://www.alephoria.com/ Discord:https://discord.com/invite/alephzero Telegram:https://t.me/AlephZeroFoundation Sponsored Article by Aleph Zero ※本記事はAleph Zero様よりいただいた情報をもとに作成した有料記事となります。プロジェクト/サービスのご利用、お問い合わせは直接ご提供元にご連絡ください。