コインベース、ナスダック公開初日は基準価格を31%オーバーで推移
2021/04/16・
Crypto Times 編集部
ニュース
コインベースがナスダックでの公開初日の取引を終えました。初値は381ドル、その後429ドルの高値をつけ、終値は328ドルでした。終値はナスダックが設定した基準価格250ドルを31%上回っています。
未公開時に343ドル程度で売買されていたことにみて、相応の取引ぶりだったと考えられます。
今回の上場でコインベースは、時価総額850億ドルを超えるアメリカ最大の暗号資産取引所となりました。ちなみに、Facebookの公開時の時価総額は1,040億ドル、Uberは同820億ドルでしたので、相当な規模であることがわかります。
当社の株価は、暗号資産市場のパフォーマンスに連動する点で、他のハイテク株とは性質が異なります。コインベースは、そのプラットフォーム上での取引量に比例して収益を生み出すので、市場の活況が続けば当社の収益も自ずと伸長することでしょう。
コインベースは2021年第1四半期決算において、既に2020年通期で稼いだ利益水準をクリアしました。(2020年通期の利益は3億2200万ドル、2021年第1四半期の利益は8億ドルと推定されています。)
ソース:Decrypt