調達金額が多いICOほどリターンが少ないとする研究結果が発表される
Crypto Times 編集部
仮想通貨やブロックチェーン関連の投資ファンドPrimitiveの創設者Dovey Wan氏は自身のTwitter上でICOの調達金額とリターンに関する研究結果を公開しました。
We surveyed major ICOs and found – large raises never mean high returns🙃🙃War chest may buy superficial “traction”, like how 40% of VC money for traditional startups all goes to Google/Facebook on ads. Being able to run lean is key to succeeding as a founder, in any sectors pic.twitter.com/tqMQpdPc5j
— Dovey Wan 🦖 (@DoveyWan) 2018年10月26日
「私たちは主要なICOを調査し、巨大な調達金額イコールハイリターンではない事がわかった。VCの投資金の40%がGoogleやFacebookに流れ込むように、軍資金には興味深い牽引力があるのかもしれない。学びの姿勢を持つ事が創設者として成功する鍵になるだろう。」
この図では点がそれぞれのICOのドルでの調達金額とICO時の1ドルを現時点での価値に換算した数値が表されています。赤い線はこれらのトレンドラインとなっており、調達金額が下がれば下がるほどリターンも増えていく事がわかります。
今年の仮想通貨相場は昨年に比べて弱気相場だった事など、単純なICO調達金額以外にも影響を及ぼす要因はたくさんありますが、今回の研究結果も一つの判断材料として気に留めておくと良いかもしれません。
記事ソース: Twitter