富士通がブロックチェーンを活用したデータ共有の実証実験を開始

富士通がブロックチェーンを活用したデータ共有の実証実験を開始
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この記事の3つのポイント!
1.富士通が異業種の企業と連携し、ブロックチェーンを活用した実証実験を開始へ
2.今回の実験にはソフトバンク、三菱地所、東京大学など様々なジャンルから参加企業を招集
3.無関係に思えるデータを組み合わせ、新たな活用方法を模索するのが実験の目的

記事ソース:富士通

今月14日に富士通は、ブロックチェーン技術を活用して、異業種間のデータ共有を可能にし、新たなまちづくりに活かしていく実証実験を開始した公式サイトにて発表しました。同社はソフトバンクや三菱地所、東京大学らと協力し、丸の内エリアでの実験を展開するとしています。

業種を超えたデータ活用の実現へ向け実験

今回の実験の目的は異業種間での新たなサービスやビジネス創出を促すこととなっており、実験においては三菱地所が保有するビルの稼働データなどと、ソフトバンクが保有する人の流れに関するデータを富士通のブロックチェーン技術を活用したサービスを使って共有すると言います。

ブロックチェーン技術に関しては東大の大澤幸生教授発案のデータジャケット方式という記述方式を用いて実験が行われます。

今回の研究では無関係に思われがちな異業種間のデータを集め、有効的な活用方法を模索します。例えば、駅を利用する客のデータとショップ売り上げのデータを掛け合わせて観光客にベストなマッチングを提案するなどといった例が挙げられています。

富士通は2020年度末までに、10社ほどが参加するコンソーシアムを500ほど形成することを目指しています。

kaz
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