中国規制当局が124の海外取引所へのアクセスをブロックへ
2018/08/24・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!
- 中国規制当局が124の海外取引所への国内からのインターネットアクセスをブロックする予定
- WeChat上での取引やICOサービスを提供する公式アカウントや国内サイトの封鎖も予定
- WeChat上ではすでに複数の仮想通貨メディアのアカウントが停止
記事ソース:China Seeks to Block Access to 124 Foreign Crypto Exchanges
中国規制当局が124の海外仮想通貨取引所への国内からのインターネットアクセスをブロックする方針で動いていると現地メディアが報じました。
中国の金融規制当局の報道を扱う上海証券タイムズの報道によると、中国規制当局はこれまでに、現在国内からアクセス可能であり海外IPアドレスを利用する124の仮想通貨取引所を特定しているとされています。
当局は今後、それらの取引所の監視と、国内からそれらの取引所へのインターネットアクセスのブロックを行う予定です。
昨年9月には中国人民銀行が国内でのICOと取引所の全面禁止を発表し、中国の取引所はその業務を海外へ移しました。
また、中国ではすでにBinance (バイナンス) 、OKEx、Bitfinex (ビットフィネックス) などの主要取引所へのアクセスがすでにブロックされています。
また今回の報道では、WeChat上の仮想通貨取引やICOサービスを提供する公式アカウントや国内のウェブサイトを永久に封鎖する予定であることも報じられています。
さらに当局は決済サービスを提供する企業との連携を進めており、仮想通貨取引に関与していると見られるアカウントの停止を求めるともされています。
2日前にはWeChat上の複数の仮想通貨メディアのアカウントが停止されたことも報じられています。
Daichi
今後も中国国内の規制は加速していきそうですね