チリの仮想通貨取引所、銀行による業界への規制に反抗するために裁判を起こす
2018/04/17・
さっちゃん
ニュース
この記事の3つのポイント!
- チリの仮想通貨取引所が、口座を凍結した銀行と争うために裁判所に申請
- チリは世界に比べて仮想通貨への理解がないと非難されている
- チリ銀行協会に訴えるも、各行の権限によるもので解決する責任はないと主張
本記事引用元:Cointelegraph
4月13日(金)、チリの仮想通貨取引所のBUDA、Orionx、CryptoMarket(CryptoMKT)が口座を凍結した銀行と争うために控訴裁判所に申請を行ったことが分かりました。
法廷は、この件の審議を受理しましたが、依然として仮想通貨取引所の銀行口座は凍結されています。
本件の詳細
口座が凍結されたのが3月19日です。
そして3月27日、BUDAとCryptoMKTは、チリ銀行協会(ABIF)に対し、仮想通貨と仮想通貨取引についての姿勢を明確にするよう求める声明を発表しました。
しかし、チリ銀行協会は、銀行と仮想通貨取引所との間の問題を解決する責任はないと主張しており、今回のような銀行による仮想通貨業界への規制は「各機関の排他的な権限」によるものだと述べた。
さらに、チリの仮想通貨コミュニティーや投資家は、Twitterに#ChileQuiereCryptos(チリは仮想通貨を求める)というタグを立ち上げました。
TwitterユーザーのHernánMaureira氏は、仮想通貨業界に対する銀行の動きを強く非難し、世界が手を取り合って仮想通貨というテクノロジーを発展させようとしているのに、チリは1歩遅れをとったと話しています。