ブロックチェーンにフォーカスしたリサーチサービスd10n Labが、HashHub Researchとしてリブランディング
アラタ | Shingo Arai
株式会社HashHub(本社:東京都文京区、代表取締役:平野淳也、以下HashHub)は、HashHub BusinessとHashHub Researchをリリースしました。
HashHub Research及びHashHub Businessはこれまでブロックチェーン・暗号資産に関するレポートを配信する部門であったd10n Labをリブランディングしたものです。
サービス概要
このレポートサービスは2017年頃から暗号資産・ブロックチェーンの技術・ビジネス・トレンドについての信頼できる日本語の情報源として個人ユーザーに利用されてきました。
その後、ブロックチェーンのエンタープライズ活用の動きが盛んになるとともに、企業からも利用したいという声を頂き、現在は企業利用の方が割合として大きくまりました。それぞれのニーズにお応えできるよう個人向け、企業向けの2つのプランをご用意しております。
HashHub Businessは法人向けのフルサービスで、既にDXや新規事業企画を行う中でブロックチェーン活用を実施・検討されている企業でご利用頂ています。レポートの社内共有や調査内容のリクエスト機能に加えて、会員企業1社ごとに弊社の担当リサーチャーがいつでもディスカッションを行えるようにして、企業の事業構築をサポートしています。
レポートとは別にブロックチェーン関連の開発支援なども行い、企画段階から開発まで支援できる体制も整えています。
HashHub Researchは個人の利用者向けのサービスです。法人向けのフルサービスからレポート購読のみ(一部ご利用頂けないレポートがございます)できるようにし、個人の学びを応援します。既存の個人会員には暗号資産で投資をしている方やエンジニアとしてブロックチェーンの技術及びビジネス動向を個人的に学ばれたい方などに多く利用頂いています。
今後の展望
HashHub BusinessとHashHub Researchのサービスビジョンを「未来の選択肢をつくる人に気づきを届け共に価値を創造する」と定義しています。
私たちのサービスは調査を切り口にしていますが、新規事業を作る人や、サービス・プロダクトを作る方の伴走者となって新しい価値を生み出すことにフォーカスしています。そのため、レポートでは「○○の社会背景や業界課題があり、○○のテクノロジーがあって、○○の効用やROIが期待出来る」という文脈を大事にしています。
私たちのサービスでは企業の調査にかかる時間を効率化し、十分な情報を元にビジネス企画に力を注いで頂くことを目指しています。そのため、メディアサービスとは少し異なっており、Research as a Serviceという表現のほうが近いかもしれません。このサービスでは年間300本のレポートが配信される他、会員企業の方々からヒアリングしてニーズを理解した上でレポートのための調査を行い、加えて調査の後の実証やサービス開発面での技術支援・コンサルティングを通じて、会員企業の新しい価値創造をサポートも行います。
代表平野氏よりコメント
– 海外ではリサーチプロバイダやデータプロバイダ(THE BLOCK, Xangle, TokenInsightなど)が多い中、日本プレイヤーとしてはこのポジションのプレイヤーは少ないと思ってます。今後、国内、海外において、どういう立ち位置を確立したいと思っていますか。
平野氏 : HashHub Researchは個人と企業に提供しています。 私たち会社としては、ブロックチェーンと暗号資産が社会に溶けた世界を想像してその世界に必要なものや、その世界に向かう過程で必要なものを提供していきます。
国内では事業を作る企業やシリアスな投資家がブロックチェーンに向き合おうとしたら、まずHashHubを思い出してもらえるようにしたいです。海外においては、現状出来ることが多くないですが、日本で展開したいというような興味を持つ場合は様々な支援を出来るようにしています。
– 最近ではDeFiをきっかけに市場も盛り上がりつつあると思います。今後のHashHubのサービスを通して、日本のユーザーや企業に求めることは何があるでしょうか
平野氏 : 暗号資産の観点でいうと、トークン投資の市場分析やファンダメンタルズ的な側面でのインサイトに強みを持っていますし、個別のプロジェクトレポートも豊富です。これらは投資家には投資判断に戦略性を与えるとことができますし、国内企業の需要も増えています。
HashHub Researchサービスサイト:
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