ビットコインがホテル予約サイトExpediaの支払い方法から姿を消す
2018/06/29・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!1.大手旅行サイトExpediaがBCT支払いの受付を急遽停止
2.理由としてはCoinbaseのカストディアン業務停止が推測される
3.競合のCheapAirは取引所を変え、引き続きBTCを受け付けている
2.理由としてはCoinbaseのカストディアン業務停止が推測される
3.競合のCheapAirは取引所を変え、引き続きBTCを受け付けている
記事ソース:Chepicap
ホテルやフライトの予約サイトとして広く知られるExpediaは公式な発表なしに決済手段からビットコイン(BTC)を削除した模様です。
BTC支払い削除の背景にはCoinbaseの業務停止か
ビットコイン支払い受付は6月10日ごろに停止されたと見られており、ExpediaはSNSや公式メディアでこの件に関する発表を行いませんでした。同社の広報担当が唯一発表した声明では「今後デジタル通貨のビットコインの受け入れをしないことになった」とし、「この件で不都合をかけ、申し訳ない」と謝罪しました。
Expediaは大手仮想通貨取引所のCoinbaseと提携した後の2014年6月にビットコイン支払いを受付開始しました。仮想通貨界隈では、Coinbaseが小売業に対するカストディアン(資産管理)サービスを一時停止したため、ビットコイン支払いの受付が困難になったのではないかと予想されています。
一方で、競合のCheapAirはCoinbaseからBitPayへと切り替え、現在もビットコイン支払いを受け付けています。
利用者の1人はIT業界では給料を仮想通貨でもらうことは珍しくないので、Expediaは今後多くの利用者を失うことになるだろうとコメントしました。
「Expediaと言えば、何年間もビットコインで支払える大手旅行サイトだったのに、ついこないだから使えなくなっていた。カスタマーサービスに聞いたらもうビットコインは受け付けていないと言っていた。我々の業界ではビットコインで給料をもらう人が多いからExpediaは重宝されていたんだけど、もう使わないかな。」
kaz
CheapAirのように他者に乗り換えて継続するのは無理だったのかな。