世界に挑戦する日本発NFTアイドルユニット「CloneGirls」【インタビュー】
Crypto Times 編集部
NFT保有者とタレント間のクリエイティブコラボレーションプラットフォーム「CloneVerse」で進行中の2つのプロジェクトにインタビューを行いました。
本記事では、その前編としてCloneXのアバターを活用した音楽ユニット「CloneGirls」についてお届けします。
世界的なカルチャーとして地位を築きつつあるNFTですが、昨今そのIPを活用した様々な取り組みが世界各地で進んでいます。
そんな中、NFT × 音楽アイドルという最新鋭の取り組みをおこなっているCloneGirlsについて、その正体を探っていきます。
目次
CloneGirlsについて
– CloneGirlsとはどのようなグループですか?
メンバー:CloneGirlsは、音楽ユニットとしてNFTコミュニティを盛り上げることを目的に結成されたアイドルユニットです。
現在のメンバーは、youtuberのSanamaruと、日本最古のNFTアイドルユニット「POiNT」のARISAとMOEの計3人です。CloneGirlsは、現実世界でも活動するのが特徴で、3月18日に東京ジョイポリスでお披露目イベントも開催されました。
オンラインでは海外からの評価が高く、今後の展開に期待が寄せられています。
\\🔥Look at the digest of our stage🔥//
We challenge the fusion of music ,dance,and CloneX avatars🫶🏻
Wouldn’t you like to look at a real performance ?🥰#CloneGirls #Web3night #CloneX #RTFKT pic.twitter.com/ZntywJgTHl
— CloneGirls (@CloneGirls) March 25, 2023
– IPとしてCloneXを選んだのはなぜですか?
メンバー:CloneXはアバターが動かせるのと、3Dデータが配布されているんですね。
あと、商業理由も認められていることもあって、このあたりがCloneXを選んだ理由です。
– ライブ形式はどのように行われるのですか?
メンバー:オンラインとオフラインの両方で活動を行っています。
オフラインでの活動としては、詳細は内密なのですが6月のJapanBlockchainWeekの時期に予定されています。
Web3系のイベントへの露出も増やしていく予定です。Blockchain Weekでの出演も目指して動いてたりもします。
– 海外展開の方も行っていくのでしょうか?
メンバー:海外展開の方でも色々と計画を立てています。
国内ももちろんですが、海外でもCloneXのコミュニティと接点を作っていく予定で、海外からの ファンの声を是非たくさんもらいたいですね。
コスプレ × NFTの分野をもっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。
– CloneGirlsの音楽ジャンルは何ですか?
メンバー:今後1曲リリース予定なのですが、楽曲はK-POP寄りの曲になっていて、日本語や英語でも出していく予定です。
音楽プロデューサーのAkirasunsetさんが作詞作曲を担当していて、CloneXを題材にした曲となっています。
“Forging”をモチーフにした振り付けもあるので、PVが公開されたら是非そこも注目してほしいです ね。
楽曲は音楽NFTプラットフォーム「Sounda Dessert」で 楽曲が購入可能です。(先行販売終了)
メンバーについて
Sanamaruさん
- 職業:Youtuber/女優/モデル/アイドル
- Twitter:@sana__hashimoto
- 好きな食べ物 : 生ハム / チョコレート
- 特技:独学で学んだ側転
- 趣味:カフェ巡り
- 語学:日本語、英語
高校、大学時代にアイドル活動を行う。大学卒業後はUUUM株式会社に新卒で入社し、2つの企業チャンネルの出演、運営を行う。Web、テレビCMなど数多くのモデル、女優としての活動をこなす。
– Web3参入の経緯を教えていただけますか?
Ssanamaruさん:元々Youtuberとして活動をしていて、去年独立をしました。
Web3に関しては、野村證券チャンネルをする中で投資をしていて、そこから仮想通貨やTitan Hunter、STEPN(ステップン)などのWeb3ゲームをするようになったんです。
小学生でも分かるぐらいのものがあれば良いなと思い、Web3への入り口が簡単になるように情報発信も続けています。
– CloneX以外に興味のあるNFTはありますか?
AzukiやKawaii Girlsなどの人間寄りのデザイン性を持っているNFTに惹かれますね。
BAYC(Bored Ape Yacht Club)なども気になってて、Blue chip NFTは見ていて楽しいです。
Arisaさん
- 職業:アーティスト/アイドル
- Twitter:@arisadoi7
- 好きな食べ物 : 焼き鳥
- 特技 : ネイル / ファッション全般
- 趣味 : 買い物 | ネットショッピング / キャンプ アウトドア派
- 語学:日本語
幼少期からバレエを踊り続けてきた、ARISA・MOEの2人で結成されたバレエヴォーカルユニット「POiNT(ポイント)」のメンバー。POiNTの楽曲『うさぎラビット 2023 Ver.』はオリコン1位、MVがLINE MUSICで1位を獲得。
– Web3業界にはどのように参加したのですか?
Arisaさん:今まで、オフラインでアイドル活動をしていました。
ですが、コロナ禍の影響でオフラインの場が無くなっていまい、他に何かないかなと思ってた時にWeb3に出会いました。
– 興味のあるNFTはありますか?
Galverseです。基本的に可愛いNFTが好きですね。
NFTの本場と言われるニューヨークにも是非行ってみたいなと思っています。
Moeさん
- 職業:タレント/女優/ダンサー
- Twitter:@moe_1033
- 好きな食べ物 : ゴーダーチーズ(チーズ検定保有)
- 特技: 軟体
- 趣味:ギター / 旅行 : 温泉
- 語学:日本語/英語
バレエヴォーカルユニット「POiNT(ポイント)」のメンバー。日本最古のNFTアイドルとしてWeb3領域でも活動中。Clone GirlsではCloneX#13677(画像)を担当。
– Web3に参入しようと思ったきっかけを教えていただけますか?
Moeさん:私も同じくオフラインで行っていたアイドル活動がコロナの影響で出来なくなってしまったのがきっかけです。
2020年の7月くらいにリアルでのイベントが出来なくなって、クラスターというバーチャル空間で活動していました。
– 好きなNFTは何ですか?
Moeさん:Murakami Flowersですね。
カラフルな感じが好きなのと、元々お花が好きなんです。
– 最後にみなさんの意気込みを教えてください。
CloneGirls:たくさん応援してください!Twitterのフォロワーも1万人目指して頑張ります。
Creative Team:Avaさん
CloneGirlsのCGクリエイターの1人であるAvaさんにもインタビューを行いましたので、その内容を紹介 していきます。
– 自己紹介をお願いします
Avaさん:CloneXクリエイターのAvaです。CloneVerseではUnreal Engine(アンリアルエンジン) デザイナーとして参加しています。
– CloneVerseに参加したきっかけどのような流れだったのですか?
昨年の12月にCloneXの東京イベントが開催されたのですが、そこでコンテンツ制作サポートのお誘いを受けて、そのコンテンツというのが、NFCカードをリーダーにかざすと自分のクローンが 出てくるというもので、私はそこでCG部分を担当しました。
それを拝見してくださった、絢斗さん(CloneVerseクリエイティブディレクター)にお声がけいただき、その流れでCloneGirlsの映像も自分が担当することになりました。
参考:NFTカードからクローンが出現する技術
DONE: Real-time 3D project by Tokyo@RTFKT @CloneXTokyo pic.twitter.com/mz73RLxcvm
— Asagi/アサギ東京 – RTFKT (@asagi_tokyo) December 17, 2022
– CloneGirlsの映像作成にはどのような技術が使われるのでしょうか?
Avaさん:「Unreal Engine(アンリアルエンジン)」というゲームエンジンを使います。
– 今後CloneGirlsでは、どのような取り組みを進めていきますか?
Avaさん:今後はCloneXのアバターの最適化に力を入れていきます。
運営が配布していたアバターは、実は表情があまり可愛くなかったので、まずはそこから調整していこうかなと。
モーションキャプチャーとの相性などもあって、表情作りの部分が難しい部分もあるのでアバターの最適化を行なっていく予定です。現在の完成度は20%ぐらいです。
– 好きなNFTはありますか?
Avaさん:CloneX以外だと、新星Galverseですかね。
コミュニティの皆でアニメ制作をするという目標(WAGMAA)に共感できたのと、運営主導ではなくホルダーを巻き込んでいく姿勢も良いなと思いました。
– CloneGirlsの取り組みに関して今後の意気込みを教えてください
Avaさん:ゲーム会社は多いですが、メディアアートの分野は少ないです。
実際の人間とCloneXの骨格が大きく異なるので、そのあたりを合わせるのも難しいですが、色々と実践ベースで結果を見ながら積み上げていくしかないと思っているんで、そのあたりを上手く改善できれば良いなと思います。
まとめ
今回はCloneXのIPを活用した音楽ユニット「CloneGirls」にインタビューを実施しました。
誕生から数年が経ち、市場の成長と共に一種のカルチャーとして世界的に受け入れられつつあるNFT。一部のNFTプロジェクトはブランドとしての機能を持つなど日々新たな可能性が誕生、拡大しています。
単純な二次売買だけはない、NFTを活用した新たな取り組みが世界各地で模索されるなか、最新鋭の取り組みを続けるCloneGirlsの今後に注目です。
インタビューの*後編では、CloneGirlsの姉妹プロジェクト「CloneGamers」について紹介していますのでこちらも是非ご覧ください。(*近日公開)
– CloneGirls公式リンク –
- ホームページ(CloneVerse):https://www.cloneverse.online/
- Twitter:https://twitter.com/clonegirls