米イントゥイット、テキストメッセージでのビットコイン取引の特許を取得
Crypto Times 編集部
この記事の3つのポイント!
- 米イントゥイットがテキストメッセージを利用したビットコイン取引の特許を取得
- 今回の特許取得がその他のプロジェクトにどのように影響するかは未だ不明
- Intuit (INTU) は去年より52%以上の高騰を見せている
記事ソース:Intuit Lands Patent for Bitcoin Transactions Using Text Message
米カリフォルニア州に本社を置くクラウド会計ソフト会社「イントゥイット (Intuit)」が、テキストメッセージを利用したビットコイン取引の特許を取得したと報じられました。
2014年6月13日に米国特許庁に出願された当該特許は、2つのモバイルデバイス間でビットコインを直接取引することを可能にする技術に関するものです。
それぞれのユーザーの資金を保持するP2Pネットワークを可能にし、ビットコインのウォレットを開設する必要なく、ネットワーク上で作成した簡易アカウントで送金の受け取りができます。
今回の特許取得が、テキストメッセージによるその他の通貨のトランザクションのプロジェクトにどのように影響を及ぼすかについては明らかになっていません。
同様のサービスを提供するZulu Republicでは、モバイルデバイス間でインターネットアクセスを必要とせずにライトコイン (LTC) の取引を可能にするlite.imという技術なども開発されています。
lite.imは既にPOC (概念実証) のためにメッセージングアプリ「Telegram」にて利用可能です。
ライトコインをテキストメッセージで送れるようになるプロジェクトが進行中
Intuitはすでに仮想通貨領域に進出しており、デジタル請求書によるビットコイン決済オプションを提供するPayByCoinをローンチしています。
Intuit (INTU)の取引価格は去年から高騰してきており、138ドルから211ドルと52%以上の上昇となっています。