取引所
2023/12/20仮想通貨取引所コインベース、運営会社の株価が年初来+340%に
仮想通貨取引所コインベースを運営するCoinbase Global, Inc.の株式価格が年初来で+340%の上昇を見せています。 TradingViewですべてのマーケットを追跡 同社は先日、これまで米国外の機関投資家やリテールユーザーに対して先物取引のみを提供していた国際市場向け取引所サービス「Coinbase International Exchange」にて、ビットコインとイーサリアムの現物取引の提供を行うことを発表しました。 We are excited to announce the next phase of our Coinbase International Exchange expansion - the launch of non-US spot markets for eligible customers, designed to address the unique needs and demands of our global user base. pic.twitter.com/JWEChT5BDa — Coinbase 🛡️📞 (@coinbase) December 13, 2023 同サービスの提供は機関投資家を対象に開始され、今後はリテールユーザーにも範囲が拡大される予定。取引戦略の追加や新たな通貨の取り扱いも行われるとしています。 CNBCのインタビューに登場した同社CEOブライアン・アームストロング氏は、Coinbaseに対してSECが協力的ではないことを改めて指摘。一方で議会からの支援は受けられると見込んでいると述べました。 .@coinbase ceo brian armstrong with our @Kr00ney @brian_armstrong $btc #crypto $coin pic.twitter.com/ka7HEUtDcW — TechCheck (@CNBCTechCheck) December 19, 2023 Coinbaseは2022年よりSECに対して証券とみなされるデジタル資産に関するルール策定の開始をSECに求める嘆願書を提出していましたが、先日、SECはこれを正式に拒否。Coinbase側はこれに対して上訴を行なっています。 1/3 Promise made, promise kept: we are now on file with Third Circuit to challenge the SEC's arbitrary and capricious denial of our petition for crypto rulemaking. We again appreciate the Court's consideration. — paulgrewal.eth (@iampaulgrewal) December 15, 2023 以前より米国からの撤退を示唆する内容を発信しているCoinbase。引き続き同社の動向に注目が集まります。 コインベース、世界各国に事業を展開 | 米撤退の可能性も検討か 記事ソース:CNBC 画像引用元:Iryna Budanova / Shutterstock.com
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2023/12/14コインベース、米国以外で仮想通貨現物取引の提供を開始
米国の大手仮想通貨取引所であるコインベースは、国際市場向けの取引所「Coinbase International Exchange」で現物取引を開始することを発表しました。同取引所は米国外の機関投資家やリテールユーザーに対して先物取引サービスのみを提供していましたが、これに現物取引が加わりサービスの範囲が拡大します。 We are excited to announce the next phase of our Coinbase International Exchange expansion - the launch of non-US spot markets for eligible customers, designed to address the unique needs and demands of our global user base. pic.twitter.com/JWEChT5BDa — Coinbase 🛡️📞 (@coinbase) December 13, 2023 上記サービスでは、新たにBTC-USDC、ETH-USDCの2つの現物取引ペアが上場予定。さらに、今後数ヶ月内に取り扱い通貨の増加や新たな取引戦略の追加、リテールユーザーへのサービス提供範囲の拡大等を予定しているといいます。 2023年5月に開設されたCoinbase International Exchangeでは、2023年第3四半期で約100億ドルの永久先物取引高を達成。現在、同取引所では15個の取引ペアで最大レバレッジ10倍にて先物取引サービスが提供されています。 Coinbaseは今回の発表の中で「米国における規制の状況が発展途上で不透明であるため、一部の資産発行者やクリプトコミュニティのメンバーが米国の取引所との取引を躊躇していることを認識している」とし、これらのユーザーに対して信頼できる現物取引市場の提供を行なっていく旨を述べています。 記事ソース:Coinbase 画像引用元:rafapress / Shutterstock.com
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2023/12/11仮想通貨取引所「bitbank」、5つの通貨が上場決定|ステーブルコイン$DAIにも対応
国内仮想通貨取引所のbitbank(ビットバンク)が、2023年12月14日より新たに5つの通貨を取り扱い予定であると発表しました。 アービトラム(#ARB)、オプティミズム(#OP)、ダイ(#DAI)、クレイトン(#KLAY)、イミュータブルエックス(#IMX)の取扱開始決定! 【2023年12月14日】より取扱開始 取引手数料無料キャンペーンも同日より開催https://t.co/mk3MwNVUGa — ビットバンク bitbank, inc. (@bitbank_inc) December 11, 2023 今回新たにbitbankに上場するのは下記5つの通貨で、これらは入出金、販売所、取引所、「*暗号資産を貸して増やす」の4サービスで対応予定としています。*「暗号資産を貸して増やす」= ビットバンクとユーザーが暗号資産の消費貸借契約を締結し、最大年率5%※の暗号資産を1年後に受け取ることができるサービス - bitabank公式ブログより引用 bitbankに上場予定の通貨 Arbitrum/$ARB Optimism/$OP Dai/$DAI Klaytn/$KLAY Immutable X/$IMX レイヤー2分野ではトップ2プロジェクトの$ARBや$OPなどの通貨に加えて、Web3ゲームに特化したImmutableチェーンのトークンである$IMXに対応予定。レイヤー1としては、韓国発のブロックチェーンプロジェクトKlaytnの$KLAYトークンが上場します。 また、今回上場する通貨の中でも特に注目を集めている$DAIは、ドルに連動しているステーブルコインで、国内取引所でも取り扱い件数は少数となっています。 新通貨の取引開始は12月14日の12時から予定されており、上場時には急激な価格変動を抑止することを目的とした板寄せ方式により取引が開始されるとしています。 板寄せ方式とは 板寄せ方式(板寄せ)とは、注文同士を即座にマッチングさせるのではなく、注文を受け付けながら、一定時間経過後に、板(気配)に乗っているすべての売り注文と買い注文をそれぞれ付け合わせていき、売り注文と買い注文の約定数量が最大となる価格で一度にマッチングさせる売買方式のことをいいます。- 引用元:bitbank 記事ソース:bitbank 画像出展元:Piotr Swat / Shutterstock.com
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2023/12/08バイナンス、アブダビでのファンド運用から撤退
大手仮想通貨取引所Binanceがアブダビでの集団投資ファンドの運用に関するライセンスの申請を先月時点で取り下げていたことがわかりました。 [caption id="attachment_102009" align="aligncenter" width="652"] Abu Dhabi Global Market公式サイト|画像引用元:https://www.adgm.com[/caption] 同社のUAE法人であるBV Investment Managementは、2022年11月に申請を実施。そこから1年後となる2023年11月にこれを取り消しています。 Binanceの広報担当者は今回の動きの理由について「グローバルなライセンス供与の必要性を評価した結果、この申請は必要ないと判断した」と回答。今回の一件は、先日米国政府機関より多額の罰金の支払いがBinanceに対して命じられた件とは無関係であるとしています。 世界最大手の仮想通貨取引所として知られるBinanceは先月、資金移動業者としての登録を正式に行なっていなかったことや、効果的なマネーロンダリング対策を実施していなかったことなどを理由に、米政府機関より43億6800万ドル(約6430億円)の罰金が課せられ、Binance側はこれを受け入れました。 上記に伴い同社を率いてきたチャンポン・ジャオ(CZ)氏はCEOを退任し、Binance.USからも退いています。 Binanceに対する動きは米国以外にも広がっており、先月末にはフィリピン証券取引委員会がBinanceがフィリピンの国民に無許可でサービスを提供しているとする警告文を発表。一部報道によると、段階的なアクセス遮断の措置も検討されているといいます。 The Blockのデータによると、先月11月時点でBinanceの現物市場の取引ボリュームは世界第1位となる3101億ドルを記録。 FTXの崩壊後、世界最大手取引所として地位を築いてきたBinanceの動向は仮想通貨市場に大きな影響を与える可能性を孕んでおり、今後も注目です。 記事ソース:Reuters、ADGM、SEC
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2023/12/06Binance、価格乖離のステーブルコインの取引を停止|一時3ドル以上に
大手仮想通貨取引所Binanceが先日同取引所に上場したユーロ(EUR)に裏付けされたステーブルコイン「AEUR」の4つの取引ペアを停止させました。 In order to protect you, our users, #Binance suspended trading for $AEUR on December 5 due to abnormal volatility. Within 72 hours of this announcement, Binance will facilitate and implement the AEUR project team’s compensation plan for impacted users.https://t.co/P0ygcDYBNK — Binance (@binance) December 6, 2023 Binanceは、AEUR/USDT、BTC/AEUR、ETH/AEUR、EUR/AEURの4ペアの取引を停止しており、停止理由に関して「AEURがステーブルコインであることに気づかなかったユーザーがいたため、短期的な需要が急増し、AEURの価格乖離に繋がった」と説明。同じく現在取引を一時停止させている仮想通貨取引所MEXCのチャート画面を見ると、AEURはUSDT建てで一時約3.6ドルまで上昇していたことが分かります。 [caption id="attachment_101938" align="aligncenter" width="666"] AEUR/USDTのチャート(15分足)|画像引用元:MEXC[/caption] Biancneは2023年12月6日01:41:16(GMT+8)から02:31:59(GMT+8)の間にAEUR/USDT、BTC/AEUR、ETH/AEUR、EUR/AEURのスポット取引でAEURを購入し、02:31:59(GMT+8)までに同プラットフォームでAEURを売却していないユーザーを対象に、「 (AEURの純購入量 * 平均購入価格) - (AEURの純購入量 * 1.07999 USDT)」の計算式で補償を支払うとしています。 AEURはスイスに拠点を置くAnchored Coins社が発行するユーロにペッグする方式が採用されているステーブルコイン。指定された準備銀行に保有されているユーロによって1:1で裏付けされている同通貨はEthereumとBNB Chainで展開されおり、公式サイトの情報によると現在約500万AEURが流通しているとしています。 Anchored Coins社はスイスフランにペッグするステーブルコインACHFも発行予定でAEURと同様にEthereumとBNB Chainでの展開が計画されています。 今回のAEURの価格乖離がBinanceの発表通りステーブルコインであると気づかなかったユーザーがいたことが原因である場合、初心者ユーザーの増加、または市場の過熱によるユーザーの不注意が発生している可能性が窺えます。 Binance CEO CZ(チャンペン・ジャオ)氏、40億ドルの和解金支払いと共にCEOを辞任 記事ソース:Binance 画像引用元:Emre Akkoyun / Shutterstock.com
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2023/12/06コインベース、メッセージ共有で仮想通貨の送金が可能に|ウォレットアプリで新機能実装
米仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)が同社のウォレットアプリにて、メッセージ共有から容易に仮想通貨の送金を可能とする機能を搭載したことを発表しました。 Send money anywhere you can send a link. Easily. Instantly. For free. ⤷ https://t.co/CKyLu1wYEw pic.twitter.com/XX9YaZZEPm — Coinbase Wallet 🛡️📞 (@CoinbaseWallet) December 5, 2023 Coinbase Walletを利用するユーザーは、WhatsApp、iMessage、Telegram、Facebook、Snapchat、TikTok、Instagramなどのアプリのメッセージ画面へリンクを共有することで、仮想通貨の送金が可能に。受取側は、各プラットフォームのメッセージ画面で相手から共有されたリンクをクリックし、クレームするだけで仮想通貨を受取ることが出来ます。 [caption id="attachment_101929" align="aligncenter" width="572"] Coinbase Walletでの仮想通貨送金の一連の流れ|画像引用元:Coinbase[/caption] また、受取側がCoinbase Walletアプリを利用していない場合であっても、アプリダウンロード後1クリックでウォレットが作成されるようなUXが設計されているとしています。 手数料なしでUSDCを購入し、Arbitrum、Avax、Base、Optimism、Polygonといったネットワークで手数料なしでUSDCを世界中に送金することが可能な決済機能Coinbase Payも搭載されている同アプリ。直近の取り組みからもCoinbaseは、仮想通貨決済市場のシェア獲得に本格的に乗り出していることが窺えます。 同社は先月、仮想通貨での決済を望む企業をサポートするためのプロダクト「Coinbase Commerce」の進捗を発表しました。 Setting a new standard for onchain payments Introducing the updated Coinbase Commerce pic.twitter.com/bX2MikoLht — Coinbase Cloud 🛡️📞 (@CoinbaseCloud) November 16, 2023 同サービスは2018年2月に初めて公開されたもので、現在はCoinbaseが開発した新しいオンチェーン決済プロトコル上に構築されており、Base、Ethereum、Polygonを含む複数のブロックチェーンに対応し、数百種類の通貨で決済を行うことが可能になっています。 規制整備が不安定な米国にて取引所の運営と共に株式の公開や、前述のような様々なWeb3プロダクトの開発を進めるCoinbase。同社は、レイヤー2ブロックチェーン「Base」の開発も牽引しており、同チェーンは現在レイヤー2のTVLランキングで、Arbitrum、Optimismに次ぐ第3位の規模となっています。 Baseのトークン発行について「完全に除外したわけではない」コインベース最高財務責任者が発言 記事ソース:Coinbase、L2BEAT 画像引用元:24K-Production / Shutterstock.com
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2023/12/06韓国ウォン、仮想通貨の取引ペアでドル越え|世界最大規模に
先月11月、韓国のウォンが仮想通貨と取引される法定通貨として世界最大になったことが分かりました。Bloombergによると、CCDataによって2021年追跡されていたデータから、ウォンは11月に初めてドルを抜いたとしています。 The South Korean won has overtaken the US dollar as the largest fiat trading pair in crypto, according to CCData https://t.co/mo7zSLKnvs — Bloomberg Crypto (@crypto) December 5, 2023 韓国は活発に仮想通貨取引が行われる国であることが以前から知られており、同国最大の仮想通貨取引所Upbitの取引ボリュームは先月11月時点で世界第2位を記録。世界最大の取引所であるBinanceとの取引ボリュームの差は今年後半にかけて徐々に縮められています。 CoinGeckoのデータによると、現在189通貨/300ペアが提供されているUpbitでは、直近24時間の取引ボリュームランキングとして1位がBTC/KRW(韓国ウォン)で4.8億ドル、2位がSTX/KRWで2.9億ドル、3位がSEI/KRWで1.9億ドルとなっています。 Web3特化型コンサルティング企業DeSpread社によって公開された調査によると、韓国では人口の約10%を超える人々が仮想通貨の投資を行っており、その多くがBTCやETHなどの主要通貨以外でトレードをしています。 また、通称”キムチコイン”と呼ばれる取引量の100%がUpbitのユーザーによって占められている通貨群も存在するなど、独自のマーケットも構築されていることが明らかとなっています。 “キムチコイン”などの独自路線も|韓国仮想通貨市場がシェア拡大中:DeSpreadリサーチ 記事ソース:Bloomberg、The Block、Coingecko
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2023/12/06CFTC委員、Binanceについてコメント|米国での規制遵守を改めて指摘
米商品先物取引委員会(CFTC)のクリスティン・ジョンソン委員がBinanceへの昨今の対応についてコメントを行いました。ジョンソン氏によると、Binanceに科された数十億ドル規模の罰金は、事前の警告にもかかわらず、違反が続いたために高額になったとしています。 Binanceは先月、資金移動業者として登録を正式に行っていなかったことや効果的なマネーロンダリング対策を実施していなかったとする米政府機関の指摘により43億6800万ドル(約6430億円)の罰金が課されました。 ジョンソン氏は新たな市場参加者の米国市場への参入に対してはポジティブな姿勢を示しつつも、規制遵守の重要性を改めて強調。また、今回のような仮想通貨関連企業への強制的な執行は「悪質行為者に対するものである」とする一般的な考えがあるものの、今回のBinanceへの対応はこれらとは異なると指摘しました。 Binanceの一連の騒動を受け、同取引所を率いていたチャンポン・ジャオ(CZ)氏はCEOを退任し、Binance.USの会長の座からも退いています。 Today, I stepped down as CEO of Binance. Admittedly, it was not easy to let go emotionally. But I know it is the right thing to do. I made mistakes, and I must take responsibility. This is best for our community, for Binance, and for myself. Binance is no longer a baby. It is… — CZ 🔶 BNB (@cz_binance) November 21, 2023 米国に拠点を置く仮想通貨取引所Coinbaseを率いるブライアン・アームストロング氏は、自身のXアカウントにて「同社は長期的な視点にたっていたことからコンプライアンスを受け入れる必要があり、そのことから他の企業ほど迅速に動くことができなかった」とし、Binanceへの米機関の対応から自社の決断が正しかったことを再確認している旨を述べています。 Since the founding of Coinbase back in 2012 we have taken a long-term view. I knew we needed to embrace compliance to become a generational company that stood the test of time. We got the licenses, hired the compliance and legal teams, and made it clear our brand was about trust… — Brian Armstrong 🛡️ (@brian_armstrong) November 21, 2023 Coinbaseについて、ドバイを拠点とする仮想通貨取引所Bybitについての調査に関連し、CFTCにアカウント情報を共有する可能性があることを一部ユーザーに通知したとされる情報が報じられています。 一部では、昨今の米規制当局による取り締まり強化の動きは米国における現物型ビットコインETF承認に向けたものであるとの見方もあり、引き続き同市場の動向に注目が向けられます。 記事ソース:Coindesk、The block 画像引用元:Ascannio / Shutterstock.com
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2023/11/29Bitgetで注目のコピートレードをやってみた! 取引結果と使い方まとめ
Bitgetは海外発の仮想通貨取引所です。ハイパフォーマンスのトレーダーの取引を簡単にコピートレードできるため、最近注目を集めています。 Bitgetのコピートレードは簡単に始められるの? Bitgetのコピートレードで稼げる? Bitgetのコピートレードで負けないコツはあるの? こういった疑問を持っている人に向けて、この記事ではBitgetのコピートレードについて説明しています。 使い方だけでなく、実際にコピートレードを試した結果と、その経験をもとにしたコツや注意点も解説しました。 最後まで読めば、Bitgetのコピートレードを不安なく始めることができますよ。 Bitgetの公式サイトはこちら Bitgetのコピートレードとは?5つの特徴を解説 最初にBitgetのコピートレードの概要について説明します。 他にはない特徴を5つあげたので、ひとつひとつ確認していきましょう。 Bitgetのコピートレードとは?5つの特徴を解説 仮想通貨の売買が自動でコピーされるので相場に張り付く必要がない 先物と現物の2種のコピートレードが利用できる トレーダーのトレードの詳細や統計情報が公開されている 取引にかかる費用は取引手数料とトレーダーへの利益配分 投資金額設定や利食い・損切の値幅の指定でリスクをコントロールできる 仮想通貨の売買が自動でコピーされるので相場に張り付く必要がない Bitgetのコピートレードは、Bitgetで実際に取引しているトレーダーの売買をコピーして取引を行うトレード方法です。 トレーダーを決めてフォローすると、そのトレーダーの注文や決済をトリガーにして、自分の資金での注文・決済が自動的に行われます。 自分が手を出さなくても、コピートレードによって注文や利食い・損切のタイミングも含めたトレーダーの戦略がそのまま反映された取引ができます。 自分自身で始終相場に張り付いている必要はありません。 トレーディングの経験が浅い人でも、優秀なトレーダーを選んでフォローしておけば利益を上げることができるトレーディング方法です。 先物と現物の2種のコピートレードが利用できる Bitgetのコピートレードの種類 名称 説明 使用するアカウント(口座) 先物コピートレード 無期限先物取引を対象にしたコピートレード USDT-M無期限アカウント 現物コピートレード 現物取引を対象にしたコピートレード 現物アカウント Bitgetのコピートレードには、無期限先物取引での売買を対象にした先物コピートレードと、仮想通貨の現物取引を対象にした現物コピートレードの2種があります。 先物コピートレードではレバレッジをかけたコピートレードが可能です。 レバレッジは最大125倍まで可能で、フォローするトレーダーのレバレッジ設定のまま取引することも、自分でレバレッジを設定することもできます。 少ない資金でも大きな収益を望めますが、それだけにリスクも大きいのでリスク管理が重要になるコピートレードです。 現物コピートレードは、現物売買を対象にしたコピートレードです。実際に現物を購入するので、自分の口座にコピートレードで購入した現物が入庫します。 レバレッジがないので、先物コピートレードと比較してリスクが小さいのがメリットですが、その分利益も限定的です。 無期限先物取引とは? 受け渡し・決済日の期限がないためポジションを無期限に保有し続けることができる先物取引です。レバレッジがきくので少ない資金で大きな取引ができます。 トレーダーのトレードの詳細や統計情報が公開されている Bitgetにはコピーできるトレーダーが多数いますが、その中から信頼できるトレーダーを選ぶことはコピートレードの成否に大きく影響します。 Bitgetのコピートレードでは、コピーの対象となるトレーダーの情報が豊富に提供されています。 トレーダーに関するROI・勝率・損益額などの基本的な統計情報が提供されており、ポジションの保有期間や取引高などの、取引の傾向に関する情報もグラフで確認することができます。 さらには個々の取引の詳細情報まで、Webやスマホアプリから細かく確認することができるのもメリットです。 ROIなどの各種統計情報を使ってランキング形式でトレーダーを紹介しているので、優秀なトレーダーを楽に探せますよ。 取引にかかる費用は取引手数料とトレーダーへの利益配分 Bitgetのコピートレードにかかる手数料 コピートレードの種類 通常の取引手数料 トレーダーへの利益配分 先物コピートレード Maker 0.014% Taker 0.042% コピートレードの利益の最大10% 利益が無い場合は発生しない 現物コピートレード 0.1% BGBによる支払いの場合は0.08% Bitgetのコピートレードでは、通常の取引手数料に加えて、コピーしたトレーダーへの利益配分が発生します。通常の取引と比べて、利益配分の分だけ費用がかかります。 利益配分の比率はトレーダーごとに異なりますが、最大で10%です。実績のある優秀なトレーダーのほとんどが10%です。 利益配分が発生するのは、コピートレードによって利益が出た場合に限定されるので、マイナスの場合に必要なのは通常の取引手数料のみです。 投資金額設定や利食い・損切の値幅の指定でリスクをコントロールできる コピートレードは自分自身で注文や決済をしないため、急に大きな値動きが発生した際や、フォローしたトレーダーが突発的に大きな取引をした場合には、大きな損失を被る可能性があります。 Bitgetでは、こうしたリスクを適切に抑えることができる仕組みが用意されています。 重要な機能のひとつは、1回あたりの取引数量(初期マージン)をトレーダーごとに設定する機能です。これによりリスクの幅を適正にコントロールすることが可能です。 また、フォローしたトレーダーごとに利食いや損切の値幅を個別に設定することもできます。この機能により、想定外の大きな損失を被る可能性を抑えられます。 Bitgetの公式サイトはこちら 【PC版】Bitgetのコピートレードのやり方 Bitgetのコピートレードの特徴について確認したあとは、コピートレードの手順について解説します。 まずは、BitgetのWebサイトをPCから利用する場合について説明しましょう。 【PC版】Bitgetのコピートレードのやり方 STEP1:資金をUSDT-Mアカウントや現物アカウントに用意する STEP2:フォローするトレーダーを選択 STEP3:トレーダーごとのコピートレードの設定 STEP1:資金をUSDT-Mアカウントや現物アカウントに用意する Bitgetで使用するトレード用の資金を各アカウントに入れておきます。 先物コピートレード:USDT-Mアカウント 現物コピートレード:現物アカウント 仮想通貨の入金やアカウント間の資金の振替を使って、各アカウントに資金を用意しましょう。 それぞれの入金・移動方法を簡単に解説します。 Bitgetへの入金まとめ!手順の詳細や入金できない時の対処法を解説 資金をBitgetに入金する方法 個人のウオレットや他の取引所に預けて管理している仮想通貨をBitgetに送金するには、画面右上にある「アカウント」のメニューを開きます。 そこで「入金」を選択すれば、仮想通貨の入金の画面が表示されます。 送金する仮想通貨の種類 送金に使用するネットワーク この2点を指定すると、入金先のアドレスがQRコードと文字列で表示されるので、このアドレス宛に送金元のウオレットから仮想通貨を送金しましょう。 外部から入金した通貨は、Bitgetの現物アカウントに入ります。 USDT-Mアカウントに資金を用意するには、現物アカウントから資金の移動が必要です。 資金をUSDT-Mアカウントや現物アカウントに移動する方法 Bitgetのいずれかのアカウントにある資金を、USDT-Mアカウントや現物アカウントに移動できます。 資金を移動するには、画面右上にある「アカウント」のメニューを開き、「資金振替」を選択しましょう。 資金の移動元と移動先のアカウント 移動する通貨の種類 振替金額 上記の情報を入力して、「確認」をクリックすれば、資金の振替が完了します。 STEP2:フォローするトレーダーを選択 コピートレードに使う資金が用意できたら、次はフォローするトレーダーの選択です。 Bitgetのトップページで「コピートレード」のメニューを開き、「先物コピートレード」あるいは「現物コピートレード」を選択します。 それぞれのコピートレードの画面が開き、フォローできるトレーダーの情報が並んでいます。 「ROI上位」「利回り上位」などのランキング形式になっており、個々のトレーダーを選択するとそのトレーダーに関するより詳細な情報が確認可能です。 このページから、個々のトレーダーのさまざまな情報を得られます。 ROI 損益・勝率などの統計情報 実際のトレードの詳細な履歴 しっかり確認してフォローするトレーダーを決めましょう。 STEP3:トレーダーごとのコピートレードの設定 フォローするトレーダーが決まったら、トレーダーの情報ページにある「コピー」をクリックしましょう。 すると、コピートレードの設定画面に切り替わります。 設定画面では、トレーダーのコピートレードに関する設定をします。 取引する通貨ペアの選択 1回の注文での投資金額の設定 利食いや損切に関する設定 これらの項目を設定して「次へ」をクリックすれば、Bitgetのコピートレードの設定は終わります。 以下では、それぞれの項目の設定方法を説明するので目を通してくださいね。 取引する通貨ペアの選択方法 1回の注文での投資金額の設定方法 利食いや損切に関する設定方法 取引する通貨ペアの選択方法 取引する通貨ペアを選択するには、コピートレードの設定画面中の「編集」をクリックしましょう。 通貨ペアの選択画面が表示されるので、トレードをコピーする通貨ペアを選択して「確認」を選択すれば完了です。 1回の注文での投資金額の設定方法 投資金額の設定方法の種類 通常 コピートレード時の初期マージンをUSDTの金額で指定 倍率設定 トレーダーの初期マージンに指定された倍率をかけたものがコピートレードの初期マージンになる 投資金額の設定で、1回のコピートレードあたりの投資金額(初期マージン)の大きさをコントロールすることができます。 設定する場合は、コピートレードの設定画面中の「投資金額設定モード」の「∨」マークをクリックしましょう。 「コピートレード注文限度額設定」のダイアログが表示されるので、「通常」か「固定倍率」を選択し注文限度額の数値を入力すれば、設定が完了します。 利食いや損切に関する設定方法 利食いや損切に関する設定を行う場合は、コピートレードの設定画面中の「リスク管理」の「>」マークをクリックしましょう。 「リスク管理」のダイアログが開くので、損切り率と利食い率をパーセントで指定して「確認」をクリックすれば設定完了です。 損益が初期マージンに対して指定した比率に達した場合に、自動的に損切・利食いをするようになります。 Bitgetの公式サイトはこちら 【スマホ版】Bitgetのコピートレードのやり方 Bitgetはスマホアプリからでも利用することができます。 ここからは、Bitgetのスマホアプリからコピートレードを始める手順について説明しましょう。 【スマホ版】Bitgetのコピートレードのやり方 STEP1:資金をUSDT-Mアカウントや現物アカウントに用意する STEP2:フォローするトレーダーを選択 STEP3:トレーダーごとのコピートレードの設定 STEP1:資金をUSDT-Mアカウントや現物アカウントに用意する Bitgetのスマホアプリからでも、仮想通貨の入金やアカウント間の資金の振替を行うことができます。 やり方はPCからBitgetのWebサイトを使う場合と基本的には同じですよ。 入金方法と資金移動方法をアプリで操作する方法について簡単に解説します。 スマホアプリで資金をBitgetに入金する方法 スマホアプリから仮想通貨を入金する場合も、PCのWeb画面とほぼ同様の手順です。 ホーム画面の右下の「資産」を選択して資産管理の画面を開き、「入金」のボタンを選択しましょう。 仮想通貨の種類を選択する画面が表示されるので、入金する通貨を選び、使用するネットワークを選択しましょう。 出金先のアドレスがQRコードと文字列で表示されるので、このアドレス宛に、送金元のウオレットから仮想通貨を送金します。 資金をUSDT-Mアカウントや現物アカウントに移動する方法 スマホアプリからでも、Bitgetのいずれかのアカウントにある資金を、USDT-Mアカウントや現物アカウントに移動することが可能です。 資金を移動するには、ホーム画面右下の「資産」をタップしましょう。資産管理の画面に切り替わるので、「振替」を選択します。 資金振替の画面が開くので、資金の移動元と移動先のアカウント、移動する通貨の種類、振替金額を入力して「振替する」をタップすれば、振替は完了です。 STEP2:フォローするトレーダーを選択 コピートレードに使う資金が用意できたら、次はフォローするトレーダーの選択です。 Bitgetアプリのホーム画面で、下部の「コピトレ」をタップします。 コピートレードに関する画面が開くので、先物コピートレードの場合は「先物」、現物コピートレードの場合は「現物」を選択します。 それぞれのコピートレードの画面が開き、そこにコピーできるトレーダーの情報がランキング形式で並んでいます。 この画面で、個々のトレーダーを選択すると、そのトレーダーに関するより詳細な情報が確認できます。 個々のトレーダーのROIや損益・勝率などの統計情報や、トレード履歴を確認できるので、しっかり確認してフォローするトレーダーを決めましょう。 STEP3:トレーダーごとのコピートレードの設定 フォローするトレーダーが決まったら、トレーダーの情報にある「コピー」をクリックしましょう。 すると、コピートレードの設定に切り替わります。 取引する通貨ペアの選択 1回の注文での投資金額の設定 利食いや損切に関する設定 設定画面では、トレーダーのコピートレードに関するこれらの設定が可能です。 それぞれを設定して「フォロー」をタップすれば、Bitgetのコピートレードの設定は完了です。 以下では、それぞれの項目の設定方法を説明するのでチェックしてくださいね。 取引する通貨ペアの選択方法 1回の注文での投資金額の設定方法 利食いや損切に関する設定方法 取引する通貨ペアの選択方法 取引する通貨ペアを選択するには、コピートレードの設定画面中の「先物取引ペア」を使用します。 取引可能なすべての通貨ペアが表示されているので、それらを個別にON/OFFすることで、トレードをコピーする通貨ペアを選ぶことができます。 1回の注文での投資金額の設定方法 投資金額の設定方法の種類 初期マージン コピートレード時の初期マージンをUSDTの金額で指定 固定レバレッジ トレーダーの初期マージンに指定された倍率をかけたものがコピートレードの初期マージンになる 投資金額の設定で、1回のコピートレードあたりの初期マージンの大きさをコントロールすることができます。 設定する場合は、コピートレードの設定画面中の「コピートレードモード」の部分を使用します。 ここで「初期マージン」あるいは「固定レバレッジ」のどちらかを選びましょう。 さらに、「初期マージン」の場合は初期マージンの数量をUSDTで、「固定レバレッジ」の場合は倍率を指定すれば、設定が完了します。 利食いや損切に関する設定方法 利食いや損切に関する設定を行う場合は、コピートレードの設定画面中の「リスク管理」のエリアをタップしましょう。 「リスク管理」の画面が開くので、損切り率と利食い率をパーセントで指定して「確認」をクリックすれば設定完了です。 損益が初期マージンに対して指定した比率に達した場合に、自動的に損切・利食いをするようになります。 Bitgetの公式サイトはこちら Bitgetでコピートレードを2週間やってみた結果を公開! Bitgetのコピートレードはどんなものか? 実際に稼ぐことができるのか? これらを検証するために、コピートレードを2週間試してみた結果を報告しましょう。 Bitgetでコピートレードを2週間やってみた結果を公開! 2週間のコピートレードの損益は? 先物コピートレードの損益 現物コピートレードの損益 2週間のコピートレードの損益は? 2週間のコピートレードの結果 コピートレード開始時の資金 450USDT コピートレード2週間後の損益 +214USDT コピートレード2週間での損益率 +47.5% フォローしたトレーダー数 4名(先物3名、現物1名) BitgetにUSDTを入金して、実際にコピートレードを行ってみました。 初期の資金は450USDTです。これを先物コピートレードに313USDT、現物コピートレードに137USDTに分散してトレードを始めています。 若干の凸凹はあるものの、基本的には順調に利益が出ている様子がわかりますね。 2週間トータルでは214USDTの利益で、損益率は+47.5%という結果でした。 先物コピートレードの損益 2週間の先物コピートレードの結果 コピートレード開始時の資金 313USDT コピートレード2週間後の損益 +194.5USDT コピートレード2週間での損益率 +62% フォローしたトレーダー数 3名 総取引数 362回 プラス利益で終わった取引数 285回 勝率 78.7% Bitgetの先物コピートレードの実績です。 先物は3名のトレーダーをコピーしました。前半で、成績の良くないトレーダーを1名入れ替えていますが、3名体制は維持しました。 2週間のトレード結果は+62%の利益で予想以上に好調でした。 ただしトレーディングの内容を見ると、ハイリスクなトレードになっていた点は否めません。 どのトレーダーも50倍のハイレバレッジの取引を1日10回近く行っています。その中に取引額が多いリスクの高いトレードも混じっていました。 例えば、通常の取引量に対して100倍以上の取引額のトレードを急に挟み込むトレーダーがおり、リスクをコントロールするために早期に損切をしたこともあります。 現物コピートレードの損益 2週間の現物コピートレードの結果 コピートレード開始時の資金 137USDT コピートレード2週間後の損益 +19.5USDT コピートレード2週間での損益率 +14.2% フォローしたトレーダー数 1名 注文数 64回 次はBitgetの現物コピートレードの実績を見てみましょう。こちらは1名のトレーダーをコピーしています。 2週間経過後の結果は+14.2%の利益です。 レバレッジがきかないので際立った利益にはなっていませんが、リスクを抑えながらの取引としては悪くない結果です。 Bitgetの公式サイトはこちら Bitgetのコピートレードをやってみてわかった安定的に稼ぐコツ Bitgetのコピートレードを2週間やってプラスの利益がでましたが、安定的に稼ぐには留意すべき点がいくつかあるのも実感しました。 基本的にはトレーダーに売買のトリガーを任せてしまえるのがコピートレードのメリットですが、良いトレーダーを探すにはコツが必要です。 さらには、急な値動きやトレーダーの予想外の行動に対処するために、リスクをしっかり抑えながらコピートレードを続けるよう気を付けなければなりません。 ここからは、やってみてわかったBitgetのコピートレードのコツや注意点について解説します。 Bitgetのコピートレードをやってみてわかった安定的に稼ぐコツ 勝率などの統計情報を鵜呑みにしてトレーダーを選ばない コピートレードの初期はトレーダーの傾向をしっかり確認する 保有資金に対してコピートレードの数量を十分に小さく抑える 損切の設定を確実に実施する リスクが大きすぎるコピートレードは個別に利食い・損切する 勝率などの統計情報を鵜呑みにしてトレーダーを選ばない トレーダー選びで確認すべき主な項目 主な確認項目 確認のポイント ROI(投資利益率) 投資に対してどの程度の利益を得ているか? フォロワー総数 多数のフォロワーから指示されているか? フォロワー損益額 このトレーダーのフォロワーに利益が出ているか? トレードの履歴 適切なレベルで損切ができているか? 長期間塩漬けの含み損を抱えていないか? Bitgetではコピーの対象となるトレーダーに関する様々な情報が提供されています。 トレーダーを選ぶ場合はこれらの情報をしっかり検討する必要がありますが、統計的な数値を単純に確認するだけでは不十分です。 コピー対象のトレーダーの情報を見てみると、高いROIや100%に近い勝率を持つ一見優秀なトレーダーは多くいます。ですが、この成績にはトリックがあります。 実は統計数値に反映されるのは、決済まで完了して損益が確定した取引のみです。未決済でポジションが維持されたままのものは、統計に反映されません。 トレーダーはフォローしてくれる利用者を多く集めるために統計数値を高く見せようとするので、含み損を抱える都合の悪いポジションは適切に損切することなく長期間維持する傾向があります。 こういったトレーダーをコピーすると適切なタイミングで損切されないため、急な値動きがあった場合にフォロワーが大きな損失を被る可能性が高くなります。 トレーダーの成績の統計的数値はもちろん重要な指標ですが、それだけを鵜呑みにせず、個別の取引履歴までしっかり吟味することが必要です。 コピートレードの初期はトレーダーの傾向をしっかり確認する コピートレードの初期で確認すべきトレーダーの傾向 どういうタイミングでポジションを持つのか? 1回の注文の大きさはどの程度か? ポジションを維持する期間は? 利食いや損切の幅の目安は? コピー対象のトレーダーがどういう取引をするかは、実際にコピートレードをしてみないとわからない部分が多くあります。 Bitgetで公開されている統計数値や取引実績からある程度は推測できますが、実際にコピートレードすると実感として傾向を理解することができます。 そのため、トレーダーをフォローしはじめた初期の段階では、トレーダーの傾向をしっかり見極めることが必要です。 突然大きなトレードをするトレーダーや、含み損が大きく膨らんだポジションを長く維持するトレーダーなど、問題を感じる場合はフォローをやめて他のトレーダーに切り替えることを検討しましょう。 保有資金に対してコピートレードの数量を十分に小さく抑える コピートレードの取引数量を抑える設定方法 倍率指定を選択した場合は、なるべく小さな倍率を指定する 固定マージンを選択し、小さな額の初期マージンを設定する コピートレードのリスクを適正にコントロールするのは、継続的に収益を上げるのに必須です。 特に個々のコピートレードの取引数量はトレードのリスクの大きさに直結するので、自分が保有する資産に対して決定的な影響が出ないよう、十分に抑える必要があります。 さらに言えば、トレーダーの取引の傾向が十分につかめていないフォロー開始初期には、最小限に抑えておくのが無難です。 Bitgetのコピートレードでは、コピー対象のトレーダーによるトレードの取引数量に対する倍率を指定することができます。この倍率をなるべく小さい値に設定することで、取引数量を低く抑えられます。 また、固定の初期マージンを指定することもできるため、こちらを小さい額に設定しておけば取引数量を小さく抑えることができます。 損切の設定を確実に実施する コピートレードは、新たな取引を始める際も利食いや損切の際も、フォローしたトレーダーの行動がコピーされる取引です。 そのため、実績のあるトレーダーをコピーしておけば、適切なタイミングで売買が行われるため、市場の動きをウオッチし続ける必要はありません。 しかし、急な値動きがある場合に備えて、損切の設定だけはしっかりしておきましょう。 Bitgetには多くのトレーダーがいますが、フォローしたトレーダーが適切なタイミングで損切してくれる保証はありません。 リスクの許容度が自分自身とは異なるため損切の想定ラインが全く違っている可能性もあります。 また、トレーダーはフォローする利用者を集めるために損切の履歴を残すのを嫌うので、損切せずにマイナスのポジションを長く引っ張る傾向がある点にも注意が必要です。 リスクが大きすぎるコピートレードは個別に利食い・損切する トレーダーによっては、戦略的に取引数量を大きく変える場合があります。 数量を下げてリスクを最小限にして勝率などの成績を稼ぐためのトレードと、大きな数量で利益を稼ぐトレードを使い分けている場合です。 リスクの幅を変えるのも重要な戦略なので、こういった強弱もできるだけコピーしたいものです。固定倍率の設定はそういう場合に有効です。 ただし、大きすぎるポジションは自分の資金をリスクにさらすことになります。 想定外の大きすぎるポジションを持ってしまった場合は、個別に取引の状況を監視して、大きな損失を生まないよう早めに利食い・損切をするのがおすすめです。 これらのコツを押さえて、Bitgetでコピートレードを検討してみてくださいね。 Bitgetの公式サイトはこちら まとめ この記事では、Bitgetの最大の特徴であるコピートレードについて説明しました。 コピートレードの使い方だけでなく、実際に2週間コピートレードを試した結果や、経験をもとにしたコツや注意点も解説しています。 Bitgetのコピートレードは、フォローするトレーダーを選ぶだけでできるので、トレードを始めるのはとても簡単です。 実績情報をしっかり見極めてトレーダーを選び、最初のうちは小さい規模からリスクを抑えながら続けていくのがうまくいくコツですよ。 Bitgetの公式サイトはこちら 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
取引所
2023/11/22Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説
Bitgetは海外の仮想通貨取引所です。パフォーマンスが高いトレーダーを簡単にコピートレードできるため、注目を集めています。 しかし、海外の取引所を使うのはちょっと敷居が高いイメージがありますよね。使ってみたいなと思っても、なかなか手が出ません。 そんな人に向けて、この記事ではBitgetの登録・口座開設とKYC認証について説明していきます。操作画面を交えて、順を追って詳しく解説しています。 最後まで読めば、不安なくBitgetを使い始められますよ。 Bitgetの公式サイトはこちら Bitgetとは? 取引所の特徴を登録前に確認しておこう! 最初にBitgetがどんな取引所かを確認しておきましょう。 他の取引所にはない特徴を5点あげたので、ひとつひとつチェックしてくださいね。 Bitgetの特徴を登録前に確認 取引量10位圏の大手海外取引所 ハイパフォーマンスなトレーダーのコピートレードができる クレジットカードを使って日本円で暗号資産を購入できる しっかり日本語対応された使いやすいサイト ハウストークンBGBを使えばお得に取引可能 取引量10位圏の大手海外取引所 Bitgetは2018年に創設された仮想通貨取引所です。 ワールドワイドに2千万人以上の顧客をもち、全世界の取引所の中で常に10位前後の取引量があります。 提供している取引の機能が豊富で、700種以上の通貨を売買できる現物取引や最大125倍までのレバレッジ取引、Botをつかった取引などが提供されています。 さまざまな使い方ができるので、チャンスが多いおすすめの取引所です。 ハイパフォーマンスなトレーダーのコピートレードができる Bitgetの最大の特徴は、パフォーマンスが高いトレーダーの売買をトレースした「コピートレード」が簡単にできることです。 コピーできるトレーダーの取引記録は各種統計とともに公開されています。ROIや利回りなどの長期的な指標によるランキング形式で比較可能です。 利用者はその中からコピーしたいトレーダーを探してフォローするのみで、トレードをコピーできます。 コピートレードによる注文・決済は自動で行われるので、優秀なトレーダーをフォローすれば少ない労力でリターンを継続的に得られるチャンスがあります。 クレジットカードを使って日本円で暗号資産を購入できる Bitgetで利用できる法定通貨 ユーロ、英ポンド、ロシアルーブル、ウクライナフリヴニャ、ブラジルレアル Bitgetで利用できる法定通貨は上記の5種です。 日本円をBitgetに直接入金することはできないので、日本から利用する場合は、Bitgetが取り扱っている仮想通貨を入金して取引しなければなりません。 しかし、Bitgetのサイトやスマホアプリからクレジットカードで仮想通貨を購入してBitgetの口座に入金することができます。 実質的には日本円でBitgetに入金できるので、とても便利ですね。 ※海外取引所でのクレジットカード決済は法的に不明瞭な部分もあるので、利用の際は自己責任で行いましょう しっかり日本語対応された使いやすいサイト Bitgetのサイトやスマホアプリは、細かい点までしっかりと日本語対応されています。 表記には違和感がほとんどないので海外の取引所が不慣れな人でも戸惑うことなく使えます。 オンラインチャットのサービスもしっかり日本語化されているので、トラブルの時にも安心ですね。 ハウストークンBGBを使えばお得に取引可能 BGBの主なメリット 取引手数料の割引 ローンチパッドやローンチプールに参加できる BGBの売買で収益を得ることができる BGBはBitgetが発行しているトークンです。 売買の対象として魅力的なだけでなく、BGBを保有しているとBitget上で様々なサービスを受けられます。 Bitgetの利用者は、BGBで取引手数料を支払うことができます。BGBを利用すれば、現物取引の取引手数料が20%オフになるのでお得です。 また、BGBを保有していると、Bitgetで行われるローンチパッド(IEOのプラットフォーム)やローンチプール(BGBをステーキングして新しい仮想通貨を獲得)に参加できます。 新規発行のトークンを有利に入手することが可能ですよ。 Bitgetの公式サイトはこちら 簡単3STEP! Bitgetの登録・口座開設・KYC認証の手順 Bitgetの特徴が把握できたので、いよいよBitgetの登録・口座開設の手順を説明していきます。 登録後に必要となるKYC認証の手順もあわせて説明したので、登録が済んだらすぐにKYC認証まで済ませてしまいましょう。 Bitgetの登録・口座開設・KYC認証の手順 STEP1:アカウントの作成 STEP2:KYC認証の開始 STEP3:スマホからKYC認証情報をアップロード STEP1:アカウントの作成 Bitgetにアカウントを登録して口座を開設するには、最初にBitgetのトップページの右上の「登録」を選びましょう。 「Bitgetへようこそ」と記載されたページが表示されるので、そちらでメールアドレスとパスワードを指定します。 さらに「私は利用規約とプライバシーポリシーを読み、同意します。」をチェックして、「アカウント作成」をクリックしましょう。 確認コードを入力する画面に切り替わり、それと同時に指定したメールアドレス向けに6桁の確認コードが送付されてくるので、確認コードを入力して「登録」を選択しましょう。 「登録完了」と表示されたダイアログがポップアップしたら、アカウントの登録と口座開設は完了です。 STEP2:KYC認証の開始 KYCで使える本人確認書類 運転免許証 パスポート マイナンバーカード 滞在許可証など アカウントの登録が完了したら、引き続きKYC認証を始めましょう。 ここでKYC認証をせずに後で行うこともできますが、KYC認証が完了していないと入金すらできません。 そのため、登録完了後にKYC認証も済ませるのがおすすめです。 「登録完了」のダイアログの下部の「今すぐ認証をする」を選択してください。 「KYC認証レベル1」という画面に切り替わるので、そこで「認証を開始する」をクリックするとKYC認証が始まります。 KYC認証レベル1では、運転免許証等などの本人確認資料の写真と、自撮り画像とをBitgetに送付して確認をしてもらいます。 「レベル1の本人確認(KYC認証)」のダイアログです。 本人確認資料の発行国とIDタイプ(図では運転免許証を選択)を指定し、ここからモバイル認証をするかPCで認証を進めるかを選びましょう。 どちらを選んでも、送付する画像を撮影するときにはスマートフォンを使うので、ここでは「モバイル認証」を選ぶのがおすすめです。 BitgetのKYC認証はレベル1とレベル2がある BitgetのKYC認証にはレベル1と2の2段階があります。レベル1を完了すればBitgetの多くの機能が利用できるので、まずはレベル1を完了しておきましょう。 STEP3:スマホからKYC認証情報をアップロード 「モバイル認証」を選択すると、スマートフォンに移行するためのQRコードが表示されるので、これをスマーフォンで読み取りましょう。 以降はスマートフォンでの処理が始まります。 スマートフォン側の処理では、最初に姓名の入力を求められます。本人確認の資料に記載されているものと同じ姓名を入力しましょう。 入力後に「続ける」をクリックすると本人確認資料(図では運転免許証)の撮影とアップロードが始まります。 運転免許証の場合は、表面と裏面の両方を撮影してくださいね。 本人確認資料のアップロードが終わると、自撮り画像の撮影が始まります。こちらも指示に従い操作します。 アップロードが終わるとBitget側でのKYC認証の審査が始まるので、しばらく待ちましょう。 数十分待ってBitgetから「KYC認証が完了しました」と記載されたメールが届きました。 以上でKYC認証は完了です。 Bitgetの公式サイトはこちら Bitgetの口座ができたらすぐに二要素認証を設定しよう Bitgetへの登録とKYC認証が完了したら、なるべく早く二要素認証の設定をしておきましょう。 Bitgetでは二要素認証として3種の方式が使用できます。 メールアドレス認証 SMSを使った電話番号認証 Google Authenticator認証 Bitgetに登録したばかりの状態ではメールアドレス認証のみが利用できる状態なので、他の2種の設定手順を説明していきましょう。 Bitgetの二要素認証設定 SMSによる電話番号認証の設定手順 Google Authenticatorによる二要素認証の設定手順 SMSによる電話番号認証の設定手順 Bitgetの二要素認証を設定するには、まず「セキュリティ」の設定機能を開きましょう。 「二要素認証」の項目に二要素認証の設定状態が表示されています。 SMSを使った電話番号認証を設定する場合は、「電話番号認証」の「設定」を選択しましょう。 携帯電話番号を入力する 「今すぐ入手」をクリック SMSで届いた認証コードを入力して送信 「電話の設定」の画面が表示されるので、二要素認証に使用する電話番号を入力しましょう。 その後、「今すぐ入手」をクリックすると、記入した電話番号向けに認証―ドが送られてくるので、「SMS認証」のエリアに入力して「送信」を選びます。 認証に成功すれば電話番号認証の設定は完了です。 手順の途中で、他の二要素認証(メールアドレス認証やGoogle Authenticator認証)による認証を求められた場合は、画面の指示に従って認証を行いましょう。 Google Authenticatorによる二要素認証の設定手順 Google認証アプリをインストールする Bitget画面に表示されるQRコードをアプリで読み取る アプリで表示された認証コードをBitget画面で入力する Google Authenticator認証を設定するには、「セキュリティ」の設定機能の画面で「Google Authenticator認証」の「設定」を選択してください。 まず、Google Authenticatorをスマートフォンにインストールします。すでにインストール済みの場合は、この部分は不要です。 次に、画面に表示されているQRコードを認証アプリで読み込みます。 正常に読み込めば、Google AuthenticatorからBitget用の認証コードが出力されるようになります。 この認証コードを「Google Authenticatorコード」のエリアに入力しましょう。 「送信」ボタンをクリックして認証に成功すれば、BitgetのGoogle認証の設定は完了です。 Bitgetの公式サイトはこちら まとめ この記事では、海外の仮想通貨取引所Bitgetの登録・口座開設とKYC認証について説明しました。 操作画面を交えて順を追って解説したので、しっかりイメージできましたよね。 Bitgetは豊富な機能が用意されておりチャンスが多い取引所ですが、KYC認証を済ませておかないと入金すらできません。 登録が完了したらすぐにKYC認証も済ませておきましょう。 本記事では、二要素認証の手順をもあわせて説明したので、こちらも忘れずに設定しましょうね。 Bitgetの公式サイトはこちら 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)