Chainalysisが差し押さえられた暗号資産を管理するサービスを提供開始
2020/11/13・
Crypto Times 編集部
ニュース
ブロックチェーンのアナリティクススタートアップChainalysisが政府などに向けた差し押さえられた暗号資産を管理するサービスを提供開始しました。
これまで司法省等は押収していた通貨をオークションで売却することが多く、連邦保安官は通貨管理や売却に対応できる民間の協力業者を募集していました。
今回、Chainalysisが提供する新たなサービスは資産管理に特化しているコンサルティングファームAsset Realityと提携して提供され、暗号資産暗号資産の管理や監視、処分が可能になります。
Chainalysisは「Chainalysisは、デジタル資産に対する信頼を築くことに特化しており、不正行為の検出と調査を支援しています。政府のパートナーが不正利用者を一掃している状況を踏まえて、不良債権の回収と実現を支援することが次のステップとなる」とコメントしています。
直近では11月6日に閉鎖されたダークウェブ「シルクロード」に関係するアドレスが所有する10億ドル相当(約1000億円)のビットコインを押収する事例が確認されており、今回のサービスなどが今後使われる事例なども多くありそうなことが想定されます。
記事ソース:The Block